応援コメント

【開幕】《神風天覧試合》、始まりの儀 其の四」への応援コメント

  • 特に何が変わったという感じでもないのに、文のモードが舞台に合わせて格調高くなっているような気がしますね。語彙を絞り込んだ効果か、あるいは手短に闇の描写のみに集中しているからでしょうか。

    一つ申し上げます。
    烏京と洋が対面する場面、健令門と紫宸殿との間で視線を交わし、対話する描写がありますが、これは距離はどれぐらいでしょうか? 
    多分相当な遠距離でも普通に聞いて喋れる超人同士だとは思いますけれど、情景を想像するのに、何らかの手がかりがほしい箇所だと思いました。
    私自身は、「距離にして○メートル」みたいな文節が一つ入れば充分だと思いますが、その距離にして、目前で対話するような化物的な感覚での見え方、聞こえ方にまで描写が及べば、なお凄みが出ると思います。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    ここの闇の描写は、特に力を入れたところです。
    わざわざ深夜の御所まで取材に行ったんですが、京都の闇というのは本当に濃厚で、これは筆を尽くして書いておきたいと思ったものですから。
    訪ねて感じるものがあるというか、御所はやはり聖地的な特別感がありました。表現にもその感覚が出ていたのかもしれません。だとすれば行って正解でしたねw

    ご指摘、感謝します。
    見直したところ、おっしゃる通りだと思いましたので、距離の描写及び、さりげなくですが「この距離で聴けるのが当然」的な表現を追記しました。
    思うところがあれば、またよろしくお願いします。