コンビニ飯とカレーライス
ニホンと呼ばれる場所に来たのはいいが。
どうも視線がきつい。
なんだこいつらは人をまじまじと見て。
確かに私のこの格好は魔王としての正装なのだが。
少し着崩しているがまあいい。
少しばかりビキニアーマーになっていて露出がきわどいぐらいだから……
それが原因なのか?
とまあそんなことより飯だグルメだ。
暫く私は歩いた。
そして奇怪な店に入る。
コンビニと書かれた店だ。
ちょうど昼飯を食べてないから腹が減っている。
だが待てよ。
この世界の金が無いから買えないではないか。
一応金銭の類いや宝石に金塊とか希少なマジックアイテムは持っているが。
そんなものこの世界で通用するのだろうか?
私の空想の結果。
金品の類いを金に換えるのは質屋に行くのが常識。
いや空想と言うか一般常識だろうが。
ということで質屋を探す。
だが、質屋は見つからなかった。
でも金、プラチナ、宝石などを買い取りますの店を発見した。
そこに入ると、私はスキル【幻想の性超】を使用した。
自分の姿が相手には大人に見える魔法だ。
そして身分証を見せろと言われたが、それも精神操作系のの魔法技術の応用で嘘をつく技法でなんとかした。
なんとか宝石と金塊をこの世界のお金。
ニホン円で100万ヱンほどを手に入れた。
たぶんだがかなりの金額だろう。
そんなこんやで、コンビニとかいう魅惑の店に入る。
ここではいろいろなものが売っている。
コンビニ飯というわけだな。
何を買おう。
とりあえずおにぎりというのは外せない。
それとホットスナックのがぶがぶ君とかいう立派なチキンを買う。
それと豚骨ラーメンとかいうカップラーメンを買うことにする。
ファルナはそんなことを言いつつ、いーといんこーなーとかいう場所でコンビニ飯を堪能することにする。
おにぎりをまず食べる。
むしゃり、うむ美味い。
なんだこの米のうまさは……
途轍もなく甘いのだ。
甘いよそして濃くもある。
こくうまだなと感じたファルナだった。
がぶがぶ君という立派な揚げ鶏にかぶりつく。
う~むなんだこれジューシーだな。うまいもう1本。
魔界の揚げ鶏とはレベルが違う。
すごく噛み応えがあるし、なんだがウマウマだな。
そして次は豚骨ラーメンだ。
カップ麺だがうまいだろうに。
そんなカップ麺を啜る。
じゅるじゅるじゅるじゅるじゅるりぃちゅーちゅーちゅー。ぱくりむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃ噛む噛む噛む噛む噛む噛む噛むもぅと噛む。そして沢山食べる。
何とも言えない感覚。
これがラーメンといわれるものか。
確かに魔界にも麺料理はある。
だがこのように濃厚なスープは初めてだ。
焼きそばみたいなものやソーメンのようなものぐらいしかないからな魔界は。
ラーメンとやらは本物の店もあるようだし。
今度行ってみるか。
そして夕方まで時間が過ぎる。
町を探索していたらお腹が空いてきた。
クレーンゲームなるものに没頭してしまった。
そしてぬいぐるみとかわいいフィギュアを少しばかりとれたのでよしとする。
魔界の魔王城に飾っておいた。
そしてうまそうな匂いがする。
ここはオオサカと呼ばれる地名のようだ。
そんな場所のウメダに来ている。
電車とかいうものに初めて乗ってこんな都会にやってきた。
ここでうまそうな匂いをするところがある。
なんだあの茶色い物体は。
カレーと書いているがうまいのか?
試しに入ってみる。
食券を買う方式のようだ。
そして運ばれてきたカレー。
一口食べると至福の一言。
なんだこれは!! 美味い美味すぎるぞこれは!!
そう思いつつ思いっきしかきこんだ。
そんな日だった。
カレーは最高の食べ物。
次の日はうまうまなものを食べたいな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます