7月21日 土曜日 back number


 こんばんは。蒼山皆氷です。ちょっとでも涼しくなるために一時的に解明しております。読み方は みなひ です。みなひちゃんって呼んでくださいはぁと。


 暑くて死にそうです、ってのが冗談にならないくらい暑いですね。皆さん、熱中症には気を付けてください。


 本日は『back number』についてお話します。はい、大人気国民的ロックバンドです。私が今さら語るまでもなく。でも語るよ! だって好きだから!


 まずは私とback numberの出会いについて。

 あれは、私が大学2年か3年のときでした。ちなみに現在、蒼山は18歳の美しすぎるJKなので、皆さんの方が時間を逆行してることになりますね。


 当時の私は、とある全国展開のお店でアルバイトをしておりました。美人すぎる店員として、県内でも有名でした。一部フィクションを含みます。


 で、店内には有線? っていうんですかね、まあとにかく、なんか音楽が流れてました。


 バイトの空き時間に耳を澄ませて……あ、あのアーティストの新曲だ! とか、これは知らない曲だ! とか思いながら聴いてたんですけど、たまにあるんですよ。電撃に撃たれるような曲との出会いが!


 それがback numberの『わたがし』でした。そのときはアーティスト名も曲名も知りませんでしたが……。


『想いがあふれたらどうやって どんなきっかけタイミングで 手を繋いだらいいんだろう』


 そんな切なくて愛おしい歌詞が、頭に残る美しいメロディに乗って、頭に流れ込んで来ます。清水さんの歌声もいいですよね。もしもback numberの曲を他のアーティストが歌っていたら、ここまで国民的な支持を得られなかったと思います。back numberの音は、back numberというバンドが奏でるのが最適解なんです!


 バイトが終わった帰りに、すぐに調べました。最近の歌詞検索サイトって便利ですよね。歌詞の一部を入力するだけで曲名がヒットするんですよ。


 歌詞の全文を読みます。ここでもうノックアウト。みんなも『わたがし』の歌詞見てみて! 完璧なんですよ。


 まず歌い出し。

『水色にはなびらの浴衣がこの世で一番 似合うのはたぶん君だと思う』

 はぁ~。とうとい。たぶん、思う、ってところがまた控えめでいいですよね。


『わたがしを口で溶かす君は わたがしになりたい僕に言う 楽しいねって』

 はい、ここ! 覚えといてくださいね! 重要な伏線ですよ!


 で、想いがあふれた〝僕〟がどうしていいのかわからずに〝君〟と夏を祭るわけなんですが……。もどかしいいいいいいいい! はやく手を繋げええええええ!


 back numberの曲って、この『わたがし』だけではなく、多くの曲が私のような〝恋愛弱者〟に優しいんです!


 ラストサビ。

『この胸の痛みはどうやって 君にうつしたらいいんだろう』

 うあああああああああああああああ!


『残されてる言葉はもう わかってるけど』

 うおおおおおおおお! いけ! 頑張れえええ!


 からのラスト。

『わたがしを口で溶かす君に わたがしになりたい僕は言う 楽しいねって』

 はいきた! 前半の歌詞、覚えてます? 君は僕に言うってのが前半。そして最後に、君に僕は言う。


 どうですか! この歌詞の配置、文学的にも素晴らしいと思うんですよ。僕と君。君と僕。私とあなた。あなたと私。


 さて、結局〝僕〟は『残されてる言葉』を〝君〟に言えたんですかね。解釈が分かれるところではあります。個人的には言えてないんじゃないかなぁと思います。

 なんとなくそっちの方がback numberっぽいので。


 ふぅ。『わたがし』だけでこんなに語ってしまった。

 そんなわけで、めでたくback numberという素晴らしいアーティストを知ることができた私でした。あのお店でバイトしててよかったなぁって思います。


 私はきっと、このアーティストを好きになる。まだ1曲しか知らないにもかかわらず、そんな予感がありました。


 その予感は正しかったようで、その時点での過去の曲を聴き漁ります。『花束』『幸せ』『半透明人間』『はなびら』……。素敵な曲がこんなに!


 次々と新曲も出てきます。正直、最初に聴いた『わたがし』が好きすぎて、さすがに私の中でこれを超える曲は出てこないだろうな、なんて思ったのですが、出てきました。それが『高嶺の花子さん』です。タイトルからして素晴らしい!


 でも一番好きな曲って言われると迷うんですよね。『わたがし』か『高嶺の花子さん』で。どちらも夏の歌なので今の季節にピッタリです。


 もちろんその2曲だけではなく『ヒロイン』『青い春』『花束』『日曜日』『SISTER』『恋』とかもいいんですよ。切ない曲がback numberの真骨頂ではありますが、ハッピーな曲もあります!


 あとねあとね! まだ有名になる前の『そのドレスちょっと待った』を聴いてほしいんです! これもめちゃくちゃ好き! back number好きだけどこの曲知らない方もいるんじゃない? 聴いて!


 私の中の〝昔好きだった人から結婚の知らせが届く系失恋ソング3選〟に入ってます。ちなみにあとの2曲はAqua Timezの『シャボン玉Days』とHi-Fi CAMPの『トルケスタニカ』です。私の主食は失恋ソングです。


 以上。今日も暑く語りました!

 ではまた来週。おやすみなさい。

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