第16話

1【4月だし新キャラ出したくなるわよね~】



吉野先生「お前ら~転校生紹介スッぞ~」




八重「【春名八重(はるなやえ)】です宜しくお願いします」





紅葉さん「綺麗な子だね、桜と同じピンクの髪だ」


桜さん「ん、でも向こうのピンクの方が濃い…」



八重「あっ!!」



桜さん「?」






八重「【桜お姉さま】!!!!!」




全員「お姉さまああああああ!!!!!!?」






2【ワシのメモリ-には存じ上げないのう】



八重「私ですよ!!覚えてますか!?


お姉さま!! お姉さま!!」




紅葉さん「あっ…え…何桜…知り合い?」




桜さん「え?、うーん……」




桜さん「うーん………」






桜さん「……誰じゃったかのう」



八重「!!!!!!!!!!?(;゚Д゚)」





3【いや同姓だろお前ら】




八重「誰じゃった…誰じゃったって……」



紅葉さん「(凄い落ち込んだ!?)」






八重「ああ…なんて事なのかしら…お姉さま」




千鳥「んま、記憶に無いってことはそんだけ親しくは無かったって事じゃねーか?」




八重「……ギロ(鋭い目付き)」



千鳥くん「あ?」




八重「お前か……私の恋のライバルはああああああああああ!!!!!」




千鳥くん「はぁああああああ!!!!!?」




4【人間とは如何なる時も正論に弱いものだ】



八重「我が恋のライバル!!!!!


桜お姉さまは私のなんだからな!!!!!」




千鳥くん「あ!?何言ってんだ!?


つかお前も桜も女同士だろうが!!」




八重「関係あるかああああ!!!!!きえええええ!!!!きょえええええええ!!!!!」




千鳥くん「(カエルみたいに飛んできた!!」





バチコーン!!(教科書の角)




八重「はびぇ!?」





吉野先生「1 げ ん め の時間だぞ」




ずるずる(気絶した八重を席に引きずっていく音)



千鳥くん「……💧」






5【流石卯月の花の名前らしい】




- 昼休み -




八重「うううううう、お姉さまああああああ


お姉さまああああああああ(泣)」





紅葉さん「あらら…相当ショックみたいだね💧」



千鳥くん「たくっ、めんどくせえ女だなあ」






桜さん「まあまあ…(肩を叩く音)」



八重「…ほえ?」




桜さん「ちょっとだけ思い出した(嘘だけど)」




八重「!!!!!!!!!!」






八重「……おおおおおおん!!!!!お姉さまああああああああ!!!!!」




(抱きつく音)




桜さん「!!!?くるし、くるし😣」




紅葉さん「……桜優しいな💧」



千鳥くん「つかチョロいなあいつ💧」





『まるで春のような優しさである、桜だけに』



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る