第33話への応援コメント
こんにちは!
一気読みしましたー!通知いっちゃうのうるさいかなって思ってサイレント読みしたんですけど、フォローするの忘れてて…何かいろいろ順番狂っちゃってごめんなさい。
最初は主人公の彼女頑張ってるなぁ(だが合間に見える、ちょっと他人を思いやれない感じの発言が不穏でしたが)って思って読んでたけど、だんだんコイツやばくないか?って思い始めて…。それがぬばたま様に関係するとばっちりの呪い系なのかなって思ってたら、まさかの当事者だった!!!!
学校全体、先生までもが救いの手を差し出せないぬばたま様に、本当に孤立していく様子が憐れで、身から出たサビといえばそうなんだけど…どこにも救いを求められないっていうのが凄く堪えましたね(;´Д`)
正義を振りかざす暴力っていうのは、一番……というかかなりたちが悪いですよね。罪を認めなければ呪われずに済むかもしれないとあったけど、あんな怪異に迫られたらそりゃ謝っちゃうよ!!怖いもん(((;°Д°;))))
でも結局彼女はぬばたま様と入れ替わってしまったのですね…。ミディアムカットのぬばたま様…あぁ…。
じわりじわりと主人公に忍び寄る恐怖、というよりは、主人公の内面がじわりじわりと現れていく人間の闇を表した恐怖の方が怖かったです!
人のためと思っても、結局は自分のことしか考えていない。霊の恐怖と見せかけて、人間の恐ろしさを描いた恐怖の物語。おもしろかったです!
フォローとか星とかいろいろ順番違うけど、何か嫌な気持ちになってたら…ごめんなさい。
作者からの返信
こんにちは!
いえいえ、謝ることないですよ、むしろとても嬉しいです。
芙蓉さんの闇、小出しにしていく感じでちょっとくどいかなと思っていたのですが、楽しんでいただけたなら何よりです。このタイトルが浮かんだ時、なんとなく「主人公が酷い目にあう話」になるかなーと思ってたので、こんな展開にしてみました。
みんな我が身はかわいいもので、目の前で人が燃えていても「自分に火が移ったら嫌だから」と手を差し伸べない。差し伸べるにしても「燃えてますよ?」と教えるだけで消火活動はしない、そんなドライさ出てたらいいなと思います。こういうのの方が嫌な感じありますよね。
正義という大義名分のある悪、己を悪と自覚してない悪、怖いものです。ぬばたま様の怖さもその悪の鏡写しだからかも……? なんて、想像まで楽しんでもらえれば。
主人公の内面の怖さ、崩壊していく心の怖さ、感じでいただけたなら嬉しいです。我が身可愛さが色んな方向に出た話でしたね。絆とか仲間とか言っても、結局は自分が一番可愛い。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
第9話への応援コメント
生徒会にも何か不穏な。
次は芙蓉さんなのか、芙蓉さんも既に、なのか。
編集済
第33話への応援コメント
完結おめでとうございます!!
なるほど、お鈴がお玉になったように、三滝中学校があった場所ではぬばたま様がずっと連鎖し続けてたのかな…(だからここにしか怪談がないと)最後の種明かしはめちゃくちゃ面白かった!
これ、ぬばたま様から逃れるには自分の命で贖罪しないといけないから、どちらにしろ呪われた時点で恋本さんはバッドエンド確定だったんだねー🤔もしくは罪を認めていたらワンチャン?
微妙に予想が当たって嬉しかった!ホラーの部分は怖かったし、ちょっとミステリーっぽい要素もあって面白かったです!
作者からの返信
読了ありがとうー!
ぬばたま様の伝承はお紅からのちの世代まで連綿と続いたんだろうね。色んな時代で「ぬばたま様になってしまった」人が(生徒が?)いたんだと思う。
ぬばたま様から逃れる手は、おっしゃる通り命の贖罪か、罪を認めて償いをすることしかないので、合阪赤須昼川に責任をなすりつけて挙句水堂さんの仕返しの真似事をしているような奴には救いはなかったかも……。
さすが花さん、見抜いたね!
次はもっと頑張る……!
第33話への応援コメント
ごきげんよう、完結おめでとうございます、お疲れ様でした、そして今日まで楽しませていただきまして(怖がらせてくださいまして?)、本当にありがとうございました。
ぬばたま様になった芙蓉さんは、今も次のぬばたま様の印が結ばれるまで、学校をさまよっているんですね。こんなに恐ろしい中学校はいやです!!
こうして呪いは連鎖する、何百年も静かに、佇むようにしてこの学校に暗い影を投げかけているのだとすれば、芙蓉さんに成り代わった水堂さんは、いつかおたまさんのように何もかも虚しくなってしまうのでしょうか。
人を呪わば穴二つとはよく言ったものです。
結局、ぬばたま様は人の心に巣食う僅かなスキをついて、弄ぶような存在なのかもしれないな、とふと思いました。
ありがとうございました。
作者からの返信
ごきげんよう、こちらこそ読了ありがとうございます! 少しでも怖い話になっていれば幸いです。何だか手癖のミステリーが出ているような気もしましたが(中途半端でよくないなぁ)。
ぬばたま様に変えられた芙蓉さんはしばらく夜の学校の中に囚われますね。声も出さず、不確定でふわふわした存在のまま、誰からも声をかけられず、そして自分の居場所にはもう「別の自分」がいる。
お鈴は後悔したようですけれど、水堂さんがどうなるかはご想像の世界ですね。スクールカースト最下位からしたら誰に変われても嬉しい気はしますが。
ぬばたま様。こうしてこの町に、この学校に巣喰い続けて、愚かな人間を、子を、待っているのかも知れません。
こちらこそ、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
第32話への応援コメント
ごきげんよう、ああ、保健体育ノートだったのか、お墓の前にあったのは!
代わりに提出しにいってあげる、という行為、あれは芙蓉さんのうっかりで果たされなかったのか。挙句にそれを知らぬふりをして、その結果水堂さんが虐められたんですね。
冒頭の昔の使用人の会話が、もう、恐ろしいです。
「前の奥様」、やけどを負ったように引き攣った笑顔を見せる今の奥様。
成り代わる、とはそういう意味なのか。
作者からの返信
ごきげんよう、ちょこちょこ男女の図が出ているノートが作中で扱われていました。伏線として機能してたかなぁ……不安……。
芙蓉さんの上っ面の優しさが、水堂さんをひどく苦しめてみたいですね。実際外見上は親切で中身真っ暗みたいなのが一番タチ悪いですよね……。
使用人たちの会話も堪能していただけたようで何よりです。そう考えて読み返すと……みたいな会話になっている(ハズ)。
初本格ホラーはなかなか大変でした……。
第33話への応援コメント
完結おめでとうございます!
