「思い出 昭和」を含む小説

子どもの頃、私は旧遊郭跡で遊んでいた。 徐々に、遊郭の建物は壊されていき、街並みは変わっていった。 そして、この場所の象徴的な建物が解体されるとき、私は内部に入ることを許された･…

釜瑪秋摩の思い出話です。 ほぼリアル、若干のフェイクあり。 軽い話から重めの話までいろいろありますが ゆるっと見ていただければ幸いです。

昭和の地方キャバレーのアングラ演劇。そこで出会った幼い二人。

　私が頭の中で創作を始めたのは小学生の時だった。これまで５０年以上生きてきた中で私を形作ったものについて振り返ると共に、カクヨムがきっかけで小説を久し振りに執筆した際に気づいたこ…

令和の大学生、平塚恭志は突然明治時代の少年の蕗谷恭介となってしまう。彼の双子の妹柊乃と母のそよを、何よりも自分の身を護る為この知らぬ明治時代の地で暮らす事になる。 歴史を変えない…

黒潮洗う南海の小島、水床島で、小学生のヤスノリは農業を営む両親と島の駐在の息子で、同じ年のいとこのミツアキ家族らと共に暮らしていた。 六年生になった時、島に河上先生が赴任してく…

はるかに遠くなってしまった少年期から今に至るまで、自分の周りに音楽が流れていない時間のほうが少なかった。音の発信元は時間の移り変わりとともにラジオ、テレビ、レコード、ＣＤラジカセ…

ああ、遠くなる昭和の思い出たち （第４編）淡い恋心・・・信子そして美穂 初めての保育園でのクリスマス会での演奏会は無事に終了した。 美穂にとってこの演奏会は大成功だった。美…

長らく創作活動を続けてきた作者の同人誌制作の思い出話や、即売会での悲喜こもごも、創作あるあるや小説界隈と日々考えていることを思いつくままに綴っていきます。昭和のオタクには懐かしい…

なつかしい、子供時代の思い出をヒントに、 わらべうたや自然のイメージにのせて、詩が醗酵。 子供時代の夢。大人になってからの夢。 両方とも大切に失わずにいてほしい。 そんな願いが…

いつも前を通るのに入った事がなかった蔦のからまる純喫茶。中に入るとまるで昭和へタイムスリップしたみたい。無口なマスターが一人。

半実話です。 交際相手（18歳年上）の、少年時代の思い出を書きました。 犯罪を助長する目的はありません。 登場人物も仮名です。 ただ、そういう時代だったのだな、と思ってください。

家庭料理から外食産業まで、「食」にまつわる思い出を中心としたエピソードを思いつくままに書いてみます。

時は昭和初期、所は千葉のとある集落。 鉄道の開通により、房総半島は手ごろな避暑地となった。 漁村で暮らす少女・留(とめ)の家にも、東京から避暑客が訪れる。 東京からやってきたのは…

昭和50年頃、小学生の時分にいた福岡県の門司というところでの体験談です。 まだ日本に戦争の傷があった時代、傷痍軍人さんもいて防空壕もありました。 明日への希望に満ちた活気の裏で、…

公式自主企画「怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語」 の応募用に書き下ろした 夜中にトイレに行けるマイルドホラーです。 小さい頃の不思議体験が元なのですが、 未だに、アレが何…

樺太に生まれ、樺太に育ち、そして樺太に骨を埋めるつもりでいた私にとって“樺太”という言葉は異様な程の懐かしさをもって響いてくる。 四十五万島民が堂々として開拓に努め、その一木一…

　僕には十歳になる息子がいる。パリ五輪が近づくある日、彼は動画サイトでブレイクダンスの動画を観ていた。同級生にブレイクダンスを習っている少年がいるとの事。 　息子と並んでブレイキ…

昭和時代　ちいちゃんのお母さんのポテトチップス一緒に作った思い出をけなされたようで、幼い心に傷つき、お母さんにはそんな思いさせてはいけないと思った、4歳のお話です。

昭和時代、ちいちゃんの思い出、 ちいちゃんと克也くんのおばあちゃんのロールケーキの想い出だけが鮮明に覚えている。