小余綾香

KAC2021 08回目「尊い」参加作品（長編『推等と旅するヲタク達』のプロトタイプ作品） 　四十歳の誕生日を迎えた日、南森義武（なんもり・よしたけ）は、たまたまテレビから流れて…

私の一族には秘密がある。母から引き継ぎ、娘へと繋いでいく。 遠い太古から、遥かなる未来へと。 先史時代から恒星間飛行が可能となる遠い未来まで、ある一族の歴史を辿る短編SFです。…

春休みのある一日、小山野村の三人きょうだいが、家の近くでつくしんぼを発見！　春の恵みをいただきます。

KAC2021 07回目「21回目」参加作品 　中一の二十一素（つるいち・すなお）は、幼馴染の因美奈（ちなみ・みな）と一緒に、数学の素因数分解の宿題をすることになった。この日、素…

KAC2021 06回目「私と読者と仲間たち」参加作品 　大学の卒業式で嫌な事があったその翌日、新井萌果（あらい・もえか）は、自分の作品が最終選考まで残っているコンテストの受賞式…

KAC2021 05回目「スマホ」参加作品 　私は、自分の事務所のある新宿の雑居ビルのエレベーターで、若いカップルと乗り合わせた。その時、私が旧いスマフォを弄っているのを目にした…

内緒で高校演劇部の脚本を書いている一馬。自分に自信を持てなかった彼が、作品を認めてもらえるようになって、変わっていきます。 『地図の上の旅人』のスピンオフです。 https:…

父危篤の知らせを受けて家族で向かった田舎の特別養護老人ホーム。 臨終には間に合わず、叔母から受け取ったのは、父のスマホでした。 その中には、今まで知らなかった父が存在しました。

平清盛の末弟、忠度（ただのり）。熊野水軍を率い、海賊退治に名を馳せた勇将でありながら、一方では和歌の達人。 平家滅亡とともに散った武人の愛したものは……。 ・前編は能楽「熊野」…

お祭りの最後に行われた饅頭まきで、たくさんの饅頭をゲットした孝太。翌日下校してみると、部屋は荒らされ饅頭がなくなっている！　犯人は妹か？　はたまた幽霊か？

　料理上手な母を持つのに、料理が下手な優奈。友達の一人暮らしをきっかけに、料理上手になりたいと思う。

KAC2021 03回目「直観」参加作品 　国語の時間、帰国子女の東勇樹（あずま・ゆうき）君は、国語担当の軽部先生に、漢字の学習なんて無意味だって食って掛かっていました。それで、…

KAC2021 04回目「『ホラー』or『ミステリー』」参加作品 　美土里丘高校の文芸部、別名、＜フィクティ部＞では、春＜合宿＞が催されていた。その強化合宿では、物語力を鍛え上げ…

西園寺明日香です。 ご存知かしら？知らない？💦 非商業女流作家で薬剤師のバイトをしている"西園寺明日香"です。 某エッセイにしか登場してないから知らない人も多いでしょうね。 残…

神社で出会った小さな男の子、彼が伝えに来てくれたこととは……

KAC2021 01回目「おうち時間」参加作品 　緊急事態宣言下のある日、大学生、滝田壮（たきたそう）の下宿に小包が届けられる。それは、ＶＲとＡＲの両方で遊べる新たなゲームハー…

前作『パピーウォーカー』と同一世界のメイドの話。 使用人養成学校に進学する事を許され、上級貴族の第三夫人の侍女として雇われた私は。 『KAC2021』二回目『走る』参加作品。

短歌って敬遠されがちだけど、こんなのでいいのよというのを紗里菜の掲載された作品から説明する場所になります。　 なかなか更新されませんがそれでも良かったらよろしくお願いします。

　新婚ほやほや一年目の芽衣には今、気がかりなことがある。つい先日までは、幸せいっぱいで、心配事なんて全くなかったのに。

KAC2021のお題「おうち時間」をあいうえお短歌にして、思うまま語るエッセイ。

「書籍化の条件はただ三つ。全てクリアし、残った一人に賞を与え、有名にしてやる」 カクヨムの悪魔と名乗る奴はエレベーターの中でこう言った。 カズナリ、キラリ、女狐と俺、たった四…

気を失った杏奈が目覚めたところは、毎週欠かさず見ている韓流時代劇「漢陽の華」の世界だった。そこで出会ったのは杏奈の推し、ゴロツキのジン。生きるためにホミンと名乗り、男装することに…

作家とは、魔法使いのような存在である。 一つの小説に出会った事で、「私」の世界は小さく、だけど確かに変わり始めた。 ――とある魔法使い様に捧ぐ。 *** 【公開時近況ノート…

更年期って何？ それってどういう症状があるの？ きついの？　それとも……。 考え方一つで明るく乗り越えられます。 笑いましょう。涙活しましょう。 更年期を幸年期に変えましょう！

