第12話
1【ピキッピキッパリイイン】
~ 夕方 ~
桜さん「体操の~お兄さん~♥️」
(駆け足)
桜さん「る~るるる~♥️」
(テレビをつける音)
体操のお姉さん「皆~!!今日で体操のお兄さんは卒業だよ!!」
体操のお兄さん「今でありがとう-!!!!」
卒業だよ!!
卒業だよ!!
卒業だよ!!
桜さん「( ゚д゚)」
2【代々続いているんだよ】
~ 次の日 ~
桜さん「えぐえぐえぐえぐしくしくしくしく」
千鳥くん「おは…おわ!?桜どしたん!?」
紅葉さん「なんか体操のお兄さんが卒業するみたいだよ?💧」
千鳥くん「ん?ああ、桜の好きなあの番組の…そういや体操のお兄さんっていっぱいいたんだっけ?」
桜さん「にじゅ……」
桜さん「25代目……が卒業」
千鳥くんと紅葉さん「(多いなあ!!)」
3【生まれて初めて彼女に言われた】
千鳥くん「あ-…」
千鳥くん「ま、まあ気にすんなって!!、そんなに続いてんだったら新しい体操のお兄さんも好きになるって!! な!? な!?」
桜さん「………チラッ」
桜さん「千鳥くん…嫌い(プイッ)」
千鳥くん「パキイイイイイイイイイイン!!!!!」
紅葉さん「おっとおー!?ガラスのハートが砕ける音おおおおおお!?」
4【間に挟まれた第三者の気持ち】
紅葉さん「…💧」
チラッ
桜さん「お兄さん…お兄さん…えぐえぐ」
紅葉さん「……💧」
チラッ
千鳥くん「嫌い…嫌い…桜は俺が嫌い…」
紅葉さん「……💧」
紅葉さん「(私が一番辛い!!(;Д;))」
5【さあ、ガラスの修復だ】
~ 夜 ~
体操のお姉さん「皆ごめんね!!新しい体操のお兄さんが急に出れなくなっちゃったんだ!!」
25代目体操のお兄さん「これからも僕が続けるよ!!」
桜さん「!!!!!」
~ 次の日 ~
紅葉さん「え!?じゃあ良かったじゃん!!」
桜さん「うんうん♥️」
千鳥くん「じゃあ、じやあ桜…俺の事嫌いは…」
桜さん「ごめん、嘘♥️」
千鳥くん「!!(ガラスのハートが修復する音)」
千鳥くん「うおおおおおん!!!!」
桜さん「(謎の喜びの舞)」
紅葉さん「ふふふふ」
紅葉さん「…ん?」
紅葉さん「(え!?てか待って、26代目体操のお兄さん何やらかしたん!?こわっ!!)」
※音なの事情です
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます