【一旦完結】破滅掌者の救誓譚〜神の力を手にしたから、日常の傍で世界を救う〜

企画への参加ありがとうございます♪
まだ読み始めたばかりですが、言葉ひとつひとつの描き方が心地良く、加えてストーリーも引き込まれる内容なので時間を忘れて読み進めてしまいそうな作品です。
ゆっくり読んでいこうと思います！

人助け激熱主人公と責任感強ヒロインが合わさり面白読みやすい熱ラノベが完成してしまった
キャラクターがしっかりしている中話の筋は王道なのでサクサクと読めてしまう。王道というのは読んで「これだよ！」と膝を打つ楽しさが必須だが、この作品は見事にそれを満たしている
こういった王道から逃げずに創られている作品は読んでいて大きい満足感がある

　「動画」とか「他の人のレビュー」をみて、なんだ「王道のファンタジー」じゃん。と油断してはいけないです。この物語は「かなり」哲学的な物語です。あ、いや、文章の中でナカナカそう見せないのが、まぁ、作者のうまい所なんですが、「ロゴス」なんて言葉を聞かされたら、そりゃ、まぁ、「哲学」好きだな、この人、って察しがつきますけどね。

　多分、着想は「新約聖書「ヨハネによる福音書」第1章」だと思うんですよ。そうそう有名な「はじめに言葉ありき、言葉は神なりき」というヤツです（あってますよね？）。そうキリスト教だと、天地創世は神の言葉、いわゆるロゴスから始まったことになってますからね。もう、この時点で「作者…続きを読む

本作は現代を舞台として、ロゴスと呼ばれる言葉の力をめぐる少年と少女の物語です。

幼い日のトラウマから無力感に苛まれながらも人助けに精を出す主人公でしたが、あるとき公園でドラゴンと対峙する少女に出会ったことから、彼の数奇な運命が幕を開けることになるのでした。

現代ファンタジーであり、世界の裏で蠢く陰謀に立ち向かうものであることから、王道作品が好きな方に特にお薦めです

動画を見てから読み始めたのですが大正解でした。
というより、動画が普通に宣伝PVとして見入ってしまいます。

言葉を能力として扱う現代ファンタジーですが、テンポの良さが熱量を上げる原動力としてとても見事に機能しています。

ロゴスやフラグメントという造語も熱量を上げる役を担っており、言葉で戦う物語を書いている作者さんらしいセンスだと思います！
漢字にふるルビがとても好みなので、読んでいてその言葉が出てくると思わずニヤけてしまいました！

少年誌にあってもおかしくないとても熱い物語をぜひ読んで頂きたいです！

「言葉」にフォーカスした能力の設定が奥深く、面白いです。
ラノベらしい熱い展開と盛り上がりがあって、能力バトル系のライトノベルが好きな方にオススメです！

これぞライトノベル。といわんばかりのテンポのよさ読みやすさ、超能力の設定から物語の展開まで十代の少年少女が楽しく読めるだろうと思える冒頭内容でした。今これを書いている時間的にちょっと頭がキッツイのですが、困りごとをほおって置けない主人公に、組織として真面目に取り組もうとするヒロイン。その掛け合いがきっと物語を成長させていくものだと思います。

他の方々のレビューの二番煎じとなりますが、こういうファンタジーが読みたかったという感想を抱きました。
設定がかっちりしており、コシのある文章、ワクワク感のある用語など、ややSFに通じるかも知れません。90~ゼロ年代初期のファンタジーを思い起こさせます。
砕けた文体のファンタジーが悪いとは言いませんが、最近のファンタジーに物足りなさを感じる方、昔の感覚を思い出したい方におすすめです。

　他の方もレビューで言っているんですけど、王道ファンタジーです。平凡だけど過去にトラウマを持つ主人公。敵と戦うために力を得る熱い展開。王道要素が好きな人はハマると思います。

王道をいく現代ファンタジーですね。
主人公の生き方、日常から非日常に踏み込んでいくあたりの流れはとても胸を熱くします。
能力バトルが熱いのも定番といえば定番ですが、設定が面白く、なるほどと唸らされました。

主人公もヒロインも魅力的ですし、テンポ良くお話も進みますので読みやすい作品。
現代ファンタジー、能力ものが好きなら、

「こういうので、いやこういうのがいいんだよ」

と呟きたくなると思います。
心当たりがある方はぜひ読んでみてください。