第7話 最後の舞台への応援コメント
ごめんなさい。
なんだか、そんな予感がしました。
男の子にとって、例えどんな理由があったとしてもお母さんには代わりがいないようです。
美しい思い出だけで生きる糧にしてきたんでしょう。
彼の絶望感が伝わってきました。
もっと時間があれば、関係は違っていたかもしれませんね。
私、ふたりが手紙のやりとりして欲しかったな。
この先、ふたりには他の子みたいな平凡な
生活は待ってないような気がするから。
手紙って文字だけだから、本当の事を
書けるような気がするのです。
ふたりには、心の友が絶対に必要になると思うんです。
そこは、大人が壊してしまったのかと残念です。
作者からの返信
ありがとうございます。人それぞれだけど、子供から大人になる時、誰もが通過しなきゃいけない峠かもしれません。誰かを好きになったことが、そこへつながるには、そう少し時間と成長がいるのでしょう。この二人、大人になって居酒屋で再会しそうです。そうしたら、「あっ、そうか、これが大人の恋なんだ」と分かるはず。
第6話 仮面への応援コメント
ラッセルさんは、日本に来てあんまり
いい事がなかったのでしょうか。
人間というもんは、自分と違う人を良くも悪くも区別したがるから。
ラッセルさんの素顔は奥さんは知ってたんじゃないでしょうか、、。
中国に変面がありますよね。
歳を重ねる度にお面の下にもその下にもその下にも幾重にも重なってしまったような気がします。
最期のお面を剥ぎ取れば、そこには何があったのかわからなくなります。
えーと、なんだっけ、、、。
作者からの返信
ありがとうございます。そうですね、中国のお芝居には変面ってありますね。その人の裏側、さらに裏側がある。自分の本当の顔なんて、誰も知らない。愛はそこに楔を打ち込むもの。そこで変れた自分と、相手の求める自分が違ってたら、そこに悲劇が生まれる。難しいですよね。
第3話 罪人との対話への応援コメント
執行人と罪人とのやり取りには深いものを感じました。
「名前」
それは、大切なモノだと思っています。
私は妹が生まれた時にわざわざ名付けの人に相談して四画の文字の名前を悩んでつけてるのを
みて、私の名前はなんでつけたの?と聞いたら
「うーん、覚えてない。わからんなあ、、。」
と言われた時、この名前はうそんこじゃないのかと思いました。
アンみたいに自分の名前を違うのにして
楽しんでた時ありました。
はははーーん。
作者からの返信
「名前」はねえ…今でこそ名前も感性でつけられますが、私らの頃は、結構おじいさんがつけたり、仲人さんの所に菓子折りもって頼みに行ってつけてもらったり、バカじゃない?自分でつけろよ!と思いましたね。昭和好きだけど、とんでもない部分もいっぱいあったのです。
第7話 最後の舞台への応援コメント
ふみその様
思いもかけず、苦しいお話でした。
葛藤という言葉でも言い表せず、あえていえば苦悩なのでしょうけれど、
子どもの心でそれを抱えるのには、あまりにも重すぎるというか。
光景が目に浮かぶ結末でした。
「夏色の思い出」というタイトルが、
こんなかたちで回収されるとは思いませんでした。
作者からの返信
西奈 りゆ様。ありがとうございます。子供の純粋な視点を描きたかったので、現実に起こる出来事との兼ねあいは難しかったです。タイトルは最初「仮面師」でしたが、それだと大人の方に力点が行ってしまう、それで子供「サクラ」の視点から「夏色の思い出」にしました。
レビューコメントを下さり、ほんとに感謝いっぱいです。ありがとうございました。