概要
俺が蔵で見つけたのは、我が家に伝わる怪異録だった。
主人公七つ星明は、自由研究に使えるネタを探すため実家の蔵に入る。
そしてそこで、『七つ星怪異録』という古びた本を見つける。
彼はそこに書かれている内容を信じ、自由研究のため調査を進めるのだが……。
七つの謎が明らかになるとき、彼の身になにかが起きる……?
そしてそこで、『七つ星怪異録』という古びた本を見つける。
彼はそこに書かれている内容を信じ、自由研究のため調査を進めるのだが……。
七つの謎が明らかになるとき、彼の身になにかが起きる……?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ガチ怪異と高校生とちょっと幼女。日常地続きなほのぼのホラー
主人公の明くんは、かなり真面目だと思う。
本文中では触れられていないけれど多分成績が良いのではないかと思います。
だって出てくる怪異が毎回かなりガチで、下手したら死ぬレベルなのに夏休みの宿題のために立ち向かっていくから。
偶然発見した『七つ星怪異録』を紐解きながら怪異と出会い続ける。
時にお母さんに「明ー! ご飯よー!」と呼ばれたりしながら。日常の夏休みの中で。
回を重ねるごとに現れる怪異と明の日常が混ざり合って進んでいった先の、
ラストで彼が出会ったのは…?
怪異ごとにお話が完結していくスタイルで話が進むのでさくさく読めます。 - ★★★ Excellent!!!ホラーミステリー×コミカル!!隠された『七つ星家』の謎に迫る怪異物語。
こちらの物語は七つ星明という高校生の少年が、自由研究の宿題のため、大昔から建てられている実家の蔵から古びた本を探し当てるところから始まります。
その本には自身の「七つ星家」に関わる七つの不可思議な怪異が記されており、章を追うごとに、彼が奮闘を繰り返し、ひとつずつその怪異の謎が明らかになっていくお話です。
主役の明はいい意味であっけらかんとしており、かなり好戦的なタイプで、その性格からも数々の危険を乗り越えていきます。
「七つ星家」の先祖の謎にも迫りつつ、彼らが暮らしてきた村の歴史や、彼自身の家族や仲間達との絆も描かれており、最後はほっこりと暖かいラストを迎えます。
全体的にアップテンポで…続きを読む