ラストは恋本さん自体が…!?ということかな!?呪いは呪った自分に跳ね返る、しかも恋本さんが反省せずここまで来たからこうなっちゃたのかな…彼女の考えが少しでも変われば何かまた違ったかもしれないね…
恋本さんは知らず知らずのうちにぬばたま様を呼び寄せちゃった感じでオッケイ?
結び付いちゃったような感覚があった!!
謎を追うようなミステリーもありつつなホラー、飯田さんらしいね😆
自分のことしか考えていなかったり、ましてや人のことをバカにしたり、それが何よ!なんて言ってるとロクなことないね…
教訓的なお話でもあり、ドキドキでした!!
作者からの返信
読了ありがとうー!
恋本さんがぬばたま様に……だね。分かりにくかったら申し訳ない。
上っ面の優しさに傷ついた水堂さんの復讐劇でした。
色々回収できてない伏線あるけど、まぁいっか……。
芙蓉さんは業が深い女の子でした。
最後までお付き合いいただき感謝!
第33話への応援コメント
完結おめでとうございます!
水堂さんが本当に呪ったのは……まさしく因果応報ですね。
ストレートな悪意以上に、上辺の偽善の方が恨みや妬みに繋がるでしょうね。安全圏から利用して、手を下してきた相手……
最後の最後まで、ハラハラしました!
ぬばたま様の連鎖は、今後も続いていきそうですね。
連鎖お疲れ様でした! 面白かったです!
作者からの返信
ありがとうございますー!
絶望的な状況で見えた希望を、さっと取り上げられた時にこそ恨みってあるのかなって。
ただ、反省もあって、「信用できない語り手」に「謎のカード」みたいな小説はイマイチなのかもなー、と……。
しかし楽しんでいただけたならこれ以上の喜びはございません。最後までお付き合いいただきありがとうございました!
第31話への応援コメント
ごきげんよう、なんて言ってる場合じゃないです!!
芙蓉さんじゃないけれど、何、これ何!?
まるでお母さまをだしにして、恐ろしい「ぬばたま様空間」に誘い込まれたような!
指先の黒ずみがどんどん広がって、そしてぬばたま様が芙蓉さんに乗り移ろうと迫る恐怖感!
この先、読むのが恐ろしいような、でもどうなるのか結末を見届けたい気持ちがそれ以上です!
作者からの返信
ごきげんよう、いやー、クライマックスが迫って参りました。
ぬばたま様もいよいよ芙蓉さんに手をかけようとしてますね。果たしてどうなるやら。
しのぶ様、とても的確に事件の流れを推理してくださって、さすがだなぁ、と舌を巻いておりました。
後二話で終わります。次話は少し長くなるかもしれませんので、ご無理なく。
第30話への応援コメント
ごきげんよう、芙蓉さんのお母さままで?
指の黒ずみが広がり、新月に黒く全身が覆われるのだろうな、と。罪を意識しなければ、という芙蓉さんの思考は、罪を認めてという言葉とは矛盾があるのに芙蓉さんが気付いていないのが恐ろしいですね。
新月とは、月と太陽の間に地球が割り込んで、地球からは月が真っ黒で見えない状態だとおもうのですが、罪を意識しなければ新月が来ないという認識の齟齬も芙蓉さんは気付いていないですよね。全てが、芙蓉さんをぬばたま様へと追いやるような。
関係者全員で、という決まりごとはこのおたまさんの時代に出来上がったんですね。
でもお路さんは何故この決まりを思いついたんだろう?
作者からの返信
ごきげんよう、ぬばたま様の影響が少なさそうなお母さんにまで……というよくない流れですね。
芙蓉さんは確かに解釈違いを起こしているのですが、そこのミスマッチ具合、そしてそこから来る徹底的な罪の否認なんかがよろしくないところ。果たして彼女の未来は。
関係者全員縛りは、「必要以上にぬばたま様の呪いが走ること=ぬばたま様の暴走」を止める手立て……といったところでしょうか。
人間である以上、恨みつらみはどうしても出てくるし、その捌け口としてぬばたま様はいていいが、過度に蔓延るとそれもまた問題……と、いいますかね。お路にその辺も聞いてみたいですね!
第29話への応援コメント
ごきげんよう、おたまさんの顔半分を覆うほくろが、芙蓉さんの指先の内出血なのかしら? それが新月が来れば全身を覆って芙蓉さんはぬばたま様になる?
水堂さんがぬばたま様と呪ったのは、いじめた合阪さん達だと思うのですが、そして彼女たちを痛めつけて復讐をしたのが芙蓉さん。
何故、水堂さんの呪いを芙蓉さんが代行することになったのか?
おたまさんの場合は、おたまさん自身がお鈴さんを罠にはめたのだからそうだろうなと思うのですが。
水堂さんが、どの時点で、どのタイミングで、芙蓉さんを「お前はいいよな」と思ったのか、が鍵なのかしら? となると保健ノートを取りまとめたとき?
謎が恐怖を纏っている感じがして、考えるのが怖くなりますね、凄いストーリーですよね。
作者からの返信
ごきげんよう、体が黒ずむ。だんだん染まってくる。共通点はありますね。やはりいいところに目をつけていらっしゃる。
水堂さんが呪った相手は誰か。このことを考えてみましょう。何か大事なことがあったはず……(書いたはず……書いたよな……)。
芙蓉さんが合阪さんたち3人を嵌めたのは「自分が……じゃない」を示すため。「憎いのはこいつらでしょ? 代わりに罰を下したから」。そんな感じ。でもそれは本質じゃない。だから呪いは進行する。
ちょっと分かりにくい話になったかもですね……反省。
第28話への応援コメント
ごきげんよう、木山先生が言っていた、関係者全員揃って、って言うのは、なんなんだろう? 関係者というのは誰を中心としてどこまでの範囲のひとを言うのだろう? なんて考えています。
この場合は、ぬばたま様に呪われた芙蓉さんなのかしら? じゃあ関係者はあのトリオとでも水堂さんはもう亡くなっているし、芙蓉さんとトリオが揃ったら、話をしてくれる「第三者」って誰なんだろう?
