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概要
娘、美穂の活躍の場が広がっていきます。
ああ、遠くなる昭和の思い出たち
(第4編)淡い恋心・・・信子そして美穂
初めての保育園でのクリスマス会での演奏会は無事に終了した。
美穂にとってこの演奏会は大成功だった。美穂は自分より年下の子供たちと触れ合うことが無かったからだ。美穂は一人っ子。上にも下にも兄弟姉妹はいない。それでも小さな子供たちと仲良くなれたことに大いに満足していた。
「ねえ、パパ。私、弟か妹がいても大丈夫だよ。」帰りの車でいきなり美穂に切り出された。
「小さな子たちを見ていたら欲しくなっちゃったかい?」私は笑いながら助手席の美穂に聞いてみた。
「うーん、私一人だけだとパパとママは寂しいのかな?」少ししんみりした口調の美穂。
「パパもママも美穂の成長を見守っているだけで十分だよ。美穂の才能はずば抜けているからね。パパ
(第4編)淡い恋心・・・信子そして美穂
初めての保育園でのクリスマス会での演奏会は無事に終了した。
美穂にとってこの演奏会は大成功だった。美穂は自分より年下の子供たちと触れ合うことが無かったからだ。美穂は一人っ子。上にも下にも兄弟姉妹はいない。それでも小さな子供たちと仲良くなれたことに大いに満足していた。
「ねえ、パパ。私、弟か妹がいても大丈夫だよ。」帰りの車でいきなり美穂に切り出された。
「小さな子たちを見ていたら欲しくなっちゃったかい?」私は笑いながら助手席の美穂に聞いてみた。
「うーん、私一人だけだとパパとママは寂しいのかな?」少ししんみりした口調の美穂。
「パパもママも美穂の成長を見守っているだけで十分だよ。美穂の才能はずば抜けているからね。パパ
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