概要
幼馴染みに片想いしながら癒しボイスのイケメンパパに溺愛される話
想いを寄せる少女・結衣をきっかけに、父と七年越しの再会をする真琴。父は優しい声も穏やかな微笑みも昔のまま。しかし、ある日知らなかった一面を見てしまい……。
※ジャンル迷子。タグに苦手要素がある方は閲覧注意。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!スパダリ系お父さんのいる”緋”日常
まず根底に愛情があり、その愛情が登場人物たちに行動を起こさせる。
主人公らが抱える「自分のほうを見てほしい」という感情が、彼の周囲で思わぬ事態を引き起こす。愛を求めること、また愛を与えることというのは、どうしてこうもままならないのであろうか。
作中では赤い色が印象的に使われていて、個人的には「赤=愛憎の象徴」という印象を受けた。相反する二つの感情がこの一色の中に併存しているのだ。
登場人物のなかではやはり主人公の父親が秀逸で、容姿も立ち振る舞いも完璧でありながら見るからにミステリアス。この人物を信用すべきかどうか、終始どきどきさせられっぱなしであった。いやまったく、じつに素晴らしい造形である。