芙蓉さんの主観で進んでいるから、芙蓉さんがどう見られているか、さっぱりわからないのもなんだか不穏ですね。
西本さんもそうだけど、同じ生徒会のメンバーも、なんだか踏み込んでいないというか、上っ面だけの薄い関係のようで、なんだか不穏。芙蓉さんにとっては、その程度の繋がりでいいんでしょうけど(なんだかんだでみんな見下していそうだし)、とんでもないしっぺ返しがありそう。
作者からの返信
さ、さすがヒサ姉……いい視点だぜ……。
本作を一人称にしたのは、僕が元々一人称が得意だということと、視野を狭くすればそれが恐怖の演出になりそうだというこの二点が挙げられる。
そう、芙蓉さんがどう思われているか分からない。確かに……!
ごきげんよう、冒頭の挿話、飢饉のときの村の長の家の様子。
奥さんが病気で部屋に籠って出てこない、前回の最後の一文を思い出しました。
奥様がぬばたま様になりかかっている?
そして今回の合阪さんの反応。
ぬばたま様来ないで。
あれはひょっとして芙蓉さんを見てそう叫んだのだとしたら?
もう恐ろしさが120%です。
西本さんも、まるで取り憑かれたように、見舞いを強行しましたし、受付の看護師さんもスルーで通してくれて、そして別の看護師さんに怒られた後の、憑き物が落ちたような西本さんの様子。
まるでぬばたま様に操られたような、そしてぬばたま様(=芙蓉さん)を合阪さんに会わせるのが目的のような……。
なんだかぬばたま様の恐ろしさの本質が徐々に明らかになっていくような気がしますね。
これからどんな方向へ進むのか、想像するだに恐ろしいです。
が、次回をドキドキしながらお待ちしていますね。
作者からの返信
ごきげんよう、奥様が部屋から出てこない、そしてその後の容態。ぬばたま様になりかかってる。いいご指摘ですね。
芙蓉さんを見て「ぬばたま様だ」と思ったのではないかというのもいいご指摘。さすがです、しのぶ様!
怖がってもらえている……よかった……不安だらけの本作……。
西本さんの取り憑かれたような言動、謎の看護師、憑き物が落ちたような西本さん。どれもちぐはぐで不自然、まるで大きな何かが、何かを目的としていそうな……。
ぬばたま様の本質、楽しんでいただけたら。また少し先でヒントが出ますので、推理してもらえると幸いです!
取り憑かれてる系かなぁ、もしくは生まれ変わっている系かなぁ。
芙蓉さん、いい性格してるな。褒められる良さじゃないけど。
作者からの返信
ほうほう、いいところを突いてくるね。果たしてどっちでしょうか。
芙蓉さん気に入る人多いな(笑)。何でだろ。ハッキリ悪だからだろうか……。