第41話 騙し合い


 美鈴達から狐を引き剥がした後、再び俺達三人で相手を囲む様に陣取る。

 翻弄するように走り回る幸に、援護する様に冷気を放つ雪ちゃん。

 そして、俺はと言えば。


 「ふむ、どうしたものかねぇ」


 「折角“箱庭”と繋げる時間を稼いだというのに、何時まで呑気にやっているつもりだ!」


 デカい狐と共に飛び回りながら、幸が吼える。

 サイズ比が凄い事になっているが、それでも抑えられるんだから猫又ってのは凄い。

 例え齧りつかれそうになったところで、まるで影のようにスルリと抜けながらカウンターをかましている。

 いやぁびっくりだね。

 人間ではとてもじゃないが対応できない。


 「猫又! 一旦離れなさい!」


 雪ちゃんの声が響くと同時に、周囲の温度が一気に下がった。

 “氷葬”を始めた様だ。

 突如として発生した猛吹雪、ホワイトアウト寸前の視界の先で。

 彼女は苦しそうに歯を食いしばっていた。


 「幸、雪ちゃんをサポートしてあげて。あのままじゃ“押し負ける”」


 「分かっている! だから早くなんとかしろ!」


 物凄く怒る幸に謝ってから、本格的に“倉庫”を漁り始めた。

 相手の“箱庭”に自らの“箱庭”を繋げる行為。

 これは以前の朝顔の子供の怪異にもやった事ではあるが、今回は本当に手間が掛かった。

 なんたって“荒魂あらみたま”に片足突っ込んだ妖怪が拵えた“迷界”なのである。

 要は、神様に近づいているって訳だ。

 そんな奴の庭に勝手に穴をあけ、こっちの庭を繋げる行為。

 今こうして繋ぎっぱなしにしているだけでも結構辛い程に、ゴリゴリと精神が削られていく様だ。

 少しでも気を抜けば、相手の庭に“持って行かれそう”になる。


 「目的の物じゃなかったけど、ホイッと」


 手繰り寄せた五寸釘を相手の周囲に投げつけ、地面に突き刺す。

 そして手近な一本に対して、手に持った音叉で軽く叩いてやる。

 コォォンと低い音が響いた瞬間、相手の動きがビシリと停止した。


 「小娘! 合わせろ!」


 「猫畜生の癖に偉そうに指示しないで下さい!」


 動きを止めた狐の首目掛けて、仲間達が深く肉を抉る。

 出血の代わりに黒い靄を噴き出しながら、相手は苦しそうに吠えた。


 『さっきから鬱陶しい……小手先の凌ぎでどうにかなるとでも思っているのかしら? 坊や』


 「いえいえまさか。そもそも私はただの人間ですからね、神様とやらに近づいた存在に届くとは思っていません。近くに寄っただけで吹き飛ばされてしまいそうだ」


 両手を緩く拡げて微笑んでみれば、相手からは舌打ちが返って来てしまった。


 『意外と警戒心が強いのね、生者最強なんていうからどんなものかと思ったのに』


 「まさかまさか、それはウチの助手にとっての話ですから。私は弱い、だからこそこうして道具に頼るんですよ。ま、全て“呪具”ですが」


 『狸が……』


 ギリッと鋭い牙を合わせた獣が、焦れた様子を見せ始める。

 先程の杭と音叉で簡易的な結界を作ってみた訳だが、あまり持ちそうもない。

 こりゃ、早く片を付けないと不味いかもしれないね。

 とか何とか思った瞬間。


 「太郎! 避けろ!」


 「主様!」


 仲間の叫び声が聞こえたその瞬間、地面に突き刺さっていた杭が一斉に外れ、狐がこちらに向かって牙を向いた。

 おっと、これは。


 「ちょっと避けられそうにないねぇ」


 そんな言葉を残しながら、相手の牙がこちらの体に突き刺さる。

 普通なら即死は免れないだろう。

 それくらいに深く、鋭く。

 相手の牙がこの体を貫いた。


 「いやぁ、参りましたね。まさか齧られてしまうとは」


 『……本当に狸だ、お前は』


 つまらなそうにペッと吐き出した俺の体は、やがて霧のように霧散し中からは人を模った紙人形が出て来る。

 “形代”と呼ばれるソレ。

 人の代わりとして拵えられた、身代わりの様な存在として使われる呪具。

 藁人形何かの方が一般的には分かりやすいだろうが、コレはそれと同じ様なモノ。

 今この場では、そこに本人が居るように思わせる為に使わせてもらった訳だ。


 「おやおや、見失ってしまったようですね。化かし合いは私の勝ちと言う事でしょうか?」


 『さっきから飄々として鬱陶しい。出て来い、次は噛み砕いてやる』


 どんどんとイライラし始める狐を、口元を吊り上げながら見下ろしていた。

 さて、私はどこにいるでしょ~か?

