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  • なるほど、言われてみれば自明ですが。確かに二刀流って、一刀流に対しては短期決戦に持ち込まないと不利ですね。普通にスタミナ切れちゃう。

    武士が長さの違う二刀挿しだったのは、なんとなく屋内戦用と屋外用で分けてたんかな? と想像していたんですが。(実際のところは知らない)
    二刀流のキャラが、フィクションの中でも間合いの違うエモノを使っているのを見るたびに「いや同じ間合いの方が習得しやすくない? 振るう方も頭混乱しそう〜」と思っておりました笑
    でも省エネのためと思えば、納得ですね。
    そりゃ習得難易度が多少高くても、鍛錬頑張るわ、と。




    追記:
    なるほど、なるほど。勉強になります。

    >二刀流で片方が短いメリットは、片手で長刀を振るうと戻りが遅く、空振りすると大きな隙が生じるので、そのフォローに使うものだと考えられます。
    これも、とても腑に落ちました。納得です。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    二刀流を使うとなれば尋常でない鍛え方をしているとは思うんですが、それでもスタミナ的には不利だと思います。日本の剣術は一本の刀を両手で使うものが主流ですし。手数の強みを生かさないと、二本使う意味ないですからねw

    大小二本差は私も起源知らなくて調べたところ、武士のスタイルとして江戸時代くらいから確立したとか。スーツにネクタイみたいなものでこれという理由はないようです。長刀二本は重いですし。あとはカッコいいから?w

    ただ実際に使うとなれば、脇差の方が狭い場所では有利ですし、小回りが利くので使える場面は多そうです。本来は予備武器ですが、使い分けはされてたと思います。

    二刀流で片方が短いメリットは、片手で長刀を振るうと戻りが遅く、空振りすると大きな隙が生じるので、そのフォローに使うものだと考えられます。攻撃もできる盾みたいな感じですね。攻撃のみ考えたら同じ長さが一番なんですが。

    忍野の「砦の構え」は、それを踏まえた上で、二刀とも防御に備えた堅牢な構え、という設定です。

  • 化け烏、そのうち獲物由来の通り名として蓮葉さんが「八咫烏」みたく神格化されそう……好き……素敵です……

    楽しすぎて一気読みしてしまいたかったんですが……今日……仕事……

    仮眠取ってシャワったら出勤してからサクサク仕事片付けて帰宅してから寝溜めするために眠ってまた読ませていただきます……おやすみなさい……いい夢見れそ……

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。いやー濃厚でしたw

    「化け烏」の名前は自分でも気に入ってます。武器名が通称になるのカッコいいですよね。「ベヨネッタ」とか。

    蓮葉の二つ名は別にあり、先のほうで登場しますが、二つ名が一つである必要もないので、そう呼ばれるパターンもありかも。考えておきます。

  • ウワァ~好きなやつう……。
    最初トンファーかと思えば……ハサミかあ……く……クロックタワー……うっ……(昔友人がハマりまくってたホラゲを思い出した🪆)
    しかしあのハサミ男のアクション好きだったなあよく刺されてましたが私。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。

    大ハサミと言えば、アレが一番に出てきますよね!w
    まあ大ハサミでガチバトルする話は、私が調べた限りなかったので、こちらは完全オリジナルです。まー大変でしたけどw

  • 乱闘、人数がいるからこそ隙つけますよねえ。
    大人数=連携上手くないと逆にそれぞれが邪魔になりますから。
    バレーとかバスケとかもそうですからねえ。
    お互いに「ここまで来たらあなたにここは任せる」「ここは私が動く」でないと、お互いに行き過ぎてぶつかり、行かなさ過ぎて空白が生まれる。

    戦闘も一緒でwww
    ゆえに訓練が必要ですよなあ。
    ※私は部活で剣道やってただけなので大人数対個人は本当に部活の先輩の転校記念で全員で踊りかかったwwwあの一戦以外では無いですがwwwでも現実って非常ですよねえ。先輩為す術もなかったですわwwwえ?私はちょっと1、2発入れた程度なので可愛いもんです((o(。・ω・。)o))

    基礎が大事ですねえ。獲物、私の経験談だと竹刀になりますが正眼に構えてたらそう崩されませんし。
    あとは少し筋肉を緩ませる。手首柔らかくしとけ、耳タコで言われてましたwwwあと残心最後までやれ。当たってるのに1本判定取れないの残心やってねえからよwww散々っぱら言われました。

    そんな私の剣道の実力は最弱ですwww
    玉竜旗(剣道の全国大会の優勝旗)は来年九州から出るのかなあ大体九州から出ていかないんですがねwww

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    乱戦を正面から書いてる小説を見たことがないので、チャレンジしてみました。正直、今読み返すとあらがあるので、いずれ手を加えたいとずっと思っていたりします。バトルでなく呼称とかですが。

    うさオーナーさんは剣道ですか。いいですねえ。
    私はスポーツチャンバラをずっとやっていて、こちらは(師匠の方針で)乱戦も毎回稽古に含まれてたんです。全員敵で一人だけ生き残れば勝ちというバトロワモード。

    なので、この乱戦含めて、この神風のバトルはわりかし実体験に基づいた上で書いています。まあその中にトンデモ理論とか混ぜてるわけですがw

    実際、乱戦を繰り返し練習してると、勝ちパターンとかやってはいけないこととか見えて来て面白いです。味方を作れとか無駄に動くなとか。不慣れだと一瞬で負けるのはその通りで、何でもやっとくもんだなと思いますね。こうして小説のネタになりますから。

    その意味でスポチャンは、気軽にBATTLEを試せるよいスポーツだと思っていますw

    九州は武道大国ですよね。柔道も強いイメージ。さすが鬼島津、薩摩隼人の国ですわ。



  • キャラクターの掘り下げ回ですな。

    とても好みですよ……フフフ(´^∀^`)フフフ…
    キャラデザがとても良きです、本当に。
    洋の通り名が鬼デブで、体型もハンプティダンプティと言われてますが、そこがいいんですよ!


    世界一かっこいいデブと名高い(某動画サイトのタグです)HELLSINGの少佐を和風にしたら、みたいなかっこよさのイメージで読み進めております。
    言動は上遠野浩平のビートのディシプリン、主人公のピートビートを思い起こすかっこよさ……。

    本編のブギーポップシリーズは完結してないですが……上遠野先生……ジョジョも楽しいでしょうが、あの、もう20年以上経ってるんで風呂敷そろそろ畳んでも……。
    そんな訳でとても楽しく読み進めております。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。
    掘り下げ回ですね。後、青沼の紹介。

    洋のデザインは私らの世代だとサモ・ハン・キンポーとか流石の猿飛とか出てきそうです。最近でもデブキャラはたまに見かけますが、バトルするデブは絶滅寸前ですし、美形で揃える傾向への反発からこんな容姿になりました。漫画と違ってガンガンアピールしないと、デブであることを忘れられがちなのが難点ですが。

    ヘルシングの少佐いいですよね。まああれを嫌いな人はなかなかいないですがw

    ブギポは一巻で止まってるのでなんともですが、ジョジョはバイブルなので色濃く影響を受けています。スタンドバトル板にも十年くらいいましたし。

    編集済
  • ……パタリ。(※民俗学大好き)
    まさかここで山窩の文字を見るとは……。
    いやはや、ご縁。素晴らしい。
    山の民大好きですよ私。
    遠野物語好きなんです。
    海系の民のお話も好きですね。
    不思議な話が好きで。妖怪も好きです。
    鬼太郎とか、どろろとかですな。



    しかし……梶野様京極夏彦とかお読みになられたりします?何となくあちら系統の要素も見えてしまったので……。

    あと鎌倉武士はバーサーカー、意見が一致しております。なんなんだろう彼ら。そら元の兵も「コイツらやべぇよ」になりますよ。
    だって……ねえ❓
    「こいつらこんなことされたら戦意喪失するだろ」をまんま返し
    (もしかしたらもっと酷く魔改造してるかもしれない)
    しかもなんの躊躇いもなくやっちまうバーサーカー集団……。

    ……恐ろしすぎるん……。

    まァ戦国の世に前向き(物理)に撤退しちゃう鬼島津とかいたりしますし、一線越えたら今もバーサーカーになるであろうし(※自衛官の練度の恐ろしさ……なんなんだろう空挺とかレンジャーとか……実際に友人やその親御さんの話は聞いたことは無いですが、あの、地元が戦中軍港かつ今はネイビーさんの地かつ、駐屯地でもあるんで……。嗚呼バーガーうめえなあ……)、平定されてる世の中でもない話ですしモロに非常時ですし必要ならバーサクしてしまうのは国民性なんだろうか……。

    でも面白いですよね、歴史。
    戦国(一番好きなのはガラシャさんかなあ。島津のとこの豊久さんも好きです。モロに漫画の影響ですが)もいいですし神話も好きですし(天照大御神と素戔嗚尊の姉弟ゲンカエピソードはちょっとオトートwwwおまwwwとか思いましたwww面白い)
    ちょっと鎌倉はざっとでしか把握できてないですが。逃げ若読み続けとけばよかったなあ……
    一番好きな時代は明治大正昭和の「不穏すぎる空気感マシマシ」の時代です。

    話を戻そう。

    いや、本当に教養が深い……どこで何を経験されてきました?本当に気になる……。



    作者からの返信

    感想ありがとうございます。
    妖怪大好きですよ。水木しげるのリアル世代ですしw 雑誌「怪」も一時読んでました。蓮葉の技名は全て妖怪からとっています。

    京極夏彦、もちろん興味はあるんですがあのぶ厚さに気圧されて未読なんです。いつか手を出したいんですが。

    山窩や道々の者に興味を持った直接の原因は隆慶一郎ですね。漫画だと「花の慶次」や「影武者徳川家康」の原作で、網野史観を取り入れた作品が多いんです。

    網野史観は独特の歴史観で、「もののけ姫」で採用されて有名になった反面、真実かどうかは賛否両論だそうで。まあ私が書くのはエンタメなので、至極魅力的なので神風にも採用した次第です。現代もので網野史観の小説は見たことないですし。

    なので、この作品の源流は隆慶一郎だと言えるかもしれません。

    私は歴史はとんと詳しくなくて、作中のネタもその都度必死で調べてるレベルです。鎌倉や室町時代のヤバさとか、わりとここ数年で広まった感あるので話との整合とるのに苦労した覚えが。神風世界でもあの頃の武者は怪物扱いで、文明から離れ、純粋に当時の武力を維持、進化させてきたのが「道々の輩」だという設定です。

    逃げ若は私も途中で止まってるんです。気になるので読みたいとは思ってるんですが。

  • とても素敵です(展開的に大好物です)

    しかしながら、少しだけ私がちょっと「イメージが掴みにくかったなあ」と思う点を。

    自動小銃、短機関銃、こちらは確かに意味合いでは「ああ、そういう用途の銃か……」と思う方が多いのかもですが、個人的にはググってみたら具体的に「アサルトライフル」、「ベレッタ」の方が「何となく造形がわかった!こういうかっこいいやつよな!」という頭の中での「イメージ」ができやすいのかもなあと。(それぞれイメージですがライフルは狙撃、ベレッタは接近戦の代表格、もし名前イメージのみで誤解していてお門違いでしたら申し訳ない。)


    表記に思い入れがあるかもですし、全然流していただいて構いませんので💦

    作者からの返信

    感想とご指摘ありがとうございます。
    気になったこと、何でも言っていただいて構いませんよ。納得したら喜んで手を加える主義なので。

    ふむふむ、自動小銃と短機関銃の呼び方についてですね。

    アサルトライフルは文字通り突撃銃なので、いわゆる狙撃向けのライフルとは違いますが、この場合は合ってます。台詞としてもそちらの方が自然ですし、自動小銃に「アサルトライフル」とルビを振りましょう。

    一方でベレッタは銃の名前なので、短機関銃のルビに振るのは齟齬を感じます。洋の要望的にも「ベレッタ指定で持って来い」でなく「短機関銃」の所望ですし。

    なので、ルビを統一させる意味で、ここは短機関銃に「サブマシンガン」とルビを入れましょうかね。早速改訂しておきます。

  • 文体がモロに好みなんですがどうしましょう(どうしましょうと言われてもなあ)
    まだ一話のみ読んだだけですが文体も内容も大好き過ぎて同じく脳漿と血飛沫とエロと哀愁が飛び散る小説をよく書かれている小川勝己先生を思っきし思い出してしまいました好きです殺伐とした話(真顔)

    こういう、血と血と蓮っ葉な性的目線と暴力と脳漿が飛び散るようなお話が好きでして(二次創作ではグロも書いてたりします。書いた話のジャンルでギャグとシリアスの書き物の振り幅が大きすぎるとはよく友人や読者の方から言われていますが)

    ちょっと夜更かししちゃいたい(してる……してるやんもう)
    凄く面白い……好き……好き……何だこのクールで脳漿を直で殴ってくるような美文……

    作者からの返信

    おっ、意外な方(といっちゃ失礼ですが)に読まれてました!

    感想たくさんありがとうございます。

    自信満々のライフワークにも関わらずろくに読まれない当シリーズですが、気に入っていただけたなら嬉しいです。ハードボイルドかと言われると後で謝ることになるかもですが。結構ギャグとかありますし。ラブはまだ未実装ですが。

    小川勝己さんは名前だけしか知らなくて読めてませんが、なかなか格好よさげですね。バトルがあるなら見習いたいところです。

    ほほう、シリアスも書かれるんですか。そちらは一度読んでみたいですね。荒削りそうですが、確かにセンスはありそうです。

    殺伐度はたぶんそこまで高くないと思いますが、まあ私基準なのでちょいちょいは出てきますかねw 

    長編なので好みからズレるとしんどいですし、いつでも読むのをやめてもらって構いませんので。それまでよろしくお願いします。

  • 些細な点ですが、口を塞ぐ養生テープが透明というのは、なるほどと思いました。
    ドラマなんかでは、やはり茶色のガムテープの印象が強いもので。
    合理的ですね。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    養生テープは基本色付きですが、白だと無色に近いものがあるのです。こういう使い方は想定されてないと思いますが……目の付け所が憎いですねw

  • なんと、山窩たちからも伝説扱いされるほど、太古からいる種族ですか。
    濡女や海坊主たちが『迫害されてきた、人間離れした能力の持ち主たち』だとは……。とても面白い設定ですね。
    いくつかの著名な妖怪のルーツを思えば、とてもリアリティがあるなぁ、と。

    少しずつ読み進めさせていただきますね。
    続きが楽しみです。

    作者からの返信

    おお、こちらまで……感想ありがとうございます!

    ですです。先祖が妖怪扱いされるような異能の持ち主で、それが海と山で独自の生活圏を築いてきた……みたいな設定ですね。魚々島は超人、畔は半妖という感じでしょうか。
    現代伝奇ものというと言い過ぎですが、バトル少年漫画に伝奇エッセンスが含まれてる的に思っていただければ。

    とはいえこの作品、ライフワークながら激しく趣味に傾いてるので、読み方を選ぶと思います。途中でついていけなくなったら遠慮なくリタイアしていただいて構いませんので……三万字バトルとかやりますから。

    編集済
  • 最新話に追いつきましたー。
    たつきの動機、意外でした。裏表なさそうだから本当なんだろうな、というのと、それすらもフェイクなのかと疑う気持ちと、入り乱れますね。
    探りを入れるより友人になった方が早いのではないかと考える雁那の気持ちがよくわかります(笑)。

    作者からの返信

    おっと、こちらではお初ですね。
    感想ありがとうございます。
    ついに追いつかれました。想像の倍くらい早かったです!w

    たつきは神風候補の中でも「普通」な方向の異端で、闇社会でどっぷり生きてきた雁那には逆の意味で理解不能なんです。裏の裏は表というか、普通すぎてフェイクに見えてしまうという……w

    二人はこの関係を維持するのか、それとも友人になってしまうのか……はもうしばらくお待ちくださいませ。

    ひとまず年内には続きを書きますし、四月までは神風一筋で更新する予定ですので。

    ここまで一気に読んでいただき、ありがとうございました。この元気を元に書き進めたいと思います!


  • 編集済

    【後幕】畔 蓮葉 VS 八百万 浪馬 其の七 感想

    >「漢字ではこうだ」

    スムーズにペン取って書き出す雁那が日本人相手に
    (情報収集の際相手へ差し出す情報として)
    説明するシチュエーションを予め想定してる感があって良かった。
    作者がそこまで想定して描写したのではなく雁那がナチュラルにそう動いたんでしょうが。

    >達筆である

    さらっと付け足されているこの描写が良い。
    ロシア系なのに日本の言語をナチュラルに使える雁那らしさが出てる。

    >「樺太って確か、北海道より北にある島よね。じゃあアイヌみたいな感じ?」

    この辺の教養がスッと出る辺り間違いなく浪馬よりかしこいw
    多分浪馬レベルのアホの子だと雁那の番外戦術が通じない気がするw

    >「だから両方の匂いがするんだ」
    >雁那の講釈が、しばし途切れた。

    この一文がたつきのあっけらかんさと良い対比で雁那の緊張感を出してて良い。
    そして雁那の“神風候補ではない非戦闘員”感が出てる
    神風候補や空木兄妹(場合によっては文殊)なら「ああ、やっぱり(コイツヤバいサイド)かい」ってなりそう

    >存在意義(レゾンデートル)

    二律背反(アンビバレンツ)と並ぶオタクが人生のどこかで一度は使ってみたいフレーズw

    >極寒の環境を克して人外の高みに至った
    >彼らが行きついたのが、ロシアだった

    もしかしてツンドラ級の極寒環境限定なら最強なのでは?

    >もっともその名は日本独自のもので、ロシアでは一般的な形式であり、特別な呼称もない

    タイ式ボクシングみたいな感じかな

    >「粛慎は日本の民で、日の本に還るのが悲願だった」

    ここ“日の本”って表記にしたのは意味あったりではなくなんとなく?

    >「なんか、映画の解説動画見た気分」
    >雁那が身の上を語った理由は、言うまでもなく友情や感傷からではない。

    なんともたつきらしいズレっぷりだが
    ふと思うにこの二人思惑を除けば相性良い感じに見える
    複雑な出生のカタブツ娘と世間ずれしてる庶民娘のカップリングみたいな
    まあ、雁那さんじゅうななさいが“娘”だったらの話ですがw
    節々で荒楠より年上臭が漂うんよ

    …と思ってたらラストで

    >下手に探りを入れるより、友人になった方が早いのではないか。

    だったでござる

    >固唾を呑む雁那

    これが少し違和感あった。
    雁那が諜報中にあえて見せる演技以外で露骨に“おまえの情報欲しい”感出すかな?と思った。

    >ぽかんと口を開けた自分に、雁那は気が付いた。

    と、↑で思ったんですが
    ひょっとしてこの子カタブツ過ぎて“腹芸”向いてないんじゃ?
    たつきや浪馬レベルの“アホの子”勢には
    “相手が想定を下回りすぎる”&“警戒心強すぎて必要以上に勘ぐる”で自滅しそうw

    >「わたし、普通になりたくて試合に来たの」~まあ、あんたたちと比べたらしょーもない理由だけど」

    想像以上の見本の様でしたが言われてみればなるほどたつきらしい
    あと『ダイヤモンドの功罪』を思い出しましたね。
    本人の内面と“周囲が放っておかない程”の傑出した才覚がかけ離れているアンバランスさ

    >マジやってらんないって思ってたところにおしのんが来て

    作中だとたつきから“おしのん”呼びが定着して行くんでしょうなw
    洋と浪馬はノリノリで呼ぶだろうし、蓮葉はもちろん烏京まで言う未来がオレには見えるw

    >理解不能はもう一つある。あの忍野がたつきを候補に選んだことだ。

    たつきの話聞いて最初にこの点に頭が回る辺りホント雁那優秀なんやなあ。

    >スプーンを咥えたたつきが、眉根を寄せる。

    この辺のさりげない仕草にそのキャラっぽさが出るのはマンガ的感性で創作してる
    (ビジュアルを思い浮かべている)からなのかとふと思った

    >言葉に詰まった雁那より先に、反応したのは荒楠だった。

    ここ良かった。読者の視点から荒楠の存在が完全に消えている絶妙なタイミング

    >石臼を引くように強く、重々しく。
    >雁那は胸に詰まった感情を、細い息とともに吐き出した。

    うむ

    >「フッ……勝ち星は欲しいが、こればかりはな」

    この“フッ……”が雁那っぽくてベネ

    >どちらからともなく伸びた手が、しっかりと結ばれた。

    そして八海さんがアップを始める

    >「……あんた、絶対二十歳越えてるでしょ」
    >「ノーコメントだ(ビス・クメンタリェフ)」

    “沈黙は肯定”現象w
    今期アニメで『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』てのがあって主人公への肝心な本音だけ判らないようにロシア語で言うヒロイン(主人公は実はロシア語判るのを隠してるので判らないふりしている)がいるのですが雁那も今後同じ事しそう。

    >そんな気の迷いを振り払いながら、雁那は車のキーに手を伸ばした。


    ホントこの“キャラの心情と言動を重ね合わせる描写”得意技なんですね。


    【おまけ】

    ふと気づいたんですが魚々島と粛慎は当然
    エビカニを日常的に馴染んで食してそうなんですが梶野サン…
    あ、あえて洋や荒楠は海系一族のくせにダメって設定に出来るかw


    【おまけ2】
    荒楠や“宮司さま”に対する態度からひょっとしてたつきって“老け専”かと一瞬思ったんですが単に“普通”に年上に敬意対応してるだけかと思い直した。いや、でも洋やおしのんにはあの言動やしなあ…

    作者からの返信

    毎度、細かな感想ありがとうございます!
    ちょっと内輪受けぽかったので、返信口調は外向けに改めます。

    >スムーズにペン取って書き出す雁那が日本人相手に
    >(情報収集の際相手へ差し出す情報として)
    >説明するシチュエーションを予め想定してる感があって良かった。
    >作者がそこまで想定して描写したのではなく雁那がナチュラルにそう動いたんでしょうが。

    ここはナチュラルというより作為優先ですかね。
    というのも前回出た「粛慎」が明らか難読なので、改めて読者に提示しておきたいのと、よみがなと漢字をきっちり見せることで印象付けたいという狙いがあったり。

    >>達筆である
    >さらっと付け足されているこの描写が良い。
    >ロシア系なのに日本の言語をナチュラルに使える雁那らしさが出てる。

    ありがとうございます!
    雁那は来日に向け、おそらく入念に準備していたはずで、漢字マスターもその一環なんだと思われます。

    >>「樺太って確か、北海道より北にある島よね。じゃあアイヌみたいな感じ?」
    この辺の教養がスッと出る辺り間違いなく浪馬よりかしこいw
    多分浪馬レベルのアホの子だと雁那の番外戦術が通じない気がするw

    浪馬だと出て来ない可能性高いですねえw
    たつきが賢いかと言うと、わりと疑問な感じですが。
    浪馬に番外戦術は、効きすぎるほど効くか、行動が予想外過ぎて大外れするかの二択になりそう。

    >>「だから両方の匂いがするんだ」
    >>雁那の講釈が、しばし途切れた。
    >この一文がたつきのあっけらかんさと良い対比で雁那の緊張感を出してて良い。
    そして雁那の“神風候補ではない非戦闘員”感が出てる
    神風候補や空木兄妹(場合によっては文殊)なら「ああ、やっぱり(コイツヤバいサイド)かい」ってなりそう

    ありがとうございます!
    言われてみると確かにそうかも(自覚なかった)。

    >>存在意義(レゾンデートル)
    >二律背反(アンビバレンツ)と並ぶオタクが人生のどこかで一度は使ってみたいフレーズw

    普段めったに使わないんですが、この時は何故か無性に……w

    >>極寒の環境を克して人外の高みに至った
    >>彼らが行きついたのが、ロシアだった
    >もしかしてツンドラ級の極寒環境限定なら最強なのでは?

