概要
僕とあなたを繋ぐのは、きっとこの館だけなんだ
家庭事情に問題を抱える高校一年生の霧島・篤は、町はずれの廃墟で別学校の三年生である富士崎・旭と、逃げるように密会を繰り返していた。
恋心を隠しもせずに同じ時間を重ねていたのだが、ある日突然、様子のおかしな二人組に声をかけられることに。彼らの言う事には、あの館は人の記憶を喰らうという危険な性質があり、監視をしているのだとか。
どう考えても不信な言動なものだから聞き捨てていくのだが、状況は徐々に不穏に傾いていき……
恋心を隠しもせずに同じ時間を重ねていたのだが、ある日突然、様子のおかしな二人組に声をかけられることに。彼らの言う事には、あの館は人の記憶を喰らうという危険な性質があり、監視をしているのだとか。
どう考えても不信な言動なものだから聞き捨てていくのだが、状況は徐々に不穏に傾いていき……
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!最初から最後まで飽きさせない展開のSF!不思議な話好きな人にもオススメ
物語の早い段階で謎が提示されるので、かなり冒頭から興味深く読めます。
読み進めると新たな疑問も生まれ、主人公の恋愛感情も相まって、先が読めない展開にッ!
でも、しっかりと読後感の良いラストを迎えるんです。
作者様の力量の為せる技だと思います。
読み終わって、小説情報を確認していて気づきましたが5万字くらいの文量だったんですね。
10万字くらい読んだのかと思ってました。
そう思うと、大変中身の濃い5万字だったんだなと思います。
ジャンルはSFとなっていますが、現代ファンタジーなど不思議なことが起こるストーリーが好きな方は特に楽しく読めると思います!
作者様の『都合の良すぎる彼女の秘密』が…続きを読む