 なんて適当な声を上げてみたくなるが、あまり無駄話をしていれば位置を気取られてしまうだろう。

 こちらの“庭”を繋げたからと言っても、まだ半分以上は向こうの支配下にあるのだから。

 とはいえ、だ。

 化かし合い、騙し合いの勝負となれば。

 こっちにだって多少の勝算はあるというものだ。


 「さて、それではもう一つくらいお話でもしておきましょうか」


 大体手は揃っている、だからこそ。

 あと一つ欲しい。

 悪霊、怨霊、荒神。

 そう言ったモノを消し去ってやるのには、確実な“証拠”が必要となる。

 勝ち取ったという何かを掲げなければ、彼らはまた集まり、新しい存在を生む。

 思いは“想い”であり、人の思想もまた新たなる怪物を生む。

 この場は既に何人もの生者によって、全国に知れ渡った“存在しない筈の心霊スポット”。

 雑に“殺した”だけでは、この霊体を祓っただけでは。

 また繰り返す恐れがあるのだ。

 だからこそ、この“迷界”その物を閉じる“何か”が必要になる。

 まるで玉子が先か鶏が先かという話になりそうだが。

 何事にも確たる証拠というのは必要なのだ。

 打ち取った証、もう存在しないと強く思わせるだけの何か。

 この呪いの元となった根源を討てれば良いが、そうでない場合。

 相手に完全な敗北を認めさせる必要がある。

 せめて“俺”が居る間は、冥府から戻って来ても無駄だと思わせる何かが。

 というわけで、語らおうではないか。

 我々の騙し合いは、まだ始まったばかりなのだ。


 「貴女は、キリンという生き物を知って居ますか? あぁもちろん、動物園に居る首の長いアレではないですよ? 麒麟、それは神獣とも呼ばれる伝説上の存在。そんなものがもし現存しているとしたら、貴女達の様な妖怪は……どれ程“格下”に見えるのでしょうね?」


 ――――


 「せいっ! せいっ! あぁもう、硬ったいなぁ」


 「貴女って、何て言うかその……やっぱりヤンキーか何か? 初対面の印象も結構アレだったけど、見た目と行動が全然一致してないんだけど」


 先程気になった床の一部を踏みぬこうと必死で足を叩きつけていれば、そんなお言葉を頂いてしまった。


 「ちょっと口が悪いとすぐヤンキーだなんだと言う奴いるよね。それアンタが言っていた陰キャ陽キャ説とほとんど変わらないからね? 全く相手を見ようとしてない典型的な自己完結だからね?」


 「ご、ごめんなさい」


 「まぁ喧嘩っぱやいのは認めるけど」


 「そこ認めたらヤンキーだよね!?」


 色々とツッコミを頂きながらも、ガツガツと床を踏んづけていく。

 ミシミシ言って来たし、もうちょっとな気が……とかなんとか思った瞬間。

 ズボッ! という音と共に床の一部が剥がれ、足が床下に突き刺さった。

 いよしっ! とか言いたかった所だけど、そんな事をすれば当然。


 「いぃったぁぁぁ……コレ、ちょい不味い。踏みぬいた周りの木片が滅茶苦茶足に刺さってる」


 「何やってんのアンタ!? ホラ、引き抜くの手伝うから――」


 「ズぁっ!? タンマタンマ! 多分貫いた事で板が皆下向いてる! 抜こうとすると余計刺さる!」


 そもそも恰好が不味かった、着物なのだ。

 その下にはろくなモノを着ていない、というか下着くらいだ。

 今元の服に戻された所で、今日はショートパンツとTシャツというラフスタイルでバイトに行ったはずだから、ろくに事態は好転しないだろう。

 と言う訳で、詰んだ。

 拝殿の床を生足でぶち抜いて、引っこ抜こうとすると折れた床板のトゲトゲが刺さって来る。

 え、本当にどうしよう。

 今でも太ももからダラダラ血が流れているのが分かるんですけど。

 このまま無理に引き抜いたら、多分歩けないレベルで酷い怪我になるよね?


