「第31回電撃小説大賞 和風」を含む小説

【第31回電撃小説大賞用あらすじ】 　羅刹と呼ばれる異能力者が支配する土地、暮梨村。 　ある少年がその土地で目覚めると、すべての記憶が失われ、成人男性と同程度の大きな鼠の姿に成…

　魔王の軍勢により故郷を滅ぼされ、奴隷に身を落とした少年、白鷹は。復讐の為に叡の国最北端にある玲瓏の地にて武道・魔道の指南役を仰せつかる入鹿家の忍となるが、魔王は叡の外へ進軍した…

　平安の世から千年の時を超え現代へ、囲碁をこよなく愛する少年、鷺若丸(さぎわかまる)が迷い込んだ。 　伊那高囲碁部、唯一の部員、桜谷敷(さくらやしき)ステラに助けられた彼は、恩…

妖怪・九尾の狐と人間との間に生まれた半妖怪である主人公・吉祥寺いなり。半妖怪とはいっても、別に妖怪としての人生（妖生？）を生きるわけでもなく、人間社会に溶け込んで生活を送る彼女は…

　県立高校二年生の伊澄潔乃は、ある日の授業中非現実的な世界へと連れ去られてしまう。そこで凶暴な猿に襲われたところ、潔乃の前に黒い狐が姿を現す。その狐は八年前、木蘇円窟神社で行方不…

――僕、妖怪が視えます☆―― 母親は幼い時に亡くなり、父親と慎ましく生きていた兄妹の雪春、美空、彩花の三人。ある日、父親が失踪して、三人は母親方のおじいちゃんに引き取られる。お…

保護者となる人物・大石漣の誘いを受け、遥々現代日本から皇国に引っ越した萱野駿之介と妹の柚。 しかし異国の地に着いたら、おかしな出来事が立て続けに発生。 降ろされた場所は船着き場で…

俺は「浅野 壮太」って高校生。 俺は通学途中のバス停の横にある電話ボックスで見知らぬばあさんと遭遇する。 で、これも何かの縁と、ばあさんの家にお邪魔することになったんだけど・・…

※応募のため結末までのあらすじです。ご注意ください。 SNSの普及で、人々が互いを言葉で傷つけることで発生する『穢れ』が膨大になってしまった現代日本。そこには穢れから生まれる『…

この物語は高校生男子、比古神 新羅「ひこがみ しんら」と 太陽神、天照大神の 末裔、神霊の阿加流姫「あかるひめ」のふたりが 異界から現れる傀魔(カイマ)と 呼ばれる化け物たちを一…

戦国時代。 密偵と疑われて牢屋に閉じ込められた尼僧を気の毒に思った百合姫。 座敷牢に食事を持っていったら、尼僧に体を入れ替えられた挙句、尼僧になってしまった百合姫は処刑されてしま…

　高知県吾川郡仁淀川町。 　四万十川に続く清流として有名な仁淀川が流れるこの地には、およそ400年の歴史を持つ“寄相神社”と呼ばれる社がある。 　山間にひっそりと佇むこの社は仁淀…

【 あらすじ 】 　江戸のような街並みの幽世。そこは、妖や人ならざる者たちが人間のように生活している不思議なセカイ。 そんな幽世に存在する妖たちを、守る者たちがいた。 　現…

不尽山と呼ばれる日の本で最も高い山に棲む桜色の髪をした獣人、サクヤ。 彼女は山の麓に住まう富嶽と呼ばれる獣人たちが住まう里の者から神聖視され、彼女は生まれ変わりを繰り返しながら森…

　地丿國《ちのくに》の民はその肉体である「器」と天ツ原《あまつはら》の「己霊《こだま》」との間に縁《えにし》を結ぶことで生をなす――……。 　「淡雪のサク」は、男である器と縁が結…

《あらすじ》 時は平安時代初期。小野篁という若者がいた。身長は六尺二寸（約１８８センチ）と偉丈夫であり、武芸に優れていた。十五歳から二十歳までの間は、父に従い陸奥国で過ごした。当…

妖御伽草子（あやかしおとぎぞうし）。 伽耶の暮らす天神村には、天神様という人間を喰う神様がおり、十年に一度、天神祭と言う祭を行い、若い娘を生贄として差し出している。 そしてその…

汕舵（せんだ）の村に住む若者・鹿彦の運命的な旅を描いた和風伝奇ファンタジー。 故郷を蜥蜴（とかげ）の群れに襲われ、母を失った鹿彦は、自身の出自を知るため、宮から逃げ出した巫女の沙…

元は令嬢だったあやめは、現在、女中としてある作家の家で働いていた。 紡ぐ文章は美しく、されど生活能力皆無な締め切り破りの問題児である玄鳥。 手のかかる雇い主の元の面倒見ながら忙し…

短編部門用 東京の街で、怨念に取り憑かれて鬼となろうとしている少女から「恋の執着」を祓い、傷心した乙女の感傷を救い出す。 （あらすじ） 　酒吞童子を討伐した際に、彼を鬼に変えた…