豚骨ラーメン

 ここはどこかの都市部。


 美味いラーメンを探して来てみたが。


 どこも美味しそう。


 ファルナはそんな未知の食べ物。


 といってもカップラーメンは食べたが。


 そんな本格的なラーメンなるものを探して食べようとしていた。


 でもさすがにウマウマなラーメンはなかなかないなと思い。


 試しによくわからない店に入ってみる。


 どんよりとした濃厚なスープのにおいが鼻孔をくすぐる。


 ファルナは未知の豚骨スープの魅惑の味が知りたかった。」

 

 ファルナは魅惑のスープを口にした。


 穴の穴から豚の香りが広がる。豚の濃厚な味が心を揺さぶる。


 全てのスープがどんなものより美味い。美味すぎる。


 美味い 美味すぎる。


 なんだこの黄金のスープは……なんだろうつまりそういうことか。


 美味すぎる。


 豚骨の味がしみ込んできて全てが篭絡される。



 美味い美味すぎる。



 もっと喰わせろよ……美味いだろこれラーメン美味すぎるだろ。


 なんだこれもっちりとしてすべてが旨い美味いよ美味すぎる。美味くて死にそうだ。


 なんだこれもっともっちりしたよりのどこしさらさらするさらさらするほどに食べごろな麺がちゅるっと喉の奥に込みあがる焼けつくような美味さ。


 なんだこれ……もはや美味いの次元を超えている。


 なんだこれ……なんだこれ……つまりそういうことか。


 美味いよ美味いいいいいいいいいいい美味すぎる。


 こんなうまい物が二ホンにあるなんてどこにあるんだろ相撲ラーメンという店名だが……


 ここはネギが入れ放題ですべからく美味い。


 美味すぎて生きているのがつらい。


 だけどそんなことが知らない。


 知らない知らない美味い安いでも手ごろな値段だ。


 なんだこれ美味いよ美味いヨ美味すぎる。




 美味くて美味くて涙が出る。


 だから私は幸せなのか…………でもそうだな体のほうが少しヤバいから。


 疲れて疲れて……倒れそうだ。


 私はお金を払い、店を出た。


 そして帰路に着いた。


 魔界に還るのが怖いな……でも帰ろう

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