あとがき
このたびは『シェロの赤い首輪』をお読みいただき、誠にありがとうございます。
想像以上に文字数が増えてまとめきれなくなってしまい、お蔵入りしかけていたのを、なんとか形にして掲載させていただきました。
このお話は、もともと孫とおじいちゃんのお話でした。
白い髪とお髭のフワフワしたおじいちゃんが、孫には見せない裏の顔を持っていたらおもしろいかな、と。
ところが、私個人の中で色々な問題が発生し、いつの間にかスーパー若作りのイケメンお父さんに変更されました。
なお作者はファザコンではありません。
誤解なきようお願い致します。
また、私の脳内において、この話は二次元で進行しています。
ちょっと話が逸れてしまいましたが、おじいちゃんから父親に変更されても、物語の本質はあまり変わりません。
パーフェクトな容姿を持つハイスペックな両親に、素晴らしい遺伝子と揺るぎない無償の愛を注がれる、幸運(?)な主人公のお話です。
主人公含め、まともな人間が一切出てこないことに気付いたのは、ストーリーが終盤になってからでした。
一途に幼馴染みの少女を想う主人公すら、どこかおかしいのです。
まあ、子は親に似ますからね……。
それから、
猫好きな作者的に抵抗があって、死因についての明記はしておりませんでした。
彼が手を下したのか、偶然の事故か。
未だ、私にもわかっておりません。
いかにも『なにかしました』という雰囲気を漂わせるのが得意な人なので、どっちであろうとあまり態度は変わらないはずです。
というわけで、そこは読んでくださった方のご想像にお任せしたいと思います。
おわりに。
ここまでお付き合いくださったことに、改めてお礼申し上げます。
溺愛と言いつつその様子が充分に書ききれなかったため、今後番外編などが追加されるかもしれませんが、次回キャラクター設定を掲載したのち、ひとまず完結とさせていただきます。
ありがとうございました!
<キャラクター設定へつづく>
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