9月22日 土曜日 素数

 こんばんは。蒼山皆水です。

 新刊発売ラッシュで死にそうです。


 今週は文庫を3冊、漫画を4冊買ってます。そして今日、文庫を3冊買ってきました。ひゃっほう。読む本が尽きないというのはすごく嬉しいんですけど、時間がほしいのよ~。カクヨム作品も読みたいのいっぱいあるし!


 大学のとき、教授に「時間は作るものだ」みたいなこと言われたけど、どうあがいたって、1日は24時間なんだよ。あれか? 相対性理論の話か? 浦島効果か? 時間作れるんならてめえが時間作って学生に配れやハゲ! いや、教授ハゲてなかったけど。


 まあでもその通りなんですよね。時間は作るもの。時間は全てに対して平等で、その時間で何をするかで全然違う人生になりますからね。頑張ることも大事だけど、メリハリとか、適度な睡眠とか休息とかも大事! 人生を充実させたい!


 とにかく、1分1秒を大事にして生きていきたいなって思いました!

 やばい、何言ってるかよくわかんなくなってきた!


 さてさて、今日は『素数』についてお話します。

 2000字分も素数について語れるのか? いや、蒼山ならできる! 蒼山は天才なのだから!


 まずは素数について説明しましょう。

 素数とは、1とその数以外で割り切れない自然数のことです。


 例えば……。

 2は1と2以外で割り切れないので素数。

 6は1と6以外に2や3で割り切れるので素数ではない。

 17は1と17以外で割り切れないので素数。


 全ての自然数は素数の積で表すことができるんです。素因数分解という、どことなく必殺技名っぽいアレです。

 15=3×5 34=2×17 98=2×7×7

 という感じです! 素数すごい!


 素数は無限に存在し、素数が現れる規則性などはまだはっきりとわかってないっぽいです。奥が深い!


 素数にも色々な種類があります。私も今日まではメルセンヌ素数やオイラー素数くらいしか知らなかったんですけど、スーパー素数や安全素数なんてものもあるようです。なんじゃそりゃ。


 二つ以上の素数の組み合わせのことを指して、双子素数やいとこ素数、セクシー素数なんていうこともあります。


 これはTwitterで呟いたこともあるんですけど、私は実は素数なんです。あ、待って。ブラバしないで。とうとう頭がおかしくなったかって? ずっと前からおかしかったわ! そんなことより、私は素数なの! きいて!


 私のペンネーム、蒼山皆水のみなみ、数字にすると373。

 実はこれ、素数なんです! さらに、3も7も37も73も素数!

 まさに素数を愛し、素数に愛された美少女!


 ちなみに373、73、3というように、左から1つずつ桁を減らしていったときに現れる数が全て素数の場合、元の素数のことを切り捨て可能素数というらしいですね。何かカッコいい!


 私は切り捨て可能素数の皆水だ! ひれ伏せ愚民ども! 切り捨ててやる! ひゃっはぁ!


 素数の素晴らしさを伝えるの、難しい……。

 こんなに神秘的な現象、他にないですよ。マジで。


 あと素数で面白いのは素数ゼミですかね。虫のセミの話です。セミがどう素数と絡むのかといいますと……素数ゼミは生き残りやすいんです。はい。私も最初これ見たとき(何言ってんだコイツ)状態でした(笑) でもその中身を理解すると(素数ゼミすげえ)ってなります。


 簡単に言うと、12~18年の周期で地上に出てくるセミがいて、周期が重なると、そのセミの子は周期が乱れて交配しづらくなって絶滅してしまうため、周期の重ならない13年や17年、つまり素数の周期を持つセミが生き残るみたいな感じでございます。


 ここではそれくらいしか説明できないので、気になる人は調べてみてください! 素数ゼミ で調べれば出ます!


 あと最近知ったのは、ウラムの螺旋ですかね。面白いですよ。

 自然数を螺旋状に並べて素数だけマークすると、QRコードみたいな模様が出てくるんです。神秘的!


 ってか数学用語ってカッコよくないですか? 今出てきたウラムの螺旋とかもそうですけど、虚数とか第三象限とかマクローリン展開とかフェルマーの最終定理とか。


 私いつか数学能力バトル小説書いてみたいんですよ。言わせたい台詞とかもいっぱいあるんでちょっと見てってください!


「なにっ⁉ 非ユークリッド空間だと⁉」

「こいつ……ゼロで割りやがった……」

「貴様がどんな策を立てようと、判別式はゼロ未満。解なし、だ」

「次元が違うんだよ。百回積分して出直して来い」

「くっ……ナッシュ均衡に持ち込まれたか」

「内積がゼロ⁉ まさか……垂直⁉」


 どうですか? 楽しそうじゃないですか? 一部の人間にしか受け入れてもらえない感は否めません(笑)


 数学×恋愛とかもすごく書いてみたい。小川洋子さんの『博士の愛した数式』にもう少し数学要素を取り入れたようなやつ。


「きみへの気持ちは、きみと過ごす時間の二乗に比例する」

「きみは俺の、必要十分条件だ」

「好きな気持ちを綴ろうと思ったんだけど、余白が足りないんだ……」


 タイトルは『きみへの愛を証明しマス』。うわ、発売前重版確定でしょこれ。出版社さん、連絡待ってます! 今ダサいって言ったの誰だ⁉ マクローリン展開するぞコラ!


 それでは本日はここまで。おやすみなさい!

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