    氷上無敗!w
    まあ極寒の中で戦えば強いだろうことは想像に難くないかと。

    >>もっともその名は日本独自のもので、ロシアでは一般的な形式であり、特別な呼称もない
    >タイ式ボクシングみたいな感じかな

    そうそう、そんな感じです。

    >>「粛慎は日本の民で、日の本に還るのが悲願だった」
    >ここ“日の本”って表記にしたのは意味あったりではなくなんとなく?

    明確な意図はないんですが、当時の国名って日本で合ってるのか? という疑問から「日の本」にしたんだと。
    今調べたら、平安時代でも日本は日本らしいです。
    まあ日本が二回続くよりは、「日の本」の方が語呂はいいですかね。

    >>「なんか、映画の解説動画見た気分」
    >>雁那が身の上を語った理由は、言うまでもなく友情や感傷からではない。
    >なんともたつきらしいズレっぷりだが
    >ふと思うにこの二人思惑を除けば相性良い感じに見える
    >複雑な出生のカタブツ娘と世間ずれしてる庶民娘のカップリングみたいな
    >まあ、雁那さんじゅうななさいが“娘”だったらの話ですがw
    節々で荒楠より年上臭が漂うんよ

    相性いいか悪いかは半々の確率な気がしますね。
    苦労性の人間が能天気なタイプに苛立ちを覚える、みたいな展開もあるかもですし。雁那は諜報目的なので本意がどこにあるかはまだ見えませんが、果たしてどちらに転ぶのか。
    「雁那さんじゅうななさい」は告訴されるので止めてくださいw

    >…と思ってたらラストで
    >>下手に探りを入れるより、友人になった方が早いのではないか。
    >だったでござる

    ここもあくまで「思った」程度なので、この先の展望は未定ですね。
    といっても「思った」ことは事実ですし、大事ですが。

    >>固唾を呑む雁那
    >これが少し違和感あった。
    雁那が諜報中にあえて見せる演技以外で露骨に“おまえの情報欲しい”感出すかな?と思った。
    >>ぽかんと口を開けた自分に、雁那は気が付いた。
    >と、↑で思ったんですが
    >ひょっとしてこの子カタブツ過ぎて“腹芸”向いてないんじゃ?
    >たつきや浪馬レベルの“アホの子”勢には
    >“相手が想定を下回りすぎる”&“警戒心強すぎて必要以上に勘ぐる”で自滅しそうw

    こっちの解釈の方が正解かと。
    相手が規格外すぎて、色々調子が狂っていると思ってもらえれば。
    カタブツってほどじゃないですが、普段相手してる人種とは違い過ぎてポカが出てる気がしますね。
    あと、本来雁那はシギントの方が得意で、ヒューミントは
    そこまで、という設定もあったりします。

    >>「わたし、普通になりたくて試合に来たの」~まあ、あんたたちと比べたらしょーもない理由だけど」
    >想像以上の見本の様でしたが言われてみればなるほどたつきらしい
    >あと『ダイヤモンドの功罪』を思い出しましたね。
    >本人の内面と“周囲が放っておかない程”の傑出した才覚がかけ離れているアンバランスさ

    「ダイヤモンドの功罪」は読んでますが、そこの共通点は考えていませんでした。なるほど、確かに……無意識に影響受けてたのかもw
    「普通になりたい」という主人公は、他に何かある気がするんですが、具体的に出て来ない……!

    >>マジやってらんないって思ってたところにおしのんが来て
    >作中だとたつきから“おしのん”呼びが定着して行くんでしょうなw
    >洋と浪馬はノリノリで呼ぶだろうし、蓮葉はもちろん烏京まで言う未来がオレには見えるw

    洋が呼びますかねえ?w
    まあちょっと脳内シミュレーションしておきます。

    >>理解不能はもう一つある。あの忍野がたつきを候補に選んだことだ。
    >たつきの話聞いて最初にこの点に頭が回る辺りホント雁那優秀なんやなあ。

    そう思ってもらえれば、我が意を得たりですね。

    >>スプーンを咥えたたつきが、眉根を寄せる。
    >この辺のさりげない仕草にそのキャラっぽさが出るのはマンガ的感性で創作してる
    >(ビジュアルを思い浮かべている)からなのかとふと思った

    漫画的イメージを文章に起こしてるというのは、間違いなく。
    仕草とか小道具の利用はわりとフィーリングで書いてますね。
    後付けで状況変えるより、書いた材料でいかに表現するかを考えるパターンの方が多い気がします。必死になれば何かしら出てくるもんです。

    >>言葉に詰まった雁那より先に、反応したのは荒楠だった。
    >ここ良かった。読者の視点から荒楠の存在が完全に消えている絶妙なタイミング

    空気と化してた荒楠が逆に目立つタイミングで、自分でも気に入ってます。

    >>石臼を引くように強く、重々しく。
    >>雁那は胸に詰まった感情を、細い息とともに吐き出した。
    >うむ

    今回の「うむ」、いただきました!

    >>「フッ……勝ち星は欲しいが、こればかりはな」
    >この“フッ……”が雁那っぽくてベネ

    個性的な笑い声とかも色々考えましたが、結局「フッ」が一番らしいなと。

    >>どちらからともなく伸びた手が、しっかりと結ばれた。
    >そして八海さんがアップを始める

    いつか同人誌とか出て来たらどうしよう(出ない)。

    >>「……あんた、絶対二十歳越えてるでしょ」
    >>「ノーコメントだ(ビス・クメンタリェフ)」
    >“沈黙は肯定”現象w
    >今期アニメで『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』てのがあって主人公への肝心な本音だけ判らないようにロシア語で言うヒロイン(主人公は実はロシア語判るのを隠してるので判らないふりしている)がいるのですが雁那も今後同じ事しそう。

    「ロシア語で愚痴る隣の雁那さん」というネタを考えましたが、使いどころがわかりません!

    >>そんな気の迷いを振り払いながら、雁那は車のキーに手を伸ばした。
    >ホントこの“キャラの心情と言動を重ね合わせる描写”得意技なんですね。

    得意というか、よい締め方を考えるとこういう感じになるというか。
    場面と心情を重ねて描くと、パチッと締まる感覚があります。
    ゲットワイルド式というかw

    >【おまけ】
    >ふと気づいたんですが魚々島と粛慎は当然
    >エビカニを日常的に馴染んで食してそうなんですが梶野サン…
    >あ、あえて洋や荒楠は海系一族のくせにダメって設定に出来るかw

    注:梶野はエビカニが天敵
    気付いてはいけないところに気が付きましたね……(笑顔)。
    まあ海底でのさばってる生き物なんて最寄や魚々島の眼中にないし。
    ……いやまあ、必要な場面があれば書くと思いますよ。血の涙を流しながらw

    >【おまけ2】
    >荒楠や“宮司さま”に対する態度からひょっとしてたつきって“老け専”かと一瞬思ったんですが単に“普通”に年上に敬意対応してるだけかと思い直した。いや、でも洋やおしのんにはあの言動やしなあ…

    年配や老人には敬老精神が働くのでは、と。
    老け専ということはないはず……多分。

    編集済
  • さすらってやってきました。宜しくお願い致します。

    大阪を舞台にダークでバイオレンスな抗争の雰囲気でとても格好良かったです♪

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    流離いでこの作品を読まれた方もひさしぶりですw

    今作は関西を舞台にしておりまして、大阪を中心に話が展開します。地元ローカル的なネタを、ある種異国のファンタジー的に読んでもらえれば幸いです。

    暴力団と主人公の抗争から始まりますが……すみません、今作ではヤクザは完全に当て馬です。ダークサイドの物語ではありますが、そのまた裏で暗躍する日本古来の民族、妖怪とかに近い連中がバトルする話なのです。むしろ青年漫画のバトルものだと思っていただければ。

    それでよければ、続きをお楽しみください。

  • ふふ、たつきの株爆上がりw
    蟲蟲蟲って、もう天然蠱毒なんじゃw

    裏を見せないのは裏がないから、というのは、確かにこの世界の中ではかなり特殊なような。金髪JKなんだしたっけ、この子(メタ的な視点で見ると、畔の対極として設定されたような)。
    まあ彼女の住むムラが、そもそもどれだけ異常であるかはまだ明示されてないし、これは騙されてはあかんパターンな気がしますがw
    ロリバ……雁那が結局いくつなのかも謎のままですが、荒楠と主従ではなく夫婦のセンもあるのか、そういえば……。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    荒楠(最寄)とたつきの背景開示回でしたが、見てる限りたつき人気みたいですね。意外ちゃ意外ですが、それもまたよし。「蟲蟲蟲」は「鮫鮫鮫」を思い出しながら書いてましたw

    ブロンドまで言うと極端ですが、明るい髪色ですね。ここら辺わかりやすく伝える単語がなくて。

    おお、慧眼ですな。確かにたつきは「畔の対極」と言っていいキャラです。いや、ある意味全員の対極なのかも。それだけ異質と言うか、相容れない展開も増えてくると思います。

    大蟲村には青沼さんが取材に行ってるので、いずれ報告があるかと。さて、どんな村やら……フフフ。
    ちなみに私は3回ほど訪ねてます。リアルな方の大虫町……あ!村じゃなかった! ここは訂正しておかねば。

    合法こと雁那の年齢が明かされるのがいつになるかは私もわかりませんが、まあいずれ。夫婦の線もありえますよね……フフフ。

    編集済

  • 編集済

    8/3追記

    やー、これはたつき主人公でスピンオフ展開したら、ちょっと前のドジっ娘伝奇ラノベそのまんまになるんでは 笑。

    >夏休みも冬休みも修行修行で海も旅行も行けなくて、行けてもアフリカとか砂漠とかだし

    うん、第一話のイントロはこれでいきましょう。んで、異国のムシ退治済ませたところに、謎のお目付け役が「では急ぎ、次の依頼に」とすまし顔でのたまったところに、「女子高生になったのに彼氏どころか男友達もいなくて集まってくるのは蟲蟲蟲」とブチギレるということで w。

    ちょっと困りましたね。こういうキャラが出てくると、優勝一直線という未来図しか見えません。すくなくとも、小者的な負け方をする展開が見えない……。
    なんだかこの瞬間に、主人公を乗っ取られてしまったような気さえするんですが。さて、洋くんどうする?


    追記
    「Без комментариев」ですね。私は間違ってもこんなフレーズが即座に出てくるようなロシア語通ではないのですが、日本人の耳の感覚でのカタカナ表記としてはあんなものかなと。文字から入った元学習者としては、最後に「クメンタリエフ」と小さくeの文字を入れたくもあるんですけれど、完全に好みの問題だと思いますんで。

    作者からの返信

    【追記あり】
    感想ありがとうございます!

    確かに昔のラノベはこんな感じのキャラ多かった気がします。「普通の女の子になりたい」の時点で漂う昭和臭は我ながら笑うところですが、たつきのキャラテーマは「候補の中でも逆方向に異質」なので、まあやむを得ないかなと。ともあれ受けは取れたようなので、おっさん的にはポジティブに受け止めます。スピンオフ立てられるくらいキャラが立ってるという意味でw

    ここまでひたすら口の悪いキャラとして描いてきた彼女ですが、一躍主役級という評価なら、エピソード延長した甲斐がありました。まあ作中で自認してる通り、一番くだらない参加理由なんですが。いや、浪馬の方がくだらないか?

    果たしてたつきの道程が優勝一直線なのか。その実力は如何ばかりか。ぶっちゃけ勝負については作者も何も考えていないので、なるようにしかならないわけですが、たつきも応援していただけると嬉しいです。洋はどうするんでしょうね。脳内では何度も戦わせているんですが。

    しかし、逆にスルーされてる荒楠&雁那の立場よ。結構文字数割いて説明したのに、たつきに総取りされてる感が不憫ですw

    最後に出したロシア語も、用例が見つからなくて発音適当なんですが、指摘ないということはこれでオーケーなんですかね。ロシア語監修、勝手に期待してますw

    【追記】
    おお、なるほど。そこ悩んでたんですよね。では「ェ」を追加しておきます!

    編集済
  • 【後幕】畔 蓮葉 VS 八百万 浪馬 其の六 感想

    >荒楠は霧吹きを手に、観葉植物の葉を一枚一枚手入れしていた。

    思いつきなんですが荒楠の植物好き設定。この後のたつきVS荒楠の展開に絡みそうな…

    >背の足りなさを踏み台でカバーしているのが何とも健気だ。

    そーいやたつきとどっちが小さいんでしょうね?

    >「それは好きだけど……そのジャムは、入れて飲むの?」
    >「飲みながら食べる」

    紅茶と(お茶請けの)ジャムの組み合わせは何か聞いたことある

    >甘味の欠片もない
    >極上の甘みが暴れる渋みの手を取り、舌先で優雅に踊り始めた。

    「うむ」。
    “極上”“優雅”といったタームのチョイスが“ブルボンみ”を出してるのかも。

    >反射的にスプーンを掴み

    この辺もたつきらしさが出てると思った。
    あと烏京も同じムーブしそう。まあ、彼はそもそも他人(特に敵)の出した食べ物口にしないでしょうが
    その辺もたつきの“異常なまでの普通さ”が出てますね。

    >「ね、わたしも聞いてい?」

    良い。たつきっぽい。

    >荒楠は極度の暑がりでな

    コレ弱点バラしてるんじゃ。それとも傍点打ってるから何かの伏線なのか。
    同様に傍点あった「荒楠の鎧」。むしろ鎧脱いだ時の方がヤバい“武威”(『幽遊白書』)タイプなのか?

    >雁那は後襟を捕られたように引き戻された。
    >雁那は、緑の炎を湛えた双眸で、
    >始まり同様、唐突な終わり方だった。

    今回の「うむ」その2。

    >その瞬間、全ての植物が色を失った。
    >リビングの床に何かが転がった。切り落とされた鳥の首だった。
    >鉢植えが色を取り戻す
    >雁那は落ちた首を拾い上げた。そのまま手を伸ばし、鉢植えの縁に飾り付ける。

    まさか、この演出の為だけに荒楠さんガーデニングと木彫りを…

    >全て、全て。

    さらっと上手い繰り返し。
    考えて出たというより書いてて自然に出たっぽい。

    作者からの返信

    おっと、すまん!
    暑さにやられて、返信忘れてた。
    次話もやっと書きあがったので、早速。

    それでは改めて、毎回感想ありがとうございます。

    >>荒楠は霧吹きを手に、観葉植物の葉を一枚一枚手入れしていた。
    >思いつきなんですが荒楠の植物好き設定。この後のたつきVS荒楠の展開に絡みそうな…

    さあて、どうだろう。
    ちなみにロシアでは寒さのせいか、屋内観葉植物が多い傾向があるそうな。

    >>背の足りなさを踏み台でカバーしているのが何とも健気だ。
    >そーいやたつきとどっちが小さいんでしょうね?

    これは雁那の方が小さい。
    中学生と小学生高学年くらいのイメージ。
    何度か書いてるが、ここは改めて描写を書き加えておこう。

    >>「それは好きだけど……そのジャムは、入れて飲むの?」
    >>「飲みながら食べる」
    >紅茶と(お茶請けの)ジャムの組み合わせは何か聞いたことある

    次話で明かしたが、ロシアンティー。

    >>甘味の欠片もない
    >>極上の甘みが暴れる渋みの手を取り、舌先で優雅に踊り始めた。
    >「うむ」。
    >“極上”“優雅”といったタームのチョイスが“ブルボンみ”を出してるのかも。

    ブルボンって誉め言葉だよな。なっ!?w
    この手のグルメ描写を考える度に脳裏を「鉄鍋のジャン」が過ぎる。

    >>反射的にスプーンを掴み
    >この辺もたつきらしさが出てると思った。
    >あと烏京も同じムーブしそう。まあ、彼はそもそも他人(特に敵)の出した食べ物口にしないでしょうが
    >その辺もたつきの“異常なまでの普通さ”が出てますね。

    作者もそう思った。
    敵地で何も考えず飲食する辺り、警戒心の欠片もない。

    >>「ね、わたしも聞いてい?」
    >良い。たつきっぽい。

    そう言ってもらえれば何より。
    たつきが一番キャラが立ってない気がしてたので。

    >>荒楠は極度の暑がりでな
    >コレ弱点バラしてるんじゃ。それとも傍点打ってるから何かの伏線なのか。
    >同様に傍点あった「荒楠の鎧」。むしろ鎧脱いだ時の方がヤバい“武威”(『幽遊白書』)タイプなのか?

    まあ、弱点と呼べるほどのものではないか、克服する自信があるのか。
    武威懐かしいねえ。
    ああいう逆張り設定は確かに大好きだが、さーてw

    >>雁那は後襟を捕られたように引き戻された。
    >>雁那は、緑の炎を湛えた双眸で、
    >>始まり同様、唐突な終わり方だった。
    >今回の「うむ」その2。

    この「うむ」、何かに似てると思ったら、「らーめん」シリーズの有栖川の大仏顔だな!
    ともあれ、これが出ないと落ち着かないw

    >>その瞬間、全ての植物が色を失った。
    >>リビングの床に何かが転がった。切り落とされた鳥の首だった。
    >>鉢植えが色を取り戻す
    >>雁那は落ちた首を拾い上げた。そのまま手を伸ばし、鉢植えの縁に飾り付ける。
    >まさか、この演出の為だけに荒楠さんガーデニングと木彫りを…

    いや、流れで勝手に出て来た。
    木彫りも、手持ち無沙汰だったら荒楠何やるかなと考えて自然に……「キャラが勝手に動く」の一種だな。

    >>全て、全て。
    >さらっと上手い繰り返し。
    >考えて出たというより書いてて自然に出たっぽい。

    確かに。
    文章のリズムを考えてたら、わりと何かこう、ポエム的なものが出てくることがある。後で消すことも多いけどw


  • 編集済

    ドーモ
    “「車両の中にゴーヤが茂っていて毎日収穫できる電車」ってのが出てきたアニメ”、
    『終末トレインどこへいく?』全12話視聴した菊丸メガネデス。
    まあ茂ってると言っても車両内に鉢植え1つ、つる棚(園芸ネットともいう)2つある程度ですが
    3話で粛慎トレーラー並に車両を覆いつくす程茂ります。
    では本題。

    【後幕】畔 蓮葉 VS 八百万 浪馬 其の五 感想

    >《曽根崎地下通路》から~立ち寄る理由がないのだ。

    毎回思いますがこの辺のエピソードの舞台になる場所柄解説は『弱虫ペダル』のステージ解説ナレーションっぽいですね

    >「ふわあ……!」

    さり気ないですがたつきらしい。

    >荒楠……さんの趣味なんだ。盆栽とかガーデニングとか好きなお年寄り、多いもんね。

    わりと敬老精神ある感じですがそういう環境で育った感ありますな。

    >雁那の背後で必死にかぶりを振る骨兜に気付き
    >表情はわからずとも明らかに緊張を解いた様子で、ソファに身を沈めた巨漢

    ここで雁那と荒楠の力関係が判るという…w

    >やむなく輝度を下げる。

    うむ。

    >「キャンピングカーって、お湯の制限とかある?」

    こういう所に気が回るのがたつきと作者の美点ですな(後方“通”ヅラ)

    >バッグから着替えを取り出すと~慣れた手つきで畳みながら

    えらい脱衣描写を詳細にやるなと思ってたら雁那ガン見からの下着ネタとは
    「え?八海先生の“雁那×たつき”本始まった?」と思ったw

    >日本古来の……そう、褌を履いていそう

    ここも上手い。スッと“褌”という言葉が出ない上にわざわざ“日本古来の”と言う辺り雁那が外国人であるナチュラルな描写になってる。

    >十代を名乗った覚えはない

    雁那さんじゅっさい以上
    と予想。つか荒楠が見た目よりかなり若いのでは?


    >浴室を叩く水音が響く中、雁那は音もなく洗面所の扉を開けた。

    やっぱり“雁那×たつき”本じゃないか!(違

    >鉄の味の息を呑み

    うむ。

    作者からの返信

    まいど感想ありがとうございやす!

    >ドーモ
    >“「車両の中にゴーヤが茂っていて毎日収穫できる電車」ってのが出てきたアニメ”、
    >『終末トレインどこへいく?』全12話視聴した菊丸メガネデス。

    まいどー。
    あ、湾多さんが言ってたアニメと同じやつか。
    見てなかったので被らなくてよかったw

    確かにゴーヤはどこでも育ちそうではある。
    食用の鉢植えも考えたが、流石に現実味がなさそうで見送ったのを思い出した。まあアロエは実用とか食用可能だけど。

    >>《曽根崎地下通路》から~立ち寄る理由がないのだ。
    >毎回思いますがこの辺のエピソードの舞台になる場所柄解説は『弱虫ペダル』のステージ解説ナレーションっぽいですね

    意識してなかったが、言われてみれば似てるかも。
    ここら辺のナレーションぽい説明の原型ってなんだろう……
    多分、何かしら強く刻まれた作品があると思うんだが、出て来ない!w

    >さり気ないですがたつきらしい。

    たつきは一応モデルがいるので、「らしさ」が出てるならよし。

    >わりと敬老精神ある感じですがそういう環境で育った感ありますな。

    これはおそらくそう。
    実質初絡みみたいなもんだし。

    >>雁那の背後で必死にかぶりを振る骨兜に気付き
    >>表情はわからずとも明らかに緊張を解いた様子で、ソファに身を沈めた巨漢
    >ここで雁那と荒楠の力関係が判るという…w

    しっかり見てるな!

    >>やむなく輝度を下げる。
    >うむ。

    ついに感想が二文字に……いやわかるけど!w

    >>「キャンピングカーって、お湯の制限とかある?」
    >こういう所に気が回るのがたつきと作者の美点ですな(後方“通”ヅラ)

    傲慢だけど相手を選ぶ的な。
    後は多分、田舎暮らしの目線。

    >>バッグから着替えを取り出すと~慣れた手つきで畳みながら
    >えらい脱衣描写を詳細にやるなと思ってたら雁那ガン見からの下着ネタとは
    >「え?八海先生の“雁那×たつき”本始まった?」と思ったw

    そこまでは考えてないが、そういや百合も練習済みだな。
    書ける……のか?

    >>日本古来の……そう、褌を履いていそう
    >ここも上手い。スッと“褌”という言葉が出ない上にわざわざ“日本古来の”と言う辺り雁那が外国人であるナチュラルな描写になってる。

    少なくとも日本育ちでないのは感じられるかなと。
    しかし何故こんな会話が……たつきが脱ぐ場面から流れるように出て来た……!

    >>十代を名乗った覚えはない
    >雁那さんじゅっさい以上
    >と予想。つか荒楠が見た目よりかなり若いのでは?

    ふっふっふ……

    >>浴室を叩く水音が響く中、雁那は音もなく洗面所の扉を開けた。
    >やっぱり“雁那×たつき”本じゃないか!(違

    シャワー室の扉じゃないからな!

    >>鉄の味の息を呑み
    >うむ。

    うむ。

  • 「粛慎」! なんかよくわからないのに、なんかかっこいい。こういうネーミングセンスって、ちょっと羨ましい。

    ふと思い出したタイトルがあって、でも中身まったく覚えてなかったので検索かけてみました『流氷民族』(山田正紀)……え、ヴァンパイアものだっけ、オホーツク関係してなかったっけ?
    と思ったら『流氷民族』の検索結果にはオホーツク文化圏の話がひっかかったりw

    いまさらいうのもなんなんですけど(いや、最初もいってるかもw)「魚々島」ってどーなんよ! と思いながら、気づくと慣れてて、いまになって見ると逆にかっこいいような気がしてくるから不思議w

    しかし、まさかたつきより先に雁那の出自が明らかにされるとは、おどろきw

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    「粛慎」は最初読めんわ意味わからんわで採用迷ってたんですが、慣れたらわりとアリですよね。魚々島も熟れたら癖になるっしよ?w わりとこの小説、そんな名前ばかり採用してる気がしますわ。

    流氷民族、名前だけ知ってるやつですがそんな話でしたか。オホーツク文化は資料が少ないので、題材にした小説とかは極端に少ないので意外でした。まあ謎だらけなので適当ブチかませるというメリットもあるんですが。今作のようにw

    山田正紀はゲロ上手な反面、私には重厚すぎて一冊くらいしか読めてない(それもミステリー)です。SF好きの先輩がイチオシだったんですが……何書かせても一流というイメージです。

    そうですね。私も意外でしたが、もちろんタダでペラペラ話す雁那ではなく。話した分を取り戻す気なのでしょう。
    続きがんばって書きます!

  • >極上の甘みが暴れる渋みの手を取り、舌先で優雅に踊り始めた。

    気のせいかも知れませんが、連載再開して以来、この手の、なんと言いますか、ゴージャスと言うかロマネスクと言うか、そこはかとなくブルボンな香気の漂う文章が、あちこちにしれっと入ってきてるような気がするんですが……。前からだった?

    >だが、洗面所で見た衣装はただの市販品だった。

    だから、サンプル採取して分析すれば判るってタイプの代物じゃないんだって w。
    神社関係なんて、縄一本、紙切れ一枚から、聖域だの魂だのを気ままに設定したり解除したりする連中なんだからさー、あんまりマジメにスペツナズ流の戦術マニュアルなんか活用したらバカ見ると思う……っていう方向性と見ましたが、いかがっしょうか ^^。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    >気のせいかも知れませんが、連載再開して以来、この手の、なんと言いますか、ゴージャスと言うかロマネスクと言うか、そこはかとなくブルボンな香気の漂う文章が、あちこちにしれっと入ってきてるような気がするんですが……。前からだった?

    えっ、どうでしょ。自分ではそんな自覚ないんですが。確かに一捻りした文章は意識してますが、それは以前からですし。ブルボンとは……?w

    こういうのは大抵直近で読んだ作品の影響なんですが、影響受けるほど読み込んだ小説が最近ないですし。あ、でももしかすると湾多さんの影響かもですね。引き摺られるというか意識してたのかもしれません。無意識にw

    >だから、サンプル採取して分析すれば判るってタイプの代物じゃないんだって w。
    神社関係なんて、縄一本、紙切れ一枚から、聖域だの魂だのを気ままに設定したり解除したりする連中なんだからさー、あんまりマジメにスペツナズ流の戦術マニュアルなんか活用したらバカ見ると思う……っていう方向性と見ましたが、いかがっしょうか ^^。

    半分正解という感じですかね。
    神風VS世界は概ね格闘技漫画路線で、オカルト部分は二割くらいです(ないとは言わない)。蓮葉とかはあっち側に近く、それこそ軍隊の教本を笑うような展開を狙っています。

    一方で、じゃあ「カルトかよ!勝てるわけねーよ!」という話でもなく、ゴーストバスターズよろしく「物理と知恵で妖怪を何とかする」というのも醍醐味だと作者は思っておりまして。

    つまりまあ、どっちに転ぶかはまだ言えない、というところなのですw


  • >側道にぴたりと寄せて停車したそれは、一面に蔦の絡んだ壁にしか見えなかったのだ。

    おー、いいですねー、こういうの。
    先日も、「車両の中にゴーヤが茂っていて毎日収穫できる電車」ってのが出てきたアニメがありましたが、外側に蔦が這っているトレーラーとは。……あれ、でも道交法とか大丈夫なのか? 法律上は大丈夫でも、警察がなにかいいそうだな。

    >乗っ取り完了──電子諜報の橋頭堡は築かれた。

    うーん、これは乗っ取ったつもりで逆に……ってパターンじゃないですかね w。あるいは、「とみせかけて、さらに」がもう何段階かあるのか。
    まあ、そこは一枚裏返しただけでオチたりはしない「神風VS」だと思いますんで、先を楽しみにしてます ^^。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    今朝は間違えて下書きに戻してしまったみたいで……多分行き違えてたと思いますが、すみません。ちょうど活動時間がかち合ってたのに。

    車内にゴーヤって、日照時間は確保できるんですかね? いやアニメの話ではありますが。今回の蔦は逆に、日当たり良すぎて枯れないかな?とか自分ながら心配ではあるんですが、雑な扱いに耐えるタフな種類なんだと思います多分。

    道交法が大丈夫かはろくにチェックしてませんが、そもそもこいつら免許持ってんのかとか、諸々の法律的な部分はフリーパスでやれる裏があるんだと考えています。そもそも梅田のこんな場所にトレーラー停めてたら、速攻で切符切られそうですし。一応設定としては登場予定です。

    >うーん、これは乗っ取ったつもりで逆に……ってパターンじゃないですかね w

    ここら辺は三幕の導入なので、遠からず出てくるかと思います。お楽しみに……!w

  • おー、軍人サイドか!
    まあ名前からロシア系っぽいなとは思ってましたが、こういうタイプもあるのか!(バトルの方向性として)

    たつきは甘々なのか、それとも気づいて泳がしてるのか。まだ底が見えないところがありますが、一番ピュアに競技者である可能性もあるよなあ……🤔
     洋が競技者扱いなの、ちょっとウケるw

    >午前には人足が絶える。
    ってのは午前様のイメージなんでしょうが、一瞬「え、午前?」とちょいと立ち止まりました。念のため、そういう読者がいたということでw

    作者からの返信

    まいど、感想ありがとうございます!

    >おー、軍人サイドか!
    >まあ名前からロシア系っぽいなとは思ってましたが、こういうタイプもあるのか!(バトルの方向性として)

    違うアプローチも大事なので。ザッツ多様性。
    とはいえ、ぶっちゃけ私は軍事系にはさして詳しくないんです。本買って調べつつ書いてますが、詳しい人が見たら噴飯の可能性もあるんで、気づいたらよしなにw

    まあそれとは別に、ロマンバトルの路線を外すキャラではないというか、ある意味軍人を踏み台にするようなキャラなので、そこんとこは安心してお楽しみくださいw

    >たつきは甘々なのか、それとも気づいて泳がしてるのか。まだ底が見えないところがありますが、一番ピュアに競技者である可能性もあるよなあ……🤔

    流石、読みが深い。さてさて……?w

    >洋が競技者扱いなの、ちょっとウケるw

    まあ「魚々島は何をされても勝つ」とかは、軍人的な思考と真逆ですからね。烏京に甘い甘い言われがちですし。
    ここら辺は、あくまで雁那個人の認識ではありますが。

    >午前様のイメージなんでしょうが、一瞬「え、午前?」とちょいと立ち止まりました。念のため、そういう読者がいたということでw

    なるほど。
    では「零時を過ぎると」とわかりやすく直しておきますね。

  • 【後幕】畔 蓮葉 VS 八百万 浪馬 其の四 感想

    >烏京の視線はなお氷点下だった。

    相変わらずの梶野節と思いきや更に下の

    >烏京の声は、幾分常温に近づいている。

    に繋がっていて「ほほう、そう来ましたか」
    と思わず“判ってる常連客ヅラ”してしまったw

    >笑った後は特にな~──その笑いこそが、甘さなのだ

    どっちも正しいという印象。
    確かに付け込める隙はあるだろうが蓮葉の“底”は現時点の彼らの認識すら超えるのかもと。

    >「──友が敵になってもか?」

    素でこういう台詞が出る辺り当人が思ってるほど冷徹じゃないですな烏京サン。

    >「俺も楽しみだ──貴様が再び泣き叫ぶ日がな」
    >「てめー、オレの弱みも握ったと思ってんな?」

    この辺で「ああ…そんなにイチャイチャしたら八海サンから“グ腐腐…”って含み笑いが漏れて…」
    って思ってたら、この先大惨事が待ってたよ。
    思わず「加減しろ莫迦!」の画像貼りそうになったw

    >何かを握り潰すように固めた拳を、もう一つの手で抑え込む。
    >浪馬の拳が、音もなく緩む。
    >二度瞬きして

    ホンマこの辺が“この店ならではの味わい”ですな。
    変に心情を直接描写するよりしぐさを描写する事で読者が察する余地を持たせているというか。


    >浪馬は文殊を見つめた。
    >視線に背を向け、文殊は自分のバイクに跨る。
    >ドルン!とエンジンを火を入れ、暖機しながら振り向いた。

    この辺もそうですね
    この後文殊が浪馬に就く宣言をするシーンな訳ですが、
    浪馬の視線から一度背を向けて
    エンジン点火=宣言の決意→そして振り向く=浪馬に改めて向き合う。
    そして「組んだるわ」
    これは八海ちゃんじゃなくてもグ腐りますわw

    >バイクに乗られた後もパニックに付け込まれた

    他の部分はともかくこの辺まで見てるのがさす文

    >「わたくし、今日こそ尊死するかと思いました。~あの方、とんでもない人たらしなんですから!

    生モノパイセンマジ生モノパイセン。

    >続きは薄い本でお願いします!

    この辺で「あ、コレ100パー八海に“腐教”した導師(グル)がいるわ」と思ったw

    >蓮葉さまも、ついにたつきさまと。

    うん、キミなら百合もイケると信じてたよ。

    >心の海に赤潮が発生しそう
    >恋曼荼羅

    言語センスの無駄遣いw

    >お兄さまもうかうかしていると、正妻の座を取られますよ。

    あ、やっぱおしのんが正妻って認識なんやと思った。
    ワタシ別に腐男子ではないが「なるほどこれが“解釈一致”ってヤツか」とか思った。

    >新たな輝きを得た八海の瞳

    いや確かにこの【後幕】、雁那(と荒楠)空気だったけどこんな使われ方するとはw
    【結論】「勝者──空木 八海ッ!」

    作者からの返信

    毎度、感想ありがとうございまーす。

    >>烏京の視線はなお氷点下だった。
    >相変わらずの梶野節と思いきや更に下の
    >>烏京の声は、幾分常温に近づいている。
    >に繋がっていて「ほほう、そう来ましたか」
    >と思わず“判ってる常連客ヅラ”してしまったw

    お褒めに預かり恐悦至極。
    常連さんが職人を育てるというやつ?w

    >>笑った後は特にな~──その笑いこそが、甘さなのだ
    >どっちも正しいという印象。
    >確かに付け込める隙はあるだろうが蓮葉の“底”は現時点の彼らの認識すら超えるのかもと。

    そそ。詰まるところ誰にも蓮葉のそこはかとなく見えてないから。対戦予定の烏京が「甘さ=チャンス」と考えるのも当然の流れ。

    >>「──友が敵になってもか?」
    >素でこういう台詞が出る辺り当人が思ってるほど冷徹じゃないですな烏京サン。

    ボケにはちゃんと突っ込んでくれるし。

    >>「俺も楽しみだ──貴様が再び泣き叫ぶ日がな」
    >>「てめー、オレの弱みも握ったと思ってんな?」
    >この辺で「ああ…そんなにイチャイチャしたら八海サンから“グ腐腐…”って含み笑いが漏れて…」
    >って思ってたら、この先大惨事が待ってたよ。
    >思わず「加減しろ莫迦!」の画像貼りそうになったw

    ちょっと今回はなんつーか、貯めた分特大ボリュームだった。毎回コレはアレなので、適時ガス抜きしておかんと。

    >>何かを握り潰すように固めた拳を、もう一つの手で抑え込む。
    >>浪馬の拳が、音もなく緩む。
    >>二度瞬きして
    >ホンマこの辺が“この店ならではの味わい”ですな。
    >変に心情を直接描写するよりしぐさを描写する事で
    >読者が察する余地を持たせているというか。

    誰か視点で書いてるときに、それ以外の心理描写が混ざると視点ズレが起きてしまうしな。
    こういう表現は得意な方。

    >>浪馬は文殊を見つめた。
    >>視線に背を向け、文殊は自分のバイクに跨る。
    >>ドルン!とエンジンを火を入れ、暖機しながら振り向いた。
    >この辺もそうですね
    >この後文殊が浪馬に就く宣言をするシーンな訳ですが、
    >浪馬の視線から一度背を向けて
    >エンジン点火=宣言の決意→そして振り向く=浪馬に改めて向き合う。
    >そして「組んだるわ」
    >これは八海ちゃんじゃなくてもグ腐りますわw

    今回初めて知ったが、バイクって何かと暗喩に使いやすい。不良のマストアイテムになるわけだわ。
    特攻の拓読んでてよかった。

    >>バイクに乗られた後もパニックに付け込まれた
    >他の部分はともかくこの辺まで見てるのがさす文

    次は「さす文」が流行りそう!w

    >>「わたくし、今日こそ尊死するかと思いました。~あの方、とんでもない人たらしなんですから!
    >生モノパイセンマジ生モノパイセン。

    これだけ何でも食えたら、退屈は無縁そう。

    >>続きは薄い本でお願いします!
    >この辺で「あ、コレ100パー八海に“腐教”した導師(グル)がいるわ」と思ったw

    ユパさま「ここもじき腐海に飲まれる……」

    >>蓮葉さまも、ついにたつきさまと。
    >うん、キミなら百合もイケると信じてたよ。

    一人ポリコレ状態w

    >>心の海に赤潮が発生しそう
    >>恋曼荼羅
    >言語センスの無駄遣いw

    こういうときに限って乗りまくる我が筆よ……!

    >>お兄さまもうかうかしていると、正妻の座を取られますよ。
    >あ、やっぱおしのんが正妻って認識なんやと思った。
    >ワタシ別に腐男子ではないが「なるほどこれが“解釈一致”ってヤツか」とか思った。

    作者的には正妻ポジにしては出番少ないよなあと思ってるんだが、この先どうなるのか。(作者)

    >>新たな輝きを得た八海の瞳
    >いや確かにこの【後幕】、雁那(と荒楠)空気だったけどこんな使われ方するとはw

    そういうわけで、次回は雁那荒楠メインです。
    よろしく!

    >【結論】「勝者──空木 八海ッ!」

    今回の感想は、総じてこんな感じだった……浪馬の感動場面が……!

    編集済
  • ソンシ? やんごとなき方々の係累らしいし、特別な敬語でもあるんかいな、と思ったら、トウトシって読むんですね w。カクヨムやってると毎日語彙が拡がるな。

    しかし八海みたいに男も女もイケるというのは、経済的と言うか、人生が倍豊かになると言うか w。触手(みたいなの)で他人の体をまさぐるなどという、本人自体が同人誌ネタみたいな存在なのに、自身が充分にエロいという自覚はないんでしょうか? 露骨に自覚していたらしていたで始末に悪いのも確かですが。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    尊死はネットスラングというか造語だと思われますが、この手の言葉の難しいところは流行があることですね。私もサブカルは好きでも界隈に詳しいわけではないので、主にこいつのためだけに情報収集に努めています。百合短編とかもその一端な面もw

    両性具有の生物じゃないですが、人生が豊かになるのは間違いないかと。経済的ではないかもですが……

    八海は自分自身にはエロスを感じないタイプですね。傍観者型というか、自分がエロいことをしたいのではなく、妄想を観察していたいタイプ。こういう人は多いそうで、BLなんかはその表れ(女性が存在しない)だとか。百合も男子禁制の空気ありますし。

    浪馬にちょっかい出されてもスルーしてたり、妄想にも出てこない辺りが、八海なんだと思っていただければw 触手?もまるで意識してないと思います。

    編集済
  •  文殊が鍵を握るのは、滾る展開。やっぱ俺の勝ちじゃねーかよ、というのが負け惜しみでもなんでもないのが、また良し。

     ……とか思いながら、結局八海が全部持ってくのがワロス。忍野、まともに聞いてたら、死んじゃうのね……www

     そういえば新章始まったら、あまり応援にはならないかもだけどレビュー書き直すか、と思った時にまっさきに浮かんだのが、本来、必死の闘いであるのに、空木の存在によって奇妙にスポーツマン的な爽やかな関係が成り立つこと。逆に、だからこそ、の展開もあるのかもしれませんが、競技ではない死合いなのに、常に個々の最上の状態でやりあえる、というのは、これは神風ならではだなあ、と。そこらへんアピールできたらなあ。できても届かなそうですが……orz

    そうそう、
    >それにおまえの《鯰法。
    ルビ処理の《が残ったのかな?

    笑わせてもらいながら、次なる闘いを盛り立ててもいて、また次が楽しみですぜ!

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    誤字、速攻で直しました。むしろ「》」が消えてたやつですね。

    浪馬のラストについては最初から決めていたんですが、途中あんまり馬鹿に書きすぎました。「あれ? 煙草のときしおらしかったよな?」と思い出して、慌てて軌道修正したのが、あの下りです。まあ落ち着くところに落ち着いたと言うか。そのうち文殊とオメガの絡みなんかも出てくるかと思います。

    八海のBLトークは、作者も書いててつらくて、忍野とまんまシンクロしてました。でもタンデムする二人に「絶対入ってる」ネタを使い忘れたのに今気づいて、直そうか悩んでます。いやでも、ここは抑えておくべきか。良い子のカクヨムだし。

    不死身の忍野ですら死ぬってところが、今回の笑いどころですね。八海も尊死とか言ってるし。

    おお、レビューマジですか。感謝とともに期待しちゃいます。レビューの書き直しって拡散されるんですかね? まあされなくても嬉しい限り。旧レビューはコピーして、額縁に飾っておきます。

    空木の治癒の導入は、格闘技の比じゃない怪我をする(というか普通は死ぬ)武器バトルで総当たり戦する以上、マストでした。「よい試合を奉納する」という観点からも理に叶ってますし。

    確かに候補たちがさして殺伐としていないのは、空木の協力あってだと思いますね。尖っているのは最初の烏京くらいで。

    いまはまだ試合中心の展開ですが、いずれは場外戦なんかも描いていきたいと思ってます。そちらはもっと殺伐とするかもしれませんね。いや、洋とか浪馬を見るに、マイペースなのは同じかも……w

    後幕も残り一話。
    引き続き応援よろしくお願いします!

    編集済
  • 【後幕】畔 蓮葉 VS 八百万 浪馬 其の三 感想

    >「……『知らない』って、どういう意味よ?」~言葉こそ同じだが

    前回ラストで蓮葉「知らない」なんて言ったっけ?小首かしげただけだったと思う。

    >まだ排気ガスの匂いが残る地下道の空気を、たつきの詰問が叩く

    うむ。冒頭からベネ。キャラの言動とその場の情景描写を組み合わせるナイスお点前。

    >その顔にはっきりと板書されている

    なんか良かった。
    通常表現の「顔に書いてある」より「はっきりと板書」の部分にたつきの驚愕感が出てる。

    >「何それ。そんな都合のいい記憶喪失ある?」

    まさか…イキュラスキュ…

    >例えば性的なコンテンツ。深夜番組で時折見かける性交場面や下ネタは、例外なく記憶から消える

    よし、これなら八海の“腐”教に染まる心配はないなw

    >威勢の良い小型犬に、大型犬がひるむ構図

    的確過ぎる比喩にワロタ。

    >助け舟は何艘も出すものではない

    ありそうでなかった言い回し。

    >他の男どもは眼中にないから

    八海ちゃん(百合)がアップを始めました。

    >宮山たつきは、底なしの馬鹿者なのか。それとも底知れぬ実力者なのか。

    “底なしの馬鹿者”枠は浪馬で既に埋まっているので“底知れぬ実力者”なのでは?

    >丸い背中にそう声をかけたのは

    「丸い」って入れるところがさり気に上手い。

    >──なんで、その記憶は残ってるんだ?

    嫌悪対象の記憶は健忘するが生命の危機レベルの恐怖はさすがに消去しないって事か?
    つまりイキュラってるのではなく「感受性を殺す技術(テク)」の方じゃったか。

    >「──貴様の弱点は妹だな。
     問題は、弱点の方が強いということだ」

    ものすごいパワーワードだがバトル物だと結構よくある設定(少なくとも『西遊記』まで遡れる)という…

    >おかげで山上 狼火にも逢えたじゃねーか

    ここが“新幕……の前に1~2話の番外を挟む予定”の部分ですね。

    >「じゃあ何の話だよ」

    同盟組んでるとはいえ洋が気づいてないなら黙ってればいいのに
    このあとちゃんと説明してあげる烏京サン。
    基本語りたがりなんでしょうなw
    まあここで黙ってても洋ならすぐ気づくというのもあるでしょうが。

    作者からの返信

    まいど、感想サンクス。
    絶賛次話執筆中なので、もう少し待ってくれ……

    >>「……『知らない』って、どういう意味よ?」~言葉こそ同じだが
    >前回ラストで蓮葉「知らない」なんて言ったっけ?小首かしげただけだったと思う。

    うん、言ってない。
    ここはたつきの反応から、前話の直後に「知らない」と言ったと読み取ってもらう仕様。連載漫画で時々ある構成。
    「言葉こそ同じだが」で伝わるかと思う。

    >>まだ排気ガスの匂いが残る地下道の空気を、たつきの詰問が叩く
    >うむ。冒頭からベネ。キャラの言動とその場の情景描写を組み合わせるナイスお点前。

    うむ、サンクス。
    拾ってくれる読者がいると、凝りがいがある。

    >>その顔にはっきりと板書されている
    >なんか良かった。
    >通常表現の「顔に書いてある」より「はっきりと板書」の部分にたつきの驚愕感が出てる。

    「顔に書いてある」だと定番なので、一工夫してみた。
    板書って書くとチョークの書き文字まで浮かぶの、便利でよい。

    >>「何それ。そんな都合のいい記憶喪失ある?」
    >まさか…イキュラスキュ…

    大丈夫だ。人格には影響しない……!

    >>例えば性的なコンテンツ。深夜番組で時折見かける性交場面や下ネタは、例外なく記憶から消える
    >よし、これなら八海の“腐”教に染まる心配はないなw

    それ以前に理解不能だと思う。

    >>威勢の良い小型犬に、大型犬がひるむ構図
    >的確過ぎる比喩にワロタ。

    蓮葉は犬なのか猫なのか、時々悩む。

    >>助け舟は何艘も出すものではない
    >ありそうでなかった言い回し。

    こういう一捻り表現が好き。神風では積極採用してる。

    >>他の男どもは眼中にないから
    >八海ちゃん(百合)がアップを始めました。

    恐ろしいコ……!

    >>宮山たつきは、底なしの馬鹿者なのか。それとも底知れぬ実力者なのか。
    >“底なしの馬鹿者”枠は浪馬で既に埋まっているので“底知れぬ実力者”なのでは?

    さーて、どっちかなー?w

    >>丸い背中にそう声をかけたのは
    >「丸い」って入れるところがさり気に上手い。

    洋のデブ表現は盛り込んでおかないと、設定忘れらがちなので。

    >>──なんで、その記憶は残ってるんだ?
    >嫌悪対象の記憶は健忘するが生命の危機レベルの恐怖はさすがに消去しないって事か?
    >つまりイキュラってるのではなく「感受性を殺す技術(テク)」の方じゃったか。

    フフフ……(意味深)

    >>「──貴様の弱点は妹だな。
       問題は、弱点の方が強いということだ」
    >ものすごいパワーワードだがバトル物だと結構よくある設定(少なくとも『西遊記』まで遡れる)という…

    この一言は数年前から温めてて、やっと使えたんだが、言われてみれば確かに。いや、三蔵法師のことなら、ちょっと別ケースか? 
    三蔵は敵には弱いし。
    弱点の方が弱い……案外少ないパターンかも。

    >>おかげで山上 狼火にも逢えたじゃねーか
    >ここが“新幕……の前に1~2話の番外を挟む予定”の部分ですね。

    ビンゴ。もうしばし待たれよ。
    ちなみに読みは「やまがみ ろうか」。

    >>「じゃあ何の話だよ」
    >同盟組んでるとはいえ洋が気づいてないなら黙ってればいいのに
    >このあとちゃんと説明してあげる烏京サン。
    >基本語りたがりなんでしょうなw
    >まあここで黙ってても洋ならすぐ気づくというのもあるでしょうが。

    全部正解だと思う。次話でも少し拾ってる。


  • 編集済

    追い付きましたぁw
    面白いです。キャラも魅力的ですね。
    忍野さんも浪馬も、もちろん洋も。
    女性陣の方はこれからいろいろ判って来るのでしょうか? 楽しみです。

    少年漫画好きなのでご心配なく。
    私の本棚には「進撃の巨人」全巻揃ってますw
    あまり人気はないかもですが「クレイモア」なんてのも全巻。
    夢枕獏先生の小説は読んだことないですが、岡野玲子先生の「陰陽師」って原作が夢枕獏先生なんですね。これなら全巻ありますw
    という訳で、バトルものも大好きです。

    ただ、一話目の初っ端数行を読んだ時に政治とかの絡んだ難しい内容なのかと勘違いし、私の知識と読解力で読み進められるのかと躊躇し、先に進めず。
    でも、と。とりあえず一話目だけでも読んでみようと読んでみたら、下手したら睡眠時間を削るハメになりそうなほど面白くて困りました。

    今後の展開も楽しみに待ってます。

    作者からの返信

    追いつかれました!w
    感想&レビュー、ありがとうございます!
    今作で星いただけたの、相当久しぶりです。

    忍野、浪馬、洋がよかったですか。
    女性陣の話はこれからになりますが、男性陣もそこまで踏み込んで語っていないので、まだまだこれからですね。
    今作は群像劇、というほどではないですが、メインキャラについては深掘りしつつバトル、という流れで進む予定なので、お楽しみ。各キャラの関係性がだんだん進んでいくところも見どころ(のはず)です。

    >少年漫画好きなのでご心配なく。
    ううむ、先入観はいけませんね。
    書かれてる小説から、何となく「関西のご婦人」ってイメージだったんですが、女性が少年漫画系読まないわけでもないですもんね。「クレイモア」は全巻読んでますよ。何気に技とかしっかりしてて、神風も影響受けてるとこあると思います。逆に進撃の巨人の方が数巻で止まってるんですよね。ブームに乗り遅れてw

    夢枕獏は昔はバトル小説メインだったんです。キマイラとか飢狼伝とか。一般に移って色々書かれ出して、陰陽師で大ブレイク、看板になった印象。いや、私もそこまで読めてないんですけど。小説としての影響もそこまでなかったりします。先達としてはもちろん尊敬はしてますが。ともあれ、
    バトル好きと知って安心しましたw

    一話目冒頭というと、夢洲のくだりですね。
    確かにちょっと政治に触れてたりとあそこだけ毛色が違いますもんね。
    今作は関西が舞台ということで、馴染みのない場所は出来るだけ背景説明や描写をするようにしています。まあ「いるかその説明?」と言われたこともあるんですが、リアリティというか実在する場所で荒唐無稽なバトルが繰り広げられるところに外連味があるというか、バックボーンは大事にしたいなと思ってまして。関西の方が読んで「あそこか」と楽しめたり、逆に関西に来た時にちょこっと見にいくとかで楽しめたら最高だな、と。聖地じゃないですがw

    夢洲も、書き出した当時は地元ローカルもいいとこの場所だったんですよね。万博予定地ってだけで。それがここに来て、ニュースにバンバン出るわ叩かれるわで一気に有名に……これが宣伝になればいいんですがw

    「睡眠時間が削られる」は、最高の誉め言葉ですね。
    ありがとうございます。この先も削りに行きたいと思います。
    まずは明日の更新をお待ちくださいませ。やるぜよー!


  • 【後幕】畔 蓮葉 VS 八百万 浪馬 其の二 感想

    >「はいはい。今、参りま──す!」

    八海はカプ厨要素以外は浮世離れしたキャラのイメージがあったのでちょっと意外だった。
    つか空木兄妹てか空木一族は浮世離れしてるのだろうが、これカプ厨趣味経由で八海に世俗感覚を身に着けさせた友人とかいそう

    って思ってたら後段で

    >八海には幾分砕けた、現代的な部分が見られる。例の趣味が関係あるのだろうか。

    と、あったのでつまり「待て外伝(てゆーかスピンオフ?)」って事ですね

    >傷口からほとばしる優曇華うどんげの雨

    うむ、今日も梶野節旨い

    >《鯰法》なんて使っちゃダメですよ?

    ふと思ったが蟲に体内に入られるのも鯰法で防げるとしてどの程度のサイズまで対応できるのかな。
    病原菌や毒(ガスとか)相手だとさすがに鯰法で防げないよな。
    特に鼻や口からの侵入の場合。
    口中で鯰法使えたら浪馬って虫歯の治療できないんじゃw
    「鯰法使わないで下さい」って歯科医に怒られそう
    まあ、白銀さまの治療が出来る辺り無意識でもある程度コントロールできるのかな

    >洋が陸暮らしで最初に得た人生訓は「女を敵に回すな」である。

    多分スーパーハッカー女史にわからされたっぽいw

    >体内にバックアップがあるんだと思います

    なんとも『強殖装甲ガイバー』っぽいが鯰法や白銀さま方面の人外レベル異能設定に宇宙人が関わっててもまあアリですな。

    >床に寝そべった状態から米搗虫(コメツキムシ)のように跳ね飛ぶ。

    ポルナレフの「おおブラボー!」を思い出したw

    >「チッ。どいつもこいつもシスコンかよ」

    「シスコンじゃなくてもオマエはダメだ」がこの場にいた全員の心情だったという…

    >偽りの勝ち名乗りなど、勝負を汚す愚行の極み

    おしのんが想像以上に言葉を額面通りにしか受け取れなくてワロタ
    多分八海は浪馬の言葉の意味を普通に察せてたと思う。

    >蓮葉ちゃんのベロチューを堪能した

    窒息死一歩手前なんやが堪能したんかw
    コイツ死ぬとしたら死因は“複上死”やな

    >いつのまにか背後にいた烏京(うきょう)に駄目押しされ

    烏京サンから“ニヤニヤ”ってオノマトペが聞こえるw

    >ヒートアップする二人に文殊が割って入る

    さらっと書いてるがこの二人の間に入れる文殊さんの株がまた上がった。

    >すっかり毒気を抜かれ、立ち上がる洋に差し伸べられる手。忍野だった。

    上の浪馬、たつき、文殊らの“子供組”なギャアギャア騒ぎとの対比でやっぱり洋達は“大人”なんやなと思った。
    蓮葉の身近って現在洋、烏京、青沼、と大人しかいないので案外彼ら“子供組”が蓮葉の情操教育の鍵になるのかもと思った。

    >「……あんたも、なに他人事みたいな顔してんのよ!」
     勢い止まらぬたつきの矛先が向かったのは、他ならぬ蓮葉である。

    と、感想述べた端からたつきが蓮葉に絡み出しましたが
    「キスは好きな人と」的なたつきの言葉を真に受けた蓮葉が
    洋とたつき(「……ちっさくて……かわいい……!」)にキスするわ
    その時のたつきのうろたえっぷりを見た雁那が
    「ひょっとしてファーストキスなのか?」
    とトドメを刺すわ
    な未来を俺の中の八海氏が幻視しました

    作者からの返信

    毎度、感想サンクス!

    >>「はいはい。今、参りま──す!」
    >八海はカプ厨要素以外は浮世離れしたキャラのイメージがあったのでちょっと意外だった。
    つか空木兄妹てか空木一族は浮世離れしてるのだろうが、これカプ厨趣味経由で八海に世俗感覚を身に着けさせた友人とかいそう

    これはいそう。
    でも多分オフ専の繋がりな気がする。

    >って思ってたら後段で
    >>八海には幾分砕けた、現代的な部分が見られる。例の趣味が関係あるのだろうか。
    >と、あったのでつまり「待て外伝(てゆーかスピンオフ?)」って事ですね

    ここの説明が入るかは約束できないが、スピンオフは予定してたり。どこら辺に入れるかを考えてるところ。

    >>傷口からほとばしる優曇華うどんげの雨
    >うむ、今日も梶野節旨い

    書き直した部分だけど、馴染んでいたら幸い。

    >>《鯰法》なんて使っちゃダメですよ?
    >ふと思ったが蟲に体内に入られるのも鯰法で防げるとしてどの程度のサイズまで対応できるのかな。
    病原菌や毒(ガスとか)相手だとさすがに鯰法で防げないよな。
    >特に鼻や口からの侵入の場合。
    >口中で鯰法使えたら浪馬って虫歯の治療できないんじゃw
    >「鯰法使わないで下さい」って歯科医に怒られそう
    >まあ、白銀さまの治療が出来る辺り無意識でもある程度コントロールできるのかな

    ここら辺については、浪馬は「何となく」でやってるので、文殊の解析が待たれるところ。少なくとも「使わない」ことはできる模様。

    >>洋が陸暮らしで最初に得た人生訓は「女を敵に回すな」である。
    >多分スーパーハッカー女史にわからされたっぽいw

    そこは秘密。
    スーパーハッカー女史の登場は、果たしてあるか?

    >>体内にバックアップがあるんだと思います
    >なんとも『強殖装甲ガイバー』っぽいが鯰法や白銀さま方面の人外レベル異能設定に宇宙人が関わっててもまあアリですな。

    そういや細胞一片から本人再生してたよな、ガイバー。
    かぐや姫伝説に宇宙人絡むのは、実写英語から漫画まで数多いので、様式美ではあるw

    >>床に寝そべった状態から米搗虫(コメツキムシ)のように跳ね飛ぶ。
    >ポルナレフの「おおブラボー!」を思い出したw

    私の脳内では刃牙の絵面だったw

    >>「チッ。どいつもこいつもシスコンかよ」
    >「シスコンじゃなくてもオマエはダメだ」がこの場にいた全員の心情だったという…

    筆が勝手に動いた部分。
    作者の想像を超えるダメっぷりだった。
    「たまにはササミもいい」というダメ台詞も考えたが、事態がカオスになりすぎるのでオミットした。

    >>偽りの勝ち名乗りなど、勝負を汚す愚行の極み
    >おしのんが想像以上に言葉を額面通りにしか受け取れなくてワロタ

    不器用な男なので……

    >多分八海は浪馬の言葉の意味を普通に察せてたと思う。

    これはもちろんそう。

    >>蓮葉ちゃんのベロチューを堪能した
    >窒息死一歩手前なんやが堪能したんかw
    コイツ死ぬとしたら死因は“複上死”やな

    まあ二幕最後は天国にいたみたいだしw
    腹上死の前に腹上殺しそう……

    >>いつのまにか背後にいた烏京(うきょう)に駄目押しされ
    >烏京サンから“ニヤニヤ”ってオノマトペが聞こえるw

    烏京には最後の一押しポジが合う。

    >>ヒートアップする二人に文殊が割って入る
    >さらっと書いてるがこの二人の間に入れる文殊さんの株がまた上がった。

    ここ、自分でも「どうやって?」と思いつつも、描写せずとも何とかしてくれそうな文殊さんに感動してた。さす文。

    >>すっかり毒気を抜かれ、立ち上がる洋に差し伸べられる手。忍野だった。
    >上の浪馬、たつき、文殊らの“子供組”なギャアギャア騒ぎとの対比でやっぱり洋達は“大人”なんやなと思った。
    >蓮葉の身近って現在洋、烏京、青沼、と大人しかいないので案外彼ら“子供組”が蓮葉の情操教育の鍵になるのかもと思った。

    なるほど、その着眼点はなかった。
    確かに年齢的に高校生グループと大学生的な違いがあるかも。蓮葉は本来、前者寄りの年齢だし。

    >>「……あんたも、なに他人事みたいな顔してんのよ!」
    >> 勢い止まらぬたつきの矛先が向かったのは、他ならぬ蓮葉である。
    >と、感想述べた端からたつきが蓮葉に絡み出しましたが「キスは好きな人と」的なたつきの言葉を真に受けた蓮葉が洋とたつき(「……ちっさくて……かわいい……!」)にキスするわ、その時のたつきのうろたえっぷりを見た雁那が
    「ひょっとしてファーストキスなのか?」
    とトドメを刺すわな未来を俺の中の八海氏が幻視しました

    八海──っ! 早く来てくれ──っ!!
    百合方向の展開はない。多分。未確定。でも面白そう。


  • >「この場はこれより、撤収作業に入ります」
    >忍野の宣言と同時に地下道の一角が開き、大量の作業員が機材の搬入を始めた。

    壊れたり欠けたりしているところを補修する、という意味合いで使ってるようなので、「撤収」という言葉には違和感があります。試合のためにギャラリー席とか保護柵とか大々的に設置してあったんなら通らないでもないですけれど、そういうことではなかったと思うんで。普通に「補修作業」か「復元作業」とかですかね?

    >「わたし、畔に勝つために試合に参加してんの。
    >他の男どもは眼中にないから」

    これはつまり、蓮葉以外との対戦は、体力温存のために全部不戦敗に甘んじるということでしょうか? それとも、他はそもそも敵ですらない、と大見得を切ってるのか。
    はたまた、「畔に勝つ」という言葉に独特の意味合いを持たせた、謎かけ的なストーリー展開になるのか w。

    作者からの返信

    感想&ご指摘、ありがとうございます!

    >壊れたり欠けたりしているところを補修する、という意味合いで使ってるようなので、「撤収」という言葉には違和感があります。

    うっ、ごもっとも。
    何となくイベント感覚で「撤収」と書いてしまいましたが、設営とかは特にないですもんね、この試合。
    さっそく「補修作業」に訂正しておきました。ご指摘ありがたし。

    >これはつまり、蓮葉以外との対戦は、体力温存のために全部不戦敗に甘んじるということでしょうか? それとも、他はそもそも敵ですらない、と大見得を切ってるのか。

    どちらとも読めますよね。さーてw

    >はたまた、「畔に勝つ」という言葉に独特の意味合いを持たせた、謎かけ的なストーリー展開になるのか w。

    おっ湾多さん、意外に鋭い!(失礼)
    この場面は覚えておくと、いつか「ああ!」となるかもしれません。

  • え。
    金髪の男って、文殊——?
    あれ、またなんか読み間違えてますかね(汗。

    なんで、蓮葉が金髪のイメージになっちゃうかと思えば、あれですな、蓮葉、しろがねのイメージとダブるんですわw
    まあ、となれば「最高の笑顔」の瞬間もあるのかな、と期待したりw

    洋の、妹が絡むとポンコツなのも、なかなか……まだ「妹」であることを心から認めたわけでもないはずなのだけどねえw
    ここらへんは兄貴のエピソード待ちか?

    ちょい時間おいてから読んだ効能というかなんというか、バトルを読まなくても(そっちは流しても)楽しめるように書く、というのが、ちょっとわかってきた気が。

    キャラ立ちなあ。確かに重要。

    あとは、たつきが、浪馬と違ってクレバーであろうと考えると、その自信の源泉がなにか、が気になるところw
    畔の最高傑作にも、穴はある。
    さあ、これがどう出るかw

    作者からの返信

    感想ありがとうございまーす。

    金髪男は文殊で合ってますよ。洋と浪馬が推してる奴なんて一人だけです。金髪男も一人ですし。(たつきは金髪女)

    ああなるほど。考えてなかったですが、確かに似てますね。非人間的で任務最優先のサイボーグぽいところとか。しろがねって言われて、一瞬《白銀さま》の方を想像しましたが。ややこしいな!
    しろがねにとっての優が、蓮葉にとっての洋なのかもしれませんね。知らんけどw

    ちなみにからくりサーカスも大好きです私。藤田和日郎はメンターの一人。


    >まだ「妹」であることを心から認めたわけでもないはずなのだけどねえw

    ここら辺は急ごしらえの兄妹関係なので、余計に感情移入してる面もあると見ていますね。理想の兄、理想の妹的な。私はリアル妹持ちなので、この手のロマンは幼少期に捨ててます。だいたいそんなもんな気がします。

    洋が妹に思い入れる理由は、確かに過去にありそうですね。兄である航の影響もありそうですが、兄弟とはまた違いますし。大阪に来る前の生活とかも、いつか出てくるかと。

    バトルなしで楽しんでいただけてるなら何よりです。作者は必死に情報とキャラネタを詰め込んでますが、「これ本当に面白い?」と毎回自問してるんで。バトル回ならそんなこと思わないんですが!

    漫画的な小説なので、キャラ立ちは生命線です。「このキャラが活躍してる回だけ読む」なんて読者になってもらえれば理想的ですね。

    たつきがクレバーかどうかは秘密ですが、紹介順的には、そろそろ彼女に触れる番です。お楽しみに!

    編集済
  • ドーモ、アナタの後輩ISこと菊丸メガネデス。
    今回からこちらにも感想送る事にしました。
    ちなみに今期は14作アニメ完走予定デス。

    【後幕】畔 蓮葉 VS 八百万 浪馬 感想

    >涼やかな音色を奏でて分解する

    なんか良かった。
    多分武骨で凶悪な外見の武器である“大挟の絞首台”の動きを描写した表現の中に
    使い手である蓮葉の美麗さが感じられるからかと。

    >並みの人間なら三度死んでお釣りがくる

    ベタな表現なのだが判り易くて逆に良かった。何でもかんでも捻って凝った表現ばかりにしない方が良いのだなと思った。

    .> 死因の大半は溺死~魚々島の肺活量は超人的だが、その前提で深く長く潜るためだ。

    “飛ぶのが上手い海燕ほど岸壁に激突死する”の法則ですな。

    >「魚々島には肺が三つある」

    良い言い回し。いかにもこの作品世界の“道々の輩”界隈のリアルな描写感が出てる。
    関係ないがイカには心臓が三つあるそうな

    >《活法》とは《殺法》と対を成す

    “医食同源”ならぬ“医武同源”って言葉がありそう。
    《殺法》では凡庸でも《活法》方面に才のあった輩も多々いるんでしょうな。

    >洋は手慣れた仕草で浪馬の上半身を起こし

    ここで「洋のマウストゥマウスが炸裂して蓮葉の“キス”が上書きされ、蘇生後にそれを知って死ぬ浪馬」
    まで俺の中の八海氏が幻視したw

    >凍える体の奥底で、エンジンプラグが小さな火を散らした

    うむ。今回も梶野節が美味い。

    >ゆっくりと吐き出した紫煙を、二人は無言で見つめた。
    >「……沁みンじャねーか、おい」

    “無言”の後になんとも浪馬らしい第一声。

    >立ち昇る狼煙(のろし)を見上げ

    「寝転んだまま」と「浪馬ははっきりと宣言した」の間にこのワンフレーズが挟まれてるのがなんとも上手い

    作者からの返信

    >ドーモ、アナタの後輩ISこと菊丸メガネデス。
    >今回からこちらにも感想送る事にしました。
    >ちなみに今期は14作アニメ完走予定デス。

    感想ありがとうございます!
    うむ、神風開始時からオフで感想もらってきたけど、こちらで受け取れるようになったのは感慨深い。今後ともヨロシク!(外向けキャラ諦めた)

    14本凄いな。相変わらず多すぎる。
    オレも今期は見るもの多そう。ニコ動早く復活して欲しい。


    >>涼やかな音色を奏でて分解する
    >なんか良かった。
    >多分武骨で凶悪な外見の武器である“大挟の絞首台”の動きを描写した表現の中に使い手である蓮葉の美麗さが感じられるからかと。

    ありがとうございやーす!
    これぞ元祖細部感想という感じで素晴らしい。
    確かに、無骨な大型武器が軽やかに収納される様という、カッコいい絵面を意識してた書いたものだった。
    蓮葉は謎筋力で大型武器を振り回すタイプじゃないけどね。

    >>並みの人間なら三度死んでお釣りがくる
    >ベタな表現なのだが判り易くて逆に良かった。何でもかんでも捻って凝った表現ばかりにしない方が良いのだなと思った。

    正解。
    凝った表現ばかり続けると、読み手の舌が麻痺してくるので意図して抜いてるとこもある。漫画の大ゴマは連発すると無価値なのと一緒。

    >>死因の大半は溺死~魚々島の肺活量は超人的だが、その前提で深く長く潜るためだ。
    >“飛ぶのが上手い海燕ほど岸壁に激突死する”の法則ですな。

    あったなそれ!
    何の漫画だったっけ……?

    >>「魚々島には肺が三つある」
    >良い言い回し。いかにもこの作品世界の“道々の輩”界隈のリアルな描写感が出てる。
    >関係ないがイカには心臓が三つあるそうな

    ありやーす。この手の魚々島常識シリーズは作者も好き。
    ちなみに初稿では「肺は二つある」だったんだが、別の後輩に「そりゃ二つだよね」って突っ込まれて、それもそうだと追加したものだったり。

    イカの心臓は、ガチで別の個所にありそうね。
    頭足類は色々トンデモ性質持ってて面白いよな。

    >>《活法》とは《殺法》と対を成す
    >“医食同源”ならぬ“医武同源”って言葉がありそう。
    《殺法》では凡庸でも《活法》方面に才のあった輩も多々いるんでしょうな。

    探せば出てきそうな感じあるよね、医武同源的なの。
    戦国時代とか、治療はどうしてたんだろ。従軍医師的な存在を聞いたことないけど、セルフ治療だとしたら活法必須だな。

    柔道とか相撲だと、元選手が整体始めるパターンも多いし、引退後のキャリアとして確立してる感じはある。ちなみに調べた限りだと、活法は教えの中でも秘伝の部類で、免許皆伝後に伝えられるような感じだったとか。最初に教えてもいい気がするのに。

    >>洋は手慣れた仕草で浪馬の上半身を起こし
    >ここで「洋のマウストゥマウスが炸裂して蓮葉の“キス”が上書きされ、蘇生後にそれを知って死ぬ浪馬」
    >まで俺の中の八海氏が幻視したw

    脳内八海、あちこちで登場するな!(別の後輩も言ってた)

    >>凍える体の奥底で、エンジンプラグが小さな火を散らした
    >うむ。今回も梶野節が美味い。

    ここは我ながら満足いく表現。

    >>ゆっくりと吐き出した紫煙を、二人は無言で見つめた。
    >>「……沁みンじャねーか、おい」
    >“無言”の後になんとも浪馬らしい第一声。

    「敗者にかける言葉はない」という事実を、文殊は理解してるキャラだと思ったので。

    >>立ち昇る狼煙(のろし)を見上げ
    >「寝転んだまま」と「浪馬ははっきりと宣言した」の間にこのワンフレーズが挟まれてるのがなんとも上手い

    この手の小道具の活用、大好きなのよ。
    狼煙は「始まり」の暗喩。「再起」でもいいけど、浪馬の場合は本気で負けたと思ってないんで。そこら辺については、次回をお楽しみに。

    編集済
  • 流石、浪馬、ブレない姿勢に痺れる、憧れ——憧れはしないけれど、拍手喝采w

    そして見事にダメージを受けている洋もワロス。ほんとにシスコンばかりだなッ!

    それにしても空木のバックアップ、畔のハイテクと融合したら、実質的な不老不死できあがるのでは……!((((;゚Д゚)))))))

    作者からの返信

    まいど感想、ありがとうございます!

    ほーら、くだらない理由だったでしょw
    言い訳でなく本気で言ってるところが浪馬の馬鹿な、いやあなどれないとこですが。漢だけど憧れたくない!

    シスコンが並んでるのは「無限の住人」の影響かなとか考えたんですが、多分気のせいです。兄なんてだいたい似たようなもんです。

    裏設定では八百万がハイテク、畔はバイオ系に優れてるってのがあるんですが、確かに畔が《白銀さま》に興味を示さない理由はないんですよね。ただ、空木一族は《名前の言いづらいあの人》直属なので、やはり庇護、独占されてるのではないかなーと。そこら辺もいずれ作中で触れてみたいところですね。

    編集済
  • おー!!!
    久々の新しい神風、いいですねえ。気づくのが文殊というのがいい。浪馬の真意は、いまはまだ分からねど、それはそれとして、完全なるモブはなく、必然としていまここにいる(在る)というのが熱い!

    鯰法は、まあなんというかやはりファンタジー的な気がするんですが、そういう異能の大会であると考えれば、そこまで気にならない。伝導である、というのはわかりやすいですが、どうも伝導と言われると雷落ちても表皮だけを伝わってアースされたから生き残った、的な逸話のイメージが強くて、物理的な力でそれが可能なのかな、という印象なんですよねえ🤔
    ただ、まあ合気的なものとしてとらえれば、それの物理版(?)として考えるなら、違和感はないかなあ、というw

    にしても浪馬の真意は……?
    ルール、きちんと把握しないとわからない感じかしらん?
    それとも、鯰法の弱点を今回克服して、俺は無敵になったぜ! という宣言なのか?
    続き、楽しみにしてますぜ!

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    この話にモブは存在しません!……というのは大嘘ですが、面白くなるなら誰でも取り上げてメインに持ってくるつもりです。ただでさえ怪傑ばかりで、一般人の視点に欠ける話なので。連載当初は完全モブだった文殊がここまで動くとは思いませんでしたなあ(読み返すと初期は吉田と呼ばれてた)。

    鯰法は清々しいほど異能なのでイイワケの余地がないんですが、システマという実在武術は似たような「打撃を逃がす」を売りにしてて、有名な人に腹を殴らせて耐えてみせるという動画を見たことがあります。言い訳じゃないですよ?w

    浪馬の真意はもっとアホで、ルールとか関係ないやつですが、わくわくしながら次回を待っててください。今週中に更新と言いつつ、多分来週くらいに更新します!

    編集済
  • 久々再開の〆が「ステージⅣのカップリング厨。」なのヤメテwww

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    わはは、自分でもそう思いましたが、これはこれで一興w

  • 指相撲のはずなのに指だけの戦いじゃなくなってる!
    闘争心むき出しの二人とおろおろする青沼さん、想像しておかしくなりました。
    さっき青沼さんが何者だったか復習しにメモランダムに立ち寄ったんですが、この場面だったんですね。先にこちらを読んでおけばよかったかも…

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    神風候補がやれば、指相撲でもこうなる!ってのをやりたかったんですw

    あらら、それはすみませんでした。
    一応章ごとに分けてはいるんですが、範囲広いですからね。
    ネタバレ絶対避けたいなら、チェックは読み終えた章までにしとくと大丈夫のはずです。といっても、そろそろメモランダムの範囲を超えられそうですが。

  • 前に読んでいたときの♡が消えてしまっていますが烏京戦までは確実に読んでいるのでまた途中からお邪魔しました。個人的に洋さん推しなのですが、そうそうこの感じと思い出しながら読みました。だいぶ忘れているところもあるのでゆっくり取り戻していきたいと思います。

    概要欄のメモランダムのリンクが開けませんでした。梶野さんしか見れないページになっているかと思われます。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    いやー、久しぶりに神風の読者が来て嬉しいですw

    洋推し、ありがとうございます。
    この手の作品だとわりに二番手や脇役たちキャラに推しが集まったりするんですが、洋はそうでなく、ど真ん中で好かれてる印象があります。

    この先は烏京も仲間になり、あのフタリのやり取りがずっと味わえるので、お楽しみに。次くらいでやってる番外編の指相撲は、ミニバトルとしては自信作で、評価もよかったので、オススメしときます。

    メモランダム、リンクミスってましたか。早速直しました。ご指摘ありがとうございます。忘れてるところはあらかた、ここで見直せると思いますが、そちらに欲しい項目とかあれば、遠慮なくコメントで言ってもらえれば。

    それではこの先もよろしくおねがいします。今月くらいから再開しますんで!

    編集済
  • 企画への参加ありがとうございます。
    お互い更新がんばりましょう

    作者からの返信

    企画お疲れ様でした!
    お互い更新がんばりましょう!

  • 「ニッチ、ひたすらニッチな作品求む!」の自主企画からお邪魔しています。
    どえらいローカルスポットが舞台であることに惹かれて、ひとまずキリの良いところまで拝読いたしました。
    夢洲……ほんと、今後どうなるんでしょうね(苦笑)

    しかし、何もない(何もないわけではないが少なくともタウンとは言い難い)場所だからこそ、この手の破壊系バトルの舞台としてはやり易いのかなと思いました。
    野田阪神、ソコ敢えて選ぶかぁ〜と、うっかりツボってしまいました。
    多分、ローカルすぎて全国を対象にした読者だと分からない人多いんじゃないかな……勿体無い気が些かしています。
    まあ、だからと言って、わざわざグランフロント大阪まで出てきて暴れ回るわけにもいかないとは思いますが……。

    歴史や立地の描写は分かりやすいのですが、いざバトルが始まると武器固有の特徴や表現から、何が起こっているのかよく分からなくなってしまったので、何でだろう? と考えていたのですが、プロフの紹介文で「漫画的」のコメントを発見して合点がいきました。
    なるほど、多分バトル漫画をたくさん読んでいる方ならピンとくる描写なのか、と。
    (すみません。私自身、さしてバトルものに詳しくないので、その辺りの読解が今ひとつなのです)

    もしかしたら、この辺りにより多くの読者を取り込む改善点があるのかもしれないなと思いました。(※あくまでも一読者の愚考です)

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    ニッチもニッチなので、感想いただくの自体が久しぶりですw

    バトルでなく舞台が琴線に触れられたとのこと、それはそれで嬉しいです。
    夢洲はどうなるんでしょうねえ……まあ私自身は万博もIRも楽観視してる方です。万博が大成功する気はしませんが、失敗もしないんじゃないかなー、くらいで。IRは完成したら色々劇的に変化しそうで、一関西人として楽しみにしています。行けたら行きたいです。

    むしろ作者的には、万博は無理にせよIRによる夢洲開発までに作品が終わらせられるのか、の方が気がかりでして。まあ間に合わなければ「令和元年はこんな感じだったよ」的に読んでいただくしかないんですが。

    ちなみに今作の舞台は近畿三県を中心にしていますので、グランフロントも登場するかもしれません。すでに先の舞台で「曽根崎地下道」を使ってたりしますし。こちらも出来るだけメジャーでない、でも味がある場所を探して使っていきたいなと。ニッチなのはわかりきっていますが、逆にハマれば興味も湧くかもですから……しかし野田阪神がツボる方がいるとは、予想だにしませんでしたw(昔住んでた場所の最寄りだったんです)

    バトルについては出来るだけ平易に書いていますが、まったく読まない人から見ると、やはり難しいのかもですね。確かに「少年漫画を読んでる読者」を対象にしている作品なので、基本的な用語は説明なしに使ってる部分があります。
    或いは、バトルが文章描写から読み取れないということでしたら、私の腕がまだ至らないということでしょう。面目次第もございません。

    もしこの先も読まれることがあれば、理解できなかった用語や描写など、コメントで教えていただければ改善のヒントにさせていただきますので、よろしくお願いします。人を選ぶ作風なのは承知ですが、一人でも多くの人に読んでもらうことをあきらめてはおりませんので。
    とはいえ譲れない一線はあるので、なかなか難しいところではあるのですが……

    一応、バトル読まない人でもキャラクター小説として読めるよう、バトルとそれ以外のパートがわかりやすいエピソードタイトルをつけてはいるんですが、今のところそういう読み方をしてる読者はいないので、役に立ってる気はしませんねw

    ともあれ、バトル抜きで結構な長さを読んでいただき、感謝しきりです。
    重ねてありがとうございました。

  • 改めて、初めまして。ラジオ・Kと申します。
    この度は私の企画「盆、ニ相応シキ大作・怪作ヲ求ム。(なつやすみ企画)」への参加ありがとうございます。
    そしてまさかの最終日にこうしてお邪魔したこと、大変申し訳ない。

    4話程読みました。
    中々面白い世界観ですね。レビューを見ると良いバトルシーンを楽しむことができるようで。
    続きも読ませて頂きますね。

    作者からの返信

    こんばんは。
    こちらでは初めましてw

    神風VSに感想いただき、ありがとうございます。
    企画主催もお疲れ様でした。

    今作は武器バトルを描くことに全力を注いでおりまして、一戦闘二万字とかざらです。趣味の領域なので、ご無理なさらずとも構いません。面白かった時だけ教えてください。

    編集済
  • ご無沙汰しておりました。
    更新が止まっていたところからこの区切りまで一気に拝見いたしましたが、流石、相変わらず読ませますね。堪能させていただきました。
    「背後に降った女の体温」とか「一つ賢くなれば一つ愚かになる」とか、ときめく言葉の数々に唸らされます。

    全体の演出プランに関しては、先行チョイ見せ箇所が、面白い起伏を作っているのが、なるほどなと。勉強になりました。
    一つの試合が長く濃密なのは、作品的に必然であり、間違いなく期待される部分ではあるのですが、如何せん分量的に長いと流石にダレる。
    そこを、中間地点に「ここまでは決着が付かないよ」というお約束を入れ込むことで、読み手の態度が変わり、結果的にラーメンの「味変」的な効果を及ぼして後半戦以降も飽きずに読み進められると。
    まあ、そういう目論見でなされた「チョイ見せ」だったのかは分かりませんが、一気読みした自分的には、かなりアリだなと思って関心しました。

    しばらくお休みとのことですが、続きも楽しみしております。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    お久しぶりです。来られるのをお待ちしてましたw

    ひとまず満足いただけたようで、ほっとしております。常連さんの評価が一番怖い。

    >「背後に降った女の体温」とか「一つ賢くなれば一つ愚かになる」とか

    琴線がマニアックで、流石ですw
    作者のこだわりを汲んで頂いてるようで、ありがたい限りです。

    抄録については、展開を先に知ることで展開予想のネタにしたり、ジグソーパズル的な快感が得られるかと考えていましたが、なるほど。味変的な効果は想定外でした。かなり手間のかかる試みなんですが、やっておいて正解だったと今思いました。

    しばらく休むつもりでしたが、やはり後幕まで書かないと話が落ちないかなと思い始めているとこでして。来月くらいから後幕だけでも着手予定です。
    またその際は、よろしくお願いします。

    編集済
  • やや!
    一区切りついたというのにコメがないとは!
    意外!

    ……短文コメントなら勢いでしちまえ、となるのですが、一区切りしたわけだし、落ち着いてから、なんて考えてたら気づいたらカクヨムすら入ってないような状態でした。

    今回が初めてリアタイで追った章でした。で、まず思ったのが読者とは身勝手だな、とw 待ってると三日が長ぇw

    ところで今回は、浪馬蓮葉戦という、おそらく対戦カードの中では一番イロモノというか、ハラハラして勝負の行く末を見守るというよりも、畔の人外っぷりと浪馬がどう対抗していくかになるのではないか——と、多分ここまで読み進めた人なら思ったんじゃないでしょうか。
    久々(?)に再開してということもあり、良かったのだと思います。
    これが畔VSたつき、とかだったりするとちょっと色々な意味でハラハラさせられたような気がします。するだけですけどw

    もちっと細かい話は近況のほうでさせていただくとして、面白かったです。キャラ同士のやりとりとか。往年のジャンプノリのハッタリと論理展開とかw
    しかしバトル物としては……いやあどうなのかな、勝つべくして勝つほうがやはり好きな読者が多いのかな。第一線の落とし所が凄くよかったので、やはりキャラ相性や地形効果などもありつつハラハラドキドキする展開期待してもいいんでしょうね、先生?

    作者からの返信

    おっと、お久しぶりです!
    そして感想ありがとうございます!

    いやまあ、元より読まれない代表みたいなシリーズなので意外ではないですが、本当に来てないですよねー、コメントw
    近況の方で一件、湾多さんからお疲れ様コメントいただいてますが。
    火付け役のSLOTさんからコメがなかったので、てっきり見限られたかと思ってましたわw

    三日更新でもかなり際どかったので、そこはあきらめてください!w
    いや、むしろ期待されてたということで喜ぶべきなのか? 
    そこはありがたいところですし、いずれまた挑戦はしたいと思ってますが、あれ以上のペースは無理です。少なくとも神風のバトルでは。
    それこそスロット回しながら待っててください。あとメモランダム読むとか。

    多分読者的にはSLOTさんの言われるような予想をされてたんだと。
    作者的にもある程度はそうだったんですが、互いに初見、でもって蓮葉は思考が読めず、浪馬はあの通り頭が足りない子なので、浪馬が蓮葉を攻略ではなく、逆の展開になったのだと思われ。そういう意味では意外だったのかもしれません。

    ふむふむ。問題はバトル部分なんですね。
    まあこれは詳しくお聞きしたいので、近況ノートに移りたいと思います。
    ちなみに勝負の結果については、番狂わせも盤石の勝利も、どっちにもカタルシスがあると私は思っとります。
    今回も作者的にはかなりイーブンに持っていったな、という印象なのですが、多分これは後幕書かないと伝わらないのかもしれません。
    なるたけ早めに後幕に繋げたいと思います。ありがとうございました!




  • 今回の連載では、血気と恐怖とギャグすれすれの奇天烈さを同時に食らってハイになったあまり、一部わけのわからんコメントを残してしまって失礼しております湾多ですが、今回のこれは笑うに笑えんと言いますか……ネガティブな意味じゃないんですが……悲壮感と言うか哀惜の情と言うか 笑。うーむ、男であるゆえに自ら刃へ首を差し出すのか、八百万浪馬。

    >進む以上は槍が緩む道理だが

    たぶんこういうところも、しっかり理詰めで固めていらっしゃるんでしょうが、いずれにしても、股でぴったり固定するという発想は、男だと出てこないかも知れませんね。女相手の戦闘経験の多寡が、勝敗を分ける形になるとは――。で、こんな場面でなんですが、この描写って、はからずも蓮葉の太もものボリューム感をもしっかり強調する形になってますね ^^。今どきの細い足の娘だったら使えない技じゃないかと。うん、やっぱり太ももが大事なんですよ……あ、戦士としてはって意味です、もちろん。

    作者からの返信

    まいど、感想ありがとうございます!
    集中連載、ここまでおつきあいいただき、感謝の念に堪えません。
    あと一回、最後までよろしくお願いします。

    今回のバトルは、格闘技や武術を越えて異能の域の二人の戦いだったので、
    余計にそうだったのかもしれませんねー。いや、元々そういう芸風かもですがw

    この手のお色気戦法は、まあ古くは「くのいち」からよくある女性の戦術なんですが、それを突き詰めた作品ってあんまないなあということで、畔についてはそこを深掘りするのもテーマの一つだったりします。女性ならではのエゲツなさが伝われば幸いです。ほんと、勝てる気がしませんよね……男はつらいよ。

    確かに股で挟む発想、男的には有り得ないですね。多分余計なものがぶら下がってるせいだと思うんですが。女性にそういう発想あるか聞いたこともないですがw

    ここに関しては理詰めは一かけらくらいのもので、大方「畔の凄い技」で流してる気がします。技術以上に精神攻撃ですね多分これ。見とれてる間にすいすい進まれちゃってるみたいな。

    おお、さすが?湾多さん、着眼点が素晴らしい!
    そうなんですよ。太腿に隙間があると、流石にこうはいかないだろうなと。
    作者的には蓮葉はベストプロポーションなので、太腿も肉付きいいタイプです。出るとこ出てるタイプですね。
    「モデルのように」って形容を時々してるので、細身タイプだと思われると誤解が出るなあと今思いましたが、あれは長身という表現で、体型的にはグラビア系です。次に書く時は意識せねば。

    ちなみにこの技(一応名前はあるので、メモランダム辺りで出るかと)、元ネタはアレです。湾多さんならご存じそうですが、張り渡した縄をまたがせて前後させるアレ。おっと、これ以上はちょっと。

    ともあれ、太腿はボリューム大事派な私です。
    戦士としても女性としても。春麗とか大好きでしたし。
    次回もよろしくお願いしますw

    編集済
  • フフ……もう勝敗は決着してるからかシリアスな笑いを盛り込むのはズルいw
    いや、というかザッツエンタテイメントか。
    いや少年漫画であるならば、シリアスな笑いというより、これは民明書房寄りなのかも🤔

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    終わらん! まだ終わってないよっ!w

    ていうか、最後のアレのことですよね?
    男塾にはエロスはありませんでしたが、理由つけてお色気挟める蓮葉には助けられてますw

  • 今どきのコミックだと、シリアスな戦闘シーンでギャグのコマが一つ二つぽっと入ったりするんですが、そういうことやりだしたら、今回のこれ、ギャグコマだらけになるんではと思いました。多分、どこのコマも爆笑できそうな w。迫真の場面って、笑いと紙一重なんだなあ、などと見当違いのことを実感した次第。

    しかし怖い……これは十分ホラーですよ。

    >蓮葉に至っては人間ではない。

    実に、全く。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    プラスに受け取るべきかマイナスなのか際どい感想ですが、ひとまずクソ真面目には書いてるので、プラスということにしときましょうかw
    怪物ばかりの神風候補の中でも、突出したバケモノである蓮葉を際立たせるにはどうしたものかと、色々考えた結果がホラー寄せでした。もともと人外で売ってますし、シチュも用意しやすかったので。

    ただこういう場合、相手は一般人が一番いい(ホラーにはヒーローが登場しない)んですよね。クソタフネスとクソ度胸が売りの浪馬が相手と言うのはどうにもミスマッチで、バランス大丈夫かなと心配していましたが、そこはクリアできてるようで安心しました。

    あと、あんまりトンデモ技が続くと、仮にも武術バトルの土俵で進んで来たこの話が、異能ジャンルに片足から両足を突っ込むようで、そこに違和感もたれるかもとも思っていたんですが、これはまあ今更ですか……異能対技術(知恵)というのも、神風のテーマの一つではあるので。あんまりないと思うんですよね、そこが混ざってる作品て。

    ギャグについてはまったくおっしゃる通りで、緩急の幅が笑いを生むもんです。クソ真面目な場面だと屁をこくだけで大爆笑です。特に今回は、ホラー方向を盛り上げるためにいつもなら挿入する雑談ネタが皆無だったので、余計にそう感じられたのではないでしょうか。洋が心配の余り、ネタふらなかったですしw

    シリアス=ギャグというので思い出したのは、バキSAGA(性)ですね。
    ご存知かもしれませんが、格闘技漫画の主人公がヒロインとする初Hを、一巻まるまるバトルの解説口調で書き切った怪作なんですが、これがどう見てもクソ真面目なのに大爆笑でw 

    あの領域に達せるならそれはそれでアリ、一つのスタイルを築いたと言えるのかもしれませんw

    さて、根を詰めて書き続けてきた蓮葉対浪馬も、残り二回となりました。(予定では)
    要するに激突で終了ってわけではないってことです。
    最期までドシリアス(次はギャグパートも入るかも?)でがんばりますので、よろしくお願いしますw

    編集済

  • 編集済

    うーむ、なんだかディレクター夢枕獏の背後で平井和正がぽそっとエフェクトの助っ人入りしてきてるような展開に。骨のケガを骨のケガで治すという荒唐無稽さは、むしろ山田風太郎? そしていよいよ蓮葉の真の姿が……って、この辺の人外らしさは、私感ですけど、天野喜孝の描く魔女キャラみたいなビジュアルイメージを想起させますね。小さい子供がトラウマ食らって泣き出しそうな 笑。

    一箇所、誤りと言うほどではないんですが、

    >擁護したのは雁那である。

    ここは「擁護」でいいのかな、とちょっと引っかかりました。「〜に対する擁護」の「〜」が明確でないような。それか、私が勘違いした読み方してるかですが w。


    5/31追記
    半日経って修正までしてもらったのを何度か読んで、ようやくこちらの読み方との齟齬に気づきました。ちょっとぼけてました。雑な読み方だったんで

    >「だが、止める判断は正しかった」
    > 擁護めいた横やりは、雁那である。
    >「本当にいいのか?

    ここのところ、私は前後のセリフが全部雁那からのものと読まず、前が烏京、後半雁那と見てたんですね。ほかの行の並びからすると両方雁那と見るのが当然なんですが、なんとなく一行はさんだ二つのセリフの語調が別のものに感じられて。
    書き手側がそこまで気を遣うこともないのでしょうが、私ならばそのへんの誤読を牽制する意味で(必要と感じたならば、ですが)

    「いや、ここは一時中断で正解だ」
     そう雁那が横から擁護する。
    「しかし、本当にいいのか?

    などのセリフの並びにするかと。だいぶんリズムのなめらかさが損なわれてしまってる感じですが……うん、湾多のセリフってこんな感じなんですよ 笑。たぶん必要のない配慮かとも思いますけれど、まあ、ご参考までに。

    作者からの返信

    おお、常ならぬ早さ!
    感想ありがとうございます。てっきり朝方かと思ってました。

    夢枕獏に平井和正。加齢臭がすごいコメント欄ですが、ぶっちゃけ平井和正の文章てあんま覚えてないんですよね。幻魔大戦は二十巻読んだはずなんですが。
    ウルフガイシリーズに手を出さなかったのが失敗だったのかも。どのみち、平井テイストというのは、私はよくわかってません。似てるとしたら偶然の一致です。夢枕節もどうかと思いますが、まああれは格闘小説の祖みたいな存在ですから。

    骨の怪我と言うか、骨格の歪みですね。折れたりヒビとかじゃないので、骨接ぎで治せるものです。打撃系の格闘技だと蓄積ダメージとしてわりとあるのだそうで。まあバイクの衝突で治す部分は山風調と言われてもしょうがない無茶苦茶さですが、むしろ殺気弾の方がそっちに近いかもと思いました。

    あー、なるほど。わかります。天野義孝絵の美女って怖いですよね。
    間違っても色気とかそういうのより、ひたすら怖い感じ。
    そこまで考えてませんでしたが、そういうニュアンスで読んでいただければ、むしろ本望かと。ここからはホラー突入、みたいなw

    擁護については、
    「蓮葉を止めようとした洋」に対してで、
    「武人として醜態と責める烏京」からの擁護ですね。
    「止めようとしたこと自体は間違ってなかった」という。

    ふむ。わかりづらかったですかね。
    明日起きたら読み返してみて、手が入れられそうなら考えてみます。

    追記:
    指摘箇所、ちょっと手を加えました。

    「だが、止める判断は正しかった」
     擁護めいた横やりは、雁那のものである。

    「止める」ではっきりと。あと「めいた」を追加。
    これで少しはわかりやすくなりましたかね?

    追記の追記:
    ふむふむ。湾多さんにしては珍しいw
    例まで出していただいてありがとうございます。

    湾多さんの例文でも全然問題ないですし、誤読を防ぐ意味ならこっちのが正解のように思います。リズムも特に違和感ないですし。

    ですが、梶野はこれを即採用、とイマイチならなくて。
    そもそも何が引っ掛かってるんだろうと、自分ながら不思議でしばらく考えてみたんですが、

    >「いや、ここは一時中断で正解だ」
    ここは一時中断ではないです。
    洋は「試合を投了するつもりで止めに行った」ので。
    まあ、ここは直せばいいだけのことです。
    一番、気になったのはここなのかなーと。

    >そう雁那が横から擁護する。
    あくまで作者の考える、それもすごい微妙なニュアンスなんですが、雁那の距離が近すぎるのが、引っ掛かっるのかな、と。

    雁那と洋たちは呉越同舟の敵同士で、わりと仲良く雑談してますが、本音がどこにあるかは(特に雁那は)わかりません。この台詞も、本当に洋や蓮葉を心配して言ってるのかどうか。単に探りを入れてる可能性だって全然あるわけです。
    そういう、微妙な隙間というか距離感の表現の結果、梶野のああいう台詞になってるのかな、と自己分析した次第です。

    まあ誤読は私も防ぎたいので、この距離感を表現しつつ防げるなら、アリだとは思うのですよ。
    ううむ、もうちょいにらめっこしてみましょうか……w



    編集済

  • 編集済

    人外が、ついに目醒める!
    怖いよう((((;゚Д゚)))))))

    バトルの最中にあって、洋と烏京の奇妙な連帯(?)が微笑ましいw

    そだそだ、脱字!
     >《誉石切ほまれのいしきり》は《鯰法》中、最大の威力を誇る。→子に乗って使ってしまったが、

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    BGMは初代エヴァのアレでお願いしますw

    こんな場面、当初は全然考えてなかったのに、なんででしょうね?
    でもこのコンビも大好きです。デコボコでw

    >追記返信
    脱字報告、感謝! 今訂正しました!

