第8話
1【これがうちの教師】
ガララララ
吉野先生「授業始めるぞ~」
【染井吉野(そめいよしの)】【国語担当で、桜さん達の担任】
カカカカ(チョークで書く音)
『自習』
吉野先生「んじゃ私は寝る、起こすな」
ぐがー
生徒達「(ええ…)」
2【甘くて口にくっつきそう】
吉野先生「はいこれうつくし、小さいものが可愛いと」
カカカカ(チョークで書く音)
吉野先生「をかし、はいこれ趣あるよ~」
吉野先生「…あ」
吉野先生「【いとをかし】ってわたあめのことじゃね?【糸お菓子】」
千鳥君「違うと思う…💧」
3【いいこと言ってる風に聞こえるけど】
千鳥君「(やっべ、ここの掛詞わかんねー💧)…先生、ここ教えて貰いたいんですけど」
吉野先生「ふっ、甘えては駄目よ夏野」
千鳥君「へっ?」
吉野先生「何でもかんでも先生に頼っては駄目、そんなことだと将来自分で何かを考える事が出来ない大人になっちゃうわ
自分で考えて自分で答えを出すの
そう、…あなたの名前の通り千の鳥のように羽ばたいていける、そんな大人になって」
千鳥君「(先生…)」
千鳥君「(顔の表情でめんどくさいから教えたくないのバレバレだ-!!!! しかも最後人の名前でよくわかんねー遊びしやがった!!)」
4【先生言葉遣い】
委員長さん「先生!!いい加減にしてください!! 教師なら少しぐらい教えて上げればいいじゃないですか!!」
吉野先生「うっ!!」
生徒達「そうだそうだ-!!
授業をなんだと思ってんだ-!!
それでも教師か-!!」
ぎゃいのわいの
吉野先生「うっ…えっと…うっ」
吉野先生「うるせー!!!!教師なんだぞ!!逆らうなバーカバーカ!!!!!!」
生徒達「(この人ホントに国語教師か!?)」
『国語教師とは思えない言葉遣い』
5【どっちが子供なんだか】
吉野先生「もういいもん!!拗ねるもん!!
えんえんしくしく!!!!!」
生徒達「(大の大人がうずくまった!!)」
吉野先生「しくしく
…チラッ
しくしく
…チラッ」
千鳥君「…桜、慰めてやれ💧」
桜さん「うん…💧」
頭ヾ(・∀・`*)ナデナデヨシヨシ
吉野先生「はにゃ~」
生徒達「(これでいいのか教師!!)」
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