概要
パーティー全員最強、全員(勇者のことが)最愛
【コミカライズ発売中!】
魔王倒した。世界救った。やることがねぇ。
引退し、片田舎の町で子ども達と遊びながらスローライフを過ごす勇者は、完全に人生の目標を見失っていた。
一方、共に魔王を倒したパーティーメンバーの女騎士は人々に好かれる領主に、賢者は王都で尊敬を集める魔術学院の校長に、死霊術師は各地を結ぶ運送会社を起ち上げ、それぞれ成功を収めていた。
そんなある日、彼は盗賊に追われていた一人の少女を助ける。
「わたし……自分の名前しか覚えていないんです」
「本当に? まあ、でも平気だよ。おれも、人の名前聞こえないし」
「え」
「あと、自分の名前も喋れないんだ。魔王からそういう呪い浴びちゃってね」
「え」
「でも、大丈夫だよ。なんとかしよう」
「何が大丈夫なんですか!?」
盗賊倒した。女の
魔王倒した。世界救った。やることがねぇ。
引退し、片田舎の町で子ども達と遊びながらスローライフを過ごす勇者は、完全に人生の目標を見失っていた。
一方、共に魔王を倒したパーティーメンバーの女騎士は人々に好かれる領主に、賢者は王都で尊敬を集める魔術学院の校長に、死霊術師は各地を結ぶ運送会社を起ち上げ、それぞれ成功を収めていた。
そんなある日、彼は盗賊に追われていた一人の少女を助ける。
「わたし……自分の名前しか覚えていないんです」
「本当に? まあ、でも平気だよ。おれも、人の名前聞こえないし」
「え」
「あと、自分の名前も喋れないんだ。魔王からそういう呪い浴びちゃってね」
「え」
「でも、大丈夫だよ。なんとかしよう」
「何が大丈夫なんですか!?」
盗賊倒した。女の
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!勇者の無職生活と子どもたちとの穏やかな日常
<「その勇者、無職」を読んでのレビューです>
世界を救った勇者が、日常に戻ってやることを見つけられず、街や森をゆったりと歩き回る様子が、静かに心地よく描かれている。子どもたちとのやり取りの細部まで丁寧に描かれており、「勇者さまみて! お花みつけた!」の一節では、勇者の優しさと無垢なやり取りの楽しさが自然に伝わる。
街での散歩や水汲みの場面でも、環境描写と心理描写が重なり、読者も一緒に歩きながら安心感と微かな緊張を感じられる。「遠回しに暇だったら遊んであげてって、お世話頼まれてるじゃん」という表現は、日常の中に勇者ならではの特別さをうまく挟み込み、テンポよく読ませる。
森での馬の場面では…続きを読む - ★★★ Excellent!!!王道にしてヒロインズが魅力的な良作
ストーリーの骨子自体はよく言えば王道、悪く言えばありふれた作品なのだが、個性的というか癖のあるヤンデレ気味なヒロイン達のキャラが立っていて、今では一周回って新鮮になってしまった癖のない王道勇者との掛け合いが面白く、一気に読んでしまいました。最初は優しい世界の話かと思ったがそこまで優しい世界ではないかと思いつつもやっぱり優しい世界(錯乱)。
伏線の使い方がなかなかうまいのと、相手の名前が認識できない呪いというギミックの使い方がうまく、読者の心を揺さぶってくる作品。
いわゆるなろう系の作品をたくさん読んできて飽き気味の方(私のことです)には一周回って新鮮に感じる良作だと思います。
追記…続きを読む