概要
異星の風が君に吹く
恒樹はある日、異星人の旅行者をホストとして迎えることになる。九洞と名乗るその“ひと”は三年前に消えた後輩と同じ姿だった。*綺想編纂館(朧)様(@Fictionarys )による企画「文披31題」参加作品
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- ★★★ Excellent!!!その出会いは偶然だったのか
宇宙人が地球でホームステイしている近未来。
主人公は宇宙人をひとり、自宅に受け入れる。
しかし、主人公はその姿に動揺を隠せない。
人間の姿に擬態していると思われるその宇宙人は、数年前にいなくなってしまった友人の姿にそっくりだった……
こんな導入で始まる物語は、なぜ「彼」が友人の姿をしているのか、その謎をつねに頭の片隅に抱えつつも、ホームステイらしく「現地を案内する」日々が続きます。
たまたまどこかで知り合ったときに姿を真似たのか?
憑依しているのか?
……それとも……
生死を研究しているというその宇宙人は、地球でなにを見いだすのか?
後半になるにつれ、明かされる「姿」の謎。
衝撃的であり…続きを読む