そう考えると、木山先生の言った言葉自体が信用できない気もしてきますね。
そもそもこの芙蓉さんを取り巻く空間と人間が全て異常に思えるという、恐怖感。
作者からの返信
ごきげんよう、第三者縛りはこの後概要が明かされるはずです(分かりにくかったらすみません)要は、「ぬばたま様のせいで……という人間がまたぬばたま様と契約したら……」ということに対する予防策です。恨みの矛先を分散させる。なのでこの場合の「第三者」は芙蓉さんの周りでぬばたま様の話をしている人全員ですね。
木山先生は割と親切な方です……多分。
芙蓉さんは仲間外れな分、苦労も多いですよね……。
第27話への応援コメント
ごきげんよう、冒頭の手毬歌、最後の歌詞がぞっとするくらいに恐ろしかったです。
ぬばたま様にたたられた、ではなく、かえられた。
薬井くんの男が女にになったら、という発言の意味が恐ろしさを後押しします。
村長の奥さん、おたまさん、使用人に笑顔が、って言われてましたよね。おそらく村長も自分の奥さんを見て気付いたのでしょうか。
そして遂に芙蓉さんの前に現れたのは、やっぱりぬばたま様で、芙蓉さんがぬばたま様に変貌してしまう前兆なのかしら。
作者からの返信
ごきげんよう、ぬばたま様の童謡気に入っていただけて嬉しいです(気に入って、はないのかもな)。ちょっと頑張ってみました。
さすがしのぶ様、核心を突いていますね。笑ったおたま。村長の気づき。
薬井くんのコメントも気になるポイントですね。薬井くんがいじめられそうになっていたのは、女の子ですし。
芙蓉さんがぬばたま様に。
いいですねいいですね。でもそうなると、芙蓉さんが消えたことに……?
編集済
第26話への応援コメント
正義という大義名分があれば、人はどこまでも残酷になれる生き物なんですよね。
芙蓉ちゃんが三人にしたことは、彼女にとっては「正義」だったんでしょう。
ぬばたま様から責めを負っているのは、きっとそこでしょうね。
過去エピソードのお鈴についても、秩序を乱す存在である彼女を虐げることは「正義」だった。
誰しもが犯し得る過ちですね……
作者からの返信
おっしゃる通り、正義ほど人を狂わせるものはないですよね。大義名分があれば、内的な動機がなくても外に理由がどんなことでもできる。
芙蓉ちゃんがしたことは、確かに彼女にとっては正義だったのかもしれません。
そしてその正義に縋りたくなった気持ち、理由。そこに鍵があります。
お鈴のエピソードも、おっしゃる通り人が狂った理由はそこですね。
さて、これからどうなっていくか。
第26話への応援コメント
ごきげんよう、芙蓉さんの内心での告白。前話まではひょっとしたら追い詰められた芙蓉さんが自分が企んだことだと信じ込んでしまっているだけか、とも思っていたのですが、彼女が嘘をついたと言っているそれらは本当に芙蓉さんがやったことなのでしょうか? 何も信じられないような、そう、芙蓉さんのモノローグさえ信じられない状況で、彼女が必死になって認めようとしない「真実、彼女が犯した罪」は別にあるように思えてなりません。
木山先生のここでの態度、そしてそれまでの薬井くんや西本さんの態度、芙蓉さんの周囲にいる人々は、芙蓉さんに絡むと状態異常になってしまうような、語り手の芙蓉さん視点で進む物語で、彼女を取り巻く全てが異常な状況。
これがこの物語の怖さの本質のようにも思えてきました。
作者からの返信
ごきげんよう、本作、「信用できない語り手」とモフェットさんの『謎のカード』をごちゃまぜにしたような感じになってますね(どちらも好きなのでその影響でしょう)。分かりにくかったら申し訳ない……。
彼女が嘘をついたと言っていることは本当に彼女がやったことです。彼女は合阪さんを嵌めて赤須さんを突き落として昼川さんを閉じ込めてます。彼女が犯人。
そしておっしゃる通り、彼女が否認している案件はもう一つあります。それが罪です。
モフェットの『謎のカード』、ご存知なければぜひ。芥川龍之介の『藪の中』みたいな面白い作品です。
第25話への応援コメント
恋本さん、今までと所々で何となく闇がありそうと言うかゲスそうというか、ちょっと嫌な感じを感じていましたがやっぱり…!
主人公の恋本さんがこうも追い詰められる展開とは最初は思っていなかったので、驚きつつ、これからどうなるのかどきどきします!昔話で語られる部分との関係とか、ぬばたま様が結局何なのかとか…!
お忙しいと思いますが続き楽しみにしてます!
作者からの返信
化けの皮剥がれたり、恋本。
何となく嫌な感じ出てたなら幸いですー! 中学時代に僕の周りいた嫌な奴参考にしてます(笑)
最後の章だから昔話連発します。そこからわかること、かなりあるかな……と思います。既に手がかりかなり出てますしね。
引き続き楽しんでもらえますように!
第25話への応援コメント
ごきげんよう、ううん、確かに芙蓉さん、行きつくところまで行ってしまった感がありますね。
彼女が三人組を処した、と思い込んでしまっている、それが彼女にかけられた暗示なのか、それとも真実なのかは別として、もう精神的にはボロボロの状態ですよね。
だけど、それならどうして芙蓉さんがぬばたま様に憑かれたのか? 「お前はいいよな」と妬まれるような存在だったのか? そんな存在だったとして、誰が妬んだのか? 直近で言えば、自死する際に印を結んだ水堂さんにも思えますが、水堂さんが芙蓉さんを妬んだ理由は何か? 水堂さんの机を見て芙蓉さんが何かを思い出した様子でしたが、なんだろう?
作者からの返信
ごきげんよう、芙蓉さんはいよいよですね……本作での彼女の扱い方、見直した方がいいのかな……。
『アクロイド殺し』で散々批判された、「信用できない語り手」ってやつですね。そういう意味では最後まで疑う姿勢を崩さないしのぶ様の判断はさすがです。けどまぁ、「やったと言ってるからやってる」でいいかな?
「お前はいいよな」
きっかけは些細なことかもですね。ただ、彼女にとっては大きかった。それだけなのかもしれません。
思い出したこと、最近芙蓉さんが見たものに関係あるかも……?
第24話への応援コメント
ごきげんよう、対処法自体は結構生徒たちの間では広がっているんですね。
そしてその対処法を試したということ自体も広がっているって、いったいどうやって広がったのか、放課後にノートを読んで翌朝生徒たちが知っている。これもぬばたま様のせいなのかしら?
住職さんの言葉は重みがありますが、芙蓉さんには響かなかった様子ですが、引っ掛かった水堂さんの机の件ってなんだろう? 読み返してみましたが気付かなかったなぁ、なんだろう?
