応援コメント

【後幕】魚々島 洋 VS 松羽 烏京 其の四」への応援コメント

  • ふう。もう寝なきゃなのに結局幕間まで読んじまいましたよ。堪能しました。
    抄録の懸念も懸念で終わってよかった。

    最初は純粋に読者で楽しませてもらいますw
    時々チャチャいれながら。
    決着着くまではチャチャすら入れられませんでしたけど。

    一言だけ。ウイステの時も思ったんですが、引いた視点というか、アクションの大局を描く時になると、絵が浮かびづらくて「ん? どうなってんだコレ?」みたいのが度々あって。よくわからないながらもオニカマスみたいのは勢いで読めるんですが、ふたりが並走するあたりの「左に向かう」だかとか。
    御所(でいいのか?)の描写当たりとかはとても良くて、だから描写の問題とかでもないとは思うんですが……うーん、アクションを文字で表す難しさなのか、こちらの読み取り能力の問題なのかなんともですが。

    きっと上を目指してるでしょうから、感じたことを(とりあえず)書いてみましたw

    いやあ滾るね、しかし!(寝なきゃなのに🥺)

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    寝る間を惜しんで読んでもらえてるの、作者冥利に尽きますねw

    とりあえず、抄録が大丈夫そうでよかったです。
    あれ、書いた初期はプロローグに「始まりの儀」の大集合シーンを入れてたりだったのが、「読む気がしない」的な意見があって削ったりしてるのです。多数不評来るなら考え直さないといけないかなあ、とも思ってましたんで。

    ふむふむ。
    思うに、作者の提示する視点が、読者にダイレクトに伝わってない、ということに起因してるんじゃないかと思われます。
    「左に向かう」の違和感も、本来であれば主観カメラがしっかり提示されているなら、「左」で問題ないわけですし。
    「左右」という主観に左右される単語は、そこを意識して、あらかじめ主観の角度を提示しておくよう書いているつもりですが、作者の書き方が甘い箇所があったのかもしれません。

    もしよければ、近況ノートでもなんでもいいんで、引っ掛かった箇所を具体的に教えてください。何行目何の場面くらいまで。
    読み直して問題があると感じられれば、逐一改訂します。

    「問題ない」と判断した場合でも、その考えそのものを再考する余地もあるかもしれませんし。まあここら辺は難しいところですが、できるだけ広く、ストレスなく読んでもらいたいのは本音ですので。

    ともあれ、滾っていただければ感無量です。
    それが一番大事。(大事マンブラザーズバンド)

  • 重箱つつきの最たるコメントで申し訳ありませんが。
    雁那のセリフで「通信終了 カネツ・シアージ」との表記があります。
    このロシア語、yahoo知恵袋で、おそらくは「耳で聞いた感じ」としてそのようなカタカナ表記で紹介されていますが、それは What do you say? を「ワダヤセイ」と表記するようなもので、口にすると通じるかも知れませんけど表記としてはどうかなと思います。
    конец связи(キリル文字、出ますかね?)を、強引にヘボン式ローマ字に直すと kanets svyazi(あるいはkanyets svyazi )となります。ロシア語講座の初級編でカタカナ表記したら、多分「カネツ・スビャージ」と書かれるのではないかと思います。私なら「カニェッツ・スヴャーズィ」にしますが。
    ロシア語のBはフランス語のvなんかと同じで、すごく柔らかい「ヴ」の音です。だから、どうかすると「スウィアージ」とも聞こえ、その線で行けば「シアージ」もはっきり間違いとは言えないのですけどね。
    雁那の発音はモスクワ式ではない、ということにすれば、OKかも 笑。


    さて、この一幕、文中の記述によると三十分程度の戦いらしいですが、その密度の濃いこと。今更ながら、尋常ではない歯ごたえぶりに舌を巻きました。
    視点を随時変更しながら、情景と心理と解説をうまく回していく語り方――これはキャラ全員の個性もそれとなく描写できますし、多面的な読み方も出来ます。視点に関して原理主義的な方は懐疑的になるかも知れませんが、私は別段混乱もなく、むしろ読みやすいぐらいに感じました。
    ただ、この作品は、いわばステーキ専門店が、肉の品質と焼き方と味付けを極め尽くした上に、厚さと枚数でも妥協しない、というようなサービスのあり方にも例えられるものがありまして、もともとそんなにたくさんは食べられないんだけど、という読者には胸焼け必至な要素が含まれると思うのです。
    そこはしょうがないじゃないかとも言えるわけですが、大食い競争で言う「味変」的な部分を入れることで、結構印象が変わりそうなところもあるような気はします。ちょっと抽象的に過ぎる感想かも知れませんが。
    むろん、「もっと肉をくれっ」という客には、これこそが堪えられない文のあり方なのだろうとは思います、けども……難しいですね。結局永遠のテーマかも知れません。

    作者からの返信

    うあー、ついにロシア語わかってる読者が現れた!w
    ぶっちゃけここの表記については、ロシア語知識皆無の私はネット情報に頼りっぱでした。基礎すら不明なので裏取りすら出来ていないという……先の展開のヒントに、ちろっと出す程度なら通るかと思っていましたが甘かったです。お恥ずかしい限り。

    アドバイスありがとうございます。なるほど、BはV扱いなんですね。
    あまり長すぎると雰囲気的な問題があるので、「カネツ・スビャージ」寄りで表記を改めたいと思います。

    元より暗中模索もいいところの表記で、頻出はまずしないと思いますが、またロシア語を使用する際はチェックお願いしたいところです。知らないのに背伸びすんなって話ですけれどw


    後段、意味するところはわかると思います。多分。

    ただまあ、おっしゃられるように、この小説は「本格ステーキハウス」を目指して開店したもので、そこの味と量は妥協できない点です。
    毎回この文章量書くかはわかりませんが、作者が納得する展開に必要な量は妥協せずに使い切るだろうと断言できます。ここについては迷いなしです。

    ただ、味変とか添え物の野菜とかが大事というご意見もわかっているつもりで、一応工夫は凝らしています。
    感想にあった、各キャラの解説回しもその一つで、野球の解説のように、試合の合間合間の箸休めを目的に挿入しているものです。キャラ紹介とバトル内容のおさらいも兼ねているので、まあここに関しては悪くないかな、と。

    もう一つは、各話のタイトルから、長期バトルがどの話から始まり、終わるのかを明記している点です。
    今のところ実在しませんが、もしか「キャラの話は読みたいがバトル読むのは面倒」という読者も出てくるかなと想定し、バトルとそれ以外をはっきりわけることで、バトル抜きでも読めなくはないくらいの構成にしてあります。
    まあステーキ屋でサラダバーだけ食べるような所業ですが、そういう人もいなくはないかもなあ、とはw

    ただ、読者のご意見として、「胸焼けするかも」は心に留めておきます。
    もうちょっと野菜を増やすとか、重さを減らす工夫があるかもしれませんので。

    一応、このバトル後には同量くらいの、「次のバトルまでの各キャラの物語」が入り、その後次のバトル……というパターンで、この小説は展開していきます。
    バトル抜きでもキャラの会話で読ませる内容になっていればいいのですが。
    次のバトルまでに胸焼けが解消する程度に。

    編集済