概要
夏は過ぎ、人は去ぬ。
ひとりの男と、巡り来る夏にまつわる短編集。エピソードは随時追加いたします。
『星を待つひと』―男と、彼が海岸で出会ったイルカの話。
『清夏』―男と、小説を書くのが好きだった少年の話。
『星を辿るひと』―イルカと、彼が空の果てで出会った鯨と、彼を迎える男の話。
『残夏』―男と、彼が墓地で出会った青年の話。(第一回Kino-Kuni文学賞佳作)
※『星を待つひと』『星を辿るひと』英語版はこちら:http://selftaughtjapanese.com/japanese-fiction-translation-final-days-of-summer-by-masaki-hashiba-table-of-contents/(Locksleyu様)
※19/4/17 読みやすいよう、シーンごとに小分けにしました。
『星を待つひと』―男と、彼が海岸で出会ったイルカの話。
『清夏』―男と、小説を書くのが好きだった少年の話。
『星を辿るひと』―イルカと、彼が空の果てで出会った鯨と、彼を迎える男の話。
『残夏』―男と、彼が墓地で出会った青年の話。(第一回Kino-Kuni文学賞佳作)
※『星を待つひと』『星を辿るひと』英語版はこちら:http://selftaughtjapanese.com/japanese-fiction-translation-final-days-of-summer-by-masaki-hashiba-table-of-contents/(Locksleyu様)
※19/4/17 読みやすいよう、シーンごとに小分けにしました。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!詩的で美しい言葉がゆっくりと心に染み込んできます
この物語はイルカに関わった人達が織りなす切ない物語です。詩的で美しい表現に彩られた本文が読む人を幻想的で優しい世界に導いてくれる事でしょう。
イルカ達の伝説、小説家の後悔。作品世界とシンクロするように、夏の終りに読むのにピッタリな作品です。そう、読後感はあの夏の終わりの淋しさに似ています。少なくとも、私はそうでした。
読む時、私は星空をイメージする曲を聴きながら読んでいました。そうすると曲と言葉のイメージが折り重なってすごく効果的だったからです。そう言う楽しみ方が出来る作品には初めて出会った気がします。
とにかく、美しい表現の好きな人にはオススメです。心の中で夏の景色を、夜の海岸…続きを読む