 「こうなったら……」


 「こうなったら?」


 「脚の周りの床もぶち抜くか、抜いた穴から無理矢理通るか」


 「結局物理!」


 そんな訳で目の前の床に拳を叩きつけてみるが……当然拳がジィィンと痺れるだけ。

 見た目的に結構古そうな神社な癖に、意外としっかりとしているじゃないか。

 何てことを思いながらプルプルしていると。

 ズドンッ! と目の前に踵が降って来た。


 「見る限り、こっちが空洞なんだよね? その近くを壊せば動けるよね?」


 今度は依頼人の女性が、私の目の前の床をガンガンと蹴り始めた。

 見た目的に、どう頑張っても床なんぞ抜けなそうな見た目をしている彼女。

 だというのに、古い建物だという事もあってか。

 ミシミシと、徐々に嫌な音を上げ始めた。


 「あのさ、昔何かやってた?」


 「うるっさいな! 今頑張ってるんだから静かにしてよ! 剣道と柔道! チビデブブスの三描写が揃ってたわよ! あだ名なんか肥満のチビゴリラだったわよ!」


 「え、顔の事は聞いたけど。全然太ってないじゃん」


 「必死で痩せたわ! 筋トレは得意だからね!」


 何てことを叫びながら、ガンガンと踵を床に叩きつける。

 やがて床は鈍い音を上げ始め、「ぜいやぁぁ!」と変な掛け声と共に、彼女の踵が床板をブチ破った。

 真下の床が抜けた影響で依頼人は落下し、痛い感じに固定されていた私もバランスを崩して落っこちるというどうしようもない結果になったが。

 それでも、“抜いた”。

 落ちると言っても一メートルいかない位なモノで、大した衝撃にはならなかったが。

 だがしかし、ちゃんと着地出来なくて足首がグキッって言った。

 踏ん張ったら太ももからダバダバ血が溢れ始めてる。

 これ、結構不味いかも。

 とか何とか思いながら傷跡を押さえつけていると。


 「コレ、なんだろう?」


 ほぼほぼ真っ暗な空間で、依頼主が声を上げた。

 うっすらと見えるのは、赤い箱。

 なんだろう? 叩いてみれば、軽い音がする。

 横長で、古い日本家屋の倉庫とかにありそうな装飾。


 「それは“長持”と言いまして、所謂収納箱です。簡単に言えば」


 そんな事をいいながら、上空からニュっと腕が伸びて来た。

 思わずビクッと反応してから腕の先を見てみれば。


 「こ、幸太郎? こんな所で何してるの?」


 「見つけた様ですからね、後片付けに来ました」


 そう言ってから、私の腕を掴んで上へと引っ張り上げてくれた。

 そして私の足を見てから厳しい視線をこちらに向けてから、ため息を一つ。

 あ、やばい。

 これ絶対怒られるヤツ……。


 「何度も言いますが、貴女はまだまだ若い。若い内から余り肌を容易に傷つけるものではありませんよ? これが終ったら、ちゃんと病院に行って下さい。美鈴」


 「え、あ、うん」


 彼はもう一度呆れたため息を溢しながら、やれやれと首を振って消毒液を私の太ももに吹きかけていく。

 どこから取り出したのか、ガーゼと包帯まで出て来てクルクルとふとももに巻き付けられてしまった。

 呆気に取られている内に応急処置は終わり、ペシッとふとももを叩かれる。


 「何度も言いますが、あまり無茶はしないで下さい。怪異と相対するとはいえ、我々の様な存在はどう頑張っても人間です。アニメや漫画のヒーローの様に動き回れたり、いざという時に強くなったりしません」


 「ご、ごめん……以後気を付けます」


 なんて言葉を返してから、ハッとなって着物の裾を手繰り寄せた。


 「み、見た?」


 「普段から美鈴のスカートは短いですからね、今更です」


 その一言に顔面に蹴りを入れてやった。

 ぶっ倒れる店主。

 コイツは、コイツはぁ!

 とか何とか思っても見るが、それ以上に衝撃的な光景が目の前に広がっていた。

 彼の背後、建物の外の光景。

 そこには、“もう一人”の彼が居るのだ。


 「は? え!? ちょ、どういう事!? 分身!? ドッペルゲンガー!?」


 思わず外を指差しながら叫んでみれば、彼は鼻を抑えながら依頼人を床下から引っ張り出していた。


 「まぁ、順を追って説明しますよ。あ、やば、鼻血出て来た」


 「え、あ、ごめん。平気? 強く蹴り過ぎた?」


 「アンタら……付き合ってんの?」


 「「付き合ってません」」


 「あぁそう、ごちそうさま」


 引っ張り出された依頼人に酷く呆れた視線を向けられながらも、幸太郎は今しがた私達が居た床下に飛び降りた。

 そして。


 「先程も言いましたが、コレは“長持”といいましてね。嫁入り道具などをまとめて詰める“箱”なんですよ。美鈴がコレを“嘘”でないと判断したとすれば……この方は一体どこに嫁いだんですかねぇ?」


