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  • ちゃんと初期からの因縁が活きてきて面白いですね。
    文殊は到底、化け物じみた連中に伍する実力ではない一般人枠ではありますが、二人から一目置かれるという素質と、一年間やりあったという下地があるせいで、敵に回すと相当な曲者になりそうだと予感させます。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    文殊は青沼と同じく、一般人枠ですねー。
    腕力より知力担当……のはずですが、果たしてどう動くのか。

    実は文殊というキャラは、初期には完全にモブでした。
    書いているうちに勝手に動き出し、本筋にまで食い込んできた次第です。
    あまり先の展開を考えていないこの小説ですが、とりわけ文殊においては、
    作者ですら、まるで先が読めません。
    敵に回るか味方になるか、候補者たちを傍観するのかさえ、現時点ではまったく決まっていないのです。

    作者もこの先どう転がるのか、面白がりながら書いております。
    引き続き、応援よろしくお願いします。


  • この手のバトルものでリーグ戦というのは、コロンブスの卵なんじゃないかと思うんですが、先行例はあるのでしょうか?
    戦略のツボから盛り上げ方から過去作品とかなり変わってくると思うし、ちょっとこれだけでアクション小説の作品論か何か書けそうな気がします。テンプレが全部ひっくり返りますよね。

    一つ前の其の五の話で恐縮です。
    冒頭部分で、「いわば和製ジプシー」という語句があります。
    何らかの形でお聞き及びかとは思いますが、現在「ジプシー」という語は準差別語みたいな扱いになっており、放送現場などではまず聞くことはなくなっています。
    私自身はこの種の「怒られるから使っちゃいけないんだよ」みたいな次元の低い議論は疑問を感じないでもないのですが(たとえば「ジプシーのメロディー」という曲名がアウトでも、同義語の「ツィゴイネルワイゼン」はオッケー、とか)、扱いに少々配慮が必要なのは確かなようです。それでも敢えてこの語を使う、というスタンスであれば何も申しませんが、別段、ここは「和製ロマ」としても通るのでは、とは思います。我々の世代だと、どうしても響きに違和感がありますけれども。
    あるいは、これも扱いに注意が必要な語ながら、代わりに「サンカ」を使うこともできるのではないかと。重箱的な指摘で恐縮です。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。

    私の知る限りでは、ですが、リーグ戦というのはないです。
    長期シリーズで既出キャラ同士が戦う展開はありますが。

    まあ、神風を書き始めてすぐに、その理由はわかりました。
    人数を六人に絞っても、本戦は最低15回書かないといけないw
    プロの現場では、こんな馬鹿な企画は通らないのでしょう。
    私も自分で引いてますが、始めてしまった以上仕方がない。
    覚悟を決めて最後まで書き切りたいと思います。

    和製ジプシーの件、実は身内感想でも同じ指摘をもらいました。
    その際もかなり考えましたが、結論は「変更なし」でした。

    これは私なりの見解、と前置きしますが。
    ・ジプシーという言葉に、日本人的には差別感がない。むしろ憧れの方が強い。
    ・ジプシーが漂泊民の総称であるのに対し、ロマ民族は内包される一部なので、厳密には置き換わる言葉ではない。
    ・ロマという単語に、ジプシーほど強い印象がない。
    ・差別的でない表現に、商品でもない作品が遠慮する必要が本来ない。

    以上の理由で、変更なしと決めた次第です。
    まあ書籍化のオファーが来るとか、ジプシーやロマの言葉の定義が大きく変わるような、前提が変わってしまう事態になれば再考するかもしれませんが。

    サンカ(山窩)の方が、肌感覚的には差別用語に近いかもしれません。この話の主軸がズバリそれなので、私は普通に使っておりますが。もちろん差別的ではない、むしろ逆の意味でですけれど。

    いえいえ、重箱の隅、私も大好きです。
    新しい視点を得られることもありますし、大歓迎ですよ。
    これからもガンガン突っ込んでくださいw

  • 特に何が変わったという感じでもないのに、文のモードが舞台に合わせて格調高くなっているような気がしますね。語彙を絞り込んだ効果か、あるいは手短に闇の描写のみに集中しているからでしょうか。

