魔法騎士と錬金術師

錬金術が廃れ、代わりに魔法工業という技術が台頭しつつある世界。
　新人魔法騎士・レオルスが初仕事で任された任務は、錬金術で生計を立てている少女の錬金工房に潜入し、店を潰せというものだった。非道な任務内容にレオルスは上司のグラエムに抗議するが、夢でもあった魔法騎士という職を手放すことができず、その任務を受けることにする。
　レオルスが錬金工房を訪れると、そこにはリアナという少女がいた。身分を偽って弟子入りすることに罪悪感を覚えつつ、レオルスはリアナを師事することになる。
　リアナと過ごす中で、錬金術や彼女自身のことを知り、本当に己が目指していた正義とはなんだったのかを見つめ直していく。
　そんな中、街に異変が起き始めて･･････。