読んでたらお腹が空きました。それだけ、調理と食事の描写が濃密でした。空想の食材で出来上がるのは、食べたことがあるはずの、それも食べることは叶わない食事たち。想像の中でしか味わえないのがもどかしい。副作用として、読み進めていくとモンスターが食材に見えてきます。あ、夕飯前に読むのだけはお勧めしません。
オークのカツ、とっても美味しそうでした。サンドワームもどうやって食べるのか楽しみです。美味しく食べる方法を楽しみながら読んでいます。
食と料理への愛が伝わってくる良い作品。現実世界の中で、落ち着く好きな店があるように、作品の中の料理屋も魅力的に映りますね(*´-`) 主人公がその店を好み、食や料理の過程にまでも深く興味を抱いている様子が、しっかりと書かれています。 “食に深く興味を惹かれ、調理師などを目指す方の目線って、こんな感じなのかな?”と想像し、新鮮な気持ちで読ませて頂きました。
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