夕暮れに通ると神隠しにあうという噂の墓地。 そこを、幽霊や妖怪の類を一切信じない男が歩いていく。 妖怪を信じない男　VS　妖怪軍団。 はたして男は、神隠しにあってしまうのか？

句　。歌　。ほか　。

面白いネタが思いついたら、更新します。 できるだけ、カクヨムや、小説の執筆に関係あるネタにするよう、努力します。

認めた句や最近詠んだ句を集めてみました。共感してもらえる句が一つでもありましたら嬉しいです。 【好きな俳句】 ・菊の香や奈良には古き仏たち(松尾芭蕉) ・山路来て何やらゆかしす…

古代のエジプト、ギリシア、マケドニア、オリエントを舞台背景にし、ヘルメス・トリスメギストスの＜秘儀＞を求める ピタゴラス、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、そしてアレクサンド…

角川武蔵野文学賞に参加させていただいています。

　とある大学の付属高校に通う高校三年生の伊達明憲（だて・あきのり）は、「江戸の六上水」をテーマにした卒業論文の現地調査のために、かつて神田上水があった関口台を訪れる。伊達が、螢の…

五・七・五で織りなす言葉遊び。面白いですね☆ 短い言葉の中から、少しでも広いイメージが浮かんでくるような句を、気儘にランダムで更新していこうと思います。 時々、五・七・五・七・…

垂仁天皇は宿敵であった狭穂姫を妻に迎えたが彼女はあまりにも幼気な少女で、いつしか心を許してしまった―― 夫婦になって四度目の春に、彼女の姿はない。 古事記、日本書紀に登場する…

久しぶりにきた海で僕は彼女に会った。 情景描写にこだわった、不思議な夏のある日の話。

武蔵野台地の片隅に住む一匹の狸の物語。依存ではなく共存、排除ではなく共生。

亡くなった父の誕生日の2月22日公開の自主企画に参加したくて書きました。 父に届いたらいいな(*´-`)

ニートだった青年が森でメンタル回復してく話です。 第1回角川武蔵野文学賞にエントリーさせて頂きました。

武蔵野の丘に、百尺を超える巨巌が在る。 巌には、一柱の土着の神が宿っていた。 或る晩秋の夜、一人の童女が巌に宿る神を訪れる……。 武蔵野の今むかし、そしてこれからの物語。 ◆…

中学生の林原君と友達の林君が、とある放課後に語り合った「武蔵野」の一コマ劇場です☆ 武蔵野樹林×カクヨム「角川武蔵野文学賞」の最終選考まで残りました。

夫と別れ、一人娘も嫁ぎ、武蔵野の地でたった一人暮らす女性は、日々の移ろいの中で昔見た一匹の蛍を思い出す。 変わらない暮らしをしているのに、どんどん変わってしまう周囲の環境。気がつ…

いつも、値引きのお惣菜目当てに来る、一人の男。 あれっ？　そっちは値引きシール貼ってないよ？ 不思議なお客の正体は？

2020年4月。新型コロナウイルス感染が拡大し始めた頃、書き始めました。日々の生活の中で気がついた事、思ったことを詠んでいます。 短歌というより、エッセイのように楽しんでいただけ…

新型ウィルス蔓延を防ぐために都市封鎖されたTOKYO CITY。非合法の医療物資を届けるため、防衛隊の監視の目を潜り抜け、キャリアー（運び屋）が走る。 ―　下級国民にも生きる権…

ジャンは、ツール・ド・フランスを走るプロロードサイクリスト。彼はエースの実力がありながら、チームからアシスト役を命ぜられる。 不満を抱えながら迎えたフランス革命記念日。この日にス…

KAC2020お題三つ目「Uターン」に参加しました。 ぜひ最後までお読みください！

宇宙の彼方から訪れた異星人。だが、言語の違う彼らとはコミュニケーションが取れない。 異なる種族同士のコミュニケーションの壁を超えるため、異星人が示した驚くべき提案とは。 KAC…

昭和40年代。親同士が決めた相手と結婚し、向かった宮崎への新婚旅行。夫が体調不良で寝込んでいる間に暇つぶしでのぞいた鏡の向こうには、1300年前に百済から宮崎県に落ち延びてきた百…

AI搭載スーパーカー「ビル」に乗る俺を、ひとはビショップライダーと呼ぶ♪♪ 今日も俺は、ビルとともに悪と戦う♪♪ 擬人化 ✕ BL ✕ アクション ✕ ラブコメ。いろいろ盛り込…

　巷では　“吸血鬼事件”　が取りざたされていた。そんな中、神社で手伝いをしている浅見真のところに人探しの依頼が舞い込んだ。依頼者である謎の金髪女性ヘンリエッタ・ヴェルガと共に捜索…