作者からの返信
ごきげんよう、対処法……「対処」ですね。いい方向に行くかはさておき。対処って始末つける意味もありそうですよね。そしてその方法、広がってるということは試した人もいるんです。
また、ひとの口に戸はたてられませんので、ぬばたま様で噂の恋本生徒会長が文芸部に来た時点で、話は広がる……かも。
机の件、気づいてくださって嬉しいです! あの辺りにちらほらヒントはあるかも……。
第22話への応援コメント
ごきげんよう、木本家のお墓、そこに供えられた謎のイラストがあるノート?
現れたオカルトの存在のような女性が、何故現れたのか、何故そのノートを指し示したのか? ううん、ここへきて判らなくなりました。
でも芙蓉さんの思う善行自体が、本当に意味では善行ではない、それに彼女は気付いていないような気がして。
合阪さんトリオが受難したこと、それはぬばたま様の罰だと考えて、だからぬばたま様に終わったから静かにしてほしいと祈る、亡くなった水堂さんのお墓に。
その行為自体が、既に理論が破綻しているようには、芙蓉さんには感じられないのかしら? それほど精神的に追い詰められていると言うことなのかしら?
作者からの返信
ごきげんよう、ノート、ですね。多分見たことあるはずですし、作中でも出ているものです。
芙蓉さんは錯乱してますね。善い行い、を履き違えています。
というよりそもそも、「最初にした悪いこと」を認めてないから逆をとっても何だかちぐはぐなんですよね。不自然さ、不釣り合いさ、論理の破綻、そういうところにあると思います。芙蓉さんは何を認めていないのか。何を否認しているのか。
初ホラー、そろそろ難しくなってきた……。
第21話への応援コメント
ごきげんよう、うわあ、感情の昂ぶりだとは言え、なんだかもう言い訳が出来ない状況になったような気がします。
ぬばたま様は罰を与えるだけ、罪を認めるまでそれは続く。
芙蓉さんはもう、自分の罪も何もわからなく逢っている感じがします。
ただどんどん外濠が埋められて、気付けば二進も三進もいかない状況に嵌りこんでいて、その状況がますます芙蓉さんを追い詰めて理性が駆逐されていくような感じですよね。
昼川さんには(そして合阪さん、赤須さんも)芙蓉さんがどう見えているのか。
未だに善行を積むことを、品行方正に「視えること」と思っている芙蓉さんは、このままだと浮き上がることが出来ないような気もします。
作者からの返信
ごきげんよう、そろそろまずい感じですね……後戻りできない。
芙蓉さん、認めたくないことがあるみたいです。しかしそれを認めるまで、ぬばたま様の責苦は続きます。
苦悶の果てに彼女は理性を失って……まさにしのぶ様のおっしゃる通り。
ただ本作、ちょっと顰蹙買うような手を考えておりまして、アガサ・クリスティに対する姿勢で少し賛否が分かれるかもしれません(ネタバレかな?)
昼川さん……というか赤須さんは見たからびっくりしたんですよね。
そろそろネタがバレてきたか……。
第20話への応援コメント
ごきげんよう、ああ、芙蓉さん、追い詰められて、遂に自分から罠に嵌りに行くようになってしまったように思えます。これが、ぬばたま様の与えた罰? ぬばたま様に追い詰められて、ぬばたま様に仕立て上げられた? 鏡を見てしまいましたね。
この後芙蓉さんを待ち受ける運命を考えると、背筋がソクリとしてしまいます。
そうか、これがホラーか。
作者からの返信
ごきげんよう、そろそろ追い詰められてきましたね。罠に嵌りに行く。確かに。そんな気配があります。
ぬばたま様に追い詰められたのか、ぬばたま様に仕立て上げられたのか。
やっぱりいいところを見ていらっしゃいますね……。かないません。
このあと芙蓉さんにどんな未来が待っているのか、もう少し、ホラーな世界にお付き合いいただけますと幸いです。
第19話への応援コメント
ごきげんよう、ううん、なんなんだろう? 野田山先生は薄々判っている感じですが、いくら芙蓉さんが計算高くて内心ではしらけているような冷たくてフラットな感情を持っているからと言って、表面上は模範的な生徒会長さんに見えるんですよね。
昼川さんが屋上に締め出された、後、合阪さんや赤須さんの件を、「天罰」と言い切ってしまうのは、その意味では言い過ぎだろうしもっと言えばぬばたま様を信じ切っているようにも思えて、そこは異常なんですよね。
でも指の内出血も治って、噂も静まれば普通に戻っているように思えます(内心はまた別)。
確かに薬井くんからの情報を聞いてからの、今度は芙蓉さんが標的に思えるような噂の再発。善行が制服をちゃんと着ることならば、生徒会長もそれ以上に善行に思えるし(内心は別ですが)。
噂の核心は、生徒会長がぬばたま様となっていじめっ子に天罰を与えた、ということなんでしょうが、ううん。噂が自然発生なのか、意図的に流されたのか。野田山先生は何を知っているのか?
作者からの返信
ごきげんよう、さすがしのぶ様、いいところを見ていらっしゃいます。あとは「ぬばたま様に呪われるとどうなってしまうか」を考えるといいかもですね。
芙蓉さんは確かに表面上は理想的な生徒会長です。お腹の中は真っ黒ですけどね。そんな彼女が犯した過ちがひとつだけあります。今回の問題はその問題に端を発していると言いますか、水堂さんがいじめられたのは……? というのを考えていただければ分かるかも(ネタバレかな?)
指の内出血が治ったのは「さすがに半年も経てば怪我のひとつやふたつ綺麗に治るやろ」という飯田の忖度の結果です(笑)。でも、完治じゃないですよね。赤黒さは残っている。
ぬばたま様は罰の神です。呪いの対象が罪を認めない限り延々と呪い続ける。
さて、芙蓉さんに逃げ場はあるか……。
第18話への応援コメント
おおお、だいぶ見えてきましたね!
みんな、鏡越しに黒く染まったものを見たのかもしれませんね。
『人を虐待した』という条件は、どこまで適用されるのか。いじめは分かりやすいですが、心の中で罵った場合は当てはまる……?そのくらいみんなやってそうですけどね。
芙蓉ちゃん、次にどんな行動に出るのかしら。ハラハラしますね。
作者からの返信
確かに、見えてきましたね。ぬばたま様を調べる方法。
ただふたつとも、ある結果に行きつくという共通点があります。誰かさんはそれが見えたのかも。細かい条件がありましたね。
虐待の条件。
いじめをした。不当に扱った、罵った、侮辱した、色々ありますが、僕は割と原因を考えるクチなので、そもそものきっかけを恨むと思います。本作は僕の考え方が強く出ると思うので、そういう傾向はあるかもしれません。
気になるのはみんな「ぬばたま様だ」と言いつつもそこまで怖がっていない様子ですよね。「まぁ、そんなこともあるだろう」くらいな。そこにも若干、手がかりが?