    一つ申し上げます。
    烏京と洋が対面する場面、健令門と紫宸殿との間で視線を交わし、対話する描写がありますが、これは距離はどれぐらいでしょうか? 
    多分相当な遠距離でも普通に聞いて喋れる超人同士だとは思いますけれど、情景を想像するのに、何らかの手がかりがほしい箇所だと思いました。
    私自身は、「距離にして○メートル」みたいな文節が一つ入れば充分だと思いますが、その距離にして、目前で対話するような化物的な感覚での見え方、聞こえ方にまで描写が及べば、なお凄みが出ると思います。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    ここの闇の描写は、特に力を入れたところです。
    わざわざ深夜の御所まで取材に行ったんですが、京都の闇というのは本当に濃厚で、これは筆を尽くして書いておきたいと思ったものですから。
    訪ねて感じるものがあるというか、御所はやはり聖地的な特別感がありました。表現にもその感覚が出ていたのかもしれません。だとすれば行って正解でしたねw

    ご指摘、感謝します。
    見直したところ、おっしゃる通りだと思いましたので、距離の描写及び、さりげなくですが「この距離で聴けるのが当然」的な表現を追記しました。
    思うところがあれば、またよろしくお願いします。

  • これまたお手本のように見事なハッタリの噛ませ方ですね。
    演出というものをちゃんと分かってるなあと思わせる語り口で、安心して読んでいられます。

    常人離れした技量の刺客を、全くの片手間で始末するライバルの底知れない実力。
    槍という獲物以外に秘められた八百万の謎(超硬度?はたまた軟体?)。
    伏線の仕込みは上々、といったところでしょうか。
    本戦での活躍に期待が高まります。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    理想的読者反応で、作者もにやついておりますw

    浪馬の耐久力はおいおい判明することになります。
    ここまでもすでに幾つか伏線は撒いてありますので、回収時に楽しんでいただければ。

    作者的には、更新が遅れまくったにも関わらず、本筋が1mmも進んでいないことが心残りなのですが、思いついてしまったこの展開は、浪馬の伏線としてやはり必要不可欠だなと判断し、紙幅を割いた次第です。そろそろバトル成分も欲しかったところですし!w

    期待していただけることは作者冥利に尽きますが、高まるハードルを越える覚悟が必要だなと感じる今日この頃。期待を裏切らぬよう、誠意を尽くして書き進めたいと思います。
    引き続き応援の程、よろしくお願いします。

    編集済
  •  ここまで読ませていただきました。遅々とした読み方で恐縮ですが、その分文章の濃さを味わわせていただいてます。
     金的攻撃をかくも具体的に書いた作品は、寡聞にして知りません 笑。このへんは、世の男性にとって純粋に恐怖小説足り得るのではないかと。多分、"それ"をつかむのが美女の足の指だからこそ、凄みがあるのでしょう。
     で、それで終わりかと思えば、不死体を切り刻むスプラッタな描写がっ。首級を取るシーンがほれぼれするぐらい耽美的なのに、ものの数十行で悪夢のような光景、この落差がまた犯罪的ですね。
     前のコメントと同じことを書きますが、ここで序幕というのが信じられません。この上をいく描写が、文章として実際に目次のこの先に存在し、それを読んでいけることがもったいなくもあり、楽しみでもあります。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    いえいえ、マイペースで読んでいただいて構いませんのでw

    金的攻撃は作者的にも会心のネタでした。描写もそうですが、タマではなく棒を狙う攻撃は私の知る限り唯一だと思います。人によってはご褒美かもしれませんw

    首を刈るシーンは、一度分かりづらいと指摘を受けまして、耽美をキープしつつ動きが読み取れるよう書き直した部分です。伝わりましたら、直した甲斐がありました。落差は計算してあります。強くて美人なだけじゃない蓮葉さん、のお披露目なので。

    あまり期待されすぎると逆に不安になりますが、少なくともここまでは自信を持ってお薦めできます。引き続きよろしくお願いします。

  • 最新話まで拝読させていただきました。
    個人的には普段自分が好んで読むタイプの小説ではなかったのですが、それを差し引いても十分楽しめました。

    スピーディーかつダイナミックさが売りのバトル物は、構造上どうしてもアニメや映画、漫画などの視覚系の媒体に比べて不利なので、今の時代、あえて小説でそれをやる意味はないだろうと思っていましたが、いやはやお見事でした。小説の活劇は、またそれはそれで、違う良さがありますね。

