正直に言うと最初に読み始めた時は意味がわからなかった為後日改めて最初から読み直して作者の仕掛けた伏線に驚嘆した。これがまだ序章なのだからこの先が読めないしライトノベル感がありつつも重圧なストーリーで驚いている。失礼ながら処女作とは思えない。タイムトラベル系統とは似て非なるものであり、夢の概念を作者のオリジナル解釈で作り上げていてそれなのに現実感がある。この世界で実際に起きたことを物語と巧みに織り混ぜているためかもしれない。続きがとても気になる作品。
追記:久々に更新され(17話)五回ほど読み返しました。一話辺りの展開がとてもテンポ良く、全体が複雑なあや取りのような、しかし全てが繋がっているんだとワクワクして読んでいました。
次回作がとても楽しみです。欲を言えば早く完結して欲しい…
言葉づかいや描写がとても美しく、まるでアニメーション映画を観ているかのようなリズミカルで読みやすい作品です。
登場人物が多いのにも関わらず一人ひとりが個性的で真っ直ぐ生きていて、彼等(彼女等)の生きている世界が目に浮かびます。
きっと読み進めていくと思わず感情移入してしまい、自分が好きなキャラクターが見つかるのではないでしょうか?
ちなみに私は麻衣ちゃんと三咲さんが好きです。
くすっと笑ってしまうシーンや、じんわり込み上げてくるシーン、夢と現実の世界を行き来しながら様々な感情に踊らされるのが心地良く、何度も読み返してしまいます。
続きがとても気になります。更新を楽しみにしています。