Episode.13 Caution
宏美がテーブルを拭きながら……
「……私、思うんだけど、めぐみは『名前を変えたい』って気持ちが強すぎて『結婚して』って連発しすぎなんじゃないかなあ?」……と言った。
「え? ダメなの!?」
「『ダメ』って断定は出来ないけど、普通、めぐみみたいに可愛い女の子は、自分から『結婚して!』なんて言わないよ」
マジ〜⤴!?
「人によっては『これは冗談か? ドッキリか? あるいは何かの罠かな?』……って思うんじゃないかな」
……宏美に言われてハッとした。 確かに、そう言われてみれば『結婚して〜!』って言い過ぎてたかも!
私は宏美の手を取って「ありがとう! ありがとう!」 ……と、何度も何度も、お礼を言った。
『パチパチパチ』……いつの間にか戻って来ていた
ありがと、宏美、瀬楠!
よーし! そうと決まれば
……楽しい時間はあっという間に過ぎ、お開きの時間になった。
私は二人と固い握手を交わし、お別れを……
そうだ! 『忠告』を忘れてた!
私は二人の間に入ってこう言った
「……子供が出来ても『
……二人が大爆笑した!
笑かすつもりじゃ無かったんだけど……
まあ、良っか! 『笑う門には福来る』って言うもんね♡
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます