見慣れたゲーム世界に閉じ込められた者達の冒険譚

　意識を覚醒し目覚めた場所は少ないポリゴンで構成された世界、空には地球によく似た双子星と呼ばれている惑星が浮かぶ事で異世界を表現してる、自分がよく知る見慣れたMMOの中だった。
　だがゲーム世界に入り込めるなんて事は有り得ない、何故ならどれだけ技術の発展は凄まじくとも、肉体を置き去りにして仮想世界に入り込む技術なんてものは現実可能であっても倫理的にも肉体そのものの維持が不可能である為に認められていないからだ。
　にも関わらず自分はゲーム世界の中に存在していた。
　この世界に放り出された目的も、自身が何者かも分からないまま、それらを求める冒険譚は幕をあげた……

※なろうで先行公開している作品です。
　こちらでは多少加筆されたものが公開されています。