良い作品。ディストピアにおける世界の非情さ、権力者の醜さ、そして必死に抗い奔走する(権威的に)力なき者たち――そんな理不尽な実情を深掘りせずとも簡潔に分かりやすく綴られている。 そして金>命。これは主人公たちの世界観の事でもあるし、飽き性な国民やその心理を逆手に肥やしにしようとする企業や国の事でもある。作品の締めの部分も息苦しい世の中には必要だなぁと思った。
キャリアー。TOKYO CITYで、非合法に物資を配達する俺は、そう呼ばれる。新型のウィルスが世界に猛威を奮った。オリンピックは中止となり、TOKYOはいち早く都市封鎖に踏み切った。いい世界観です。意外な展開あります。風刺もきいてていいです。
新型ウイルスが猛威をふるうTOKYOを舞台に、下級国民のために命をかけて走る主人公のお話。 まさに疾走! それがぴったりくるスピーディなお話。これを読めばあなたもきっと、走り出したくなるはずだ! オススメの一作です!
もっと見る