    描写の巧みさやテンポ感も当然良かったのですが、全体の構成もしっかり練られているなと感じました(適度な謎要素、人物の登場配分、等)。
    まだ途中ですが、今のところ、何処にもガッカリさせられる部分がないです(カクヨムさんに投稿されている他の作品を読んでいると、多かれ少なかれ、それがあるのですが)。
    ニーズの有無はさておき、品質は商用でも十分通用する完成度だと思いました。

    作者からの返信

    過分な賛辞のお言葉、ありがとうございます。
    本来は好みではないという方からの評価なのが、有難味を増して感じられます。

    常日頃こだわっている部分を汲んでいただいた。
    まさにそんな評価で、朝から舞い上がっております。
    ご指摘の通り、文字表現によるバトルのよさを追究すべく挑戦している今作ですが、自身としては相応の自信があったものの、サイトではたいした手応えもなく、好みも対象年齢も無視してるしなと割り切ったつもりでしたが、このような評価をいただけたことで、この二年は少なくとも徒労ではなかったと思うことが出来ました。

    全体の構成については、何分初体験の長編になるため、こわごわ足を進めているような状態です。情報を出し過ぎず、かつ読者を飽きさせない両輪のバランスに毎回頭を悩ませております。もしこの先、明らかに踏み外したと感じられたようならご指摘ください。たまにやらかしますんで。

    人物や設定はかなり練り込んでおいたつもりですが、書きながら構想が膨らむ部分もあり、ライブ感と言えばカッコイイですが、まだまだ不安定です。
    作者、記憶力がさっぱりなので、前後で矛盾したりボロが出ないかヒヤヒヤしております。こちらももし見つけられれば、ご指摘いただけたらと思います。訂正が容易なのが、小説サイトの利点ですので。

    全体の構成が苦手、もしくは考えの外という書き手は、けっこうおられますよね。ワンアイデアと勢いで書き出せるのは、若さの特権とも思いますが。私はもうおっさんですので、せめて完成度で勝負したいと思いますw

    ニーズはともかく商用のくだり、まさに目指していたところであります。
    この先も期待に応えられますよう、精進していきますので、長いお付き合いよろしくお願いいたします。

    編集済
  • >殺意は無形の防御でもあるのだ。

    唸らされる表現です。

    作者からの返信

    お褒めいただき、ありがとうございます!
    殺意については、あちこちで言及するくらいこだわっております。

  • その辺に転がっている小説もどきとは明らかに次元の異なるクオリティに唸らされます。
    若い読者には食いつきの悪い舞台設定なのだろうなと想像しますが、このレベルの作品が読まれていないのは勿体ないですね。

    >《化け鳥》
    の「》」が抜けてますね。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    そう言っていただけると慰められますw
    作者は渾身で取り組んでいるんですが、お世辞にも人気はないですね。
    ここは開き直って、おっさん世代のハートを射止めるべく精進する所存です。これからもよろしくお願いします。

    脱字訂正しました。報告に感謝です。

  • 【序幕】選抜、畔 蓮葉への応援コメント

    遅ればせながら、ここまで拝読しました。

    現在の発表分まで全部読んでからコメントを、思ったんですが、そこまで溜め込んでると、どんだけ長い感想になるか自分でも分からないので、この辺でいったん吐き出します。

    なんといいますか、実は三ツ星シェフな人が人目を忍んで大衆食堂やってる店で、何十日食べても一向に飽きが来ない定食を食べ続けている気分というか。
    見る人が見れば、素材も調理もまさに職人技で、そのうちに誰かが「ま、まさかあんたは伝説の!」とか叫びだすんじゃないかなと思いながら、それでも今日も気さくに通って自分ひとり贅沢を味わうような、そんな小説です。

    単純に対人バトル系のアクション小説としても十分にツボは押さえていると思われるのですが、それ以上に格闘そのものに対する入れ込みが尋常じゃないですね。
    一方で、とても文字数の多い描写が続いているのに、場面を想像するのに全然しんどさがないリーダビリティも大したものです。こういう作品だと、プロ作品でも実は動きがよく分からない文章が時々あって、私などは適当に読み流しているものなんですが。

