カレーを二人で作った

第6話 カレーを食べようみんなで家族と一緒に


 ファルナはいつもゲームをしている……


 ファルナはいつも遊んでいる。


 ファルナはいつも戦っている。


 でもご飯を欲しそうにすると「食べていいか! 喰太?」と聞いてくる。


 なんて礼儀正しい少女なのだろうか……


 俺はそんな礼儀と遠慮を知っている子を裏切れない。


 でもこいつは乱暴な面もある。


 怒ると大声を出す。こんな感じで……


「ふ  ざ  けんなよ……………………………………人間!!!!! 怒るぞ!!!!!!!!!殺すぞ!!!!!!!!!!!!! 何故に我に飯を遣さない……怒るぞぐすんっ…」


「わかったいいぞ好きなだけ喰っていいから……ほらゴハンなら5合炊いたから……それでふりかけとマヨネーズとおかずは……そうだな昨日残りでいいか……鶏肉の胸肉の炊いたやつとか……煮魚とか……イワシだけど……それとなあ冷凍のハンバーグあるからこれも後で食べろよ……それとここにスルメがあるし……鯖味噌の缶詰あるしレトルトカレーもあるし……乾麺でそばもあるぞ……それにインスタントラーメンもあるぞ……コンビニでパンでも買ってこようか??」


「いまはいらない。ゆっくりクワセロ……人間。クウタもう寝てもイイゾ……我が勝手に食べるから……少しづつ」


 その言葉に甘んじて俺は訓練を行う空間を出て……自宅に戻ってきた。


 さてと……あいつのために何ができるかな……?


 そういえば最近カレー手作りしてないな……。


 そうだな明日はカレーでも作るか普通の本当に普通のカレーを。


◇◇



 次の日、あくる日喰太は朝目が覚めた。


 いつ通り……コーヒーを飲み干して……バナナを食べて、パンを一口齧り……フルーツを食べて……ココアを飲み……ご飯を食べて……ケッチャップをご飯にかけて食べていた。


 なおマヨネーズは親戚さんなのでたまに食べる。ご飯にかけて食べる。


 それでもふりかけも好きでのりたまとか買ってくるし……かつおのふりかけも買ってくる。

 

 さらにタマゴも好きでよくスーパーで買ってくる……ゆで卵が好きでよくかじっている。


 そして……お菓子も好きで柿ピーとかよく食べるしかし……喰太にも苦手なものがる……


 酒だ……酒が喰太は嫌いだ。


 たまに嗜むように飲むが……どうも嫌いだ……頭が痛くなるほど飲まないようにしているが……それでも少しずつ飲むようにしているが……それでも好きになれない。


 だから本当に飲みたいときはジュースとかカルピスを飲む。


 ヤクルトとかも飲む。それの類似品も飲む。


 結局ヨーグルトも食べる。


 そうしないと体がもたないからだ。


 自分の体はお世辞にも健康的とは言えない。


 ふっくらしてるし……昔はがりがりだぅたのだが……今はふっくらしているけど……さらに痩せたいと願っている。


 だから明日と言うより今カレーを作りたい。



 そして一人でカレーを作り始めた喰太は……倒れそうになる。


「喰太!! 大丈夫か!? 疲れてるのか……どうして……なんだ嫌じゃ嫌じゃもう見たくない喰太が倒れるところを看たくないのだ……嫌じゃ嫌じゃ嫌だああああぁ!!!!!」


 ファルナは暴れる様に頭を押さえている……どうしたんだろういったいただ疲れていて……倒れそうなのに……でも本当に倒れそうだ…………


 喰太は緊急措置としてバナナを齧る。そして豆乳を飲む。


 さらに林檎を齧る。


「だからさらに水を飲む飲み干す……さらにお茶を飲む。ウーロン茶を一杯ジャスミンティを一杯……さらに麦茶を一杯。さらに緑茶を飲む。


 さらに水を飲む……おっとトイレいきたいな……トイレトイレと……ふう……少し出た。」


 (さらにカレーを作る作りまくる……野菜を全て切ってみた。果物も切った。)


 (肉は……安いから鳥の胸肉でいいか……そして鯖缶かイワシ缶どっちにするか……まあイワシ缶かな……そしてさらにミンチ肉を入れる豚肉のほうだな……そして牛は塊のブロック肉を切って……入れる。さらに鴨肉を入れる。さらにさらにさらに馬肉を入れる。さらに羊肉をいれる。ヤギ肉も美味いなじゅるりとさらにさらに魚も入れるか……ブリとかな。昨日の刺身の残りもいれてみるか……さらにさらに骨を取り除いたサケをいれるか……そしてここでワインを投入して……桃をいれる。さらに……はちみつもいれる。)


 「どんだけ甘いカレーが好きなんだ俺は……!! なんか怖いわいろんな意味で……ふぅ人仕事終わったからジュースでも飲むか梨のジュースでも。


 おかわり!!!!! 美味いなもう一杯だ」


「さっきから一人でブツブツ言っている喰太は何をしているんだ?」


「……本読んでいるだけだよ……カレーを煮ながら……な、すわってでもある」


「さっきいったことは嘘であるな? 喰太……?」


「うん、嘘だよ本当は豚肉と鶏肉の胸肉と夏野菜入れたカレー作っているんだよ?」


「ならいいんじゃんかぁ! 我も混ぜろよ……そのカレー作りとやらに」


「じゃあ適当に混ぜといて……そして沸騰したら火止めといてな……」


「わかったやっておく」


「そうだな疲れたら休憩しろよ」


「うん……」


 そうして二人はカレーを作り始めていた。すでに時間がかなり経過していることをしらずに。


 そしてカレーができたのは夕方の5時くらいだった。


☆彡


 さあて喰うか?


 いいな食おう。


 じゃあ俺は盛り付けるからな……


 いいぞ我は食う係だな……?


 いいぞたんと喰え……よおかわりなら二鍋作ったから……いくらでもあるぞ……。


 じゃあたくさん食べるぞやったああああ。


 おかわりなんていくらでもあるからな?


 じゃあ喰うぞ……でもご飯には限度があるな……


 パン買ってこようか?


 パスタもあるぞ……!


 そうめんもあるぞ。


 うどんもあるぞ。


 やきそばもあるぞ。


 ……えええと……ナン買ってこようか?


 …………ええとええと……卵たくさんあるな……そうしようかゆでたまご沢山作るか……そしてごはんのかわりにカレーと一緒に喰うか。


 あれってそういえばかなり前の肉じゃがあるな……これもおかずにするか……


 あれええとそうだ唐揚げもあるな冷凍の……これも出すか……


「いくらでも食べてやるぞ……!! さあ私に飯を持ってこい人間め!! 喰太!! 冷凍の食べ物はないのか?」


「缶詰ならたくさんあるが……これは最終防衛ラインだから……」


「じゃあ備蓄用のごはんはないのか?」


「あるぞ……レンチンのごはんいくらでもな……」


「じゃあそれも……やめとく」


 そうして食べるのをやめたファルナ歯磨きもせずに寝てしまった悪い子め……まあいいか歯磨きしないと葉がなくなるのは迷信だからな。


 たまに歯磨きすればいいんだよ……虫歯にならないようにな……


 すり減らすと余計に歯が弱るからうがいでもいいんだよ……


 さぁて俺もコーヒー飲んで寝るか。


 おやすみ~俺……でもやっぱり歯磨きしよ寝る前は。

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