    編集済

  • うん、そうでなくちゃね ^^。
    このまま浪馬が粉砕されるなんて展開はありえないと思ってましたが、ここで蓮葉がけなげに微笑んで崩れ落ちる、というのも、まあ許されんでしょう 笑。

    死にかけた淵から何度でも生還し、勝利するのが英雄というもの。……あれ、勝利するって期待してええんですよね? あれ?

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    夜更けまで必死こいて書いてた甲斐がありました。
    まさかこの時間の更新でコメントつくとはw

    ぶっちゃけ当初予定より浪馬がゴリゴリに押してますね。
    どっちが勝つのか?
    それはもちろん言えませんが、どっちの可能性もまだあると思われるなら、展開が上手くいってるということ。安心しましたw

    次の更新は火曜予定ですが、がんばれば前倒しできるかも。
    感想はマジでパワーもらえますね。がんばりまっす!

  • おお。やっと「抄録」に辿り着いた!
    畔ちゃんの髪型どうなってしまったん?🥺

    作者からの返信

    やっと到達ですよ!
    おかげで一日で書けましたw

    髪型はですね。
    詳細は後程として、「元通りにはなる」とだけw

  • オープニングエピソード拝読させて頂きました。
    あっ、好き放題言う浅はかさはないです。少しショック。
    私のスタンスを少しだけ開示すると、カクヨムという場は原石の鉱床です。語弊はあるかもしれませんが、パッケージング化されていない粗削りな物語は、どこかの一点、又は複数店において異様な輝きを放ちます。私はそれを刺激とし今現在のモチベを作っています。WEBの世界に来てまだ数か月ですが、随分楽しませてもらっています。

    さて、「神風VS」ですが、世代で言えば比較的若い方の方が、鮮烈に感じるのではと感じました。梶野様と同世代もしくは近しい世代の方は、手の内を知り過ぎています。強いデブで速攻サモ・ハン・キーポンを思い浮かべ、弾丸がすり抜けるのは某神技的ディフェンスだとか、バトルの類脈を感じます。ただし、それは悪い事ではなくて、見せ方、書き方で幾らでも同世代をも楽しませ、うならせると思いますし、期待します。
    オープニングエピソードで私が注目した異様な輝きは、もちろん《畔の水妖》です。男はおっぱいに弱いです。まあ、それは別としても、そのキャラの異様さは、この時点で主人公を喰っています、というかわざとそう書かれてます?
    単純に強い主人公が物語を推し進めるのでなく、別アングルから「謎の女」を前半部の牽引用のソースとして用い、物語の構造を変化させ、主人公が変な意味で振り回され、その実力を見せてゆく、読者はそこで謎の女を追いかけつつ、主人公を応援し始める。始まりはそういう図式の物語かと思いました。違っていたらすいません。
    あまり本音で語る方が少ないカクヨムコメントで、ストレートな言葉を投げかける気骨ある人物の書く物語。興味をもって拝読させて頂きました。ありがとうございます。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。
    失礼致しました。「好き放題」より、「忌憚ないご意見」と言うべきでしたか。

    本音でない感想を頂いても参考にならない、と言うのが私の創作スタンスですので、気に触られたなら謝罪します。申し訳ない。

    色んな書き手がいて、それが創作の刺激になるというご意見、同感です。私はここで書き始めて3年くらいですが、かなり影響を受けた自覚がありますね。ここに来なければ書いていない小説も結構な数あると思います。

    お、サモ・ハン・キンポとリンかけが出て来るのは同世代ですねw

    確かに私はどちらも大好きですが、透過の回避なんかはすでにバトル漫画ではスタンダードなので、新しいことでもなんでもないです。むしろ私のこだわりは「どうやってデブが弾丸を避けてるのか」の方でして、これは先の展開で語られるところです。リンかけで言うとドイツとかフランス的な。後半の必殺ブローのぶっつけ合いより、あの頃のノリのほうがスキなものでw

    デブゴンも、モデルというかデブキャラメインの作品が少なすぎるので、逆張り目的な気がします。猿飛肉丸くらいしか思いつかないですし。ああでも、戦いながら無駄口叩く辺りは無意識にフォローしてたのかもしれません。ジャッキー映画も好きなもので。

    おっぱいは重要ですね。サービスはあまりない気がしますが、そこそこは用意してます。

    ストーリーの読みについてはご慧眼かと。水妖の女は主人公より遥かに強い実力者です。主人公はこれでも腕力より知力で戦うタイプでして。謎のヒロインと並び立たんとする主人公、その意味ではより読者時点に近いキャラクターだと思います。応援してもらえるなら最高ですがw

    本音感想も一応相手は選んでいるので、気骨の程はわかりません。芳しくない返事なら多くは語りませんし。嘘は言わないというだけで。

    改めまして、長文のご感想、ありがとうございました!

    編集済
  • 前回の洋とたつきのやりとりとか可笑しくてニヤニヤしながら読みつつも、(あれ神風ってこういう話だっけ?)ともチラリとは思ったんですが、いよいよ「らしく」なってきたというべきか。

    しかし、「ハサミは効かない」の意味するところは何か? まるでルフィの「ゴムだから雷は効かねえ」みたいなものなのか🤔

    あと、ずっと気になってるのが「カシメは中央」なのだよなあ、いまのところ(車の天板切り裂いてたときは不明ながら)。

    楽しみにしてますぜ、この後もw

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    洋とたつきのファッション談義は、どう考えても前幕に入れとくべき内容なんですが、前幕長すぎ問題なので詰めこみました。どのみちバトル前に外見描写いりますし。

    バトルもようやくエンジンかかっで来たので期待いただければw

    浪馬の不死身についてはノーコメですが、カシメは車の屋根破った時は(前)でしたね。着眼点が細かい。
    そう、まだ中央なんです。オートマだとドライブモード。対応前です。
    ばりばり続き書きますので、御楽しみに!

    編集済

  • はっ!? しまった、じっくり一口ずつ堪能するつもりが、いっぺんに最新話まで!
    この吸引力は何なんでしょうね。ひとコマひとコマが緻密この上なくて、なんならコマ単位でじっくり鑑賞していてもいいのに、ついつい一巻、二巻といっぺんにストーリーを貪りたくなる、ノリにノった人気コミックスのような中毒性。
    え、この区間でスランプだった? どことどこの間が? と今さらのように聞き返したくなるほど、前段からの自然な流れそのままに、いささかの時間差も段差もなく話が紡がれている印象ですね。あえていえば、メンツ同士の会話の受け答えが、なんだか一層呼吸ぴったりのいいアンサンブルになってきてる感じがします。ああ、こういうやり取りっていいなあ、と、わけもなくそのシーンが輝いて見えるような。やっぱり、コメディとシリアスの絶妙なブレンド具合を体現していらっしゃればこそでしょうか。

    まあそれにしても、思いっきりええところで次話待ちの形になってしまったもんだ。これは冗談ですよときちんと断った上での言葉ですけれど、「ミザリー」のサイコなファンの気分がにわかに理解できてきた気分。とりあえず、次の更新を心待ちにしています w。

    作者からの返信

    更新の景気づけに最高な感想、ありがとうございます!
    あーわかります。長編漫画一気読みとかそんな感じですよね。
    気付けば空が白んでくるみたいな……
    自分が書いたものでそう言ってもらえるのは、至上の喜びです。

    まあ結果的にお褒め頂ければスランプとか言えなくなるんですがw
    この頃は神風もろくに読んでもらえず、バトル後のPVもろくに増える気配なしで、物語的に必要な展開だしドラマとしてはアリだと思っていながらも、「ちゃんと面白く書けてるか」という部分で、いまいち自信がなかったんですよね。

    あと、定期的に神風を書かず、短編とか試行錯誤してたので、文章的に甘くなってなかったかな、と。ここら辺は読み返していまだに痛感するのですが。まあどこを読んでもそう思うので気のせいかもですが。

    途中でヌンチャク使いとバトルさせたりは、そこら辺を少しでも抑揚させたい一心だったりします。バトルがないと間が持たないw

    ミザリーやばいですね。監禁される!
    でもあの作家の気持ちもよくわかるんですよねー。
    なんだかんだ嬉しかった気もするんですよ、あの人。
    迷惑千万なのは間違いないんですがw

    ということで、目標明日、無理なら明後日には更新予定です。
    期待に答えられるよう、頑張りたいと思います。
    ありがとうございました!

  • スイーツを食べると涙が出るのは確定なのかw
    もしかするとこれは……ある意味ティアーズ・オブ・ザ・キングダムなのでは?🤔
    (なんだ、この煽りw)

    作者からの返信

    はい、確定ですw
    それとりあえず、ディアーズオブキングダム言いたいだけでしょ!w

    早くハイラルを救いに行くためにも、眞面目に更新しますよ!

    編集済
  • きりのいいところで読むのを停めていたんですが、最新話の更新通知をリアルタイムで受けたい気分になりましたので、一気に読み進めます。

    ゆるいピアノ曲ばかり聴いていたところに、久々に大編成オケの緻密で濃厚なシンフォニー鑑賞した気分 笑。

    で、誤字かな? というのが一つ。

    >高度なライドテクニックを何なく使っている。

    「難なく」では、と思いましたが。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    そういや二幕は感想ついてませんでしたもんね。
    ちょうど今、次話を書き上げんとしてるとこです。
    寝て起きてから、推敲してアップ予定ですが。リアル更新きっついw
    あ、湾多さんの新作の感想も明日書く予定です。

    オーケストラ感出てるといいですが、まあともかく根詰めて書きますよ。
    ゲームフリーク界隈はゼルダで浮かれてそうですが、背を向けてw

    ご指摘感謝します。
    これは作者の誤字ですね。即時訂正します。ありがとうございました!


  • 最新話まで読了させて頂きました

    完走した感想としては、割とノリに関してはジョジョよりもケンガンアシュラや喧嘩稼業に近いと感じました

    バトル物の決着シーンは、確かにこっちが勝ったと思わせる…所謂説得力や納得感が必要だと言うのが私の持論ですが、第一試合はその点でいうとかなり説得力のある決着で素晴らしいと思いました

    やはりそこが欠けてしまうとバトル物というより、作者の匙加減物になってしまう気がしますね

    自分でバトル物を書いている人間が言うものアレですが、私は動的な小説をあまり読んだことがなく、慣れていないせいか忍野戦は今一どう戦っているのかパッと頭に浮かばないままフィーリングで読んでいましたが、烏京戦は光景が目に浮かぶように読めたので楽しめました

    不満点を作ろうとするならば、十五試合中、まだ一試合しか開催されていないことでしょうか

    面白かったです、これからも執筆活動頑張ってください!

    作者からの返信

    感想とレビュー、ありがとうございます!
    今作を一気読みされるとか、強者とお見受けします。

    実は喧嘩商売は未読なんですが、他でも言われたことがありますね。ケンガンアシュラはまあ、説明的な部分でそうなのかもしれませんがw

    荒木テイストはそのまま取り入れると、誰でもすぐにアレだとわかる濃さがあるので、作品のノリについては梶野独自だと思っています。バトルのテイストというか本質が、荒木イズムを自負してるところです。

    第一試合をお褒め頂き、ありがとうございます。
    あの逆転勝利感は、四部の刑兆vs杖助戦を意識して演出したものだったりです。絶対的敗北状態からの逆転は燃えますよね。

    私も勝つからには理屈や筋が通っていないと納得できないタイプなので、そこは同感です。「納得は全てに優先される」ですからね!w

    その上で、バトルに互いの思いや生きざまを乗せることが、荒木系というか、少年漫画バトルの真骨頂だと思っております。

    忍野戦が頭に浮かばなかったというのは、作者不明の至りで申し訳ないです。具体的に指摘いただければ、可能な限りは対処したいところです。

    逆に烏京戦は読めたと……ふむ。一戦目は飛び道具戦なので、動きが複雑にならずに読みやすかった、と考えるべきでしょうかね。あれでも結構、トンデモな動きしてたりしますがw
    ともあれ楽しんでいただけたようで何よりです。

    進行が遅いのは、大変申し訳ないとしか。
    現在進行中の二戦目終了までは、吶喊で書き進め、5~6月までに終わらせる覚悟ですので、また読みに来ていただければ。
    週刊連載感覚で楽しんでいただけるよう、頑張りたいと思います。

    こちらこそ、最後までありがとうございました!

    編集済
  • 確かにハサミって武器としては欠陥ばかりですよね。
    明確に当てやすい外側に殺傷能力がないですし。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    もう上げていけばキリがないくらいですね。

    ただ、ハサミにしか出来ない戦い方もあるのと、使い手がいないので読めないという利点はあるかなと。
    あとは蓮葉自身の能力と技術で、他を圧倒してるのだと作者は考えております。

  • 閉じ括弧が》だったり⦆だったりするんですけど、これは意図的なものなんですかね?

    作者からの返信

    ご指摘ありがとうございます!

    すみません、転載時の誤変換だと思います。
    見かけたら教えていただければ、速攻訂正に向かいますので、よろしくお願いします!

    追記:
    今話の「⦆」、修正しました。
    最初に打ち間違えたまま、コピペしていたようです。
    まことにお恥ずかしい……ご指摘に感謝します。

    編集済
  • 戦闘描写、非常に良きです。
    個人的にはカタカナ効果音使いづらいなって思ってたんですけど、こんなに自然に入るもんなんですね。
    あと、最後の右寄せ面白いですね。無茶苦茶印象的で効果的な手法で、思わずマネしたくなりました。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    バトル書くのに人生賭けてますので!w

    私も原則、カタカナ効果音は使用しない主義です。
    この作品では、「この場面はカタカナ表記がベスト」という場面に限って使うようにしております。数を絞っているので、自然なのかなと思います。
    (初期の頃はカタカナ多めだったかもしれません)

    ここぞという締めには、右寄せ効果的ですよ。
    私が初かどうかはわかりませんが、遠慮なくどうぞw



    編集済
  • 僕の蓮葉ちゃんはどこにいますか?🥺

    作者からの返信

    蓮葉ロスw
    そのうち、死ぬほど出てきますよw

  • 蓮葉は少女というより(中身が)幼女なのでは……?🤔

    作者からの返信

    メイとサツキだったら、どっち寄りでしょうね🤔
    中間くらい……?

  • あははw
    まさに幕間、真剣な指相撲勝負とは予想の斜め上でした。蓮葉が退屈してるあたり青沼がハラハラしすぎてるんでしょうが、きっと。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。
    指相撲は全体的に好評でした。
    蓮葉は烏京にジェラってるのかもですねw

  • ふう。もう寝なきゃなのに結局幕間まで読んじまいましたよ。堪能しました。
    抄録の懸念も懸念で終わってよかった。

    最初は純粋に読者で楽しませてもらいますw
    時々チャチャいれながら。
    決着着くまではチャチャすら入れられませんでしたけど。

    一言だけ。ウイステの時も思ったんですが、引いた視点というか、アクションの大局を描く時になると、絵が浮かびづらくて「ん? どうなってんだコレ?」みたいのが度々あって。よくわからないながらもオニカマスみたいのは勢いで読めるんですが、ふたりが並走するあたりの「左に向かう」だかとか。
    御所(でいいのか?)の描写当たりとかはとても良くて、だから描写の問題とかでもないとは思うんですが……うーん、アクションを文字で表す難しさなのか、こちらの読み取り能力の問題なのかなんともですが。

    きっと上を目指してるでしょうから、感じたことを(とりあえず)書いてみましたw

    いやあ滾るね、しかし!(寝なきゃなのに🥺)

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    寝る間を惜しんで読んでもらえてるの、作者冥利に尽きますねw

    とりあえず、抄録が大丈夫そうでよかったです。
    あれ、書いた初期はプロローグに「始まりの儀」の大集合シーンを入れてたりだったのが、「読む気がしない」的な意見があって削ったりしてるのです。多数不評来るなら考え直さないといけないかなあ、とも思ってましたんで。

    ふむふむ。
    思うに、作者の提示する視点が、読者にダイレクトに伝わってない、ということに起因してるんじゃないかと思われます。
    「左に向かう」の違和感も、本来であれば主観カメラがしっかり提示されているなら、「左」で問題ないわけですし。
    「左右」という主観に左右される単語は、そこを意識して、あらかじめ主観の角度を提示しておくよう書いているつもりですが、作者の書き方が甘い箇所があったのかもしれません。

    もしよければ、近況ノートでもなんでもいいんで、引っ掛かった箇所を具体的に教えてください。何行目何の場面くらいまで。
    読み直して問題があると感じられれば、逐一改訂します。

    「問題ない」と判断した場合でも、その考えそのものを再考する余地もあるかもしれませんし。まあここら辺は難しいところですが、できるだけ広く、ストレスなく読んでもらいたいのは本音ですので。

    ともあれ、滾っていただければ感無量です。
    それが一番大事。(大事マンブラザーズバンド)

  • 八海……腐ってやがるw

    作者からの返信

    早すぎたんだ……!w

  • 忍野が餌付けされてるのがかわゆすw

    作者からの返信

    忍野再登場の伏線でございますw

  • 作者は小型犬に何か思うとこでもあるのか!!

    それはそれとして、またある程度まで読んだらカッコ問題再びとか、ここは助詞合ってる? とかで来ますゆえ。

    作者からの返信

    押忍、作者は猫派故。
    あんま小型犬にいい思い出はないんですがw

    ああもう、お手数おかけします。
    いくらでもお願いします。
    出来れば該当箇所のコピーがあれば修正捗ります。


  • 編集済

    洋の粋なところが好きw

    追記:返信早すぎるんですが、もしかして休みですかw

    コブラいいよねえコブラ。レディもガワかぶってたときのくっそ口悪いメイドロボ状態も好きだけどw

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    リアル読者に「コブラ洋」とか言われます。ヒュウ!

    追記:
    昨日は休みでした。調子乗って雑話2話書いちゃいましたがw

    コブラいいですよねえ。
    無意識に寺沢節になってるのかもしれません。
    第一話のアレですかw
    そういう描写一切ないのに鉄板の愛妻役なレディ大好きです。

    編集済
  • ちょっと待って!
    これは、効果的なやり方なの⁉︎
    SPTレイズナーのオープニングみたいな感じ⁉︎

    思ったより短かったからちょっと安心しましたが、……まあ作者を信じて読み進めるか……。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。

    レイズナーとか、あと昔の洋物ドラマにあった奴ですね。
    ここはまあ、信じてもらうしかw

    抄録の是非については、勝負終わった後にでも教えてください。

    編集済
  • いいねえ、血が滾る。息も吐かせぬ展開、というのも手垢のついた表現だけれどもコミカルからシリアスへの振れ幅もいい。
    思わず獏先生が乗り移ったような口調になっちまいそうですが、

    この話は絶対面白い。

    作者からの返信

    獏先生、感想ありがとうございます!w

    バトルだけだと読者幅狭まるのはわかってるんで、コミカルだったりキャラトーク差し挿んだりしてるんですが、なかなかそれを伝えられないもどかしさ。

    最悪、バトル抜きで読む人が出るくらいを目指してはいるんですがw

  • このね、実はその場にもう一人いた、っての燃えるよなあ。たまらんねえ。強者の匂いぷんぷんさせて。

    全然関係ないんですが、なるべく脳内映像固定しないように努めて決めつけないようにしながら読んでるんですが、漫画にするなら藤田和日郎かとうすぼんやりと思ってたんですが畔とか映えそうなのだと椎橋寛とかもいいかもなあ、とか。あ、いや作者の見解はいいです、<公式>とかくそくらえじゃw

    作者からの返信

    定番ですが、やはり燃えますよね!

    じゃあ見解は言いませんが、藤田和日郎はデビュー時から師と勝手に仰いでる偉大な漫画家です。ぬらりひょんの孫は未読なんですが、絵はすごい上手い人なイメージ。

  • 正体が不定ということは妙齢の美女になるも可能ということ! 泥婆なんてネーミングに騙されませんぜ、濘なんて名前、もう名前だけで……ハアハア取り乱しました。

    作者からの返信

    意外な癖が見つかりましたねえw
    濘といえばアーシェス・ネイ。嘘です。
    妙齢の美女とかもあるかもしれません。

  • ふう。
    とりあえず選抜は終わった、と。
    忍野は地味にいいキャラどころか、どっかの主人公をスピンオフというかクロスオーバーで持ってきたかよような旨みがありましたが、主人公にするにはアレか、万次に天津のガワ被せたみたいな感じになっちゃうか🤔

    個人的には、もう畔やらかすな、と。絶対忍野逝ったと思ってたんですが(蓮葉の選抜始まったときから)、そうでなくて残念ではなくホッとしてます。

    しかし、最初からずっと気になってたんですが、選抜とはどういう形式なのか。これから語られるんでしょうが、魚々島と畔がペアを組むなら他も——? そもそもペアは恣意的なのかそうでないのか、あたりは気になってました。マアそこらへんはちゃんと語られるだろうことを信じてるので、ずっとなんとなく気になってるような読者もいる、ということでw

     あとは「八海」でしたっけ? どういう登場をするのか気になってますw 不死って扱い絶対難しいと思うんだよなあ、流れだと他の誰かとのペアで出てくるのか、と期待しつつ、立会人やる空木が大会出ていいのか、あれ勝手な展望広げすぎてるだけ? みたいなw

    基本、一読者として楽しませていただきますw

    この先も、野暮ってもんだぜ、な指摘とか単なる感想とかも交えつつw

    作者からの返信

    感想ありがとうございます😊

    あっこら、シー!シー!w
    もちろん私はむげにん大好きっ子で、露骨に被ってる自覚もあるんですが、どういじっても似たような蟲になってしまうんです…性格はどちらにもほど遠いので、許してくださいw
    まあ忍野スピンオフがもしあるなら、むげにんからいかに離れるかを試されるでしょうねえ。というか差別化できない限り書けないと思いますw

    忍野はネットリアル問わず人気で、作者の想定外に出番増えています。性格が普通なのがいいんでしょうか。BL一番人気とか言われてます。何故に。

    選抜については、一応あれで終了ですね。
    いずれ説明ありますが、ペア前提では全然ないんです。
    本戦に向けて毎回協力している関係というか。

    八海も、始まりの儀で出てくるのでお楽しみに。フフフ。

    いえいえ。楽しんでいただきつつ、気になるところは言っていただける。最高の読者だと思っております。
    飽きて読まなくなる日も来るかもですが、それまでよろしくお付き合いくださいませ。

    編集済
  • おお嫌だ想像したくないぜ!!
    ((((;゚Д゚)))))))

    作者からの返信

    男性トラウマシーンww

  • ふははw
    力任せのゴリ押しで行くかと思えば策略で乗り切るタイプ、というのをどこかで目にして、まさに「時間切れ」を狙う姿に、『龍と苺』の苺のような強かさを感じました。俺ツエエもいいけど、頭を使う主人公はやっぱいいわ……。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます☺

    自称「小賢しい系のデブ」なのでw
    「龍と苺」は未読なんですが(女子高生将棋ものですよね)、
    私も知略派の方がタイプなんです。よろしく!

  • その都度のファン的な感想は書き込んで、気になった点やその他はある程度まとめて、なんて思ってたんですが、うっかり選抜のほうまできてしまいましたw

    >「左手が後ろ」になったことで、元よりリーチの短い小刀は攻撃には使えず、防御専用となる。

    うーん、これ左手でほんとにいいんですか? 頭で思い描いた絵面が、単にこちらが読み解けてないミスの可能性もあるからちょっと躊躇するんですが、(防御する)小太刀が左で居合の右手が後ろなのでは?

     というのと、視点の問題。最初の一行アケまでは間違いなく洋のほうだし、アケてから忍野よりの視点になって、三人称なので自在に動くのは構わないし、達者に動かしてるなあすげえなあとも思いながら、

    >しかし、今の忍野に怯みはない。草を散らし、撃尺の間合いに踏み込む──その寸前、左手が開いた。
    「!!」 
     手を離れた小刀が、空を裂いて洋の喉元に向かう。

    このダブルエクスラメーションは洋側のアレだよなあ、というのが少し混乱のもとになるのでは、と。ダッシュオンリーでそこだけ視点を変えて、またさりげなく戻すなんて芸当は、よほど特徴のあるキャラクターの特徴のあるセリフが挟まれた、でもない限りは流石に難しいと思います。

     同じような現象は、「調える」のほうの初めての共同作業の場面でもあって、あちらは視点問題ではなく、こちらが思い描く絵面(畔謹製武器だのアクションだの)はかなり面白いんですが、ウイスタ(だっけ?)のパーキングの構造というか、よくある構造だし、よく考えれば「あ、なるほど」とは思うのだけれど、スピード感を出す為に省いた処理(描写か?)のせいで、かえって実際の読む速度のほうが遅くなる、というのはどうかと。漫画だと絵で一発でわからせられて、そこが文字だけの難しさでもあるんですが、さらっとした一読でみんなすぐに絵が浮かぶものなのだろうか?
    わりかし、そういうの自信あったほうなんだけれども、老化したのか単なる錯誤かw

    作者からの返信

    >
    感想&指摘ありがとうございます!

    >>「左手が後ろ」になったことで、元よりリーチの短い小刀は攻撃には使えず、防御専用となる。
    >うーん、これ左手でほんとにいいんですか? 頭で思い描いた絵面が、単にこちらが読み解けてないミスの可能性もあるからちょっと躊躇するんですが、(防御する)小太刀が左で居合の右手が後ろなのでは?

    ふむふむ。
    まず、状態はSLOTさんの想像通りです。
    その前の段で、「左の小刀は依然、顔前を守る配置。」とあります。

    で、ご指摘の文の「左手が後ろ」というのは、
    「右足が前の右構えになったことで、左肩及び左手が後ろになり、リーチが短くなるため、防御専用になる。」という意図で書きました。

    おそらく「左手」の意味する部位の解釈違いが、誤解を生んだのかと。
    SLOTさんは文字通り小刀を握った手の部分を意識し、私は腕の機能的な意味合いで使ってしまっている。
    これは作者のミスだと思います。

    至急、誤読が起こらないよう修正します。

    >>しかし、今の忍野に怯みはない。草を散らし、撃尺の間合いに踏み込む──その寸前、左手が開いた。
    「!!」 
     手を離れた小刀が、空を裂いて洋の喉元に向かう。

    >このダブルエクスラメーションは洋側のアレだよなあ、というのが少し混乱のもとになるのでは、と。ダッシュオンリーでそこだけ視点を変えて、またさりげなく戻すなんて芸当は、よほど特徴のあるキャラクターの特徴のあるセリフが挟まれた、でもない限りは流石に難しいと思います。

    作者は、ここは問題ないと考えます。
    数行前に「盛り上げてくれるじゃねーか。」などがあるように、
    秘剣を出すまでのシーン展開は三人称洋寄りで進んでいます。
    忍野は一言も発しておらず、「!!」がどちらの反応かは見当がつくかと。
    その意味で視点は移動しておらず、仮に違って読んでも、状況把握の間違いは
    生まれにくいと判断しました。

    >同じような現象は、「調える」のほうの初めての共同作業の場面でもあって、あちらは視点問題ではなく、こちらが思い描く絵面(畔謹製武器だのアクションだの)はかなり面白いんですが、ウイスタ(だっけ?)のパーキングの構造というか、よくある構造だし、よく考えれば「あ、なるほど」とは思うのだけれど、スピード感を出す為に省いた処理(描写か?)のせいで、かえって実際の読む速度のほうが遅くなる、というのはどうかと。漫画だと絵で一発でわからせられて、そこが文字だけの難しさでもあるんですが、さらっとした一読でみんなすぐに絵が浮かぶものなのだろうか?

    ここは確かに、パーキングの構造を読者が知っている前提で書いています。
    「つづら折り」など、最低限の情報は出していますが、描写を重ねない理由はおっしゃる通りのままです。

    まあ作者的には、「屋根のある場所でカーアクションしてる」ことさえ伝われば、あとは読者が好きに想像して構わない、くらいで思っています。
    後でイオンとか行って「これか!」と思い当たるくらいでもいいかとw
    構造がわからないと絶望的に理解不能な展開なら問題ですが、そういう展開はあらかじめ避けてありますから。

    >わりかし、そういうの自信あったほうなんだけれども、老化したのか単なる錯誤かw

    それはわかりかねますが、引っ掛かったなら申し訳ありません。
    いずれ描写と文の軽さはバーターなので、作者が線引きする他にないので。
    左手の件については、改訂次第、ここで追記し、報告させていただきます。

    また何か疑問を感じれば、いつでも書いていってください。
    ありがとうございました。

    追記:
    改訂、案外早くできました。

    >左手が後ろになったことで
          ↓
    >左肩が後ろになったことで

    に直しました。これでどうでしょうかね?

    編集済
  • わかったw
    畔が可愛いんじゃなく(いや、可愛いけども!)、これ洋が可愛いんだwww

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    その深奥に気付かれるとは……!w

  • コメントはとりあえずの区切りがつくまでと思ってたんですが打ちミス発見したんでw

    >頭上を過ぎり川を越えていく湾岸線の架橋だけは別格だ。

    一瞬、(そんな言い方もあるのか?)と思ったんですが「すぎり川」じゃくて「すぎる川」ですよね?
    あと神風を括るカッコが《 ))になってるところありやしたぜw

    畔、かわいいんだよなあ。リアル妹をもつお兄ちゃんもにっこり。化け物だけどw
    ここらへんウリになるんじゃ、梶野さん嫌がりそうだけどw

    作者からの返信

    誤字報告ありがとうございます!

    過ぎるは「よぎる」ですね。
    すみません、変換一発で出たので油断してました。
    ルビを追加しておきました。

    カッコは、確認すると他にも数か所あったので全て訂正しました。
    なんだこの誤字……新手の罠か……?w

    可愛い宣言、ありがとうございます。
    化け物だけどw
    まあもちろんキャラも力入れて書いてますし、キャラ小説の側面もあるんですがね。アピール具合が難しい!


  • なるほどねえ。適度なラブコメ感も匂わせつつ、壮絶な人外バトルが行われるにふさわしい序幕。
    と思って章立て見たら、まだ序幕が続く——?

    他の人外のエピソードがあって、それから展覧試合が行われるのかしらん🤔

    楽しみです。ふへへ。
    少年漫画というよりやっぱり青年漫画かしら? 『バジリスク』(おお山風!)とか『シグルイ』みたいな? 系統というか構図は違うんですが、私は夢枕獏の『魔獣狩り』好きなんですよねえ。初期のあのみっちりした感じ。エロスとバイオレンスと、京極以前のノベルスの言動力だった頃の。
    いやはや、楽しみだ!(大事なことなので2回略

    作者からの返信

    続いて感想サンクスです。

    バジリスクもシグルイも大好きですが、ストーリー的にはそこまでアクは強くない。はず。ギリギリ青年漫画じゃないくらいの(自信がなくなってきた)。あと漫画とかアニメに近い造形ですねキャラは。多分。

    魔獣狩りは残念、読めてませんが、多分傾向は近いかと。
    ノベルスは、ある種私の理想ですね。まあ専門知識ないと厳しい感じなので、頭悪い私は無理なんですが、憧れではあります。

    よいこのカクヨムなのでエロスは程々ですが、バイオレンスは無自覚にやっちまってる気がしますので、お楽しみに。
    作者的には真面目にバトルさせたらあちこち千切れ飛ぶだろってくらいの感覚なんですが。

    編集済
  • おお。
    一眠りする前にやっぱりどうしても気になって来ちまいましたよ。

    第一印象としては、少年漫画、というより、これ山田風太郎とか夢枕獏なのでは?
    すみません、見栄張りました、獏は好きでよく読んでたんですが風太郎は読まなきゃと思いながらあんまり……。
    とはいえ、少年漫画の戦いにつぐ戦いの源流は山田風太郎なんじゃないかという言説もあるぐらいで、要するに何が言いたいかというと、頼むから俺の睡眠時間を削らないでくれ! ですw

    あと主人公(?)の名前が読めませんでしたw ルビって凄い。

    すげえ面白そうなんでワクワクしながらゆっくり読み進めさせていただきます。とりあえずあと一話だけ。

    作者からの返信

    おお。早速の感想ありがとうございます。
    睡眠時間を削ってまですみませんw

    山風も夢獏も尊敬する偉大な作家なのですが、小説としては目指してるとこと微妙に違うんですよね。でも方向性は同カテゴリと思っていただいていいかもしれません。源流というのは間違いありませんし。
    忍術よりは武術武道寄りというくらいですかね……まあでも、武道?
    みたいな展開もあるんで。

    難読上等なので、ルビはバリバリですヨロシク。
    魚々島のトトは、お菓子の「おっとっと」と同じ読みですね。

    まあ連載で趣味が合わなくなって読むのやめちゃうの、私でもよくあるので、もしそうなっても気にしないでください。特に突っ込みませんので。それまではよろしくお願いします。


  • 編集済

    銃弾を避けるのはやっぱり凄いよねとは思いつつ、小デブがぬるぬるした動きで弾を避けてる動作を想像したら、ちょっと面白くなってしまいました……笑

    でも全体としてはハードボイルドな感じの文体がすごくいい雰囲気ですねぇ
    こういうの好きですわ( ^ω^ )

    んで結局、この謎の(危ない)女の子はガチの妹なんか……?
    気になる( ̄∇ ̄)

    作者からの返信

    2話目も感想ありがとうございます😊
    あ、企画もありがとうございました。
    文章でバトルを描くことに命かけてる作品なので、まさに願ったり叶ったりでしたw
    デブが銃弾避けるのはちょっとギャグですよねw

    ちょっと硬めの文体はラノベメインのこのサイトだと人選びがちですが、内容的には少年漫画くらいです。いや青年漫画?

    女の子が妹かどうかは……さあさあ、ずずいと三話にお進みくださいw


    編集済
  • 冒頭からすごい面白そうな始まり方ですね〜

    主人公もキャラ立ってるし、謎の女はマジで謎だし、続きが気になります!

    のっけから色々と組織の名前が出てきて、正直ぜんぜん覚えられないんですが……笑(^^;;
    でもなんとなく、雰囲気的にこいつらって、今後はもう出てこなさそうな気がしてるので、覚えなくても大丈夫なのかな……?笑

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    気に入っていただけたなら何よりですw

    大方の世界観は4話程度読めば掴めると思いますので、そこで好みかどうか判断いただければと。

    あ、組織名とか覚えなくていいです。
    今のところ出てこないですし、もし出ても読者が忘れてる前提で解説し直しますw

  • 私の企画にご参加いただきありがとうございます!
    近況ノートにもコメントいただきありがとうございます! あちらは返信機能がないため、この場にて代えさせていただきます!

    洋が理性的で良いですね! チャカを恐れない無鉄砲に思えて冷静さのギャップが! それにしてもガスタの鬼デブはひどいw 絶対呼ばれたくないですねw

    「先頭の男のみ徒手空拳だが、唯一人背広姿で、剣呑な雰囲気は誰よりも危険に思われた」
    の「剣呑」と「危険に」が意味的に被っているような気が? ただ、「剣呑」を重ねる使い方はあると思うので、間違ってる!とかではなく、私がふと思った、というだけです。ついでに「思われた」よりは「思わせた」の方が、ここでの視点としては正しいかも??と思ったりもしました。あくまで私の感覚だけなので悪しからず。。

    作者からの返信

    こちらこそ、参加させていただいてありがとうございます。
    感想までいただけるとは思いませんでした。

    洋は「小賢しい系のデブ」というキャラクターで、序盤はともかく全体的には
    腕力より知力で勝負するタイプなんです。
    ガスタの鬼デブは、本人もありがた迷惑な節がありますねw

    ご指摘の件、読み返したところ、確かに「頭痛が痛い」的にも見える気がして来ましたので、

    「先頭の男のみ徒手空拳だが、唯一人背広姿で、誰よりも剣呑な雰囲気を漂わせている。」

    に訂正しました。
    「思われた」は、私の感覚ではカメラ視点での感覚の表現なので、「アリ」だと判断します……が、結果的に消えてしまったので、これはこれということでw

    細かなご指摘、ありがとうございました!

  • この文殊ってのは、ほんとに化けそうですねえ。存在感がぐっと引き立つキャラになっていくのでは、という意味ですが。

    そもそも一般人枠ってのがくせ者です。こんな超人だらけの小説ならなおのこと、ですね。狂言回しの位置のままでもいいとこどりできそうだし、フラフラとバトルの内側に足を踏み入れる展開になっても、それなりに読み手の共感を誘うキャラになりそう。

    当の作家ご本人を前に、これ以上具体的な想像は控えますが w、別の言い方をすると、文殊をいかに描くかで、この作品の深みが顕わになるような気もします(とさりげなくプレッシャー)。
    勝手な期待ではありますけれど、これからの楽しみが一つ増えた気分です。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    わはは、プレッシャーすごいですが楽しんでもらえてるなら何よりです。
    この怪物揃いの作品で、一般人枠をどう確保して、どう描くかは作品全体の質に響くと私も思います。青沼にも同じような感想をもらったことがあります。

    この二人の特徴は、初期の想定から期待度が高まりすぎて、どんどん活躍の場が増えてきてるということです。作者もまったく想定外の展開になりつつあって、でも作品がうまく膨らんでいく手応えもあり、やはり読者反応を読むのは大事だなと思うに至るこの頃です。これも勉強だなあと。

    文殊も出た当初の族の頭から飛躍し始めております。
    どこまでやるのかやらないのか、作者的には考えどころですが、ファンが見守っていることを忘れないよう、動かしたいと思いますw

    編集済
  • 忍野、いい味だしてますね!

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。
    そして企画もありがとうございます😊
    星までいただけて嬉しい限りです。

    忍野、出番はそこそこなのですが、作者の想像以上に愛されてる気がします。癖の強いキャラたちの中で、わりと普通なのがいいんでしょうか……?w

  • ここまでの数章、対戦相手別に会話を進めつつ、各話の最後に蓮葉がお茶目なボケをかます、というパターンなのでは、と、一つの前のエピソードから思ってましたが、やはりそうだったようですね w。説明的な会話が続くところで、それぞれいいアクセントになってます。

    私のような書き手だから思うのかも知れませんが、各話の長さの設定、一話内でのストーリー(あるいは会話)のメリハリの付け方など、ほんとに細やかに気を遣ってらっしゃるようにお見受けしました。いったん出来上がった文章を、無理やりぶったぎってアップする私の手法の対極と呼べそうな 笑。これはこれで投稿サイトならではの、注目すべき技のあり方ですね。


    中間部、浪馬の二つ名に関する記述で「はたまた自称を躊躇われる、中二爆発ネームの破壊力か。」という文章がありますが。
    そもそも私自身、この手の語に対するセンスも情報も充分にあるとは言い難いので、個人的な文章感覚では、と前置きしますが、「中二爆発ネーム」は「中二病爆発ネーム」ではないかな、と思いました。言わんとすることは分かるので、昨今の言語感覚ではこの形もありなのかなとも思うんですけど。

    作者からの返信

    感想常連、ありがとうございます!

    はい、そのパートはそういう形式で統一しました。
    いち早くお気づきになられたのは流石です。
    といっても最初からそういう形を想定したのではなく、一話目を書いた後、二話目の締めも蓮葉になったので「いっそ統一した方が味が出るか」となったものですがw

    私は小説を週刊連載の漫画を目標に書いているので、一話ごとのまとめ方や引きについては、常に意識しています。次の話が気になるよう、一話ごとの漫読度の高さを確保するというか。サービス精神のあまり、「今回は面白み少ないな」と新たに足したりうんうん悩んだりで、必要以上に時間かかったりもするんですが。こうして気付いていただけると報われます。

    実は私も初期(選抜くらいまで)は、書き溜めた分を分割アップしてました。
    ただ当時は一話ごとの適切な長さをまるで知らなかったので、引きまでの文章量が揃っておらず、一話が長かったり短かったりで、バランスがひどいものでした。その反省もあって、今の投稿形式になった次第です。

    湾多さんの小説も、最初は量多いと思っていましたが、最近は読みやすく、洗練されてきたと思っています。

    浪馬の二つ名部分。
    確かに、正確には湾多さんのご指摘通りです。
    ただまあ、ここはギャグパート的な言い回しなので、正しさより勢いや語感が優先されるべきかなと思いました。真面目な説明パートなら訂正案件ですけどねw


    編集済
  • 青沼さんの真似じゃないですが、「いや、もう、まさか」ですね。指相撲をネタにした格闘場面は、前にどこかの(確かプロ)作品で読んだことがありますが、疑いもなく、こちらの方が描写も深さも上です。
    つかみからオチまでの文章もムダがないです。この一章そのものが、梶野さんお得意の、キレッキレのショートショートみたいです。その意味では完成度高い部分です。

    敢えて言えば、蓮葉がどう止めたのか――一応次の章にちょっとだけ書いてるようなんですが――少しでも記述が欲しかったとは思いますが、これは書き手がそう書き終えたかったからと聞けば、納得できる範囲ではあります。

    作者からの返信

    続けて感想、ありがとうございます!

    この手のおふざけショートが、一番楽しく書けるかも。
    しかし指相撲にも先達がいるとは。広いですね、世界。

    締めについてはご指摘通り、「ご想像にお任せします」が最適解との判断でした。後述についてフォローしとくと、「物理的に喧嘩できない」ようにされかけたのだと。

    これいいですね。本編で使ってみようかしらん。

    編集済

  • 幕間を読み終えてからまとめてコメントするつもりでしたが、この展開はとてもスルーできませんでした。

    戦った相手がほどよい距離の同盟相手になって、あげくに同居、など、ハーレム系のバトルものとかだと珍しくもありませんが、この小説でその展開が出てくるとは 笑。
    あるいはこれは、例のBL巫女を七転八倒させるための伏線でしょうか(まあでもそれだけで同居はないですよね)。
    主人公はじめ、ルックスが美形キャラの対極を行くような人物ばかりなので、こういう一見テンプレっほい話運びの異化効果が半端ではありませんね。この点、夢枕獏や菊池秀行の孤独一筋のストーリー展開とはひと味もふた味も違います。こういうのも現代流のアップデートというべきなのかも知れません。

    作者からの返信

    思わず感想、ありがとうございます!w

    神風VSはテイストこそ二大巨匠寄りですが、内容的には正当少年漫画を自認しております。ライバルが味方になるのは王道ですし、意外性はないと思っていましたが、逆に意外だったようで、ちょっと儲けた気分ですw

    私はバトルも好きですが、何より漫画的展開やドタバタも大好きですので、面白そうなら今後も突っ込んでいくと思います。現代的かどうかは論が割れそうですが。テンプレという意味では古典かもですしw

    ちなみに八海はカップリング厨なので、対象は男女問わずです。火のないところの放火するタイプですから、このネタにも食いつきそうではあります。


  • 重箱つつきの最たるコメントで申し訳ありませんが。
    雁那のセリフで「通信終了 カネツ・シアージ」との表記があります。
    このロシア語、yahoo知恵袋で、おそらくは「耳で聞いた感じ」としてそのようなカタカナ表記で紹介されていますが、それは What do you say? を「ワダヤセイ」と表記するようなもので、口にすると通じるかも知れませんけど表記としてはどうかなと思います。
    конец связи(キリル文字、出ますかね?)を、強引にヘボン式ローマ字に直すと kanets svyazi(あるいはkanyets svyazi )となります。ロシア語講座の初級編でカタカナ表記したら、多分「カネツ・スビャージ」と書かれるのではないかと思います。私なら「カニェッツ・スヴャーズィ」にしますが。
    ロシア語のBはフランス語のvなんかと同じで、すごく柔らかい「ヴ」の音です。だから、どうかすると「スウィアージ」とも聞こえ、その線で行けば「シアージ」もはっきり間違いとは言えないのですけどね。
    雁那の発音はモスクワ式ではない、ということにすれば、OKかも 笑。


    さて、この一幕、文中の記述によると三十分程度の戦いらしいですが、その密度の濃いこと。今更ながら、尋常ではない歯ごたえぶりに舌を巻きました。
    視点を随時変更しながら、情景と心理と解説をうまく回していく語り方――これはキャラ全員の個性もそれとなく描写できますし、多面的な読み方も出来ます。視点に関して原理主義的な方は懐疑的になるかも知れませんが、私は別段混乱もなく、むしろ読みやすいぐらいに感じました。
    ただ、この作品は、いわばステーキ専門店が、肉の品質と焼き方と味付けを極め尽くした上に、厚さと枚数でも妥協しない、というようなサービスのあり方にも例えられるものがありまして、もともとそんなにたくさんは食べられないんだけど、という読者には胸焼け必至な要素が含まれると思うのです。
    そこはしょうがないじゃないかとも言えるわけですが、大食い競争で言う「味変」的な部分を入れることで、結構印象が変わりそうなところもあるような気はします。ちょっと抽象的に過ぎる感想かも知れませんが。
    むろん、「もっと肉をくれっ」という客には、これこそが堪えられない文のあり方なのだろうとは思います、けども……難しいですね。結局永遠のテーマかも知れません。

    作者からの返信

    うあー、ついにロシア語わかってる読者が現れた!w
    ぶっちゃけここの表記については、ロシア語知識皆無の私はネット情報に頼りっぱでした。基礎すら不明なので裏取りすら出来ていないという……先の展開のヒントに、ちろっと出す程度なら通るかと思っていましたが甘かったです。お恥ずかしい限り。

    アドバイスありがとうございます。なるほど、BはV扱いなんですね。
    あまり長すぎると雰囲気的な問題があるので、「カネツ・スビャージ」寄りで表記を改めたいと思います。

    元より暗中模索もいいところの表記で、頻出はまずしないと思いますが、またロシア語を使用する際はチェックお願いしたいところです。知らないのに背伸びすんなって話ですけれどw


    後段、意味するところはわかると思います。多分。

    ただまあ、おっしゃられるように、この小説は「本格ステーキハウス」を目指して開店したもので、そこの味と量は妥協できない点です。
    毎回この文章量書くかはわかりませんが、作者が納得する展開に必要な量は妥協せずに使い切るだろうと断言できます。ここについては迷いなしです。

    ただ、味変とか添え物の野菜とかが大事というご意見もわかっているつもりで、一応工夫は凝らしています。
    感想にあった、各キャラの解説回しもその一つで、野球の解説のように、試合の合間合間の箸休めを目的に挿入しているものです。キャラ紹介とバトル内容のおさらいも兼ねているので、まあここに関しては悪くないかな、と。

    もう一つは、各話のタイトルから、長期バトルがどの話から始まり、終わるのかを明記している点です。
    今のところ実在しませんが、もしか「キャラの話は読みたいがバトル読むのは面倒」という読者も出てくるかなと想定し、バトルとそれ以外をはっきりわけることで、バトル抜きでも読めなくはないくらいの構成にしてあります。
    まあステーキ屋でサラダバーだけ食べるような所業ですが、そういう人もいなくはないかもなあ、とはw

    ただ、読者のご意見として、「胸焼けするかも」は心に留めておきます。
    もうちょっと野菜を増やすとか、重さを減らす工夫があるかもしれませんので。

    一応、このバトル後には同量くらいの、「次のバトルまでの各キャラの物語」が入り、その後次のバトル……というパターンで、この小説は展開していきます。
    バトル抜きでもキャラの会話で読ませる内容になっていればいいのですが。
    次のバトルまでに胸焼けが解消する程度に。

    編集済
  • ヒーローは勝利の前に一度死ぬ、もしくは死にかける、というのは、バトルものの常道ではありますが……。
    第一戦の段階で、ここまで死にかけますかね 笑。いくら治癒スキル持ちがいるからとは言え、この痛めつけられっぷりがスゴいですね。でも飄々としてるところが、この主人公らしさなんでしょうね。

    さて、前三分の一ほどの位置で、

    >観衆は、疑然と言葉を失った。

    とあります。
    ここは「凝然」もしくは「擬然」ではとも思うのですが、いががでしょうか?