    正直、序盤でこんな奥義・秘術を使いまくってるような展開で、この後どうなるんだろうと、一種畏れに近い気持ちさえ覚えます。でも、多分ここからさらにグレードアップしていってくれるのでしょうね。

    とにかく、そんなこんなで腹いっぱいの状態なんで、いったん挨拶代わりのコメントにしました。
    このまま一気読みできそうな面白さなんですが、少しの間消化してから、続きを拝読させていただきます。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    お褒めに与かり光栄です。
    都落ちしたシェフですか。言い得て妙というとアレですが、こだわりが捨てきれない頑固職人という意味では大当たりかと。
    そんなシェフにとっては、「味のわかる客が久々に来たな」って感じですw
    なんせバトルメインの企画に出しても内容に触れられない。
    いただいた好意的な感想ですら、揃って「ネット小説では絶対流行らない」と言われる問題小説ですからw

    この小説は、バトル漫画大好きな私が、気が済むまで徹底的にバトルを書きたい、他が絶対書かないようなところまで書きたいと願って始めたものです。キャラも世界も文章もこだわり抜いていますが、読者はほとんどいません。
    二年書き続けてこの現状です。
    もちろん、やめる気はさらさらありませんがw

    バトルの文章、気付いていただけて嬉しいです。
    バトル小説の二大巨頭と言えば菊地・夢枕というのが私らの世代ですが、私はどちらも好きな反面、理想とまではいかず、手本となる作者が見つからぬまま、我流で模索している次第です。なんせ、こんなバカな挑戦してる人がいないので。

    私のこだわりは、読者が悩まず読み取れる描写、インパクト、技の解説と戦闘者の心理ですね。至らぬまま、日々苦心しています。わかりづらい点があればいつでもご指摘ください。即座に対応します。

    大会開催までを序章とすると、お読みいただいた部分でも触りですね。
    もちろん、あのくらいの技は自己紹介レベルです。
    書き終えている初戦の感想では、身内から「この密度のをあと14回書くの?」と言われました。
    大変ですが、私が一番楽しんで書いているので大丈夫です。

    また空腹になったらお読みください。
    ちびちび、先を進めておきますので。





    編集済
  • 1話読ませていただきました。惚れ惚れするような表現力ですね!!
    私は趣味がそれなので中世ファンタジーを書いていますが、アダルトな現代劇の妖艶さ、鮮やかな語り口のバトル、全てに圧倒されました!全く馬鹿にする意図ではなく、アマチュアの世界にこんな文章が書ける人がいるなんて…!

    とても良いものを見せてもらいました、そして企画参加ありがとうございます!
    時間見つけてまた読ませていただきますね…!

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    企画お疲れさまです。
    ラノベサイトに籍を置きつつ迎合する気ゼロの私には、まさにこれという企画でした。見つけた瞬間参加していましたw

    お褒めの言葉もありがとうございます。
    まだまだ修行中の身でお恥ずかしい限りですが、今作はとにかくバトルを書きたい、それも徹底的に書きたい一心で始めたものです。格ゲーとか好きだったので、そのノリで武器バトルを突き詰めたいと思っております。

    琴線に触れましたら、またよろしくお願いします。

  • 企画参加ありがとうございます。

    ここまで楽しませていただきました。

    残りもまた読ませていただきます。

    作者からの返信

    企画ありがとうございました!
    気が向いたらで構いませんので、続きもよろしくお願いします。
    そちらの作品も、また見に行こうと思います。

  • こんにちは。
    自主企画『週刊カクヨム』を主催している戸﨑享です。

    この度は週刊カクヨムで行われました『バトルシーンコンテスト! 第2回』にご参加いただきありがとうございました。

    今回参加していただいたこの作品を今回のコンテストの入賞作品としてNo.61で紹介させていただきました。

    紹介の取り下げをご希望の場合は私のところまでご一報ください。

    作者からの返信

    こんにちは。
    寸評読ませていただきました。
    紹介ありがとうございます。

    他の作品も幾つか読ませていただいて、いい刺激を受けました。
    これからも企画がんばってください!