概要
無能王女と蔑まれつつも、それでも彼女は諦めない。
貴族社会を見限り、魔法を頼みとしない商人として生きるべく修行を開始。
しかし行く先に立ちふさがるは、希望を阻む重いカベ。――強大な魔法帝国。
そんなノアコアードに語りかけてきたのは、かつて栄えた先史文明の遺物――理推結脳式万能計算機(クオンタム・ブレイン)の声。
その声に導かれ手に入れたるは、世界をも滅ぼしうる超技術の遺産。これら先史文明の叡智を収めた巨大プラントだった。
王女ノアコアードは世界に挑戦する――そう、つつましやかに商売し、気楽にのんびり暮らせる世界を築くため!
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現状、毎週火曜日、18時台の
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!たくましい王女様が、知恵と胆力を武器に、道を切り開く
魔力なしという状況で、継母に迫害され続けているにも関わらず、それも物ともせず、自分の才能を生かして、他の生きる道を模索するお話です。
王女という立場に固執せず、むしろ身分を隠している。
厳しい意見もプラスに変換し、勉強になったと受け取る。
現実に起こりそうな色んな困難な状況も、一つ一つ丁寧に解決していく。
成長の過程が、リアルに描かれています!
ヒーロー的な人が現れても、彼の状況を冷静に分析する。
自立した代表のような主人公です。
特に35章の『手前勝手な思い込み、先入観は判断を曇らせる。それに「懐疑心が強すぎるのは、あまりに信じやすいのと同じくらい過ちを犯すことがありますよ」』
この…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「星のない夜に、流れ星を呼ぶ」魔力なしの王女
いつも軍艦と兵器の話しか読まない豚の偏見に満ちた感想です。
星ひとつ見えない曇天の夜空に、流れ星のような光が落ちてくる。
星のない夜の流れ星。
しかもそれは、伝説級の魔法使いが人生を費やしてようやく辿り着くという極限魔法と見まがう光。
それを呼んだのは、王族に生まれながら魔力を持たない少女。
魔力なしの極限魔法。
この二重の矛盾。この矛盾を推進力に物語が進んでいく。
彼女は撃っていない。呼んでいる。
軍事でいえば、前線観測員や航空管制官の仕事です。個人の戦闘力がゼロでも、火力を呼べる者が戦場を支配する。砲兵が戦場の女神と言われていたものに似ている。
魔法の頂点が「一人の天才の一生の修…続きを読む - ★★★ Excellent!!!なるほど……勉強になります!
この作品を読んでいて、「勉強になる!」と思った点が2つあります。
一つは、キャラクターたちの考え方。
ノアコの交渉術や商才もすばらしい。
でもそれだけじゃない。
ストッカの根回し、オッドロウ夫人の人の育て方、アレーンの誠実な受け答え。
登場人物がそれぞれの立場で「どう動くのが最善か」を考えているので、物語を読んでいるだけなのに妙に勉強になる。
「なるほど、こう考えるのか」
と思わされる場面が多いです。
私も真似て実践しよう、と思わされます(笑
そして、もう一つ。
とにかく文章がイイ。
語彙が豊富で、比喩も表現もきれい。
それなのに、決して固すぎず、するすると読めてしまいます…続きを読む