「純文学（？）」を含む小説

学校で起きた怖い話。

清楚純朴を絵に描いた新入生と根は真面目だが優柔不断の二年生が大学キャンパスで出逢い、淡い恋がはじまる･･････のか？！■コロナ禍直前の地方大学を舞台に、若者たちのリアルな青春劇…

霧島空はプロの画家を目指していたが、三度も芸術大学を落ちてしまう。 そんな時、願いが叶う神社の事を知る。 次こそはと決心するも、寸前で思いとどまる。 「……君の笑顔がもう一度見た…

　冬の帳村と呼ばれる小さな村で生きる十七歳の少女──新奈は、物心付いた時から孤独な日々を過ごしていた。新奈以外の、その村で生きる人たちは、雪が降ると当日の記憶を無くしてしまうから…

令和から平成を飛んで昭和のある日、実に半世紀以上前のこと。1人の男がいた。 　男はある年に親友を亡くした。川での事故だった。行方不明になって自分が殺してしまったのではないかと思い…

退役後、故郷に帰ることを躊躇い、作家業をしながら南へ南へと旅を続けていた幸太郎。彼は今、とある温泉宿に身を置いている。 その宿には文子という盲目の少女がいた。文子は言った。 「…

【カクヨムコン10 エンタメ総合短編】応募作品 星霊(ネビュラ)を視る力を持つ少年・宙太は、未来都市・アルカディアで平穏な日々を送っていた。しかし、銀河の森での儀式を通じて姉・…

コーヒーの香りと「朝食出来てるよ」って起こしてくれる 目は覚めているけれど、起こされたいから寝たふりをしているの ５分で読めるショートショート 隙間時間にどうぞ。 柴田恭太朗…

雨が降り続く、どこにでもある高校の六月。 柏木瑛人――彼は静かに座り、ただ周囲を眺めているだけの生徒だ。しかし、その目は全てを見透かし、些細な出来事の裏に潜む真実を暴く。 …

たったひとつの恋ごころ 逢うたびに貴方を見てた 「恋と想い」そのカタチ。 大正時代の女の子、現代とは少し違うけどその変わらぬ想いが皆様に伝われば幸いです……。

ある秋の日、女の子は両親とお出かけしました。 女の子にとっては歩くことも冒険なんです。 どうしてって？ それはね……

紫（ゆかり）さんは僕の悩みをいつも聞いてくれた。僕を助けてくれた。 夢の中という覚束ない世界でしか会えなかったけど、彼女は僕にとってかけがえのない存在だった。

人工知能の技術が発達していく中で、卓越した能力は人間を脅かす存在になるのかを哲学的に問う短い物語。 仕事を奪われるのも、AIを開発するのも人間。狭間に立たされるヒューマノイドは、…

「カクヨムコンテスト10【短編】」に応募予定の作品。 400字詰め原稿用紙6枚の私小説です。

巨人のような力に目覚めた少女ベルナデッタ。ある出会いをきっかけに彼女は戦士を志す。 ※表現の都合上、所々三人称視点を活用しています。 § ← このマークが来ると視点が変わります。

高校2年生の夏野は以前気心の知れた仲間とバンドを組んでいたが、或るトラブルをきっかけに人前で歌うことができなくなっていた。 そんな或る日、夏野は公園で出逢ったギタリストとセッショ…

年の瀬、ボーナスは「点数」か「価値」か――。 皮肉な現実に揺れる男が見つけた、小さな幸せの重さとは。

かつて、同人誌や電子書籍などへ寄稿させて頂いたものなどを集めたものです。本編は収録時に大幅に加筆修正してます。発表時とは全然違う作品もあり。 時代設定や考証はしてあるものもあっ…

SF系現代ファンタジーの短編小説を書いてみました。 全4話。 楽しんでいただけたら幸いです。

「お前みたいなグズ、うちのクラスには要らねーんだよ！」 「二度と学校に来るな」 　机にびっしりと描かれた罵詈雑言の落書きとビリビリに破られた教科書や体育服。 　クラスメートから…