概要
初めて書くホラーの短編集です!よろしくお願い致しますm(_ _)m
自分なりに怖いと思う話を書いていければと思います。あえて残酷暴力グロは描かずどこまで表現できるか。「ちっとも怖くない」が一番怖いけど、粛粛と進めていければと。不定期連載ですが、よろしくお願い致しますm(_ _)m
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ロンドン「読む美術館」へようこそ
絵画の鑑賞者の心象を描くのは高度な文章力を求められると感じます。
色合い、構成、描かれた肖像の表情、風景の細かな部分等々。
その絵の歴史的背景や解釈を知らなければ、人前で語る時、小説のテーマに用いる時、とても不安なものです。けれども絵の逸話や解釈に、感性の主軸を置くと、鑑賞者として絵の前に立った時に溢れる純粋な心情が置いてけぼりになってしまいます。
近年は音声ガイド付の展示会が多くあり、コロナ禍以前に開かれたそれらでは、絵について勉強したくガイドを利用しました。しかしながらなんの音楽も説明もなしに、無言無音で絵や美術品と向かい合いたい瞬間というのは多々訪れます。それら芸術品にまつわる逸話や…続きを読む - ★★★ Excellent!!!電話をキーワードとしたホラー短編集
最新話、第3話まで読了時点のレビューとなります。
「電話」を中心とした奇怪な物語で(第3話まで)、残酷描写はないのに背筋がぞぞぞとなり、後味として切なさも残ります。
こうしてみると、ホラーにもいろいろなタイプがあるなぁと感心する作品集です。
状況の描写も丁寧で家庭のシーンがすっと頭に浮かびますし、心情描写も詳細に記されているので感情の移入もしやすいです。
特に第3話の困惑ぶりは、家族3人分の気持ちがぐっと迫ってくる感じがしました。
日常的に起こりうる場面に、少し違和感の残る要素を巧みに取り入れて読者にあれこれ想像させてくれるので、体験する怖さも読者によって感じ方は様々なのかもしれません…続きを読む