Episode.15 Secret service
「ふえぇぇぇぇ~~~~~ん! ……私、もうお嫁に行けない〜〜」
「お〜、よしよし……可哀想に……」
親友の冴子が頭をポンポンしてくれた。
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冴子と待ち合わせをして、またいつもの女子会をした。
私が運転手付きの高級車で待ち合わせ場所に現れたので、冴子はかなり驚いていた!
「じゃあ、お帰りになる時、ご連絡をお願い致します!」……と、運転してくれていた女性が、私に45度の角度で敬礼をしたので、冴子は更にびっくり!
「めぐみ? ……何がどうしてこうなってんの?」……当然ながら、冴子が目を真ん丸くして聴いてきた。
……前回の『Episode.14』で、私が原因で暴動が起きてしまったため、その
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「それにしても、めぐみが、あの暴動の発端だったとはね……」
「ふえぇぇぇぇ~~~~~ん!」
「あ〜! ごめんごめんごめん! ……私も驚いちゃったもんで」……と言って、また頭をポンポンして慰めてくれた。
「暴動の元凶になった女なんて、みんな怖がって、テロリストか軍隊くらいしか相手にしてくれなくなっちゃうよ〜〜(泣)」
「それは大丈夫でしょ〜? ……私だって知らなかったんだから、身バレさえしなければ問題無いよ! ……あ〜あ〜、
……私が人目もはばからず、鼻水まで垂らして号泣してたから、冴子がティッシュで拭いてくれた。 恥
「……男って
「『結婚して』って言ったら男が逃げちゃうし、言わなかったら暴動が起きちゃうんだとしたら、私は一体どーすれば良いの?」
冴子も頭を抱えて、必死に考えてくれている。
「う〜〜〜ん……『暴動』……『テロリスト』……『軍隊』……か……」
やだぁ〜〜! 冴子、思考がおかしな方向に向かって無い!? ……まさか『傭兵になれ!』とか言い出さないわよね!?
「ふっふっふっ」
……な! 何!? その笑い……(汗)
「めぐみ……良い事を思い付いたわよ!」
……!?
……さて、冴子の笑み……そして彼女の言う『良い事』とは? そして私……『
……次回 Episode.16 『Operation“JP”』……お楽しみに! ← 引っ張る〜(笑)!
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