第27話 愛と食欲は世界を救う

 喰太は幻魔獣に対し、攻撃の手を緩めない。それだけじゃない。もっと攻撃の手を緩めないのだ。さらに攻撃を仕掛ける限界以上の力を振り絞る。さらにさらに攻撃を 仕掛ける。報復する。妖魔の一撃よりも凶悪なものだった。そう俺は昔の世界の冷感をもっている。




 過去に 攻撃の手を緩めなかったせいで人を殴ってしまったことがあるか、何にも、繰り広げられるARゲームバトル。それが行われていたのだかこの世界で。それだけではないモンスターを捕まえて食べるという ARゲームだったあれは。 ARゲームというがリアルゲームだったあれはそういうことにしておこう。犯罪的な甘さを感じるモンスターの肉は。嗜好の甘さだった。まあいい、ただそれだけではない。



 幻魔獣を倒すにはどうすればいいか俺は考えていた。ファルナがいない。ファルナはどこ行ったんだという考え方になってしまう。限界以上の力を振り絞れないといえば攻撃はできない俺は乾いた刀を一気に振り下ろした。


「ガガガガガがガがカガがガがガがガがガがガがガがガがガがガがか!!!」


 圧の強い眼力で、喰太を見る幻魔獣は化け物のような顔つきで、送海の幻魔獣が海を引き裂いた。


 ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア亜!!!


 幻魔獣は化け物なのだが、想像がつかない。


 俺は空氷の撲殺打を放った。


 ガがガがガガがガガガガガカ!!?


 照簿だろ多々だだ太だだ!!!、!!やむかややまななまややなまやゆなななまやらはかた!!!! 


 幻魔獣は舌がデカい。だが、それだけではない。


 俺の過去から飛んできだだろ?


 これからファルナと旨い鍋を創るんだよ!!!!!


 だから、俺はお前を倒してやる!!!!!!


そこで青天の青空から聖なる星の魔王が降臨したのであった。


「クウタ!!! 帰ってきたぞうい!!!」


 俺は思わず刀を離して、ファルナをだきしめてしまった抱きしめてしまった。 


 ファルナはクンクンと俺の匂いを嗅ぐと、「男らしいから私はすきだぞ!!! クウタ!!! 大好きなのだーーー!!!」


 ファルナから伝わる愛の告白と思われる言葉は俺の心に少しずつ響くのであった。


「さあ! あの化け物を倒せばいいのだろ! 私に任せろ!! わ~はっはっはっはっははははははははははははははははははあ~~~!!!!!」


 ファルナの姿が本来の姿に戻る。星天の上想天魔王になるファルナ。


「こっからが私たちの真の力を見せるときだ!! ☆」 


「行くぞ!!! 」 


「幻魔獣なんてこわくないのだぁ!!! だから私がクウタを守るのだ!!」

   








まだ続きます。


 


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