第3話

1【威厳がある家】



『桜さんの隣のクラスの男子生徒達』


男子生徒1「河津さん今日も綺麗だよなあ~」


男子生徒2「1体どんな家住んでるんだろうなあ」




男子生徒1「ばっかお前!あんなお嬢様なら凄い豪邸に住んでるに違いねえだろ!」



男子生徒2「確かになあ」





男子生徒1「きっとお城みたいなってて~」


男子生徒2「上にシャンデリアとかあんだろうなあ~」




河津家↓



ガララララ



桜さん「ただいま~」



『普通の古い造りの家』






2【顎が良くなるよ】



男子生徒1「河津さん今日も綺麗だよなあ~」


男子生徒2「一体家ではどんなおやつ食べてるんだろうなあ」




男子1「ばっかお前!そりゃあお高いクッキーと紅茶とかに決まってんだろう!」



男子生徒2「確かに」




男子生徒1「きっとケーキとかも毎日食ってて~」


男子生徒2「良いお茶っ葉でダージリンとかお洒落に飲んでて~」




河津家↓


桜さんの母「はい、おやつ」

 


『あ た り め』


桜さん「わーい、するめだあ~(ほうじ茶を啜りながら)」









3【お茶の間の良い子だもの】



男子生徒1「河津さん今日も綺麗だよなあ~」


男子生徒2「家帰ったら何してるんだろうなあ」



男子生徒1「ばっかお前!そりゃあ勉強にお稽古に忙しいんだろうよ!!」


男子生徒2「明らかにお姫様だもんなあ」



男子生徒1「きっと他国の人達と交流するために英会話とかさ~」


男子生徒2「バレェとかもしてそうだなあ」





河津家↓



テレビのお兄さん「さあみんな!!お兄さんと一緒に体操だよ!! せーのっ、ワン!!ツー!!」



桜さん「(謎の舞)」



『教育テレビのお兄さんの体操大好き』





4【これでも風邪は引いたこと無い】



男子生徒1「河津さん今日も綺麗だよなあ~」


男子生徒2「一体普段はどんなところで寝てるんだろうな(このやりとり何回目だ)」



男子生徒1「ばっかお前!そんなの良いベッドに決まってんだろ!!」


男子生徒2「レースカーテンとか引いてるんだろうな」





男子生徒1「ああ…きっと寝てる姿も美しいんだぜ~?」


男子生徒2「まさに眠り姫だなあ」





河津家の夜↓


 

桜さん「グガアアアアグゴオオオオオスピィィィイイイポリポリ(腹を出してかきながら)」



『普通に和室に敷き布団』








5【ジャパンだもの】



男子生徒1「桜さん(以下略)」


男子生徒2「一体どんな朝ごはん食べてるんだろうなあ(⬆️もう聞いてない)」



男子生徒1「ばっかお前!そんなの焼きたてのパンとかサラダに決まってんだろ!!」


男子生徒2「きっとメイドさんとか執事さんとかが用意してくれてんだろうな」




男子1「ああ…きっとテーブルマナーとかでオシャンティに食ってんだぜ?」



男子生徒2「絵になるなあ」



 


河津家の朝↓



桜さん「もぐもぐ」




ご飯

 

お豆腐の味噌汁


焼きのり


玉子


納豆


アジの開き





千鳥くん「桜、醤油取ってくれ」←お隣だからよく食べに来る



桜さん「はい」








『普通に日本育ちで庶民の桜さんなのだ』


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