概要
無能王女と蔑まれつつも、それでも彼女は諦めない。
貴族社会を見限り、魔法を頼みとしない商人として生きるべく修行を開始。
しかし行く先に立ちふさがるは、希望を阻む重いカベ。――強大な魔法帝国。
そんなノアコアードに語りかけてきたのは、かつて栄えた先史文明の遺物――理推結脳式万能計算機(クオンタム・ブレイン)の声。
その声に導かれ手に入れたるは、世界をも滅ぼしうる超技術の遺産。これら先史文明の叡智を収めた巨大プラントだった。
王女ノアコアードは世界に挑戦する――そう、つつましやかに商売し、気楽にのんびり暮らせる世界を築くため!
ーーーーーーーーーーーーーーー
現状、毎週火曜日、18時台の
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!なるほど……勉強になります!
この作品を読んでいて、「勉強になる!」と思った点が2つあります。
一つは、キャラクターたちの考え方。
ノアコの交渉術や商才もすばらしい。
でもそれだけじゃない。
ストッカの根回し、オッドロウ夫人の人の育て方、アレーンの誠実な受け答え。
登場人物がそれぞれの立場で「どう動くのが最善か」を考えているので、物語を読んでいるだけなのに妙に勉強になる。
「なるほど、こう考えるのか」
と思わされる場面が多いです。
私も真似て実践しよう、と思わされます(笑
そして、もう一つ。
とにかく文章がイイ。
語彙が豊富で、比喩も表現もきれい。
それなのに、決して固すぎず、するすると読めてしまいます…続きを読む - ★★★ Excellent!!!魔法世界で置き去りにされた『知識』を糧に成功していくストーリー
面白いなと思ったのは二つ。
ひとつは、
しっかりとした知識地盤から構築されるストーリー。
商人として修業した主人公ノアコの目利き、交渉術。
そのあたりがちゃんと構成として組まれており、そういう意味で気持ちよく読み進めることができます。
もう一つは、
その本文の文章力です。
興味をそそられる各話タイトルからもわかる通り、リズム感のあり、会話も軽快。
そして決して堅苦しくなく、そしてすらすらと読める。
これは自己評価で書けないし、探しようがないので、なかなか出会えません。
本当に、そう、素敵。
私自身、いいなあとここまでできてるかなあと不安になりつつも、
尊敬の念に堪えないのでございま…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「自分の道を切り開いていく主人公」が好きなあなたへ
魔法が当たり前の世界で、その魔法を使えない王女・ノアコ。
そんな彼女が、自分にできることを探しながら歩いていく物語です。
【少しずつ成長していく主人公】
ノアコは最初から何でもできるわけではありません。
失敗して、叱られて、それでもちゃんと次に活かしていく。
そして、彼女にとって一つの転機となる商人への道。
そこでも少しずつできることが増えていく。そんな姿を見ていると、つい応援したくなります。
【魔法だけじゃない世界】
読み進めるうちに見えてくる、この世界のもう一つの顔。
魔法とは違う何かが少しずつ物語に絡み始め、「これはどう繋がるんだろう?」と気になってきます。
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!弱肉強食を生きる魔力無能王女の有心異世界ファンタジー!
第一章(第60話)までを読んでのレビューです。
魔法が当然とされる世界で、生まれつき魔力を持たなかった第一王女ノアコアードが王位継承の立場を失い、商人としてたくましく生きていく物語です。
彼女は王族であることを隠しながら身を立てていくのですが(気品と美少女ぶりは隠せない)、平穏に暮らしたいという意に反して、様々な困難に直面します。
私がこの作品で一番好きなところは、不満を抱きつつも、誰よりも世のため人のため困難に立ち向かう彼女の姿です。
そこには数ある異世界ファンタジー作品の中でも秀逸なヒューマンドラマがあり、喜怒哀楽に満ちていますが、読み手の想像をかき立てる文章力がそう思わせるのは…続きを読む - ★★★ Excellent!!!50万文字を一気読みしてしまいました。更新が待ち遠しい
50万文字を積み重ねているのに、ストーリーはまだ見えてない奥行きを懐に忍ばせています。わかりやすく構築された世界観に、魅力的な主人公(ヒロイン)。取り巻く登場人物も主人公の強度に劣らず丁寧に描かれています。フラグや仕込みも多すぎず少なすぎずでストレスなく随所に散りばめられており、展開を予想しながら楽しく読ませていただいています。無能と蔑まれるヒロインですが、それがゆえに異能である世界。1人称の主人公視点で読む内面と外からみえる主人公像を想像し結びつけ、読者として世界観を読み解こうとする楽しさを味わっています。現時点で私なりにいろいろと展開を夢想しても、物語はまだ中盤の前半くらいに思えます。王…続きを読む