概要
小学生男女の儚い恋。
昭和の地方キャバレーのアングラ演劇。そこで出会った幼い二人。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!小学四年生の恋。「処刑人」「罪人」の舞台と重なります
とても読みやすくて、また処刑人の舞台からは先が気になって一気に読み終えました。とても充実した、そしてあとに気持ちを残す読後感です。
以下、ぐだぐだ勝手に、思ったことをのべてしまいます。
タケヤ少年の、傷ついたことはわかるけれど、他者からはその複雑な仕組みのわからない感じ、手が届きそうで届かない、心の核の形がきっと作品の魅力なんだろうなと思います。
タケヤ少年は「仮面」を、自分の心や他者の心をときあかすキーワード、謎への入口にしているのですね。
舞台演劇をストレートに受け取って(参加者である以上、とても自然なことだけれど)仮面は真実ではない、と思っている。
大人から見ると、仮…続きを読む