概要
現代科学でも未だ解明されていない【夢】の真実に迫る、ロジカル重視な物語
時は2045年。
日本は数々の天災を乗り越え、緩やかながらも経済は安定していた。
文明や科学は大して進歩することなく、夢のメカニズムも未だ解明に至っていなかった。
四国のとある山奥に住む高校生を中心に、誰もが当たり前だと思っていた【睡眠】の真実に迫る、ありそうでなかったパラフィクションストーリー。
その想いは世代を越え、願いは交差する――
全てを読み終えた時、あなたが見た夢の世界を“夢”とは思わなくなるかもしれない。
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この作品を読むにあたり、ちょっとした注意事項があります。
7話くらいまでは登場人物の紹介のようなもので、緩やかに物語が進みます。
ただし、読み飛ばしていると後から意味がわからなくなります。
な
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!全てが仕組まれた伏線
正直に言うと最初に読み始めた時は意味がわからなかった為後日改めて最初から読み直して作者の仕掛けた伏線に驚嘆した。これがまだ序章なのだからこの先が読めないしライトノベル感がありつつも重圧なストーリーで驚いている。失礼ながら処女作とは思えない。タイムトラベル系統とは似て非なるものであり、夢の概念を作者のオリジナル解釈で作り上げていてそれなのに現実感がある。この世界で実際に起きたことを物語と巧みに織り混ぜているためかもしれない。続きがとても気になる作品。
追記:久々に更新され(17話)五回ほど読み返しました。一話辺りの展開がとてもテンポ良く、全体が複雑なあや取りのような、しかし全てが繋がっている…続きを読む - ★★★ Excellent!!!個性豊かなキャラクターが織り成す、色鮮やかなパラフィクションストーリー
言葉づかいや描写がとても美しく、まるでアニメーション映画を観ているかのようなリズミカルで読みやすい作品です。
登場人物が多いのにも関わらず一人ひとりが個性的で真っ直ぐ生きていて、彼等(彼女等)の生きている世界が目に浮かびます。
きっと読み進めていくと思わず感情移入してしまい、自分が好きなキャラクターが見つかるのではないでしょうか?
ちなみに私は麻衣ちゃんと三咲さんが好きです。
くすっと笑ってしまうシーンや、じんわり込み上げてくるシーン、夢と現実の世界を行き来しながら様々な感情に踊らされるのが心地良く、何度も読み返してしまいます。
続きがとても気になります。更新を楽しみにしています。