 そんな事を言いながら、箱を開け放つ幸太郎。

 その行動を床上から眺めて居た私達だったが。


 「うっぷ……」


 「何この匂い……」


 二人して、口と鼻を抑えた。

 ムワっと広がる刺激臭、匂いだけだというのに目まで痛くなってくる程。

 そして、その先から現れたのは。


 「幸太郎、それ……何?」


 「骨に見えるけど……え?」


 箱の中には、動物の骨が寝そべっていた。

 それだけなら、まだ良かった。

 でもおかしいのだ。

 体は四足動物に見えるのに、頭だけは明らかに人間の頭蓋骨。

 そして何より、古ぼけた、変色した狐の面を被っているのだ。


 「鬼の頭蓋が見つかった、なんてニュースを見た事はありますか?」


 「え?」


 「かなり昔のニュースです。結局は模造品で人骨に角を無理矢理つけた様な代物でした」


 急に語り出した幸太郎は、“長持”から仮面を被った頭蓋骨だけを取り出した。


 「今だからこそ、“模造品”という言葉で済みますが。その当時であればどういう状況だったのでしょうね? 死んでから骨だけ加工されたならまだ良い。ですがこの様な状態の遺骨も、各地で発見されている。人はいつの時代も神様を想像する生き物だ、そして作ろうと足掻く生き物でもある。つまり」


 「この人は獣の死骸と共に、首だけこの地に埋葬されたって事? その仮面を被せられて」


 「可能性としては、ですけどね」


 その言葉を聞いて、ゾッと背筋が冷えた。

 当時の人が、何を思ってこんな事をしたのかは分からない。

 現代を生きる私には、完全に理解する事は出来ないのだろう。

 しかし、それは。

 どう考えても“狂気”に他ならない。


 「そんなの……おかしいよ」


 「そうですね、ですがそれが人間です」


 「こんな死に方したら、私でも人を恨むよ」


 「そうですね。それでも現代の人間を守る為に、私はこんな“被害者”にも二度目の死を与えるのが仕事です」


 そう言って笑う彼の視線は、いつもよりずっと低い位置にあった。

 当然だ、床下の長持が保管されているスペースに立って居るのだから。

 床に膝を付いた私より、ずっと低い位置にある頭。


 「幸太郎は、辛くないの?」


 「もう、慣れましたから」


 その頭を、思わず抱きしめた。

 ハハハッといつも浮かべている乾いた薄ら笑いが、今日だけはやけに疲れ切っている様に見えて。


 「慣れないで」


 自分でも、何を言っているのだろうと思う。

 こんな事、慣れなければ本人が辛いだけだ。

 キツイだけだって分かるのに。

 それでも。


 「慣れないで、幸太郎は人間だよ。嫌な事は嫌って言っていい、“死”に触れ過ぎて鈍感にならないで。幸太郎は、もっと我儘になって良いんだ」


 あの日あの時。

 私が彼の店に初めて訪れた時。

 その瞬間から、何か気に入らなかったんだ。

 全てを諦めたような、自らの人生を“偽っている”様な、そんな空気。

 いつでも笑う彼から、そんな気配を感じてからは放っておけなくなってしまったんだ。

 いざという時、まるで薪でも投げ入れるかのように命を捨ててしまいそうで。

 自分なんて、大した価値など無いと思っている様で。

 非常にイライラした。

 それもあって、私は彼の傍に居る。

 すぐに自らを投げ捨てない様に、簡単に犠牲にしない様に。

 そして叶うなら、私という“仲間”の為に生きる選択をしてくれる様に。


 「何があっても、生きてよ幸太郎。今みたいな状況でも、いつもの胡散臭い笑みを浮かべながら退けてみせてよ。余裕ぶって、誰しもが敵わないと思う様な強者を演じながら、語ってみせてよ。俺は最強だって、何が来ても大丈夫なんだって。ソレが私の惚れた男なんだって、信じさせてよ」


 なんて、柄にも無い事を言ってみれば。


 「これは、大盤振る舞いするしかありませんね」


 「へ?」


 「続きは後で、楽しみにしていてくださいね? 美鈴」


 「はい?」


 急に活き活きとした笑みを浮かべる幸太郎に困惑していれば、彼は床下から飛び上がり、建物の入り口までズンズンと歩いて行った。

 その姿を見た柚子さんは、大きな大きなため息を溢してジトッとした眼差しをこちらに向けて来た。


 「ご馳走様、こんな所でイチャイチャしなくても良いのに」


 「い、いや別にそんなつもりは……」


 「告白までしておいてソレを言う? 馬鹿じゃないの?」


 「……うっせぇ」


 「でも、知らないよ?」


 「え?」


 依頼人から、更に呆れた視線を向けられているのは何故だろう。


 「男ってのは、いつまで経っても“男の子”なの。だから平気で危険にも飛び込むし、無茶もする。今まで“大人”を演じて来た彼を壊したのは、間違いなくアンタだよ」


 「えっと、もしかして、不味い?」


 「だから知らないってば」


 なんて会話を繰り広げた瞬間。

 外には雷と思われる轟音が鳴り響くのであった。

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