概要
ひとが見てはならぬものが、この地には未だ存在する。
角川武蔵野文学賞に参加させていただいています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!祭りの結界を超えたくなる理由がそこにあった
府中市に引っ越したばかりの楓は、烏川先輩に誘われて祭りに出掛ける。
行き先は、武蔵国の六つの神社を合祀する大國魂神社のくらやみ祭り。
――さ、そろそろ行きましょうか。
鳴り響く大太鼓に圧倒される楓は、烏川先輩と不思議な世界へとトリップする。
――そなたは結界を踏み越えたのだ。
そこで出会った、顔を隠した狩衣に烏帽子姿の男性。
そして烏川先輩の正体とは?
楓が祭りに誘われた意外な理由にも驚かされる。
くらやみ祭りについて調べてみると、今年はコロナの影響で神事のみの斉行だったとのこと。
コロナが収まったら、くらやみ祭りで大太鼓の迫力に身を震わせたい。
そんな祭りの熱気を感じたくなる素敵な作品…続きを読む