芙蓉ちゃんに起こる変化、引き続きお楽しみいただけますように……。
第18話への応援コメント
ごきげんよう、なるほど、鏡の映り方や状態によって、判別できるということですか。
芙蓉さんが自宅で考察した通り、今のところ芙蓉さん自身が障りがある状態じゃないんですよね。
あくまでも噂話、前話のコメント返信でも頂いた通り、そう考えると西本さんも薬井くんも、そして噂話をしている生徒達も先生も、イベントを楽しんでいるような雰囲気、と言えばそれまでなんですよね。
そんな中で、芙蓉さんひとりが憑りつかれたように、気に掛けている。
それが気になりますよね。
裏サイトにあった写真、美容院で鏡越しに見た道路の向こう、そして指先の内出血。
夢に見た、お前がやったという責めるような言葉。
芙蓉さんが既に、追い詰められているように思えますね。
作者からの返信
ごきげんよう、鏡が示すところ、一つ出ましたね。「ぬばたま様かどうか」を判別する。気になるのは、二つの検査法どちらも同じ結論に辿り着いている場合がある。
そして鏡を突きつけるメッセージ性ですね。何を見せたいのか。
生徒たち。薬井くん西本さん。先生たち。
それぞれ思うところはありそうですが感覚的には「あーあ」なんです。「やっちまったな」ともとれる。そして過度な接触を避ける。
芙蓉さんだけが取り憑かれたように気にしているのも、ぬばたま様の力かもしれません。平田家のお嬢様も、視線や人影を気にしていましたしね。
けど、結局何もなかった。
彼女の名前は、気になりますけどね……。
中盤に差し掛かり、芙蓉さん追い詰められていきます。
引き続き楽しんでもらえたら嬉しいです!
第17話への応援コメント
ごきげんよう、昼川さんの怯えが学年全体に昏い影響を落している? いや、逆なのかしら? ぬばたま様に思える黒い影が校内に出没するから昼川さんが怯える?
また鏡ですね。
昼川さんは何故鏡を持っていたのか、ですよね。
西本さんと薬井くんの態度が、なんだかなぁ。知っているのに言えない、というより知っているけれど芙蓉さんには言わない、そして想像させて追い詰める、みたいな感じがひしひしと。
ぬばたま様が絡むと、芙蓉さんの周囲の人が、どこかねじが外れたようになるのが不気味です。今度は野田山先生。
普通の人は、呆れるか、胡散臭いな、って思うところを、芙蓉さんは興味深く思う。
それ自体がなんだか、既に罠にはまっているようで、いっそう不安です。
作者からの返信
ごきげんよう、昼川さんが怯えるから学校がおかしいのか、学校がおかしいから昼川さんが怯えるのか……。
自分の関係者が立て続けに「ぬばたま様らしき」存在に襲われたら……という考え方はありますね。問題は、ぬばたま様がそこまで害を為す存在ならもっと怖がられてると思いますよね。でも生徒たちは「あーあ」くらいの感覚でいる。どこか他人事、そして他人事の範囲なら近づかない。
西本さんと薬井くんも、「直接的に絡むとまずい」ことを知っているからこその態度なのかもしれません。
多分、ぬばたま様は一種のエンターテイメントになっているのかもですね。何をどう楽しむのか、はさておき……。
第16話への応援コメント
ごきげんよう、ううん、髪を切ることで、ぬばたま様のビジュアルイメージから遠ざかったから? そして徐々に髪は伸びていき、それが最後の噂の再生?
赤須さんが怯えているのがやっぱり気になりますね。
芙蓉さんに何を見ているのか。彼女には、芙蓉さんがぬばたま様に見えているのか?
逆に芙蓉さん自身も悪意の籠った視線を感じている、これもまた逆説的な感じがして気になりますよね。
三隈さんの可愛い悩みに、芙蓉さんはドライで、表面だけを取り繕うようにして内心しらけているようですが、そんな鬱屈が悪影響を及ぼすのかしら?
色々と気になることがあるのに、全てが些細で追及のしようがない。
それこそがぬばたま様の、罠?
不安感と不穏な雰囲気が募りますね。
作者からの返信
ごきげんよう、またしても返信遅れまして申し訳ないです。
髪を切る。大事なポイントです。覚えておいていただけますと幸いです。そういえば、作中でぬばたま様の容姿……見た目について言及されたことがありましたね。それがヒントになるかもしれません。
見えていても、見えていないことにする、ということが人にはございます。視界に入ってもそれを否定していれば見えていないのと同じ。
この回では芙蓉さんのしらけた内面が露になりましたね。こういう人の気持ちに鈍感なところ、冷めているところが悪い影響を及ぼしている……のかもしれません。
些細な違和感、そういうのが一番怖いですよね。ヒヤリハットというか(しらけてしまうか)。
ぬばたま様の存在はシンプルなはずです。罪を罰する。
芙蓉さんの罪については既に触れていますが、あんまり印象が薄くてもあれなので、もうちょっと深堀してみるかなぁ。
第15話への応援コメント
ごきげんよう、赤須さん、かなり具体的な情報を出してくれましたけれど、水堂さんが契約してぬばたま様になり、苛めていた合阪さんや赤須さんに復讐、というのは、とても明快なストーリーなんですけれど、それだけじゃない感がひしひし。
鏡がキーワードのようですね、ぬばたまかがみの件もありますし。
赤須さんは芙蓉さんに何を見たのか、まさか水堂さんが芙蓉さんに憑依している?
指の内出血の黒が気になりますよね。
そして芙蓉さん自身、初めて、直接ぬばたま様を目撃?
水堂さんとは何の関連もない筈の芙蓉さんが、何故?
