衞藤萬里

物語の主役は、人ではなく時代――100年の歴史そのものである。

窓の外では、タオファ腐しは依然止まない。

今年最初の曝書の日にて……

警告　本作は児童虐待について、非常に不快をもよおす内容となっています。

彼女と自分とは生きる尺度が違う

今夜は月がきれいだね

自分がいた。どうしようもなく自分だった。

――つづける？　こういうこと

天上で人間は完全な球体だったが……

――心の中に物語を持たない人間は、きっといない。

大人向け、ね。