6月22日 金曜日 ハイキュー‼
こんばんは。蒼山皆水です。
無性に焼き鳥が食べたくなるときってありませんか? 私はとても焼き鳥が食べたいです。焼き鳥! 焼き鳥と甘いお酒! 私はカシオレが飲みたいんだ!
今日は『ハイキュー‼』について語ります。週刊少年ジャンプで連載中の大人気漫画です。
ご存じない方は、現在30巻くらいまで出ておりますので、購入してから出直してきてください。冗談です。ごめんなさい。でも今日の話を読んで興味を持ってくれると嬉しいです。
まずは『ハイキュー‼』がどのような漫画なのか、簡単に説明します。
中学最後の大会で、強いチームに完膚なきまでにボコボコにされた日向。高校でリベンジすることを誓うも、何と入った高校に、自分をボコボコにした相手、影山が……という始まり方。
そしてこの二人が同級生や先輩と共に絆を強め、良いコンビとして活躍していく……みたいな感じです。
突然ですが、今からこの漫画の良いところを5個言います。
まず1つ目。
ライバルが魅力的。主人公の属する烏野高校バレー部のメンバーはもちろんですが、やっぱり名作には魅力的な敵キャラが必須。
烏野の前に立ちはだかるのは、音駒や青葉城西、白鳥沢などの強豪。その選手の一人ひとりに、それぞれ見せ場があるのです。孤爪くんとか黒尾くんとか好き。
とにかく配役(?)に無駄がない。
2つ目。しっかり負けさせる。
高校の部活って、たった二年とちょっと(バレーは春高に出る場合は三年間)なんですよね。そして基本的にトーナメント。負けたら即終了。インターハイや春高に出ることができる高校なんて一握り。
勝って喜んで終わり、ではなく、敗退していくチームの涙とか悔しさとか、その他もろもろを見事に表現しているところがすごく好き。青春ものってこういうのも大事だなぁ。
3つ目。
比較的リアル。ジャンプのスポーツ漫画といえば、最近では黒バスとかテニプリがヒットしました。しかし、彼らがやっているのはバスケやテニスではない!
もちろん否定的な意見ではありません。私は黒バスもテニプリも大好きです。ついでに言っておくと黒バスの高尾くんとテニプリの不二先輩が大好きです。
この『ハイキュー‼』ではしっかりバレーをしています。少し運動能力が高いような気もするけれど、ボールが消えたり、分身したり、百発百中サーブがネットイン(これは『ハリガネサービス』)するわけではありません。ちゃんとスポーツしてる!
実際に経験者が見るとまた違うのかもしれませんが、今まで(こんなんあり得ねーだろ)と思ったことは、私は一度もありません。
4つ目。
ただのスポコン漫画ではない。
選手が怪我しても無理をせずに退場したり、部活を辞めるのも一つの選択肢、などというシーンがあります。根性論で無理やり押し切るなんて展開は一切ありません。
もちろん、勝つために根性とか気合は必要(だし、私はそういう漫画も好き)ですが、それだけではどうしようもないんですよね。スポーツがスポーツとして正しく描かれている(個人的な意見です)印象を受けます。
5つ目。
名台詞、名シーンの数々。
私が一番好きな台詞は「プライド以外に何がいるんだ!」です。一番好きなキャラも山口です。あのシーンホント好き。
あとは、結構序盤で烏野の女子が負けたシーン。キャプテンは最後に一人になったときに泣くんですよ。私も泣いた。あれは泣くでしょ。泣く。思い出し泣きしそう……。
はい、5個上げました。他にも色々とすごいことはあるのですが、ここでは書ききれない。読んだらわかります。そう。読んだらわかる! 読め!
でも一番すごいのは、クオリティを落とさず週刊連載してるってところだと思うんですよね。あまり休載してるところも見たことない。いちいち展開がアツい。早く来週の月曜日がきてほしい気持ちにさせるんですよ。
古舘さん、どうかお身体を壊さないように、ほどほどに頑張ってください。すごく楽しみに読ませていただいております。
最後に一つだけ。この話を書いていて新たに感じたことを。
キャプテン、エース、マネージャー、土台、ムードメーカー、血液、脳……。
『ハイキュー‼』では一つのチームという集団の中で、それぞれの役割がとても大事にされているように感じます。
これは創作者として、とても参考になる視点だと思うのです。キャラクター一人ひとりが魅力的なのはもちろん大事ですが、その関係性やバランスも非常に重要ですよね。私は物語を創るうえで、そこらへんがまだへたっぴなので、こういう優れた作品から色々と盗みたい(盗作的な意味ではありません)です。
さてさて『ハイキュー‼』の魅力は伝わりましたでしょうか? なに⁉ 伝わっていない? それなら明日も『ハイキュー‼』について書くしかないな。
蒼山の選ぶカッコいいキャラクター10選と蒼山の選ぶ名シーン10選、どちらかを選べ! え、両方? よっしゃ任せろ! 全巻読み返す!
さすがに冗談ですけどそのうちやりたいですね……。
今日はここまで。それではおやすみなさい!
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