芙蓉さん、数学女子ですか。
論理的で合理的で、それでいてロマンティスト、というのが数学に対するイメージですね。
作者からの返信
ごきげんよう、ますます謎が深まってきましたね! 赤須さんから聞き出せた情報、手掛かりになるのか……。
これは僕の勝手な感想ですが、いじめてきた奴ももちろん憎いのですが、発端になった奴も憎いですよね。僕はかつてクラスメイトのある人の軽い発言がきっかけでいじめられたことがありますが、あの時はあいつが憎かったなぁ。
鏡、はキーワードと言いますか、ヒントです。それを使ってでしか見られないもの。
指の内出血気になりますね……さすが、いいところに目をつけていらっしゃる。
水堂と芙蓉の線が繋がっていない様子。実はその関係性は既に書いたので、読み返せば分かるかもです。
数学女子、個人的には好きですが、ちょっとドライなところもありそうですよね。
このところお返事が遅くなりましてすみません。少し体調を崩しておりまして(持病の方です)、ご容赦いただけますと幸いです。
第14話への応援コメント
ごきげんよう、新しい謎が提示されましたね。
おしゃがれさん。冒頭の大火が起きた土地のお寺の住職さんからぬばたまかがみを聞けましたが、おしゃがれさんからぬばたま様が出てきたことと佶谷寺の大火の関連、そして盗みを働いた女性、村長の奥様(飢饉の後から部屋に引き籠っていましたよね)の笑った顔?
ううん、ここへきて続々と提示される新事実が、物理的合理的な事象とスピリチュアルっぽい事象が混在していて、ますます謎は深まるばかりですね。
ただ、思わせぶりで芙蓉さんを追い詰めようとしているように思える、西本さんと薬井くんが、いっそう不気味です。
赤須さんから何か聞き出せるのか? いや、もう聞き出さない方がいいと止めたくなります。
作者からの返信
ごきげんよう、おしゃがれさんが出てきました。
お寺との関連性について。
屋敷を追い出された女は寺から来た。
寺では大火があった。
このふたつを把握していれば大丈夫そうですね。
笑った顔も大事です。要は表情が変化した時に何があったかですね。そういえば奥様の顔について言及したことが過去にありましたね。
ぬばたまかがみ。
鏡、が大事そうです。それを使わないと見られないものが手掛かりです。
西本さんと薬井くんも何か知ってそう……ですが、彼らは芙蓉さんと近しいだけの、一般的な生徒なのかもしれません。
果たして芙蓉さんは赤須さんから、何か聞き出せるのか……。
第13話への応援コメント
ごきげんよう、合坂さんは、こう言っては不適切かもしれませんが災い転じて、ということなんでしょうね、水堂さんの件もあるからそれはそれでちょっと首を捻ってしまうところもありますが。
でも続いて赤須さん、ですか。
この、一旦落ち着きかけた頃に次の……、となるのが怖い。
芙蓉さんは、当初落ち着いていて冷静で、計算高さすらあった性格が、ことぬばたま様に関してだけはヒステリックになってしまうのが、読者に自然と受け入れられてしまうのが凄いテクニックですよね。
西本さんと薬井くんもまた、ぬばたま様に関しては別人のような、芙蓉さんを追い込む狩人のようになるのがまた、恐ろしさを倍増させますね。
芙蓉さん、遂に足を踏み入れてしまいましたが、何が起こるのか、ドキドキします。
作者からの返信
ごきげんよう、合阪さんは合阪さんで、苦しむことになると思いますよ。心の傷は簡単には治りません。多分。
赤須さんのトラブルも、ぬばたま様が関与しているのでしょうが、果たしてそれがどんな意味を持つか。
芙蓉さんはノイローゼになってる節ありますね。特にテクニックなどはないのですが、確かに僕の気持ちも芙蓉さんと一緒にクラクラきてるかも。「ぬばたま様」って気づいたらつぶやいてますしね。
この「ぬばたま様」、本当にある日唐突に降ってきたワードで、自分でもホラーな感じ体験してます(笑)。
さて、いよいよ一歩踏み出しますが、果たして……。
第13話への応援コメント
恋本さん、あなた憑かれてるのよ……
冗談はさておき。
いよいよ真相に迫ってきた感じがしますね。
自然公園や祠のじっとり暗い嫌な感じが伝わってきました。
こんなところで一人でいる時に急に声かけられたら心臓止まりそうです……( ;´Д`)
続きが気になります!!
作者からの返信
取り憑くろえない疲労感……(笑)
だんだんぬばたま様に近づいてきました。
横浜の方とかそうなんですけど、こういう自然公園山ほどあるんですよね。手入れせんかいって言いたくなる公園。これだから横浜は……(横浜は仮想敵国)。
声かけられたらビビりますよね。悪いことしてなくても、普通の場所でもいきなり声をかけられたら警戒心マックスになると思います。
次話、章を挟みますので昔の話から。そこからもぬばたま様を読み解けます。
引き続き楽しんでいただけますように!
第12話への応援コメント
合阪さんの「気を付けて」「ちゃんと考えてみて」が意味深ですが、彼女がこれを発した時、芙蓉ちゃんのことを見てなかったんですよね。それもまた、ぬばたま様の影響なのか……?
黒塗りの写真、シンプルに怖いです。これなら普通の死体が写ってた方が安心できる(><)
作者からの返信
おお、すごいところ見てる。
確かに腰のあたりに目をやってるだけで、直視はしてませんね。直視できない何かがあったか……。
「気を付けて」「ちゃんと考えてみて」
この時点ではまだチャンスがありそうなんですよね。生存ルートの。
黒塗り写真効果あるみたいで安心……。よく心霊番組なんかである歪んだ写真にインスピレーションを受けました。
あとうち、父親が写真関係の仕事してるんですが、たまーにこういう写真撮れるみたいで、そんなエピソードもあってこんな場面が生まれました。
死体があるはずの場所が隠れてる、のも恐怖に繋がってる、のかな。
第12話への応援コメント
ごきげんよう、水堂さんのご遺体の写真が裏サイトとはいえ流通していること自体、異常事態ではありますよね。
それが黒く潰れている、藥井くんの話では、死者がぬばたま様を呼ぶ、となると印を結んでその名を呟いて亡くなった水堂さんのご遺体が黒く潰れている、その意味?
合阪さんは芙蓉さんを見て、取り乱さなかったということは、彼女の眼には芙蓉さんはぬばたま様とは捉えられていなかった、ということに思えますが、最後しっかりと睨みつけていたということは芙蓉さんにぬばたま様が近付きつつあると思ったのかしら?
気を付けて、ちゃんと考えてみて、という警告が意味するもの。
直接的に水堂さんの自殺には関係ない芙蓉さんが気を付けなければならない意味。
「お前はいいよな」と妬まれる要因?
