6月6日 水曜日 理系
こんばんは。蒼山皆水です。
甘いコーヒーを飲みながら書いてます。美味しい!
今日は『理系』についてです。
小説家って言葉で何かを表現するわけですから、文系人間が多いのでは? と思い、こうして『理系』について書こうと思いました。
ちなみに蒼山は比較的理系人間です。数学好きです!(得意とは言ってない)
ところが、意外と理系の学部出身の小説家の方、多いんですよ!
例えば東野圭吾さん。ドラマ化、映画化もされたガリレオシリーズ。あれも物理学の教授が主人公ですよね。
『すべてがFになる』の森博嗣さんもそうですね。むしろ工学部のエッセイみたいなものも書かれてますし。
他にも『化学探偵Mr.キュリー』シリーズでおなじみの喜多喜久さんや、特殊状況下におけるロジカルなミステリーに定評のある石持浅海さんなどが理系の学部出身です。
そして驚くべきことに、中村航さんも理系の方です。あの心に響き、魂を揺さぶる素敵な文章を理系が……なんて思ってしまいます。
ってところまで書いて、文系理系という分け方はよくないのではないか……と思えてきました。
そもそも、そんなもんで人間を簡単に二種類に分けるなんてできるはずがないんです!
「文系は役立たず」だとか「理系だから理屈っぽい」とか、よくない!
「B型だから自己中」とか「O型だから大雑把」とかと一緒!(なのか?)
数学が得意だけど社会が苦手な理系の人。国語は得意だけど物理は苦手な文系の人。それくらいの意味しか持たないんですよきっと。化学はできるけど数学はダメな人だっているわけだし……。
あれ、ちょっと何言ってるかよくわからなくなってきました。
とにかく、文系理系にこだわっているようではまだまだということですかね。精進します!
でもテーマを『理系』にしてしまったので、何かそれっぽいことを書きます。
最近、相対性理論について勉強しました。したんですが、よくわかりませんでした。涙。
相対性理論といえば、アインシュタインのやつですね。時間は一定じゃないよーとか光の速さは一定だよーとかいうあれです。
量子力学とかも絡んできて数式が出てくるともうさっぱりです。悔しいので、いつかまた再挑戦してみようと思います。
数学の話をしましょう。
数学。それは中学生や高校生の敵。証明。二次関数。指数対数。微分積分……。
私も高校の時は定期テストで毎回のように追試でした。そんなバカがどの面下げて「数学は好きです」なんて言ってんだって話ですけどね。許してぴょん。
数学の何が好きかって聞かれると答えに困るんですが、色々な道筋を通ることはあっても、最終的な答えは決まっているってことですかね。ある命題が真か偽かはどんな解法でも必ずどちらか一つになるんですよ。素敵!
あ! 今『半真半偽』って言葉思いついた! はいこれ私のネタ! 著作権発動しました~!
(調べたらすでにそういう作品がありました。しょぼん)
わかりやすいのはピタゴラスの定理(三平方の定理)ですね。直角三角形の斜辺の長さの平方が他の二辺の長さの平方の和に等しくなるやつ。
実はあれ、証明方法が無限にあるんですよ。待って、無限は言い過ぎたかも。それでも100通りは超えるらしいです。
直角三角形を並べて正方形を作ったり、相似を使ったり、内接円を使ったり……。それでも得られる結論は一つなんです! すごくないですか?
あと、数学って終着点がないんですよね。未解決の問題がたくさんあるんです。例えばリーマン予想とか。聞いたことのある方もいらっしゃると思います。フェルマーの最終定理とか四色定理(どちらも現在は解決済み)も有名ですよね。
未解決問題の中には、証明すると100万ドルもらえるものも! これはやるっきゃない! なんせ私は天才美少女なのだから! これ小説の決め台詞で使えそう。
そうだ。フラッシュ暗算ってご存知ですか? パッパッパッ……って出てくる数字を全部足してくやつです。
あれ、私も数か月前に始めてみたんですよ。テレビでやってるようなすごいのじゃなくて、二桁を四つとかですけど……。
将来的には三桁を五つできるようになりたい! いや、無理かな……。
そろばんできるとかなり有利らしいですね。
興味のある方は無料のアプリもあるのでお試しあれ。
あと、最初に言い出した方は存じ上げませんが「俺、1コ下の彼女いるんだ。次元が」ってネタ、控えめに言って大好きです。こういう数学ジョーク(?)がホント好き。何かそういうの知ってたら教えてください。
私も微分されて二次元に行きたいものです……。
最後に数学に関する本の紹介。
結城浩さんの『数学ガール』シリーズ。数学について主人公と美少女たちが語りまくります。
大学の数学科レベル(だと思う)でかなり難しめの内容ですが、秘密のノートの方は高校生向け(私は未読。いずれ読む予定)らしいです。
青柳碧人さんの『浜村渚の計算ノート』シリーズ。数学好きな女子中学生の渚ちゃんがテロ組織、黒い三角定規に数学で立ち向かうお話です。
難易度的には、中学高校から四色問題やフェルマーの最終定理まで幅広く扱ってはいますが、深くまで踏み込みすぎず、小説としてのリーダビリティが優先されている印象。たまに登場人物が踊り出したりするので油断できません。(4さつめの『オペラ座の未知数』)
私もいつか数学をテーマにした小説を書いてみたいものですね。
それでは、本日はここまで。おやすみなさい。
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