6月17日 日曜日 雨


 こんばんは。蒼山皆水です。

 年が変わる瞬間ジャンプして「地球上にいなかったぜ」ってやつ、やったことありますか? 私はあります。むなしくなれるのでオススメです。


 今回のテーマは『雨』です。

 今年も梅雨入りしましたね。ジメジメしますね。嫌ですね。


 ならば! 雨ソングを聴いて元気を出しましょう!

 CHiCO with HoneyWorksさんの『ノスタルジックレインフォール』、シドさんの『レイン』、DOESさんの『曇天』、YUIさんの『RAIN』あたりが好きです。


 そして雨が上がったら今度は虹ソングを聴くのです。皆さんは『虹』という曲で、どのアーティストを思い浮かべますか? 福山? ラルク? AAA? ゆず? ある程度世代と好みがわかってしまう魔法の質問ですね。ちなみに私はAqua Timezです!


 SPYAIRさんの『虹』やコブクロさんの『虹』も好きです。虹がゲシュタルト崩壊してきた!

 というか『虹』ってタイトル、名曲多くないですか? 雨上がりの空には虹が架かるんです! なんて素敵なんだ! 


 タイトルに『虹』は入っていませんが、flumpoolさんの『Over the rain~ひかりの橋~』やlittle by littleさんの『雨上がりの急な坂道』なんかも良い曲です。

 音楽の話はこんなところですかね。


 雨の日の過ごし方についてお話ししましょう。前述の音楽を聴くのはもちろんですが、家でゆっくり読書をするのも幸せな過ごし方だと思います。

 仕事? んなもん休め! 雨で滑って転んで死んだらどうするんだ!

 というわけで、雨の日もハッピーに過ごしましょう!(雑)


 まあ、雨の日でも仕方なく外に出なくてはいけないときもありますよね。

 でも私は大丈夫なんです。雨の日の風景がすごく好きだからです。もちろん湿度が高いってとこは嫌いですが……。


 雨の日の風景といっても、雨が降っている風景とか、雨上がりの晴れた空とかが好きなわけではありません。

 では何が好きなのか。でもこれちょっと特殊かもしれないからあんまり言いたくないんですよね……。(なら書くなよ)


 縁石に沿って水が流れたり、排水溝に向かって水が流れ込んだりするのが、とても良いんです。

 不規則な地形と規則的な水の流れ。乱れることのない重力という巨大な自然の力。素敵……。


 ってことで、水が流れるの見てるの、すごく好きなんですけど、わかってくれる方います? あ、いませんか。そうですよね。ごめんなさい……。

 まあでもせっかく話したのでもう少しこの話続けます。


 大きめの建物とかだと、よく噴水があって、そこから階段の脇の水路を水が流れてく、みたいなオブジェ的な何かがあるじゃないですか。あれ、一生見てられます。


 何て言うんだろう。水路フェチ? 変態性が高いな……。

 たぶんピタゴラスイッチを見てるのに近い感じだと思います。ああああ、規模の大きいピタゴラ装置、作りたい欲が出てきました。


 もし水路フェチの方がいましたら気軽にコメントしてください。お友達になりましょう! 一緒に水路を見に行きましょう! うえ~い!


 最後に、雨に関する小説のお話をします。とりあえず、パッと出てきたのは3作品!


 相沢沙呼さんの『雨の降る日は学校に行かない』

 日常の謎系ミステリー作家の相沢さん……だと最初は私も思ってたんですけど、最近ではどんどん作風の幅を広げてきてます。もっと有名になってほしい作家さんの一人。『小説の神様』が私のイチオシ。


 この作品は、一応青春小説に分類されるんでしょうか……。女子中学生たちの連作短編集です。不安定な時期の不安定な感情が、とても繊細に描かれています。上手く言葉にできないような気持ちに、優しく寄り添ってくれる。そんな作品です。


 皆藤黒助さんの『やはり雨は嘘をつかない』

 エブリスタでご活躍されていた頃からファンです。そんな黒助さんが、私の好きなレーベルである講談社タイガから作品を出すと聞いたときから、テンションMAXでした。


 そして当然のように面白い。雨をテーマにした青春ミステリーです。面白い。大事なことなので何度でも言います。面白い! この熱量よ、伝われ!


 雨についての様々な雑学がすごい。もちろん、ストーリーに上手く絡められています。身近な雨という現象について、どれだけのことを私たちが知らずに過ごしてきたかを思い知らされます。


 綾崎隼さんの『蒼空時雨』

 私がたびたびオススメしている作家、綾崎隼さんの登場です。本当にこの人の作品は素晴らしいので読んでください! 友人に「オススメの本ある?」って言われたときは必ず綾崎さんの作品を紹介するようにしています。それくらい好き。


 そして今、重要な事実に気づく。『蒼空時雨』というタイトル、このエッセイ『蒼空日和』が真似したみたいになってる……。決して意識してたわけではないんですよ。信じて!


 気を取り直して、作品について。

 作品の内容についてはあまり語れないです。なぜなら、ミステリーだから! ネタバレ厳禁! ミステリーだけではなく恋愛要素もあります。むしろ半々くらいです。恋愛ミステリーです。


 そして文体が最高。好き。こんなに綺麗な表現、ある⁉ って読みながら50回くらい思う。いや、ホントに。はぁ。読み返したくなってきた……。


 こんな感じで、本日は以上です。

 それでは、おやすみなさい!

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