概要
モブキャラ体質の女騎士だけど、生き抜いてみせる!
騎士道物語に没頭し、なんでも騎士道物語の基準で考えるようになってしまった残念な騎士、ミリアーネ。あるとき彼女は気付いてしまう。
「私は騎士道物語の中のモブキャラだったんだ……!」
彼女の偏った思考によれば、騎士道物語のモブキャラは悪役によって殺されてしまう運命にあるらしい。
戦死の運命を回避するため、今日もミリアーネは仲間を巻き込んでいく。
チートやスキル、転生には無縁の平々凡々な騎士たちが、小さすぎる目標のため奮闘する日常系。
だいたい1話完結。
※小説家になろうにも掲載中。
続編出ました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354055483175494
「私は騎士道物語の中のモブキャラだったんだ……!」
彼女の偏った思考によれば、騎士道物語のモブキャラは悪役によって殺されてしまう運命にあるらしい。
戦死の運命を回避するため、今日もミリアーネは仲間を巻き込んでいく。
チートやスキル、転生には無縁の平々凡々な騎士たちが、小さすぎる目標のため奮闘する日常系。
だいたい1話完結。
※小説家になろうにも掲載中。
続編出ました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354055483175494
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!騎士道物語が好きすぎる騎士の、モブキャラなりの騎士道物語
騎士道物語の読み過ぎで物語と現実の区別がつかなくなった平民騎士のミリアーネと、同期入団の騎士サリア。
2人を中心とした女性騎士達の(一部騎士の頭が)ふわふわした騎士団の日常をメインにした物語です。
物語と現実の区別がつかなくなった人は、大体根拠もなく自分が主人公だと思い込むものですし、ミリアーネも騎士団入団まではそう思っていたものの、物語開始時点では自分に特別な力がないと気付いています。
そこで現実を見るのではなく、それなら自分は十把一絡げに殺されるモブキャラなのだと判断した彼女は、モブあるあるの死因を回避するために自分を鍛え、小説の知識を活かそうとする(※特に活きる場面はない)。…続きを読む - ★★★ Excellent!!!モブ騎士女子の狭くて広い日常譚
騎士道物語を熱愛し、異世界転生物語に感化されたミリアーネは、自分も特別な力を持つ主人公なのではないかと信じて育ち、ついには騎士へと成り仰せた。が、前世の記憶を持たず、特別な力に目覚めもしないことから、彼女は現実を直視する。自分はモブキャラなのだと。あっさり死んでしまわないため、努めていかなければならないのだと。
そんな自覚から始まるミリアーネさんの物語、ジャンルとしては(女子騎士の)日常ものになるのですが――「モブキャラ」というキーワードが本当によく生かされているのが最大の特徴です。“モブだから”という展開があり、“モブだけど”という展開もある。モブという言葉の意味をひとつに絞らないことで…続きを読む