深まる謎、そしてじわじわと広がる不気味な状況と、高まる恐怖感、素晴らしい展開ですね、凄いです。
作者からの返信
ごきげんよう、よく怖い話のドラマなんかで見る演出で、「写真が歪む」というのがありますが、僕は今回「写真を黒く塗りつぶす」感じにしてみました。初めての試みなのでちょっと緊張しておりましたが、上手く作用していたなら嬉しいです。
「ぬばたま」は黒を意味するので、この塗り潰れた水堂さんはもしかしたら……? でも、「気を付けて」「ちゃんと考えてみて」の意味するところは?
フラグは既に立てているつもりですが、まだ読者の誰も気に留めていない辺りちょっと弱かったのかもですね。立て直すかな……けど露骨でもよくないしな……。などと思う夕暮れ。
「お前はいいよな」
「お前の立場なら」
「俺と替われよ」
そんな恨み、かもしれませんね。
展開を褒めてもらえると嬉しいです……! 何回も話しているかもですが、本格的なホラー初めてでドキドキで……!
第11話への応援コメント
ごきげんよう、ああ、なんだか芙蓉さんがもう引き返し不能地点を今にも超えそうで、怖いです。っていうか、もう超えている?
彼女がもう、ぬばたま様に憑りつかれているかのような、狂気にも似た執念さえ感じられますね。
そして周囲の人々も、彼女から距離を取り、そして親しかった人々は、芙蓉さんをぬばたま様へ追いやろうとするかのような行動を取るのが、余計に恐ろしい。
藥井くんはひょっとしたら、ぬばたま様に操られて、以前の西本ちゃんもそうでしたけれど、ぬばたま様へと芙蓉さんを追い込んでいるような気がして。
作者からの返信
ごきげんよう、芙蓉さんはだんだん良くない方向に進んでいますね。爪先くらい、越えちゃったかな?
よそものの彼女はぬばたま様について知らない。そして知らないことは気持ち悪い。そのストレスを解消したくてどんどん深みに……。親しい人も彼女をぬばたま様の方に追いやっているように見える。いいですね、言われてみたら確かにそう。
薬井くんの不気味な感じも、もしかしたらぬばたま様に操られて、のことなのかな。彼の顔は、本当の顔なのか。
先も楽しんでいただけたら幸いです。
第10話への応援コメント
ごきげんよう、うわあ、物語の展開が、あまりにもリアルで怖さレベルがぐんとアップしました!
本当に地方史、地方の民俗学にありそうな、普段なら眉唾って思っちゃうような、でも探せば本当にそんな資料があるかもしれないと思わせるリアリティ。
御滝村が実多木だったり、飢饉の話だったり、カニバリズムの話だったり。
資料掲載の事項が事実かどうか別にして、そんな資料は確かにあるのだと思わせるリアリティが背筋を凍らせる物凄いホラー・テクニックに感動しました。
私もその日一日の出来事で、特に失敗したこととか疑問に思ったこととか、帰り道でついつい口に出ちゃうなんてよくあります。
誰かが近くにいて気付かなくて、聞かれたかも!? なんて顔を赤くすることも。
芙蓉さんもそんな感じかしらと思っていたら、知らぬうちに唱えているなんて、もう恐怖ですよね、自分も無意識の内にぬばたま様に侵食されてしまっているようで。
お前いいよな、は羨望と言うより、妬みとか嫉妬のような感じもしますよね。
妬みとか嫉妬、僻みならば、それが羨んだ人への悪意にすり替わるのかもと思うとやっぱりゾッとしました。
自分は当たり前のことだと思っていることが、そうじゃない人からは「どうしてあのひとは上手くやれるんだ」みたいなねっとりとした視線を向けられているようで。
作者からの返信
ごきげんよう、よかった……こういう肝心なところに迫る回はややもすると模擬的なネタ明かしになってしまって冷めないか心配でした。上手く機能したなら何より……!
くぉはらみたいに、僕ももともとこういう民俗学的な話は好きなので、ちょっと頭を捻ってそれっぽいものを書いてみました。いくつか伏線も散りばめておりますのでお忘れなきよう。
何気ない、無意識の行動に出てくるものってありますよね。『試着室で思い出したら本気の恋だと思う』のホラー版みたいな状況を考えてみました。
僕も一人反省会はよくするクチなんですが、あれ、やり過ぎると病むんですよね……お互いほどほどにしましょう。
「お前っていいよな」
言い換えると、
「いいご身分だな」
かな?
立場が変われば見えた、そんな何かを見たくて、羨むのかも。
引き続き楽しんでもらえますように!
第9話への応援コメント
ごきげんよう、西本さんに続いて薬井くんも……。
力尽くでも、と芙蓉さんが考えてしまう、これって、黒い影がまるで芙蓉さんを誘い込んでいるような、追い詰めているような、静かな恐怖、不気味さを感じさせますよね。
黒い影の目撃された箇所が、芙蓉さんの見回りルートと被っているようにも思えますし、芙蓉さん、もうこれ以上深入りしちゃ駄目! って言いたくなってきます。
けれど、芙蓉さんと水堂さんの直接的な絡みはないし、もしもぬばたま様が芙蓉さんを狙って(?)いるのだとしたら、じゃあ何故芙蓉さんを?
作者からの返信
ごきげんよう、しのぶ様。
やはりいいところを突かれるので、僕そろそろ隠すのが難しく……。
でもまぁ、肝心なところまだバレてなさそうだしいいか……時間の問題な気はしますけど……。
しのぶ様の着眼点の素晴らしいところは「出現スポット」ですね。伏線拾っていただけて本当に嬉しい……! このまま上手いこと機能しますように!
水堂さんと芙蓉さんの接点については、実はもう触れてます。読み返されると隠し通せるか分かりませんが……。
引き続き楽しんでもらえますように!
第8話への応援コメント
芙蓉さんの主観で進んでいるから、芙蓉さんがどう見られているか、さっぱりわからないのもなんだか不穏ですね。
西本さんもそうだけど、同じ生徒会のメンバーも、なんだか踏み込んでいないというか、上っ面だけの薄い関係のようで、なんだか不穏。芙蓉さんにとっては、その程度の繋がりでいいんでしょうけど(なんだかんだでみんな見下していそうだし)、とんでもないしっぺ返しがありそう。
作者からの返信
さ、さすがヒサ姉……いい視点だぜ……。
本作を一人称にしたのは、僕が元々一人称が得意だということと、視野を狭くすればそれが恐怖の演出になりそうだというこの二点が挙げられる。
そう、芙蓉さんがどう思われているか分からない。確かに……!
第8話への応援コメント
ごきげんよう、冒頭の挿話、飢饉のときの村の長の家の様子。
奥さんが病気で部屋に籠って出てこない、前回の最後の一文を思い出しました。
奥様がぬばたま様になりかかっている?
