6月19日 火曜日 お寿司


 こんばんは。蒼山皆水です。

 今聴いているのはLiSAさんの『だってアタシのヒーロー。』です。


 この前ベストアルバムをレンタルいたしました。2枚同時リリースで、1曲目にそれぞれ『Rising Hope』と『Catch the Moment』を選ぶセンスが狂おしいほど好きです。強気の姿勢。見習いたい。


 本日は『お寿司』について語ります。

 お寿司、美味しいですよね。好きなネタはとろサーモンとエビです。マグロも好きです。


 くら寿司に行ったときびっくらポンのためにお皿を5の倍数に調整する人はもれなく全員私のお友達です。いえい。


 昔、カクヨムで寿司小説コンテストっていうのがありまして、そのときに『終末の寿司職人』っていう短編を書いたんですよ。


 寿司小説コンテストってなんだよって思った方はちょっと調べてみてください。簡単に言うと高橋李依さんが寿司が好きだから開催されたコンテストです。いや、もうこれがすべてだわ……。


 で、私の書いた『終末の寿司職人』がどんなお話かといいますとですね。

 寿司を自在に操る男、銀座ぎんざがその力を悪用して世界を滅ぼそうとしてるんですけど、むらさきあがりっていう女子高生が同じような力に目覚めて銀座に立ち向かう……というストーリーです。勧善懲悪のSFファンタジー。


 あがりちゃんの「アタシが握ってやるよ。寿司も、この世界の命運も!」って決め台詞があるんですけど、めちゃくちゃカッコよくないですか? これ以上にセンスのある台詞を生み出すことは生涯をかけてもできないんじゃなかろうか……なんて思います。


 コンテストでは800字の短編にまとめないといけなかったので、ちゃんと長編で書いてみたいなぁって思うのですよ。

 いつか書く、と思って1年以上が経つのかな……。これ以外にも他にも色々と書きたい話はあります。分身の術がほしい。


 今日はちょっと『終末の寿司職人』をもしも仮に万が一書くのであれば、どんな設定にすれば面白くなりそうか、を考えてみます。


 寿司を自在に操る能力。これだけだと少し自由度が高すぎて何でもあり感が出てしまいます。制限をつけたり、寿司のネタごとに能力を変えるなどの工夫が必要かもしれません。


 タマゴは威力は弱いけど連続攻撃が可能。マグロは強いけど隙がでかい。わさびで攻撃力アップ、醤油で防御力アップ……。

 設定を考えているときが一番楽しい。小説家あるあるですね。


 キャラクターも重要です。主人公の紫あがりとラスボスの銀座はいいとして、他にどんな立ち位置のキャラが必要でしょうか。

 恋愛要素は入れたいので、あがりちゃんの相手役を考えます。


 あがりちゃんは、どちらかというと強気で男勝りな女の子なので、ちょっとなよなよした男の子がいいかもしれません。しかし、ただなよなよしているだけではダメです。優しさも思いやりもあり、いざとなったときには頼れる男の子でなくてはいけません。そのギャップで! 私は読者を殺す!


 そんな男の子のギャップに、普段はサバサバしているあがりちゃんの女の子の部分がキュンってなるわけですね。ああ、もうこれは名作だ。この時点で私の中では『終末の寿司職人』の書籍化が決定しました。


 物語の終盤で、自信を無くしたあがりちゃんがピンチに。そんなときに彼が颯爽と現れてあがりちゃんを助け、激励の言葉をドドーンとババババーン! するんですね。最高かよ。王子様かよ。いや、玉子さまかな。寿司だけに。だれうま。


「僕にはあの男は倒せない。いや、紫さん以外に誰も倒せない。だから、情けないけど、僕には祈ることしかできない。お願いだ。銀座を倒してくれ」


「うん。ありがとう〇〇。あの……さ、この戦いが終わったら――」

「待って。そこから先は僕が言う」


 うあああああああっ(悶絶)。良いですね! ん? 死亡フラグ? 知りませ~ん。この話の作者は私で~す。二人は幸せになりま~す。うへへへへへへ。


 問題は彼の名前です。ことぶきつかさというネーミングはあらゆるところでネタ(寿司だけに)にされているので却下。

 あっ! 寿くんと司くんのダブルイケメンを出してあがりちゃんはどっちを選ぶのか! 的なストーリーもアリね!(もはや恋愛ものじゃねーか)


 そもそも紫あがりってネーミングが天才すぎて困る。突然の自画自賛。まあ、別に寿司関連じゃなくてもいいか。そこはまた考えます!


 敵も魅力的なキャラは必須。銀座がボスなのでその子分は小樽とかでいいか。言ったそばから適当さ全開。

 銀座さんは純粋な悪でいてもらいたいので、他の方にはちょっとおバカな悪とかを担当してほしい。


 どんどん夢が広がっていく……。楽しい。

 私はすごく楽しいけど、これを読んでる皆さんが楽しいのかどうかは心配だったりする。大丈夫? 楽しんでくれてる? まあエッセイなんてこんなもんよ。もし楽しいお話が読みたいのであれば蒼山皆水の小説でも読みなさいな!


 そんなわけで、まだ書くかどうかもわからんけれど、長編『終末の寿司職人』をよろしくお願いします!


 今日はここらへんで。おやすみなさい!

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