Episode.34 New challenge!
チャミさんのお家にお邪魔してから数日後、幸せに
「さえこ〜、忙しい〜〜?」
『いいえ、今日はチャミさん『特別授業』で、生徒さんに武道を教えてるから、私は暇よ〜』
え〜! ぶ! ブドウ!? チャミさん農園経営してるの!?
『違う違う! 武道! 剣道とか柔道とか……あと歴史とかも教えてるの』
……あんなに優しそうなお爺さんが剣を振り回すの!? 見かけによらないものだ。
……さて、それはそうと……
私は『
……今考えると、私が『好き』って思えたのは高校の同級生だった『
『恋』って……どうすれば出来るのか、冴子に率直に聞いてみた。
冴子は『私、めぐみに偉そうな事を言えた立場じゃないけど、1つだけ言わせて貰うとするなら……めぐみは『恋愛を求めない方が良い人』なんじゃないかって思うんだ』と言った。
え!? ど! ど~ゆ~こと!?
『私ね、めぐみは何もしなくても男性が言い寄って来る
……はい……思い出したくも無いけど忘れられない、あの事件たちですね……。(本編、過去のEpisodeをお読みいただけましたら幸甚で御座います🙇🏻♂️)
『めぐみの趣味って何?』
……!
私の趣味……か……。
ウィンドウショッピングとか女子会とかカラオケとか……
ウィンドウショッピング:男性が
女子会:趣味って言える?
カラオケ:……
カラオケ!
「私、カラオケ大好き! これって趣味になるかな?」
『カラオケ! 良いじゃない! 立派な趣味よ~!』
「でも、カラオケしてるだけで出会いなんてある~?」
『めぐみ! その考えを変えなきゃ! 出会いを思考の中心に持っていてはダメよ! 先ずは、自分が心の底から楽しむこと!』
「そ、そうね! うん! 楽しむ!」
『今度時間がある時に一緒に行こうか! ……チャミさんも誘って良い?』
「もちろんよ! ……むしろ付き合わせちゃって申し訳ないな~」
『とんでもない! 私も楽しみよ!』
……その後冴子とカラオケの日時を決めて電話を切った。
なんか、ものすごくワクワクして来たぞぉ~(^^♪
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