そして今回の合阪さんの反応。
ぬばたま様来ないで。
あれはひょっとして芙蓉さんを見てそう叫んだのだとしたら?
もう恐ろしさが120%です。
西本さんも、まるで取り憑かれたように、見舞いを強行しましたし、受付の看護師さんもスルーで通してくれて、そして別の看護師さんに怒られた後の、憑き物が落ちたような西本さんの様子。
まるでぬばたま様に操られたような、そしてぬばたま様(=芙蓉さん)を合阪さんに会わせるのが目的のような……。
なんだかぬばたま様の恐ろしさの本質が徐々に明らかになっていくような気がしますね。
これからどんな方向へ進むのか、想像するだに恐ろしいです。
が、次回をドキドキしながらお待ちしていますね。
作者からの返信
ごきげんよう、奥様が部屋から出てこない、そしてその後の容態。ぬばたま様になりかかってる。いいご指摘ですね。
芙蓉さんを見て「ぬばたま様だ」と思ったのではないかというのもいいご指摘。さすがです、しのぶ様!
怖がってもらえている……よかった……不安だらけの本作……。
西本さんの取り憑かれたような言動、謎の看護師、憑き物が落ちたような西本さん。どれもちぐはぐで不自然、まるで大きな何かが、何かを目的としていそうな……。
ぬばたま様の本質、楽しんでいただけたら。また少し先でヒントが出ますので、推理してもらえると幸いです!
第7話への応援コメント
ごきげんよう、ううん、ぬばたま様は甦る、ですか。
何かが起きて、印を結んでぬばたま様と口にすると、ぬばたま様が現れる。
それは神様や妖怪のように普段隠れているのが現れるのではなくて、その時によみがえって「何かの姿」で現れる、のかしら?
やはりここでも黒い、何か。
それが髪や姿が黒いのではなくて、心が黒い、だとしたら……。
うう、やっぱり、ぬばたま様が憑りつくのって……。
芙蓉さんの指先が気になりますね。
これ、凄く怖い。
静かに侵食していく感じが。
作者からの返信
ごきげんよう、ぬばたま様の気味悪さ、感じていただけて嬉しいです。蘇る、確かにそうとも取れますね。僕の書き方悪い説、あるかも……。
隠れていたものが姿を現す。その説も頷けますね。
「ぬばたま」の意味が分かる回でした。「黒い何か」。心が黒い。いい表現ですね。感じ方も繊細。さすがしのぶ様。
皆様ぬばたま様の取り憑く先は見えてきているようですね。その通り、なのですが、ぬばたま様の呪いの果てが本作の謎に当たるところ、かな?
怖がっていただけて何より……本格的なホラーは初めてでして。ドキドキしながら書いてます。
楽しんで(怖がって?)もらえるよう、これからも頑張ります!
第6話への応援コメント
皆が皆ぬばたま様のせいにしているのも怖いんですが……
合阪さんのスマホで本人に成りすまして書き込みした誰かが存在することは確実で、それは彼女がその時間帯に森にいることなどを知っている人なわけで……
芙蓉ちゃんが聞いた「ざまあみろ」は、どこから聞こえた声なんでしょうね。指の内出血が気になります。
作者からの返信
ぬばたま様の存在が受け入れらているんですよね。怖いところ、かも。
人為的な気配があるところ、気づいていただけて嬉しいです。もしかしたらすずめさんこの後の展開分かってしまっているかも……期待に沿えなかったら申し訳ありません……。
「ざまあみろ」、声の主、誰の言葉か……クラスで聞こえた声なら誰の声か分かりそうですよね。指の内出血も、じわじわ迫るホラー要素の一つになれば……。
第6話への応援コメント
ごきげんよう、ついに実害が出てしまったのか?
この合阪さんを襲った事件が、ぬばたま様の呪いかどうかはもちろん検証不能なんでしょうが、なにより学校の空気がもそれ一色に染まってしまっているのが不気味ですよね。
そして三人を気遣うとして常に監視の目を光らせている芙蓉さん。
耳にするぬばたま様の目撃の場所が、なんだか生徒会が見回っている場所に重なっているような気がして、そして黒い女。黒い……。指先の内出血から黒く染まる。
先日のコメントへ返していただいた内容を思い出して、ぞくっとしました。
うわあ、もしもそうなら、こんなに恐ろしいことはない……。
今年も1年、様々な物語で楽しませていただき、ありがとうございました。
どうぞ来年が飯田さまにとって素敵な1年になりますように、お祈りいたしております。
来年も仲良くしてくださいね。
作者からの返信
ごきげんよう、ついに実害が出ましたね。ぬばたま様の呪い……なのだろうか……。
学校でもぬばたま様の気配がささやかれています。みんなが知っているようで知っていない、そんな存在、ぬばたま様。芙蓉さんが監視の目を光らせている中、各方面から聞こえるようで……。
もう少ししたらぬばたま様のことについても触れますのでお楽しみに。謎の怪異、どんな存在なのか?
しのぶ様には感謝しっぱなしです……! 本当に、色々な話を読みに来てくださって、しかも素晴らしいコメントや星までいただいて、感無量でございます。しのぶ様も素敵な2023年を迎えてください! お互い楽しい一年にしましょう!
こちらこそ、来年もよろしくお願いします。一万年愛してる!
第33話への応援コメント
最後まで読ませていただきました!
今回の主人公ちゃんは、名字も名前も可愛い子だな~ふふふ( ᷇࿀ ᷆ )♡と和やかな感想を抱いた2話から、深すぎる闇へ一気に突き落とされ、人間の心の後ろ暗い部分を、徹底的に味わわせていただきました。すっごく怖くて面白かったです……!一連の騒動の犯人は、やはり彼女だったか……夢中になって、気づけば一気に読み終えていました。他のお話を拝読するときにも思いましたが、飯田さんのお話は没入感がすごくて、読書の醍醐味を思い出させてくれますね。
ラストの一文にも、ぞわわっとしました!こういう終わり方、とても好きです。良い時間を、ありがとうございました!(*'ω'*)
作者からの返信
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
そうなんですよねー、名前はかわいくできたんですけど盛り付ける皿を間違えた感じありますねー(笑)。ちょっとギャップは狙ってみたんですが……。
没入感お褒めいただき嬉しいです。僕の界隈はややもするとドライになりますからね……世界観に入り込めると言っていただけるのは最大級の褒め言葉でございます。
ラストはこうしよう……って最初から決めてて、ここめがけて書いていたのでラストのあれ気に入ってもらえて嬉しいです!
こちらこそ、ありがとうございました!