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    最初からクライマックス!ではないですが、手控えなしの全力ですw
    初戦の熱量を基準に、他の試合も書いていきたいと思います。

    烏京戦は、試合前の烏京の煽りが強すぎて、下読みから「烏京弱そう」「雑魚感がすごい」といった感想がありまして、それを拭うべく攻撃が苛烈になった面はあるかもしれませんw

    神風の候補者は超人過ぎて、苦痛とか弱音をろくに吐かないのは、作者としては痛しかゆしではあります。もっと反応がないと盛り上がりに欠けるのでは、と毎度悩んでいたり。ここら辺、今後の課題ですねー。

    >ここは「凝然」もしくは「擬然」ではとも思うのですが、いががでしょうか?
    おお、細かなご指摘ありがとうございます。
    さっそく訂正しておきます。

  • この「仙骨エンジン」というのは、なにかとてつもないアイデアという気がします。いや、マジで。

    説明を読む限り、なるほどとは思えないんですよ。尾てい骨の下部分を、時計のテンプのように右回りと左回りを小刻みに繰り返す、その動作自体は理解できるものの、それがなんで全身運動の「エンジン」たり得て、「弱点は――見当たらない」などと言えるのか。
    理屈的には今ひとつわからないんですが、しかし妙に説得力を感じるのですね。
    これはバトル小説ならではの描写のマジックなのか、それとも、誰もが納得せざるを得ないような明解な説明が後々加えられるのか。

    すっと腑には落ちませんが、否定も出来ません。論理的におかしいとも思えない。
    いっそチャクラが、とか言ってくれた方がまだ分かりそうな気もするんですが、この絶妙な不可解さそれ自体が、ここからどんなものでも引っ張れそうな仕掛けに見えたりもします。
    こういうものを引っ張り出してきた思考の過程はいったいどうなってるんだろうと思ったり。
    あるいはこれは、体術のいろはも知らない読者ならではの、素朴すぎる感想なんでしょうか?

    作者からの返信

    まいどの感想ありがとうございます!

    この仙骨エンジンは、いわゆるロマン格闘術の範疇ですね。
    其の八ということはかなり説明入れてるので、全貌はほぼ出してるはずです。

    アイデアの出発点は、空手の丹田(腹部に力を込め、全身に循環させる)とか、おっしゃられているチャクラ(ヨガ?)です。
    ここら辺は格闘漫画だとポピュラーですし、今作の方針は「オカルトすぎる技はできるだけNG」なので、古武術の技法をまぶしたハッタリを取り入れ、技術部分を補強した次第です。
    私もけっこうお気に入りのアイデアです。

    おっしゃられている疑問点に合わせてみますと、

    >それがなんで全身運動の「エンジン」たり得て、
    武術の要諦というのは、おおよそ「全身の連動」です。
    例えばワンインチパンチと呼ばれるゼロ距離からの打撃も、脚や腰からの動きを連動させて強力な突きを放てるという理論(実在)。

    このアレンジで、体内に回転式の動力機関をこしらえ、アイドリング状態にして瞬時に利用するというのがこの技の仕組みです(ハッタリ)。
    力の連動は、まあ武術的にはやれなくもなさそうですし(ロマン)。
    まさに体内エンジンというイメージです。

    >「弱点は――見当たらない」などと言えるのか。

    ここは多少誇張といいますか、技そのものを邪魔できる弱点はない、という意味ですね。根幹的な技だけに。

    「理屈はいまいちわからないが妙に説得力がある」は、この手の技に関しては理想的ではあります。「小学生が真似する」辺りが最高峰ですw
    ただ、その意味ではわかりやすさも大事なので、折に触れて、この技の解説というのは入れていきたいなあとは思っています。他のキャラが評するとかで。

    あと、この小説は真面目な格闘技小説とかでは全然ないと考えています。
    おもしろバトルを描くために、格闘技や古武術を踏み台にさせていただいてるというだけで。リスペクトがないと怒られそうなくらいです。

    ですので「格闘技よく知らないし」という種の敬遠だけは、なるたけ避けたいと考えております。武術的なキーワードをできるだけ解説しているのもそのためです。あくまで娯楽小説として読んでいただき、つい武術について調べてしまう、少年漫画的方針だと思っていただければ幸いです。


  • 編集済

    バトルが始まったらとても読み止められなくて、一幕一気読みしました。
    以下、細かいところで気がついたことを、再度読み直しながらその場所その場所でコメントいたします。

    ここは一幕の序盤ですが、たかが小石とメジャーの投げ合いを、かくも奥深い対人戦の描写に仕上げたこと、さすがだと思います。
    達人級の対戦バトルでは、安全距離の確認だけでここまで読み合いをやるものなのだな、ということが(実際はどうなのかはともかく)、説得力を持って迫ってきます。

    少し、細かい描写で気になった箇所を一つ。
    「烏京が奇妙な動きを見せたのは」から「凄まじい着弾音が、京都御苑を震わせた。」の"独楽打ち"の描写部分なんですが、最初読んだ時、具体的な映像がやや想像しにくい印象を持ちました。少し読んでから推測混じりに、多分こういうシーンなんだろう、とは理解できましたが、クリアな脳内展開を一瞬躊躇してしまう不整合な何かがあるような感じです。ただ、これは読み手の側の感じ方に多分に関わることだろうとは思います。

    で、その問題とはまた別の話かも知れませんが、同じ範囲からもうひとつ。「逃走の勢いと遠心力を、ありったけ上乗せした一投だ。」という一文ですが、ここは、おそらくは宙に浮いてくるっと百八十度翻っての、逃走のベクトルはそのままでの反撃なので、遠心力はともかく、「逃走の勢いを上乗せした」という説明は合わないのではないかと思いますが、いかがでしょう。……私が何か間の抜けた誤読をしてなければいいのですが。


    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    一気読みしちゃう面白さというのは最大級の賛辞です。
    次の試合もそうなるよう、がんばりたいと思います。

    洋対烏京の投擲戦ですが、まず投擲同士の試合や実戦のお手本がまず存在しません。手裏剣の流派なども調べたのですが、据え物を狙う稽古ばかりです。
    動きながら投擲を行うこと自体が、限りなくファンタジーなのかもしれません。

    そういうことで、投擲戦の感覚やセオリーについては、ほぼ作者の経験に基づく想像です。そもそも何が飛び出すかわからない武器戦の時点で、お手本がなさすぎて想像に頼らざるを得なくて。
    何かと初挑戦の多い今作ですが、説得力が生まれていれば幸いです。

    さて、ご指摘の点、私も確認しました。

    >「烏京が奇妙な動きを見せたのは」から「凄まじい着弾音が、京都御苑を震わせた。」の"独楽打ち"の描写部分
    >最初読んだ時、具体的な映像がやや想像しにくい印象を持ち
    >少し読んでから推測混じりに、理解できましたが、
    >クリアな脳内展開を一瞬躊躇してしまう不整合な何かがあるような感じ

    貴重なご意見ありがとうございます。
    これは後述された意見と被るところで、おそらく描写においては「独楽に読めていない」ためと判断します。読めるように書けていない作者のミスというべきです。

    独楽打ちは、その動きをコマに例えることで読者の理解を助けているわけですが、初出のこの場面では、名前が出るのは技を出した後。それ故、「少し読んでから推測混じりに、理解できた」のではないかと見たのですが、どうでしょうか?

    次のご指摘、

    >「逃走の勢いと遠心力を、ありったけ上乗せした一投だ。」という一文ですが、ここは、おそらくは宙に浮いてくるっと百八十度翻っての、逃走のベクトルはそのままでの反撃なので、遠心力はともかく、「逃走の勢いを上乗せした」という説明は合わないのではないかと思いますが、いかがでしょう。

    ここにも繋がると思います。
    ここの回答としましては、
    ・独楽と同じく、足を軸として倒れながら回っている。
    ・逃げる移動ベクトルを回転によって背後に向けて、投擲に乗せている。

    と解釈していただければ、わりとすんなり読めると思っていたのですが、
    「宙に浮いて」と読まれた点を不思議に思い読み返したところ、この場面では「足を軸にして」という描写が抜けていることに気が付きました。
    それ故、湾多さんはコマのイメージが浮かばず、「ジャンプ反転」のように受け止められたのではと思います。その結果、ベクトル変化に違和感を感じられたものだと(現実に可能な動きかは置くとして)。

    おそらく、前述の疑問も、同じ原因で発生しているのではないでしょうか。

    改善案として、今日中に「足を軸に使う」描写を追加しておきます。
    後日、改めてご確認ください。

    ご指摘ありがとうございました。
    いやあ、まだまだ脇が甘いことを痛感しております。

  • ここの八百万の棒術描写、改めて読むとベクトル的に多少の違和感がありますね。
    バイクに騎乗することで刺突の威力が増すという理屈は良いのですが、「連突き」なのがいただけない。
    恐ろしく速く、出どころも掴みにくい最初の一突きを蓮葉が紙一重で躱した刹那、バイクがすれ違う僅かの間に、二度も三度も異なる角度で、さらなる連突きが見舞われる──みたいなやり取りの方が、すれ違う二人の位置関係や動きが汲み取り易いかもしれません(現実味があるかは置いといて)。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。
    私も改めて読み返し、ご意見に沿った改善を試みました。

    まず蓮葉が初撃をかわす展開は、何度か考えてみたものの、作者的にはどうもしっくり来ず、考えた末、見送らせていただきました。

    その展開でも、けして問題があるとは思いません。
    一つには抄録ということで、ここは出来るだけコンパクトに場面をまとめたいところ(現状でも長すぎると思っていたり)であること。
    二つは、機馬攻撃を「避けられない」と即時判断した蓮葉の戦術眼を、ここは推すところかな、と考えた次第です。その後の展開も鑑みてですが。

    次にアドバイスいただいたすれ違い時の描写については、あまり文字数を増やさず改善できそうでしたので、私なりに手を加えてみました。

    連続攻撃というのは描写を読者に委ねる代わりにスピード感の出る手法なので、とにかくキレの欲しいこの場面には向いていると思っていますが、浪馬の機動力も強調したいところですので、最小限の手直しを意識しつつ、欲張ってみました。

    そのほか気になった文章もゴンゴン手直ししたので、御確認ください。
    再度ご意見ありましたら、近況ノートに書き込んでいただければ。

    実のあるご意見、感謝いたします。




    編集済

  • 編集済

    最後、情報の出し方が上手いですね。
    いい引きです。
    青沼が文殊相手に本当のことを言っている保証もないわけですが、虚実どちらにしても、読者に興味を抱かせる(勘所を知らせ誘導する)手法が手練れていると感じました。見習いたいです。

    【追記】
    ご心配なく。自分も忖度はしていませんよw
    今のところカクヨムで自分が目にした中では間違いなく、梶野さんの「神風VS」が最高に読ませる小説だと思っています。

    作者からの返信

    いつも感想ありがとうございます!

    出し方はともかく、結構評価割れそうな情報なので、ひとまず通ったことに安堵しています。長編だと、要所で引き入れて刺激を与えるのは大事ですよねー。

    違和感などあれば、いつでも遠慮なくお願いします。お世辞よりそういう読者反応の方が、個人的には重要ですのでw

    もちろん、私もそのスタンスでアシュリーの感想を書いています。
    文句が出ていないということは、満足していると受け取ってくださいw

  • なるほど、浪馬の言っていた組もうという話は天覧試合に限った話ではなかったんですね。
    浪馬と組んだ文殊が洋を苦しめる展開も見てみたかったですが、そんな想像が湧くだけでも話に深みが出ますよね。

    作者からの返信

    いつも感想ありがとうございます!

    その展開も面白そうですよね。
    しかし果たして、この二人どうなるのか…w
    この場面は、もう1〜2話で締める予定です。お楽しみに。

  •  この話の設定なら、やはり「この人」は出てこなければならないのでしょうね。
     短いシーンながら、存在感の強力さを示す描写にも念が入っているという印象を受けました。


     ところで最後の方で強調傍点が表示されない状態になっていますので、報告します。ただ「《《来てる》》」となっております。私のブラウザ環境だけの現象でしたら、この書き込みごと削除していただいても構いませんので、念のため。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    「名前を呼んではいけないあの人」ですね。
    いや、呼んじゃいけないわけではないんですが、何かと差し障りそうで。

    ご指摘の通り、やはりこの場所には来られる展開であろうと思い、
    知識ゼロながらワンポイント登場となりました。
    扱いもそうですが、専門用語が多くて頭が痛かった覚えがあります。
    挨拶も短いながら、過去の「本物」の言葉遣いを参考にしたり。
    拾っていただけたなら、幸いですw

    誤字報告も、ありがとうございます。
    確認すると、やはり傍点が表示されていませんでした。
    これだけデカい穴が、まだ見過ごされているとは・・・早速訂正しました。

  • ちゃんと初期からの因縁が活きてきて面白いですね。
    文殊は到底、化け物じみた連中に伍する実力ではない一般人枠ではありますが、二人から一目置かれるという素質と、一年間やりあったという下地があるせいで、敵に回すと相当な曲者になりそうだと予感させます。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    文殊は青沼と同じく、一般人枠ですねー。
    腕力より知力担当……のはずですが、果たしてどう動くのか。

    実は文殊というキャラは、初期には完全にモブでした。
    書いているうちに勝手に動き出し、本筋にまで食い込んできた次第です。
    あまり先の展開を考えていないこの小説ですが、とりわけ文殊においては、
    作者ですら、まるで先が読めません。
    敵に回るか味方になるか、候補者たちを傍観するのかさえ、現時点ではまったく決まっていないのです。

    作者もこの先どう転がるのか、面白がりながら書いております。
    引き続き、応援よろしくお願いします。


  • この手のバトルものでリーグ戦というのは、コロンブスの卵なんじゃないかと思うんですが、先行例はあるのでしょうか?
    戦略のツボから盛り上げ方から過去作品とかなり変わってくると思うし、ちょっとこれだけでアクション小説の作品論か何か書けそうな気がします。テンプレが全部ひっくり返りますよね。

    一つ前の其の五の話で恐縮です。
    冒頭部分で、「いわば和製ジプシー」という語句があります。
    何らかの形でお聞き及びかとは思いますが、現在「ジプシー」という語は準差別語みたいな扱いになっており、放送現場などではまず聞くことはなくなっています。
    私自身はこの種の「怒られるから使っちゃいけないんだよ」みたいな次元の低い議論は疑問を感じないでもないのですが(たとえば「ジプシーのメロディー」という曲名がアウトでも、同義語の「ツィゴイネルワイゼン」はオッケー、とか)、扱いに少々配慮が必要なのは確かなようです。それでも敢えてこの語を使う、というスタンスであれば何も申しませんが、別段、ここは「和製ロマ」としても通るのでは、とは思います。我々の世代だと、どうしても響きに違和感がありますけれども。
    あるいは、これも扱いに注意が必要な語ながら、代わりに「サンカ」を使うこともできるのではないかと。重箱的な指摘で恐縮です。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。

    私の知る限りでは、ですが、リーグ戦というのはないです。
    長期シリーズで既出キャラ同士が戦う展開はありますが。

    まあ、神風を書き始めてすぐに、その理由はわかりました。
    人数を六人に絞っても、本戦は最低15回書かないといけないw
    プロの現場では、こんな馬鹿な企画は通らないのでしょう。
    私も自分で引いてますが、始めてしまった以上仕方がない。
    覚悟を決めて最後まで書き切りたいと思います。

    和製ジプシーの件、実は身内感想でも同じ指摘をもらいました。
    その際もかなり考えましたが、結論は「変更なし」でした。

    これは私なりの見解、と前置きしますが。
    ・ジプシーという言葉に、日本人的には差別感がない。むしろ憧れの方が強い。
    ・ジプシーが漂泊民の総称であるのに対し、ロマ民族は内包される一部なので、厳密には置き換わる言葉ではない。
    ・ロマという単語に、ジプシーほど強い印象がない。
    ・差別的でない表現に、商品でもない作品が遠慮する必要が本来ない。

    以上の理由で、変更なしと決めた次第です。
    まあ書籍化のオファーが来るとか、ジプシーやロマの言葉の定義が大きく変わるような、前提が変わってしまう事態になれば再考するかもしれませんが。

    サンカ(山窩)の方が、肌感覚的には差別用語に近いかもしれません。この話の主軸がズバリそれなので、私は普通に使っておりますが。もちろん差別的ではない、むしろ逆の意味でですけれど。

    いえいえ、重箱の隅、私も大好きです。
    新しい視点を得られることもありますし、大歓迎ですよ。
    これからもガンガン突っ込んでくださいw

  • 特に何が変わったという感じでもないのに、文のモードが舞台に合わせて格調高くなっているような気がしますね。語彙を絞り込んだ効果か、あるいは手短に闇の描写のみに集中しているからでしょうか。

    一つ申し上げます。
    烏京と洋が対面する場面、健令門と紫宸殿との間で視線を交わし、対話する描写がありますが、これは距離はどれぐらいでしょうか? 
    多分相当な遠距離でも普通に聞いて喋れる超人同士だとは思いますけれど、情景を想像するのに、何らかの手がかりがほしい箇所だと思いました。
    私自身は、「距離にして○メートル」みたいな文節が一つ入れば充分だと思いますが、その距離にして、目前で対話するような化物的な感覚での見え方、聞こえ方にまで描写が及べば、なお凄みが出ると思います。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    ここの闇の描写は、特に力を入れたところです。
    わざわざ深夜の御所まで取材に行ったんですが、京都の闇というのは本当に濃厚で、これは筆を尽くして書いておきたいと思ったものですから。
    訪ねて感じるものがあるというか、御所はやはり聖地的な特別感がありました。表現にもその感覚が出ていたのかもしれません。だとすれば行って正解でしたねw

    ご指摘、感謝します。
    見直したところ、おっしゃる通りだと思いましたので、距離の描写及び、さりげなくですが「この距離で聴けるのが当然」的な表現を追記しました。
    思うところがあれば、またよろしくお願いします。

  • これまたお手本のように見事なハッタリの噛ませ方ですね。
    演出というものをちゃんと分かってるなあと思わせる語り口で、安心して読んでいられます。

    常人離れした技量の刺客を、全くの片手間で始末するライバルの底知れない実力。
    槍という獲物以外に秘められた八百万の謎(超硬度?はたまた軟体?)。
    伏線の仕込みは上々、といったところでしょうか。
    本戦での活躍に期待が高まります。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    理想的読者反応で、作者もにやついておりますw

    浪馬の耐久力はおいおい判明することになります。
    ここまでもすでに幾つか伏線は撒いてありますので、回収時に楽しんでいただければ。

    作者的には、更新が遅れまくったにも関わらず、本筋が1mmも進んでいないことが心残りなのですが、思いついてしまったこの展開は、浪馬の伏線としてやはり必要不可欠だなと判断し、紙幅を割いた次第です。そろそろバトル成分も欲しかったところですし!w

    期待していただけることは作者冥利に尽きますが、高まるハードルを越える覚悟が必要だなと感じる今日この頃。期待を裏切らぬよう、誠意を尽くして書き進めたいと思います。
    引き続き応援の程、よろしくお願いします。

    編集済
  •  ここまで読ませていただきました。遅々とした読み方で恐縮ですが、その分文章の濃さを味わわせていただいてます。
     金的攻撃をかくも具体的に書いた作品は、寡聞にして知りません 笑。このへんは、世の男性にとって純粋に恐怖小説足り得るのではないかと。多分、"それ"をつかむのが美女の足の指だからこそ、凄みがあるのでしょう。
     で、それで終わりかと思えば、不死体を切り刻むスプラッタな描写がっ。首級を取るシーンがほれぼれするぐらい耽美的なのに、ものの数十行で悪夢のような光景、この落差がまた犯罪的ですね。
     前のコメントと同じことを書きますが、ここで序幕というのが信じられません。この上をいく描写が、文章として実際に目次のこの先に存在し、それを読んでいけることがもったいなくもあり、楽しみでもあります。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    いえいえ、マイペースで読んでいただいて構いませんのでw

    金的攻撃は作者的にも会心のネタでした。描写もそうですが、タマではなく棒を狙う攻撃は私の知る限り唯一だと思います。人によってはご褒美かもしれませんw

    首を刈るシーンは、一度分かりづらいと指摘を受けまして、耽美をキープしつつ動きが読み取れるよう書き直した部分です。伝わりましたら、直した甲斐がありました。落差は計算してあります。強くて美人なだけじゃない蓮葉さん、のお披露目なので。

    あまり期待されすぎると逆に不安になりますが、少なくともここまでは自信を持ってお薦めできます。引き続きよろしくお願いします。

  • 最新話まで拝読させていただきました。
    個人的には普段自分が好んで読むタイプの小説ではなかったのですが、それを差し引いても十分楽しめました。

    スピーディーかつダイナミックさが売りのバトル物は、構造上どうしてもアニメや映画、漫画などの視覚系の媒体に比べて不利なので、今の時代、あえて小説でそれをやる意味はないだろうと思っていましたが、いやはやお見事でした。小説の活劇は、またそれはそれで、違う良さがありますね。

    描写の巧みさやテンポ感も当然良かったのですが、全体の構成もしっかり練られているなと感じました(適度な謎要素、人物の登場配分、等)。
    まだ途中ですが、今のところ、何処にもガッカリさせられる部分がないです(カクヨムさんに投稿されている他の作品を読んでいると、多かれ少なかれ、それがあるのですが)。
    ニーズの有無はさておき、品質は商用でも十分通用する完成度だと思いました。

    作者からの返信

    過分な賛辞のお言葉、ありがとうございます。
    本来は好みではないという方からの評価なのが、有難味を増して感じられます。

    常日頃こだわっている部分を汲んでいただいた。
    まさにそんな評価で、朝から舞い上がっております。
    ご指摘の通り、文字表現によるバトルのよさを追究すべく挑戦している今作ですが、自身としては相応の自信があったものの、サイトではたいした手応えもなく、好みも対象年齢も無視してるしなと割り切ったつもりでしたが、このような評価をいただけたことで、この二年は少なくとも徒労ではなかったと思うことが出来ました。

    全体の構成については、何分初体験の長編になるため、こわごわ足を進めているような状態です。情報を出し過ぎず、かつ読者を飽きさせない両輪のバランスに毎回頭を悩ませております。もしこの先、明らかに踏み外したと感じられたようならご指摘ください。たまにやらかしますんで。

    人物や設定はかなり練り込んでおいたつもりですが、書きながら構想が膨らむ部分もあり、ライブ感と言えばカッコイイですが、まだまだ不安定です。
    作者、記憶力がさっぱりなので、前後で矛盾したりボロが出ないかヒヤヒヤしております。こちらももし見つけられれば、ご指摘いただけたらと思います。訂正が容易なのが、小説サイトの利点ですので。

    全体の構成が苦手、もしくは考えの外という書き手は、けっこうおられますよね。ワンアイデアと勢いで書き出せるのは、若さの特権とも思いますが。私はもうおっさんですので、せめて完成度で勝負したいと思いますw

    ニーズはともかく商用のくだり、まさに目指していたところであります。
    この先も期待に応えられますよう、精進していきますので、長いお付き合いよろしくお願いいたします。

    編集済
  • >殺意は無形の防御でもあるのだ。

    唸らされる表現です。

    作者からの返信

    お褒めいただき、ありがとうございます!
    殺意については、あちこちで言及するくらいこだわっております。

  • その辺に転がっている小説もどきとは明らかに次元の異なるクオリティに唸らされます。
    若い読者には食いつきの悪い舞台設定なのだろうなと想像しますが、このレベルの作品が読まれていないのは勿体ないですね。

    >《化け鳥》
    の「》」が抜けてますね。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    そう言っていただけると慰められますw
    作者は渾身で取り組んでいるんですが、お世辞にも人気はないですね。
    ここは開き直って、おっさん世代のハートを射止めるべく精進する所存です。これからもよろしくお願いします。

    脱字訂正しました。報告に感謝です。